まず始めに、まっしゅるーむふぐさんの作品を楽しみにしていた皆様! 申し訳ありません。
今回はーー私だ!!!\(^^)/
調子に乗ってごめんなさい。
いろいろありまして(^o^;)許しておねがい
それでは、ご覧ください。
鮫は大きく吹き飛ばされ、人形のように地面を転がる。防具は、ディノバルトから受けた斬激を受け止めその役目を終えたようだ。
その出来事はまさに一瞬。
「さ、鮫ぇ!」
いち早くクリオネが鮫の元へ走り出す。鯱と蝦蛄はディノバルトに向き直り、各々の獲物を構える。ディノバルトは立ち上がっておりハンター達を見下ろしている、鯱は少し違和感を覚えた。
(何で、追撃してこねぇ?)
「よくもぉぉぉぉおおお!!!」
蝦蛄がディノバルトに突進する、それを追いかけるように鯱も走り出す。その眼光は鋭く、武器を握る手は力み過ぎて震えている。
蝦蛄が殺気剥き出しているにもかかわらずディノバルトは微動だにしない。双刀を振り上げて斬り裂こうとした時だ・・・
「落ち着け、ショタ野郎」
鯱は憤る蝦蛄を大剣の腹で殴りつけた。鈍い音がし蝦蛄はうずくまる。
鯱は溜め息をし、蝦蛄を見やる。
「あのサムライモンスターは、死んでるよ。どうやら最後の攻撃みてぇだな」
立って死ぬとか・・・格好いいねぇ、と呟き鯱は武器を納め鮫の元へ走り出した。残された蝦蛄はまだ痛むのか大剣で殴られた腹部を押さえる、その顔は納得のいってない様子だった。蝦蛄は・・・彼はモンスターを憎んでいる。モンスターは殺す物と考えて戦闘に及ぶ、そこには殺意以外の感情は無い。
(だけど・・・)
鯱は、戦闘を楽しんでいる。鯱にとってこれは娯楽なのだろうか?・・・先程の戦闘で得た感情はなんなのだろう。
虚ろな目をした蝦蛄は、武器を携えたままその場に立ち尽くした。
「クリオネ!鮫は!?」
鯱は、クリオネニ近づき鮫を見る。『ポセイドンの近衛兵』のなかで鯱は医療の知識は無いに等しい、その為現状を知るにはクリオネに聞くのが早かった。
「防具のお陰でなんとか一命を保ってるみたい。が、危険な状態には変わりないよ。」
何時も軽口を叩くクリオネも今回ばかりは真面目に答える。鮫は衝撃で気絶しており、背中に大きな傷から出血していた。クリオネは薬草を取りだし傷口に塗りつける、その後ネンチャク草で止血を試みる。
「ok? さっさと帰投すんぞ」
鯱は鮫を担ぎ上げ、回収地点へと足を進めた。
「お、おい!待ってくれ~」
クリオネは鯱を慌てて追う、蝦蛄はその声を聞き彼等を追いかけた。
その場には、尻尾の折れたディノバルトの亡骸と鮫の砕かれた防具が寂しく残ってるだけだった。
―――――――
ここは、ペルナ村。自然が豊かだが、最近は観光客が減っているらしい。夜の月が村を優しく照らし出す。
『ポセイドンの近衛兵』の拠り所である一室では三人の人影があった、クリオネ、河豚、鯱だ。テーブルの中心にランタンがあり部屋を薄暗く照す、その明かりを囲み三人は椅子に座っている。
「ふむ、まさかこんな事になろうとはの」
そう言う河豚は、信じられないと言った表情で告げた。クリオネと鯱は、今回の任務で起きた出来事を河豚に報告していたのだ。
「最近は怪我多いじゃん。」
うんざりと言ったように話すクリオネは溜め息をつき、手元にある薬莢を遊ばせる。鯱を一瞥し再度溜め息をつく。
「おいおい、クリオネさんよ。溜め息つくと幸せが逃げるらしいぜ?」
まるでクリオネの不安を茶化すように笑いながら鯱は、クリオネの肩を叩く。クリオネは疲れた顔をし項垂れる。
河豚は、手を顎にやり考え事をしているようだ。
クリオネは、億劫そうに立ち上がる。重い空気が嫌いな彼には辛い環境なのだろう、速歩きで部屋を出た。鯱は明後日の方を向き、欠伸をする。
退屈なのか、円盤石を上に投げキャッチをしだした。
数分の時が経った頃だろうか、鯱はその遊びに飽きたのだろうか部屋を出ようと席を立ったときだ。
「鯱よ、頼みがあるぞ。」
その言葉に鯱は、口角をつり上げる。
「命令(オーダー)か?」
それを聞き河豚は腕を組む。対する鯱は愉しそうに笑みをつくる。
「『火竜の体液』を我にくれんかの?」
火竜、つまりリオレウスの事を指す。『空の王者と死闘が出来る』鯱はその事を悟ると、笑い声を上げた。
「了解した、今から殺してくる。」
そう言い残し、部屋を飛び出した。
残った河豚は、鯱の足音が消えるのを確認しランタンの灯りを消し部屋を出る。
どうだったでしょうか?
お楽しみいただければ幸いです。投稿が遅くなってしまい申し訳ありません。
これからも御迷惑をお掛けしますがこの小説を最後まで見届け下さい。(´・ω・`)キリッ
では今度こそまっしゅるーむふぐさんの作品をお楽しみください。ふぐさん!頼みますよ(°∀°)