カルデアの1日   作:大学生カッコカリ

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ども、作者こと大学生カッコカリです!
今回の投稿は割と早めに出来ました!
これも酒呑ちゃんがこなかったおかげです。ヤッタネ!(白目)

エミヤさんの日常はまだまだ続きます。話は作りやすいけどどうしてもギャグ路線な上、深夜テンションで書き上げてるのでどうしてそうなった感が否めませんが、推敲し過ぎて寝落ちることも多々あるのでご容赦ください。
では、最新話、どうぞ!


エミヤ(弓)の日常 続

フム、また来たのか。先ほどの件でだいたいの事は察せられるだろうに、まだ私の醜態を見たいと言うのか。物好きなマスター殿だ。

 

 

……む、なに?他者の不幸は蜜の味?というかいつもラッキースケベばかりしていて恥ずかしくないんですか?ええい、君たちは誤解している!私はそう何度もあのような事をしている訳ではない!そもそも、今月はまだアレしか起こしてない……ん?先月は何があったのか?

 

 

…………………………………………さて、私の日常はまだ終わっていない。続きだ、心行くまで楽しんでいきたまえ。

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

エミヤ「……コレで満足かね?」

 

 

アタランテ「むぐむぐ……まだだ。早く次の……このリンゴのコンポートとやらを持ってこい。出さなければ……」

 

 

エミヤ「了承した、わかったからその弓を下ろしてくれ。……しかし、まだ満足しないのか?

もうこれで食材の在庫がなくなってしまったのだが」

 

 

あの後、私は思いっきりアタランテに殴られた。手首の返しがとても良かったのか、或いは全力で殴ったのか……平手打ちで5メートルほど廊下を飛んだ。

 

その後、アタランテには拝み倒して何とか許してはもらったが、朝食後に大量のリンゴのデザートを作るハメになってしまった。

 

……しかし、幾らリンゴが好きだからと言っても、幾ら何でも食べすぎではないだろうか。

リンゴをはじめ、あらゆる食材を1500程ストックを用意していたのだが…その中で、小麦とリンゴのほぼ全てが彼女の胃袋の中に収まってしまった。あの細い体のどこに入るのやら……。

 

む、保存方法はどうしているのかだと?あのダ・ヴィンチ嬢が黙っているはずがないだろう。元々あった冷蔵庫を改造し、ダ・ヴィンチ嬢曰く

『3650年間稼働し続けても一度も故障しないどころか、鮮度を全く落とさない冷蔵庫』に改造したという。しかしその域になるともはや改造ではなく、『魔』改造なのでは……?

 

 

アタランテ「んむんむ……ならば仕方がない。ここで終いにするとしよう。エミヤ、残りの罰だが、これから1週間、毎日私の朝食と夕食にリンゴのデザートを作る事。いいな?」

 

 

誤解を招くような言い方を…。私だから良かったものの、黒髭あたりが聞いたらもう面倒ごとに発展しかねない言い方をするな。が、私も人のことは言えんので、口には出さないでおく。

 

 

エミヤ「……了承した。が、リンゴばかり食べていて飽きないのかね?」

 

 

アタランテ「正直、少し飽きがくるかも知れんが……そこは貴様の腕の見せ所という奴だ。期待しているぞ、コック殿?」

 

 

エミヤ「私はコックではなく、アーチャーなのだがな……」

 

 

アタランテ「しかし、汝は調理場……いや、家事をしている時にこそ最も生き生きしているというか、輝いているぞ?やはり汝はコックか執事のサーヴァントではないかと思うのだが……違うか?」

 

 

