目が覚めたら何故かユクモ村に居たのでハンター生活をエンジョイする事にした   作:勇(気無い)者

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話が進んでないぞぅ!
ごめんなさいだぞぅ!


ユクモ農場の施設を利用しよう。

 暫くアイルー達と遊んでいた訳だが、飽きたのか魔理沙以外はみんな俺から離れていった。

 思わず(´・ω・`)ショボーンという顔になる。

 それでも魔理沙は離れないんだけど。凄い甘えん坊な性格。可愛いので、私は一向に構わんッ!!

 

 さて、折角なので農場の施設でも利用して遊ぼうかな。魔理沙は肩車状態で俺の頭にひしっとしがみついている。まぁ、爪を立てなきゃ何でもいいよ。立てたら怒る。

 で、まずは採掘場から。と言ってもピッケルが無いので、アイテムボックスからグレートピッケルを5本取り出す。上限の制約で、それ以上はどうやってもアイテムポーチには入らなかった。というか、ポーチの大きさ的に考えて、1本も入りそうにないんだが。

 そして採掘だけど、どうすりゃいいんだろうか? もしも現実と同じ感じだったら、岩を粉砕しながら掘り進めていかなきゃ鉱石は出て来ない。

 それはいくら何でも面倒くさ過ぎる。HUNTER×HUNTERみたいに念のオーラが使えるのならば楽そうだが、同じハンターでもこの世界はモンスターハンターである。そんなもの使える訳が無い。

 ちょっと話が脱線し掛けたけど、とりあえず採掘出来そうな割れ目の入った岩壁をピッケルで叩いてみる。

 すると、叩いた所から鉱石が転がり出て来た。丸くて青い玉だ。

 それは地面に2、3回転がると、ニュートンの法則を無視して飛び、アイテムポーチの中へと収まった。

 何だ今の怪奇現象は…。日本だったら確実にホラーだぞ…。いや、手品だと思い込むか。「とと、トリックだぁ〜!」みたいな感じで。ミスターサタンみてぇ。

 深く考えても仕方ないので、再びピッケルで岩壁を叩く。今度は青色の鉱石だ。もう一回叩くと、白い鉱石が。更にもう一回叩いたら、何も出て来なかった。採掘出来る回数はゲームと一緒らしい。

 ポーチに触れて確認すると、出て来たのは順に『武具玉』『マカライト鉱石』『大地の結晶』だった。色も形もアイコンと一緒の様だ。

 次はハシゴを登って上へあがり、同じ様に採掘してゆく。先ずは右側から。

 出たのは『鉄鉱石』『大地の結晶』『上武具玉』。左側は『大地の結晶』『堅武具玉』『ベアライト鉱石』。

 またハシゴを登って更に上へ。最後の採掘ポイントから出たのは『ベアライト鉱石』『重武具玉』『ユニオン鉱石』の3つ。まぁ上々の成果ではなかろうか。いや、どれもアホみたいに持ってるからどうでもいいんだけど。

 

 お次は採掘用トロッコ!

 ……とは言ったものの、これはアイルー達の協力が必要不可欠である。

 でもさっき解散したばかりで、また集合させるというのもなぁ…。あんまりベタベタするのは嫌がるよなぁ…。猫だし…嫌われちゃうかもしれんし…。嫌われたくはないなぁ…。でもでも、アイルー達が採掘するのは見たいんだよなぁ…。

 そんな感じにトロッコの前で悩んでいると、

 

「どうした、ご主人? トロッコ採掘したいのか?」

 

 魔理沙が声を掛けてきた。よく解ったな、その通りだ。

 って、トロッコをガン見してたら普通気付くわな。

 

「あー、うん…そうなんだけど…」

「じゃあ、私がみんなに声を掛けてくるぜ!」

 

 そう言うと、魔理沙は俺の肩から飛び降りて他のアイルー達に声を掛けに行った。何て良い子なんだ。あれで元のキャラクターは紅魔館の図書館から本を持ち出しては『死ぬまで借りる』とか言っちゃう物取り窃盗斎なんだぜ…。

 そしたら何でかみんな集まった。レミリア、チルノ、幽々子、星ちゃん、そして魔理沙。4匹で良いんだけど。1匹多くない?

 

「ご主人、ピッケル貸してくれ」

「えっ、あ、うん…」

 

 とりあえず4本渡すと「一本足りねーよご主人」と魔理沙に怒られた。えっ、マジに5匹で行くの?

 

「よし、みんなご主人に良いとこ見せるんだぜ」

「採掘ならあたいに任せろ!」

「うふふ、何が採れるか楽しみね」

「ええ、頑張りましょう」

「面倒だけど仕方ないわね。今日だけよ」

 

 張り切る魔理沙とチルノ。あくまで、のんびりとした雰囲気の幽々子と星ちゃん。というか、お婆ちゃんみたいな……いや……何でもない…。

 レミリアは何というか、ツンデレっぽい。猫の性格を体現しているというか…気まぐれでマイペースで寂しがりや。

 まぁ、みんな可愛いよ。結論。

 そして小さなトロッコにアイルー5匹が乗り込み、レールの上を走って洞窟の奥へと消えて行った。

 さぁ、どうなる。ゲームと同じに鉱石がドッと押し寄せるのか。

 ━━━なんて事は無く、暫くして普通に戻ってきた。

 

「採って来たぜご主人!」

 

