pso2仮想戦記二年前の戦争   作:オラニエ公ジャン・バルジャン

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これはpso2自作仮想戦記の筈だったものですw
この小説はEP3最終章の深遠なる闇との戦闘後マイキャラ達は、皆眠りについた…だけどもし眠りについてなかったら?ついたとしても二年の月日も掛からなかったら?自分がEP4の時系列に存在していなかったら?ダーカーとの戦いが外敵との戦いじゃなくて、完全の戦争だったら?という作者の妄想成分100%の小説ですw
因みに作った経緯はTwitterで自分のマイキャラの死亡フラグを折るか、折らないかと言うドウデモイイ質問をしたら折らない方に投票され、だったらせめてせいぜい良い死に方させてやろうじゃないのと書き出した、自己満小説です。pso2よりも銀河英雄伝説風味が大きいです。NPCキャラクターのキャラ崩壊や、世界観が随分違います。簡単に言うと、プソに銀英伝や政治、戦略要素を追加したようなテイストです。


1話【嵐の予感】

『1 嵐の予感』

遥か未来…または遠い過去かも知れない

この世…この宇宙には様々な命の営みがある…それが戦争であれ、そうでないであれこれらは必然の出来事である…。

宇宙の遥か彼方、オラクル移民船団と言う移民船団がこの星の海を悠久の昔から航海していた…それを守る者達が居る

アークス…彼らは船団の航海の先に出逢った星々に降り立ち、星を調査する…然し彼等の真の使命は、ダーカーと言われる異性体…そして深遠なる闇という名の巨大な宇宙の脅威から、船団をいや宇宙を守る事が使命とする者達なのだ…

新光暦239年アークス最精鋭六芒均衡を除くアークス最精鋭である第709近衛空間突撃連隊は深遠なる闇と戦闘、これを撃退した…然し、彼等の身体はダーカー因子と言う病細菌に蝕まれ、療養の為暫くの眠りについた…一人の若い男を除いて…

 

記録されていなかった為ホームネームは解っていないが、彼の名はtakumi・F…当時の暫定階級は准将である…彼は、かの戦いにおいて、深遠なる闇討伐部隊のメンバーであり、巨大な火砲を使い、その戦いを勝ち抜いた。

彼も、深遠なる闇と戦い、ダーカー因子に蝕まれたが…彼は奇跡的にダーカー因子の侵食が軽微であった。この理由は他のメンバーが至近距離で戦闘している中彼は戦場の後方で支援攻撃に順次した為その攻撃を受ける事が少なかった為と言われている。決して彼は臆病と言う訳でもない、本人の言葉を借りるのなら『自分は、どうしようもない劣等アークスであります。ですから前で邪魔になるよりこうしていた方が良い』と言う経緯があり、他のメンバーより早く船団戦力に復帰出来ることになった。療養期間は一年、療養冬眠には、身体疲労、軽度記憶障害のリスクを持っていた。されどこれ以外の重度ダーカー因子除去治療は無かった…それに軽度であれ、この程度の期間は必要であった。然し、彼はリスク承知の希望を出した。二ヶ月の冬眠治療…記憶障害は兎も角、身体、精神に掛かる負担は通常の冬眠の数倍、医師達は反対したが結局それを受け入れた。

さて、アークスもダーカーも互いに変わろうとしていた。ダーカーは、以前から彼等の首領格である、ダーク・ファルスと呼ばれる、巨大な戦力その模倣体を複数体作成していたが、深遠なる闇との戦いの後、急激にその数を増やし(然し、初期の複数体に比べ能力は低い)、ダーカーは次第に統率され、それこそ一種の群れ、いや軍隊に近い統率を組み上げたのだ…アークスはその、組織体制の大幅改編完了させ、ダーカーの統率化に対する戦力強化案を模索していた。

ウルク『それでは評定を始めます。』

20を満たぬこの少女の名はウルク。

これでもアークス総司令官である…軍隊の暫定階級であれば元帥である。

その横に歳は同じ位の美少年が待機している。名をテオドールと言い彼は副司令官を任ぜられているそして、優秀なアークスとしても名を連ねている。

若き総司令官の視界には、戦闘、総務、諜報、教練を取り仕切る六芒均衡の面々とその弟子と零の六芒コードをもつ歌姫が鎮座していた。

『今回の評定は、ダーカーの統率化に対する対抗策を決める。各員の英知に期待します。』

『総司令官殿、俺に考えがあります』

『戦闘部ヒューイさんの発言を許可』

『ダーカーの統率化に対し、俺たちも纏まりを持って行動し、人員を増やし、戦えば良いんじゃないだろうか?』

『総司令官殿ちょっと良いかい?』

『総務部マリアさんの発言を許可』

『纏まりとは具体的にどう纏まるつもりだい?具体的に言って貰わないと年寄りには分かんないよそれに人員を増やすなら教練部に動いて貰わないと行けないからね、どうなんだいレギアス?』