エミヤ「断じて違う!そもそも私は…

(オルタ)『おい執事!私とリリィのケーキはまだ作らんのか!これ以上待たせるのならばモルガンを放つぞ!』

(リリィ)『ちょ、ちょっと待ってくださいオルタさん!エミヤさんだって、今アタランテさんと仲良く話してたじゃないですか?今話に割り込むのは…』

(オルタ)『うるさい!いいから早くチョコレートケーキとショートケーキを持ってこい!早くせんとあの英雄王(小)から若返りの秘薬を』

(青)『落ち着いてください、その秘薬はそう少しタイミングを計ってからです。暴れられても面倒ですし、眠った直後に』

(槍オルタ)『ほう、若返りの秘薬か。マーリンもよく多用していたな。それは誰に使うのだ?私はベオウルフ殿に盛ってみたいのだが…』

(リリィ除く全員)『………ショタベオウルフ………?あの荒くれ者(乱暴者)があどけない幼な子に?

…………………………アリだな(ですね)』

(リリィ)『??ショタとは…なんでしょう?ですが、幼い子供はとても可愛らしいですよね!あのぷにぷにの頬、くりっとした瞳、モチモチの肌……どれをとってもかわいいです!』

(リリィ除く全員)『………………(リリィが純粋すぎて辛い……)』

……?急に静かになったな……まあ良いか。

今から盛り付けて持っていく!だから少し待て!アタランテ、そういう訳だ。話はまた後ほどに」

 

 

アタランテ「あ、ああ…。その……なんだ。がんばれ」

 

 

アタランテから凄く大変そうなものを見る目で応援される。

……なんだか無性に泣きたくなった。I am the born of my sword。カラダハツルギデデキテイル。心は硝子だけど。

 

 

エミヤ「ああ。…………よっと!そら、リリィにはイチゴのショートケーキ、オルタにはビターチョコを練り合わせたパウンドケーキ。アルトリアにはフルーツケーキ、ランサーアルトリアはビターチョコとホワイトチョコを練り合わせたミルフィーユだ。味わって食べてくれたまえ。』

 

 

(アルトリア's)『おおお……!!ここは……アヴァロンだったのか(ですか)……!?』

 

 

ふう……。これで数時間は持つだろう。食べ終えたとしても、冷蔵庫の中には予備のケーキがそれぞれ3つずつ入っている。いかなアルトリア達といえど、あれだけ食べればある程度の日は我慢出来る筈『アーチャー!残っているケーキを全て出しなさい!これは王命です!』なん……だと……!?

 

 

(オルタ's)「たったあれっぽちで我慢しろと?温いわ!私達を止めたければ、ジャンクの山を10は持ってこい!」

 

 

(青)「シロウ、確かにあなたのケーキを美味しかった。しかし…あなたならば、更に高みを目指せる……至高のケーキを作れるのです!

ならば、私たちはあなたに協力しましょう。

それこそが、私たちが彼に召喚された理由なのだから!」シャキン

 

 

 

(リリィ)「すみません、エミヤさん。私も、もっともっとあなたのケーキを食べてみたい……。あんなに美味しいケーキがアレで終わりなんて、悲しすぎます!」

 

 

エミヤ「ええい、君たちはなんだかんだ言ってるが、要はみんなもっとケーキが食べたいだけだろう!しかし、今は冷蔵庫の中のケーキでもう打ち止めだ。しばらくは我慢してくれたま【エクスーーー】【ロンゴーーー】おい待てお願いだから話をーー【カリバーーーー!!】【ミニアドーーー!!】ーーーーーーーーーーーーーーーーーなんでさぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!???」

 

 

 

クー・フーリン「……ん?は、なんだこの光イイィィィ!!??」

 

 

ジークフリート「……すまない、こんな形でしか登場できなくて、本当にすまない……そして私を持ってる方の運が悪いのは私のせいじゃないんだ、心から謝罪させてもらう。すまない……」

 

 

 

フェルグス「……クー・フーリンのヤツが吹っ飛ばされていったな。

ありゃあ……ああ、あの嬢ちゃんたちの聖剣か。なら仕方ないな。

では、お約束を。ランサーが死んだ!」

 

 