 魔理沙が得意気に採ってきた鉱石が入った袋を差し出した。その袋はいつの間に用意したのか。

 成果は『ベアライト鉱石×3』『ドラグライト鉱石×2』『カブレライト鉱石×3』『虹水晶×7』『陽翔原珠×1』『瑠璃原珠×1』

 まぁ、上々なのではなかろうか。

 チルノが「褒めて褒めて!」と飛び跳ねる。うん、偉い偉い。みんなよく頑張ってくれたと抱きしめる。

 レミリアだけは鬱陶しそうに俺の顔を押しのけた。何気に力が強い。

 

 さて、お次は虫取りカゴと虫取りシーソー……なのだが、根本的な問題として虫には触りたくない。キモイ。無理。

 という訳で虫取りカゴと虫取りシーソーは無視しよう。うん、それがいい。そうしよう。

 別に駄洒落ではない。断じて違う。違うからな。

 

「虫取りシーソーはいいのか?」

 

 いいんだ魔理沙。虫なんか無視しとけ。どうせアイテムボックスの中に腐る程ある。

 重ねて言うが駄洒落ではない。

 

 という訳で、お次は仕掛け網!

 綱を引いて仕掛けの網を上げるだけの簡単なお仕事。吊り橋を渡ろうとしたら、魔理沙が俺の肩から飛び降りた。

 どうしたのかと訪ねてみると、過去に橋から落ちた事があるとか。タイガーホースって奴ですねわかります。

 という訳で、一人寂しく吊り橋を渡って仕掛け網の所まで行く事に。いや、別に寂しくなんてないけどね?

 綱を引き上げると、長方形の形をした仕掛け網の中に沢山の魚が入っていた。

 『キレアジ×3』『サシミウオ×3』『ハリマグロ×4』『ハレツアロワナ×1』『シンドイワシ×1』『小金魚×1』。

 そういや、サシミウオって食べられるんだよな。説明文には確か『脂の乗った美味い魚』とか何とか書いてあった気がする。今度食べてみよう。焼いても生でもイケるらしいし。

 吊り橋から戻ると、早速魔理沙が俺の肩までよじ登ってきた。定位置か。別にいいけど。

 

 お次はオトモ撒き餌漁……は、魔理沙が水苦手みたいだし、止めておこう。

 そう思って素通りしようとしたら、

 

「ご主人、撒き餌漁はやらないのか?」

 

 と、魔理沙が聞いてきた。

 お前水が苦手なのとちゃうんかい。その辺りを聞いてみると『吊り橋は嫌だけど、別に水が苦手な訳じゃないぜ』との事。

 何だそりゃ。よう解らん。まぁいいけど。

 再び魔理沙にみんなを呼んできてもらい、早速オトモ撒き餌漁にチャレンジ。また5匹でやるらしい。何故4匹じゃないんだ。いや、逆に何故4匹までなのかって話になるけども。

 餌の種類は『黄金ダンゴ』『ツチハチノコ』『ユクモ温泉たまご』の3つ。

 思い切ってなげるぜそぉいっ!

 温泉たまごは空中で幽々子がパクッと食べてしまった。ナイスキャッチ。じゃねーよ何してんだお前!?

 ……まぁ、いいけど。

 間抜けな魚達が集まりだし、アイルー達が水へ飛び込んだ。熊も吃驚の手捌きで次々に魚を篭へ放り込んでゆく。見事過ぎる。

 で、穫れたのは『眠魚×4』『はじけイワシ×1』『小金魚×6』『シンドイワシ2』『古代魚×1』『ヨロイシダイ×3』。

 眠魚って睡眠作用があるらしいけど、人間が食べても大丈夫なんだろうか。快眠出来そう。怖いから食べないけど。

 穫ってきてくれたアイルー達を抱きしめ褒める。みんなありがとう。魔理沙とチルノは嬉しそうで、幽々子と星ちゃんはされるがままな感じ。

 レミリアはというと「鬱陶しい!」と言い放ち、俺の顔を引っかいた。い、痛い…。

 

 お次はキノコの木。

 ……は、虫が居そうだから止めよう。マンドラゴラとか引き抜いたら死ぬかもしれんし。茸はいっぱい持ってるし。使い道も無いし。

 となると、残りは畑……は、何も埋めてないし、埋める意味もあんまり無い。

 後はハチの巣箱……。

 や、やめよう……。すげぇデカい蜂が飛んでる……。やべぇよ……あんなデカいの日本には居ねぇよ……。怖ぇよ……。

 

「ハチミツは採らないのか?」

 

 い、いいんだよ魔理沙……。あんな蜂に刺されたくない……。ハチミツなら900個ぐらいアイテムボックスに入ってるし、そんな無理する必要は無いんだ……。

 素直にそう打ち明けると、

 

「仕方ないなぁ、ご主人は」

 

 やや呆れ気味ながら魔理沙がハチミツを採って来てくれた。『ハチミツ×4』と『ツチハチノコ』。

 うおぉぉーッ! 魔理沙ぁーッ! ありがとう! 愛してるよぉーッ!

 魔理沙にほっぺをスリスリスリスリ。「くすぐったいぜ」と言いながらも嫌がらない。レミリアとは大違いだな。いや、あれでレミリアも可愛いんだけどね。

 

 とりあえず、農場での収穫はそんな感じに終わった。

 




農場ののんびりとした雰囲気とかすごく好きです。私もユクモ村に逝きたい。
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