『うむ…人員については、実は、ここ最近の戦いで、アークスに為ろうと言う者達は後を絶たんが、育成には時間が掛かりそうだな…急に戦場の戦力を増やすのは無理だろうな…』

『それに教練したとして直ぐに戦場にほっぽり出したって、右も左も分からないんじゃあ戦力にはならんだろう俺やレギアスの爺さんが引率して戦場に行くわけにもいかんしな』

『ううむレギアスやマリア姐さん、ゼノの言う事も一理だな』

『でもヒューイの言う事も一理あるぞ!』

『分かってるわクラリスクレイスでも人員の確保は大変なのよ。』

『じゃあサラはどうしたいのだ!』

『私は、人員の育成もそうだけど、各惑星、要塞の防衛力の強化と補給線の警戒を強化すべきと思うわ。人員を育成しても派遣する惑星や拠点がダーカーに落とされるわけにはいかないもの、人員の潤沢な補充ラインが整うまで現有戦力でこれらの維持をすべきと思います』

『確かに俺たちが、新入りを育てても、拠点とかを失ってもな…テオドールお前はどう思う?』

『ゼノさん、僕は確かに各拠点の防御に徹底すると言うのは分かりますが、現戦力では回りきれないのではと思います』

『ウルク総司令官!お集まりの皆様!失礼します‼︎』

『諜報部の方ですね。どうぞ』

『報告します‼︎ダーカー各拠点から無数のダーカー反応を検知!それらの規模は、戦艦及び巡洋艦クラスです‼︎』

『ダーカーの艦隊戦力⁉︎』

『嘘だろ⁉︎』

『いや、考えなかった訳でもあるまい』

『その通りだよ、連中は、こちらが連中を学ぶ様に向こうもこちらを学んでいるんだからね』

『ご苦労でした。下がってください。』

『はい!カスラ部長、失礼します‼︎』

『ウルク、艦隊を用意したほうが良いみたいだよ』

『各拠点だけでなく、宇宙まで注意を払わなければならないなんて…いよいよ、人手不足ね』

『…総司令官』

『クーナさんの発言を許可』

『私は、人員不足解決、及び戦力強化に基づく、統率面の問題を解決出来る策を持っている人間を知っています。』

『ではその人を此処に』

『彼は、いま此処に連れてくることは出来ません、ですのでホログラムで紹介したいと思います。』

ホログラムに一人の青年の姿が映し出された。20を過ぎた程度だろうか、ハンサムとはお世辞にも言えない、東洋系のヒューマンの特徴の濃い顔して身長175センチ程度のブ男がアークス標準制服を着ってきっちりと敬礼している。

この青年こそ、深遠なる闇と戦い、後のアークス第一艦隊を率いて、2年に及ぶ、ダーカーとの会戦を勝ち抜き、悲劇の戦死を遂げるタクミ・Fである。

『私は、アークス近衛親衛中隊crescentmoon小隊長タクミでありますこの度、本官は、来るべきダーカーとの大規模戦闘に対する対策案を提示する者であります』

『クーナさんこれは…?』

『おい、クーナ‼︎あいつ(タクミ)はいま冬眠中では無かったのか?何であいつがホログラムに』

『恐らくコレは深遠なる闇との戦いの前に撮られたものでしょうクーナさん何故貴方がこれを?私達情報部には存ぜぬ話ですが?』

『彼はこうなる事を予測したのでしょう出来れば、こうならなければ良いと思ったのか、手渡された時は埃を被ってました。でも使う時が来る時の為にと私に託したのです。』

『あいつが人員について説明しだしたぞ、みんな聞いてやんな』

『人員を増やすという問題ですが、確かにアークスに成るまでの時間はかかる…ならば、アークス程では無くとも戦闘訓練や身体訓練を施せばダーカーには充分に戦えるはずです。さすれば、戦力不足は解決、フォトンの感受性が低い者でも戦う事は出来ます。戦力の劣りも、各員の集団戦闘で維持する。それでもダーカーの方が多いでしょうから、人員はこちらも最大限の努力で補充し、質をもって量を覆します‼︎』

