東方黒龍紀 〜黒き絶望は希望となるか〜   作:ブラキDIOス(超絶スランプ)

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ゴウカク「よう、読者共!!今回の話は……えっと……忘れた!!」

イッカク「……今回の話は音楽を聞きながら読んだ方が激闘感がするかもな」

ゴウカク「作者のオススメは……えーー……」

エンカク「オススメは『ルナ・ダイアル』と『ナイト・オブ・ナイツ』だべよ」

ゴウカク「…………」



ゴウカク「どうせ俺様はポンコツだよチクショウ……」シクシク

エンカク「ほらサボテン」

ゴウカク「……」シクシクモグモグ

イッカク「」ヤレヤレ


第三十四話〜新たなスペルカード〜

前回のあらすじ・・・コウ「やだなぁ……怖いなぁ……(稲川〇二風に)」

 

 

 

龍太「『龍剣【クロノツルギ】』」

 

 

龍気で剣を作り出すと共に月影も抜刀し、二刀流特有の構えをする。二刀流にすることで、一刀流では防げない弾幕を防ぎ、少しでも被弾率を下げるという戦法だ。

 

 

咲夜「準備はよろしいですか?行きますよ!!」

 

 

龍太(来るッ!!)

 

 

咲夜「ハァッ!!!」

 

 

彼女の手から放たれた()()は、空気を切るかのようにして一直線に龍太に向かって飛んでいく。

 

 

龍太(…ん?霊夢のとは少し違うような…)

 

 

この時、龍太はある勘違いをしていた。それは、『弾幕とは光り輝く色とりどりの光球の事を指し、それを使って戦うのが弾幕勝負である』と。

 

だが、彼女の弾幕は光球とは明らかにかけ離れた形をしている。流線形で、いかにもナイフのようn……ナイフ?

 

 

龍太「ナ、ナナ、ナイフゥ!?うわぁぁ!!!??」

 

 

アイエエエエエエエ!!!!!???ナンデ!?ナイフナンデ!!??

 

 

龍太「ひぃぃぃぃぃぃ!!!!」

 

 

恐怖でパニックになりつつも、とりあえず向かって来たナイフは全て弾いたようだ。……正直、死ぬかと思った。

 

 

龍太「な…なんで……弾幕ってナイフとかもありなの!?」

 

 

咲夜「……知らなかったのですか?」

 

 

龍太「聞いてないよ!!霊夢に聞いておくべきだったと思ってる!!!」

 

 

っていうか、外来人の僕に、そんな知ってて当然みたいな反応されても困るんだけどなぁ……。

 

 

咲夜「一応言っておきますが、今のは小手調べです。次はこうはいきませんよ」

 

 

そう言うと彼女は、二枚のカードを懐から取り出した。

 

 

龍太「それは……スペルカード…!!」

 

 

咲夜「あら、ご存知なら話は早いですわね。手加減なしで行きますよ!!!『奇術【ミスディレクション】』!!!」

 

 

次の瞬間、先程のとは比べ物にならない量のナイフが龍太の目の前に一斉に現れた。幾ら二刀流だからといってもこの量は流石に無理だ。

 

 

龍太「量が多い……だったらこっちもスペカを宣言する!!!『龍剣【サウザンドソード】』!!!!」

 

 

弾幕の量では此方も負けてはいない。ホールの彼方此方で剣とナイフがぶつかり合い、ナイフが床に転がり剣が消滅していく。そして、みるみる内にその量は減っていった。

 

 

龍太「どうだ!!」

 

 

咲夜「やりますね…では、これならどうです!!『幻在【クロックコープス】』!!!」

 

 

今度のスペカは先程のスペカよりは弾幕の量が少なく、それなりにバラケていた。

 

 

龍太(これならスペカを使わなくてもいけるか…?)

 

 

そう思った矢先だった。

 

 

咲夜「フフ…」

 

 

龍太(笑った…!?なんだ、何か仕掛けがあるのか…?)

 

 

だが、だからといってボーッと突っ立っているというわけにもいかない。とにかく隠された仕掛けを暴くよりもナイフを弾く事に専念することにした。

そして、弾くために一歩踏み出した直後、

 

 

咲夜「甘いですね…」

 

 

龍太「えっ…」

 

 

咲夜「私の能力……「時間を操る程度の能力」がどれだけ恐ろしいかを思い知りなさい!!!」

 

 

その直後、彼女の姿が一瞬で目の前から消え、大量のナイフが此方を目掛けて飛んできた。

 

 

龍太「なっ……!?ナイフが増えた!!??くそっ!!!」

 

 

龍太(油断した…!!これじゃスペカを宣言する暇が無い!!こうなったら…全て弾く!!!!)

