東方黒龍紀 〜黒き絶望は希望となるか〜   作:ブラキDIOス(超絶スランプ)

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どうも!ブラキDIOスです!

今作は、転生者やオリキャラが多数登場します。もしかしたら、あなたの好きなモンスターが出てくるかも?

ではどうぞ!!!


プロローグ
第一話〜出会い〜


雨が降る街を走り続ける少年がいた。

 

???「ハァ……ハァ……くっ……」

 

その瞳には、涙が浮かんでいた。

 

???「うう………なんで…………なんで皆……死んじゃうんだ…!」

 

彼には、生まれつき不思議な力があった。

 

その力は、まるで呪いのように彼を苦しめていた。

 

彼と親しくなった者が次々と原(・)因(・)不(・)明(・)の(・)病(・)か(・)、(・)交(・)通(・)事(・)故(・)で(・)死(・)ん(・)で(・)い(・)く(・)。

 

友人や、近所の奥さん、両親でさえ……

 

???「くそっ……くそぉっ…!!」

 

彼の名は、『黒木 龍太』。はたから見れば不幸な少年だが、それだけに疑いの目を向けられていた。

 

『あいつがやったんじゃないか?』『あいつのせいだ』『あいつがいるからだ』

 

そして極めつけには、

 

 

 

『あいつは悪(・)魔(・)の(・)子(・)だ』

 

 

 

などと言われる始末。

 

龍太「もう……嫌だ………こんな世界……」

 

彼は、この世界に絶望していた。

 

龍太「うっ………また………アザが痛む……」

 

彼の背中には、特徴的なアザがあった。それはまるで、翼(・)を(・)持(・)っ(・)た(・)龍(・)のように見えるという。

 

そして、彼が強く絶望する度に、アザが呼応するかのように痛み出すのであった。

 

龍太(こんな世界……抜け出したいよ…)

 

心の中でそう思った、その瞬間。

 

パカッ

 

龍太「え…」

 

彼の足下が裂け、謎の空間が現れた。

 

龍太「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」

 

ヒューーー……

 

彼はその空間に、吸い込まれるかのように落ちていった。

 

 

 

???「やっと見つけたわ………黒(・)龍(・)の(・)生(・)ま(・)れ(・)変(・)わ(・)り(・)さん…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍太「………うーん…………………ハッ!…ここは?」

 

目が覚めると、そこは鬱蒼とした森。

 

龍太「え……な、なんで森?僕は街中を走ってたはずじゃ…」

 

だが、ここはどう考えても森。

 

龍太「……ど…どうしよう……」

 

当然、道など分かるわけが無く、持ち物は何も無し。

 

龍太「と、とにかくこの森を出よう……」

 

歩みを進めようとしたその時。

 

???「うーん…」

 

龍太「!?」ビクッ

 

彼の隣には、身長の高い男が横たわっていた。

 

龍太(全然気がつかなかった……は、話しかけた方が良いかな?)

 

???「……ジャラララ…………あー……頭痛ぇ……」

 

龍太(あ、起きた)

 

???「……あ?なんだ…?尻尾がねぇ……………脚が…長い……手も長い…………ちょっ…え?え?え?え?」

 

龍太(…?)

 

男は何故か混乱している様子だった。

 

???「俺…人間になってるぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!????」

 

龍太「ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!????」ビクッ

 

男が突然叫んだ為、彼も驚いて叫んでしまった。

 

???「うぇぇぇ!?人間んんん!?」

 

龍太「…………」

 

???「…………」ジー…

 

 

「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!??????」」

 

 

 

 

〜しばらくして〜

 

 

 

???「いやー悪りぃ悪りぃ」

 

落ち着いて話を聞くと、男は別の世界からやってきた事が判明した。

 

龍太は、少し安心した。

 

この恐ろしげな森で独りぼっちというのは、かなり辛いと思っていたからだ。

 

龍太「僕の方こそごめん。急に叫んだりしちゃって。えっと…」

 

???「そういや、まだ名乗ってなかったな」

 

ガララ「俺は『絞蛇竜 ガララアジャラ』だ。好きなように呼んでくれ。まぁ、人間に名付けられた名前を好きなように呼ぶってのも、変な話だがな」

 

龍太「じゃあ『絞蛇竜』だから…うーん……『コウ』っていうのは?」

 

ガララ以下コウ「『コウ』か……いいな!気に入った!!んで、お前の名前は?」

 

龍太「僕は『黒木 龍太』。『龍太』でいいよ」

 

コウ「おう!よろしくな、龍太!!」スッ

 

突然、彼から手が差し伸べられた。

 

龍太「え…」

 

コウ「ん?人間ってこうするんじゃなかったのか?友(・)達(・)って奴になる時にさ」

 

龍太「で、でも…」

 

そう。彼と親しくなった者は何故か死んでしまう。だが、何故かここではその力を感じなかった。彼となら友達になれるのではないか…龍太はそう思った。

 

コウ「…どうした?」

 

龍太「ううん、何でもないよ。よろしく!!」

 

コウ「おうよ!」

 

ガシッ!

 

龍太(握手なんていつぶりだろ…)

 

コウ「へー…これが握手って奴か……なんか…小っ恥ずかしいな…」

 

龍太「そうだね…」

 

コウ「ま、とにかく……今はここを抜ける事を考えようぜ」

 

龍太「うん」

 

 

二人はまだ知らない。

 

これから起こる異変や、困難を……

 

 

〜続く〜

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