『現状戦力に勝らずとも戦える戦力を増やすか。』

『確かにそれであれば、人員は確保出来るかも知れない』

『という事はワシらの仕事はアークスには勝てずともダーカーに勝てる人員を以下に育成するかになった訳だな』

『アークスになりたくともフォトン感受性の低さが理由で、なれなかった人達もこれなら戦える。』

『テオドール、早急に人員は何人近く育成出来るの?』

『タクミさんの言う計画に乗っ取った人員だと…早急に育成出来るのは9000万人』

『『『9000万人⁉︎』』』

『アークスシップの九十隻分の人口か』

『人員育成は各シップの教練場の人数制限を解除‼︎賄えるだけ収容して下さい』

『あいわかった』

『了解』

『タクミさんは人員以外にもアークスの統率は軍隊、またはそれに準ずるもよにすべきと言う事だそうです。』

『敵がそう統率してきているのであれば民間団体のような立ち振る舞いはもう出来ないしな』

『現状戦力各自にその旨を伝達、現在と今後育成するアークス、及び兵員にはこれを浸透しましょう』

『次の案です。艦隊戦力の意見です。再生します。』

『先の意見と被り、そこまで気乗りもしませんが、まず艦隊戦力を見直して下さい。我々はダーク・ファルス・エルダーの復活に際して、船団護衛の為、200m級駆逐艦、450m級巡航艦(巡洋艦)、そして、1㎞級戦艦の建造を開始、これら三種ともに艦艇数は万を超え、駆逐艦に至っては、6桁に到達しようとしています。それは良い。問題はこれら艦隊を統率する超大型戦艦と超大型空母の役目を兼任する3㎞〜5㎞クラスの大型旗艦級艦艇の建造…コレを行う必要があります。現状の艦艇では艦隊を編成しても、万単位の艦隊を指揮するにはあまりにも力不足です。千単位の艦隊であれば旗艦型戦艦で指揮出来ましたが、限りがあります。空母も建造はしていますが、一艦隊に空母を満遍なく配備する余裕は今はありません。そこで、巨体を生かした、司令部機能をを持ち、無数の火砲を装備し、巨大なペイロードを生かした多数の艦載機運用これを可能とする艦が必要なのです。建造についても良い考えがあります。普通ならこのクラスの艦艇だとドックでの建造で半年は掛かります。それを一ヶ月から二ヶ月で可能とする方法がそれは破壊されたアークスシップの残骸を利用します。』

アークスシップ…これはオラクル船団を構成する、全長70㎞全高35㎞全幅30㎞の超大型移民船である。これらは、ダーカーやダーク・ファルスとの戦いで多数撃沈し、無数の命を道連れにした。その巨大さから撃沈されたとしても消滅したと言う例は無く、艦の形を保った残骸は数多く浮いている。それを使い、3㎞〜5㎞の艦艇を作ろうというのである。いわば、資源の再利用といったところである

『これら残骸を収集…ドックにて加工する事により、造船所への資材搬入要員を割く事が出来るのです。さらにマザーシップのドックは巨大で、全自動化されています。シャオの演算に支障を来たすレベルでも無いため、建造を容認してくれるでしょう。シャオにお願いして設計図を作成して貰いました。これに同封します。最後に是非ともお考えになってくれる事を切に願います』

これを最後に青年の姿は消えた。評定はこれらを決議、承認を決定した。これら大規模戦力拡大計画は急ピッチに進められた。手の空いている現役アークスは全て、教導に回り、人員の育成に力を注いだ。その間に各艦艇は建造され、例のアークスシップ残骸の確保も順調に進み、数日後、マザーシップ全自動造船ドックにて建造が始まった。こうして一ヶ月が経った。艦艇は造られては、就役し、人材も配備されて(育成が早期に済み前線配備が可能な人材も数多く存在した)は教練所の門を叩く者は後を絶たなかった。そして例の艦も彼の言う通りめまぐるしい速度で建造され残骸は次第に艦船の形になっていった。この時、ダーカーは、オラクル船団周辺の惑星やそれ以外のオラクル植民地惑星、要塞と言った多数の要所に艦隊を進めていた…そして、深遠なる闇との戦いから二カ月が過ぎた

…………………

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