 

 

龍太「うおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!」

 

 

自分でも無茶な方法だとは思う。しかし、スペカで防げないのだから必然的にこれが最良の方法となってしまった。とにかく、重要なのは被弾を可能な限り避ける事だ。

 

 

龍太「おおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!」

 

 

十秒ほど龍太とナイフの格闘が続き、そして……

 

 

龍太「これでッ……最後ッ!!!!!!」

 

 

 

 

 

キィンッ……

 

 

 

 

 

龍太「……終わった………そういえば十六夜さんはどこにーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドスッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーえ……」

 

 

 

 

何が起こったのか。自分の太股に刺さるナイフとそこから流れる血を見れば、それを理解するまでに時間はさほど必要なかった。

 

 

 

 

龍太「ウワアァァァァァァァァァァアアアアアアアァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!???」

 

 

やられた……!!これでは満足に動く事ができない……かといって留まるのも危険だ。這いずってでもここから移動しなきゃ……!!!

 

 

龍太「う…………くっ……!!」

 

 

 

 

咲夜「どこへ行かれるおつもりですか?」

 

 

 

 

龍太「!!!!」

 

 

しまった……いつの間に後ろに……!!!!

 

 

咲夜「スキだらけですよッ!!!」

 

 

龍太「くそっ!!!」

 

 

咄嗟に横に転がり、一時的に難を逃れた。ナイフが刺さった場所を見ると、そこは自分の頭の位置……この人は確実に僕を殺す気でいる…!!!

 

 

龍太「ハァ………ハァ…………うあっ…!?」

 

 

不味い……さっきの転がりで傷が広がったようだ。

 

 

咲夜「あら、痛いのですか?…なら楽にしてあげましょう!!!」

 

 

彼女は再びカードを取り出した。

 

 

龍太「スペカ…!!!」

 

 

此方にはまだ【クロノツバサ】がある。だが発動したとしても、【サウザンドソード】と同じように相殺するだけに留まるだろう。十六夜さんに十分なダメージを与えられないはずだ。でも、僕にはこれ以上スペカはない。どうすればいい……!!!どうすれば……!!!!

 

 

咲夜「『幻象【ルナクロック】』!!!これで終わりよ!!!!」

 

 

ナイフを弾くほど強力なスペカ………でもそんなものは……!!!!…そうだ…簡単な事じゃないか…………どうして今まで気づかなかったんだ!!!!

 

 

龍太「くっ………」

 

 

咲夜(立ち上がった…?でも、今更何をしようと私の勝ちね…)

 

 

龍太「ハァァァァァァァァァ……!!!!!!」

 

 

咲夜(何!?何なのあのオーラは!?彼に…何が起こっているの!?)

 

 

彼女には何が起こっているのか全く理解できなかった。

そして彼女が見たのは、彼の背後に伸びる巨大な黒い影。それはまるで此方を睨みつけているかのように感じた。

 

 

 

 

 

龍太「うおおおおおおおッ!!!!!!喰らいつけッ!!!!『龍符【ドラグーン・ジョー】』!!!!!!!」

 

 

 

 

 

スペカを宣言した直後、龍の顔を模した光線が黒い軌跡を残しながら、一直線に咲夜へと向かっていく。

 

 

 

咲夜「な……ドラゴン!?」

 

 

 

 

「グオオオオオオオオオオオオオオオオオオァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

 

 

その光線はまるで生物の咆哮を彷彿とさせるような風を切る音を出し、無数のナイフをものともせずに突き進んでいった。

 

 

 

咲夜「そんな……土壇場でこんなスペカを作り出すなんて…………」

 

 

龍太「……勝負はあったよ。僕の勝ちだ」

 

 

咲夜「キャアアアアアーーーッ!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ドゴォッ!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

龍太「うわぁぁぁぁぁ!!??やりすぎたぁぁぁぁ!!!!」

 

 

予想以上の威力だった……まさか十六夜さんを壁に叩きつけるなんて…………それにしても、このスペカは光線っていうか、龍気を相手にぶつける感じだったな。少し改良した方がいいかも……。

 

 

 

 

 

 

 

 

〜???の部屋〜

 

 

?「……まさか咲夜がやられるなんてね………この連中…侮れないわ……………ククク……私の相手は誰になるのかしら?楽しみだわ……」

 

 

 

 

〜続く〜

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