ーーー猫に転生した
いや、正確には猫ではなく、神様に頼んだ能力にあった
ーーー
それが神様に願った武装…だった筈だ、しかし気が付けば剣になっており、移動も出来んので、そこ行く猫さんの姿を借りた、今思えばアレ…魔法生物だ、魔力までコピー出来たぞ
それで魔法を使ってみたのだが、電気だ、黄金の輝きを放つ雷、恐らく電気はあの魔法生物の力、そして黄金色は多分オレ自身の魔力光…だと思う、魔力光までコピーしてたらお手上げだ、自分本来の魔力光はわからん
まあそんな事はさておき、色んな所をぶらついた、戦争やってた所は遠目から眺めた、すると美少女に後ろから斬り掛かる不届き者が居るではありませんか!
ーーー判定、有罪(ギルティ)
と言う事で、ステータスの大半を維持しつつ、身体を槍へと変える、形は投擲槍…を更に長くした物だ、ちょうど目測で金髪美少女に使いやすくしたつもりの自分を、その不届き者に向かって射出する、原理はレールガンでおk
金髪美少女もこれにはびっくり、辺りを見回してもオレの所有者は居ませんよっと
「誰が投げたかはわかりませんが、これも運命、片腕の義手は壊れていますし、今だけは、使わせていただきます!」
うむうむ、任せなさい、片腕の代わりになるかはわからんが、その片腕の代わりになろう
「ッ! 形が」
形を金髪美少女に違和感を持たせない右腕へと変える、と言うか、義手の欠片を取り込んだら採寸がわかったので、細部まで拘ってみました、その上で防御力は上回る、後魔力の流れが頗(すこぶ)る悪い、多分両手が義手のせいだ、これを動かすのに無駄な魔力を垂れ流しにしている
………まあ、それでも規格外の魔力量なんですがね、この娘、あの魔法生物の数倍はある、まあオレが暇潰しで覚えた魔力操作で垂れ流しを止めてしんぜよう
「身体が…軽い? それに、何時もより簡単に義手が動く! これなら!」
金髪美少女は駆け出した、突き出される剣、槍、矢、その悉(ことごと)くを避け、手近な敵兵を殴打! 殴打! 殴打ァッ!
程なくして戦争は終わった、決まり手は後に集束砲と呼ばれる技術により放たれた雷、ノリでやっただけに、自分が放ったと思った金髪美少女はびっくり、敵兵降伏、と言う流れだった
その戦争の後に、金髪美少女の名前を聞いた、その名も聖王オリヴィエ、まさかの古代ベルカスタートである、それにはオレもびっくりだが、本来の歴史と違う所は、既に聖王家がベルカを平定していた、と言うか、オレのせいだ
ボルト・スマッシュ(さっき名付けた)を使った、気絶していたのだ、その間危ないので不謹慎ながらもオリヴィエの身体を借りて、黙々と敵兵に拳を突き出し、前世で培った全てのスポーツをごった煮した武術モドキでヌルヌル動き、なにやら覇王流(笑)とか言う中二武術を使うイケメンの顔をフルボッコにした、イケメン死すべし、慈悲は無い
さて、そんなこんなでオリヴィエがベルカを平定した事になってしまい、義手を戻したオリヴィエには、またまた変化した剣としてのオレ、Ver.
さて、長々と語ったが、役目は早々に無くなった、元々五体満足ではないオリヴィエ、やはり機能不全による消耗は激しく、魔力は乱れに乱れ、幾らオレが治したとしても、それは一時的なもの、聖王オリヴィエは若くして亡くなった
まあ…精神はなぜかオレの中に居座ってるんだけどな、表向き聖王剣と呼ばれていて、聖王家のデバイスとして存在する、デバイスのAIとして、長年そこにあった、なにやら何年も掛けて聖王教会とやらが掘り起こし、今の所有者たるオリヴィエのクローン、ヴィヴィオのデバイスとなっている
この世界、1回乱入しただけで歴史が丸々変わったんだが、と言うか…ヴィヴィオさん? オリヴィエが苦笑いしてるから、カウンターヒッターとしての能力で後の先を狙うの止めようか、覇王っ娘がドン引きしてるから、なにさ、筋肉の動きって、なにさ、呼吸の隙って、オリヴィエも流石にそこまではしてなかったぞ…多分
短編です、スピンオフもどきは書く…かも?
最終設定
主人公
・名無し設定
・オリヴィエが亡くなるまでの間、剣となっていたが、オリヴィエは継承権と称して聖王家内…と言うか死ぬまでにクラウスとの間に成した子に継がせた、その後、脳味噌3兄弟が来るまで聖王家に代々伝わる宝剣となり、聖王家の分家扱いになった覇王家のアインハルトの証言により、聖王教会が動き、発掘された、その後現聖王として、オリヴィエのクローンとして生み出されたヴィヴィオが、成人式で覚悟完了、アインハルトと一騎打ちして正式所有者となった
・いきなり中に入ってきたオリヴィエに酷く驚いたんだとか
オリヴィエ
・姫騎士(黒歴史)
・ベルカを平定して、政務が落ち着いた折、クラウスが一世一代の告白の後、結婚して子を成した、亡くなるまでは自分の黒歴史払拭の為に躍起になったり、消せないと見るやクラウスの告白を1冊の本に纏めて余生を楽しんだ
・クラウスの告白を纏めた本は後にベルカ式の告白法として聖王剣と共に蘇り、アインハルトを絶叫させた
・ちなみに完全な余談だが、ヴィヴィオの決まり手は告白を大声で語りながらのラッシュだったらしい
クラウス
・特に無し
・だがオリヴィエが亡くなった後、告白を記したオリヴィエの手記を知った…らしいのだが、既に紛失した後であった、余生は手記の探索に費やしたとかなんとか
アインハルト
・恥の記憶の継承者
・聖王剣の事は話しても、手記の事は黙っていたが、まさか同時に手記が見つかるとは思っても見なかった、それからまさかの告白はベルカの正式な告白法となり絶叫した
・ヴィヴィオに負けた時、「いっそ…殺して」と言っていた
ヴィヴィオ
・外道王
・オリヴィエとしての記憶を持ち合わせないが、自分なりの覚悟を持ち、アインハルト戦には告白朗読と言う外道戦法を使用し、外道王と言う汚名がついて回った
ーーー
・正式な聖王家の一族、本来の歴史を捻じ曲げ、オリヴィエの中に眠っていた主人公の特殊な因子により、聖王の鎧のみ使用可能になった
・他の能力として、物の構成を組み替えると言う能力を持っており、それを魔法に応用し、魔導師界の錬金術師として名を馳せ、妹として生み出したホムンクルスと一緒に、管理局員として第一線に居る、その援護の仕方は某砲撃魔導師の様にエゲツないと評判である
ーーー2
・本来とはまた違う歴史を辿っており、こちらは主人公の魔力光を受け継いでいる