ゲオルギウス「この人でなし!……しかし、何故ジークフリート殿まで吹き飛ばされていったのでしょうか。宝具とスキルを使えば吹き飛ばされはしないでしょうに」

 

 

フェルグス「そりゃあアレだろう。この話ではチョイ役だからだろうよ。

序でに言えば、俺たちもチョイ役だ」

 

 

ゲオルギウス「なるほど。しかし、内容的にはメタいですが、宜しいので?」

 

 

フェルグス「構わん。どうせ暫く出番はないのだ、ここで出張っておかなけれ……なんだあの螺旋、は…………うおあァァァァァァァァ!?」

 

 

 

ゲオルギウス「…………なるほど、これもお約束のうちですか。ならば、甘んじてこの痛みも受け入れましょう…………あっ、だけどこれかなり痛いですううぅぅう!?」

 

 

 

ドゴオオオオオオン!!!

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

エミヤ「」プスプス

 

 

(リリィ)「み、皆さん、さすがにやりすぎじゃ…………」オロオロ

 

(青)「何を言うのです。彼は私たちに対して悪逆の限りを尽くしたじゃありませんか。

あれ程美味しいケーキを作れるのに、たった4つしか食べてはいけないなんて……鬼畜の所業ではないですか!」

 

 

(オルタ's)「全く持ってその通り」ウンウン

 

 

(リリィ)「えっと……先ほどのアタランテさんとの会話を聞いていたんですけど、どうやら食材が切れたから『しばらくは我慢してくれ』と言ったのではないですか?

リンゴと小麦が切れたと言ってましたし……。

確かケーキのスポンジは小麦を使いますし、作れないからあの様に言ったのでは?」

 

 

(リリィ除く全員)『えっ』

 

 

(リリィ)「えっ?」

 

 

リリィ除くアルトリア's『…………………』……((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

(リリィ)「……皆さん、覚悟はいいですね?」シャキン

 

 

(青)「あ、あの、リリィ?その、誤解は誰にでもあることですし、彼には誠心誠意謝罪するので、宝具はしまってもらえると…ヒィ!?」ビクッ!!

 

 

(オルタ)「すまなかった、こちらが悪かったから目にハイライトを戻してくれないか!?

お前のその目は凄く怖いから!ホントにごめん謝るからお願いだ許してくれ!?」ガクガク

 

 

 

(槍オルタ)「頼む許してくれ私が悪かっただから目に光を戻してくれ待て近づくな怖い怖いからお願いマジでお願いしますお願いしますううぅぅう!?」ブルブル

 

 

(リリィ)「私に謝ってどうするんですか私は怒ってないですよただ理不尽だと思っただけですしええ本当ですとも何せ作ろうにも材料が無くて作れないのにそれをろくに聞いてももらえず対城宝具を連撃でくらった彼の身にもなってあげてくださいということしか私は言えませんしそもそも話を聞いていれば彼もこんな風にはならなかったのに何故話を聞いてあげなかったのだとかそういうのは思っても言わない様にしますので自然と察してくれると嬉しいですねああそれと誰ですか私のショートケーキまで食べた人は……!!!!!」(#^ω^)ビキビキ

 

 

(リリィ除くアルトリア's)「すっ、すみませんでしたーーーッ!!!!??」

 

 

 

 

 

 

エミヤ「(…………リリィは今後一切、怒らせない様にしよう)」

 




おはこんばんちは、作者です。
言い忘れてましたが、この世界は基本ギャグ漫画の世界観ですので、基本的に死ぬことはないです。エミヤさんが無事なのもそのおかげです。さて、次のエミヤさんが向かう場所はどこなのか。そしてアルトリア'sは無事なのか、脇役の4人はどうなったのか……!?

次回を乞う、ご期待下さい!


fgo……諭吉さんが消えて、フォーマルと欠片が手に入り、龍之介とプリコスが限凸しました。あとたれが2枚ときよひーとタマモ礼装が一枚……。酒呑童子は来ませんでした……グスン( ; ; )

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