前回のエミヤさんの日常の続きっス!
今回は軽い料理回ですね。最近暑くなってきましたから、皆さんも冷たい物やサッパリしたものが食べたいんじゃないでしょうか?
今回のお題はサッパリしてツルッと食べられるものです!
では、どうぞ!
またここに来るとは……君たちは知り合いに変わり者と言われないか?私のようなものの日常を眺めても、何1つ得るものは無いだろうに。
む……得るものはないが退屈は紛れる?それより今まで何人の女性サーヴァントを落としたのか?人聞きが悪いな。私が何故そのような事をすると言うのだね?
……胸に手を当ててよく考えてみろ、この唐変木?歩くフラグメーカーめ?
もういいからとっとと案内しろ?
………………解せぬ。
私が何をしたと……おいこら、石を投げるんじゃない!いだっ、誰だ魔力込めて石を投げたの!うおっ!?ガンドも禁止だ!
ええい、ここのマスター達は血気盛んすぎる!
日常を見たければそこのシアターに映るから、私に撃ってくるな!頼むから!
……で、結局今まで何人落とした?
誰も落としてなどいない。というか、私なんぞに惚れるものなど1人もいないだろう……っうお!?げ、ゲイボルクは危険すぎるからやめ……うおおおおおお!!?
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あの後、何とか復活した私は、ブーディカとキャスター……『メディア』とその『リリィ』に日本の家庭料理を教えることにした。セイバー達はリリィの怒りがよほど恐ろしかったのか、自室に引きこもってしまった。
エミヤ「さて、今日は初めての家庭料理だから、簡単なものから始めるか。まずは冷やし中華でも作るとしよう」
キャスリリ「『ヒヤシチュウカ』……どんな食べ物なんですか?」
エミヤ「ふむ。とても簡単に言ってしまえば、
ラーメンの麺を冷やし、その上にキュウリやハム、卵焼きやワカメなどをのせ、スープをかけて食べるものだ。好みでふりかけや氷を乗せたり、他の食材を載せたりもするな」
キャス子「……まずは作ってみてちょうだい?喋ってるだけでは分かりづらいもののようだし」
エミヤ「わかりづらくはないと思うが……まあいいだろう。作り方は簡単だ。まずはラーメンの麺を沸騰した湯の中に入れ、ほぐしながら暫く茹でる」
キャスリリ「えっと……これを、こっちに入れて……ほぐすのはどうすればいいんですか?」
エミヤ「この長い菜箸という箸を使うんだ。こうやって……(カチャカチャ)こんな感じにほぐす。そしてそれを3分間ほど茹でる。
それをしている間に、今度は卵焼きを作るぞ」
ブーディ「卵焼きって……作るのが意外と難しいんじゃないの?前にマスター君が作ろうとしてたけど、かなり難しそうだったよ?」
エミヤ「ふむ。ならば、正しい作り方ではないが、手軽に作れる卵焼きを教えよう。
まず、卵を3つほど割り、溶き卵をつくる(カチャカチャ)。その後、卵焼き用のフライパンを熱し、十分温まったところでサラダ油を全体に馴染ませる」
キャス子「卵焼き用のフライパン……これかしら?」
エミヤ「それは普通のフライパン、四角形のフライパンが卵焼き用のフライパンだ。次に、油を馴染ませたら溶き卵をほんの少しだけ残し、残りを全て焼く」シューッ
キャス子「少しだけ残すのはなぜかしら?一気に全部使ってしまった方がいいと思うのだけれど」
エミヤ「それは後で教えるさ。卵が片面だけ焼けてきたら、後は火を止め、蓋をかぶせて余熱で焼く」ポン
ブーディ「あの子が作ろうとしてたけど作り方とだいぶ違うのね。このやり方って誰からか教わったの?」
エミヤ「近所の方からな。うちはオヤジが料理ができなかったし、俺が家事全般をやっていたから。今ではちゃんとした卵焼きの作り方も完璧だが、今回は君たちにわかりやすく教えることが重要だからな……っと、もう茹であがったか」
話しながらコンロの火を消す。そして予め用意していたざるにうつし、水で洗う。隣では、
メディア(リリィ)が顔を覗かせてメモをとっていた。
エミヤ「麺を水で冷やす時はざるを使うといい。
水で冷やした後、そのままボウルを振れば簡単に水切りができるからな」
そう説明し、チャッ、チャッ!と小気味いい音を立てて水を切る。
エミヤ「さて、そろそろ大丈夫だろう。卵焼きの様子を見てみるといい」
ブーディ「どれどれ〜…。おお!?綺麗に出来てるー!」
どうやらうまく焼けたようだ。どれどれ……ふむ、いい出来だ。あとは残しておいた卵を上にかける。こうする事で見栄えが良くなるのだ。
エミヤ「後はキュウリやハム、卵焼きを細くスライスして、盛りつけてスープをかければ完成だ。
それくらいは君たちでもできるだろう」
と、そう言って私は後ろに下がった。
後は話した通りに材料を切り、盛りつけていけばいいだけなので余計な手出しはしないでおく。
ブーディ「えーっと、確かこう広げるみたいに乗せるんだったよね?」
キャス子「ええ。確か宗一郎様が食べてらした冷やしラーメンとやらも、似たような盛り付けだったし、あってると思うわ。リリィも手伝いありがとうね」
キャスリリ「えへへ…どういたしまして。皆さんと一緒にご飯を作るのは楽しいですね!またお願いしたいです」
キャス子「だ、そうよ?私は別に構わないのだけど、貴方たちはどうかしら?」
ブーディ「あたしは構わないよ。他にもいろいろ教えてほしいし」
エミヤ「私も構わん。冷やし中華以外にも作れたほうがいいからな。
それより、早く食べないと温くなってしまうぞ?」
キャス子「そうね。さて、盛り付けはすんだし……みんなで食べましょうか」
エミヤ「いや、私はこれから用事がある。すまないが、ここで失礼させて……」
私がそう言って断ろうとした瞬間、メディア(大人)が険しい顔をして睨みつけてきた。
キャス子「なぁに?まさか、この子が頑張って手伝ってくれた料理を食べないつもりなの?」
ブーディ「むっ、それはダメだよ。女の子が頑張って作ったんなら、それを食べてあげるのが男の子の仕事だよ?それとも、君は女の子を泣かせるような鬼畜なのかな?」
何故にそうなった…私はただ弁慶の約束が控えているから去ろうとしているだけなのだが…。
と、メディア(リリィ)がオロオロとした表情で私たちの間に仲裁に入ってきた。
キャスリリ「えっと……あの、私は大丈夫ですので……」
キャス子「ダメよ、こういうのはキチッと言わないと。絶対使うだけ使ってポイッと捨てられちゃうから。男なんてみんなそうなんだから。ここは私たちに任せて」
エミヤ「おい」
ブーディ「えっ……君ってそういう趣味があったの……?さすがにそれは看過できないね。ここで痛い目を見て反省しなさい!」
エミヤ「いや待て!私は君たちが想像しているようなものではない!だいたい、なんの根拠もない上に……メディア(大人)!君は面白がって余計にかき乱そうとするな!」
キャス子「あら恐い、きっと図星を突かれて焦って私たちに矛先を向けてきたわ。ここは2人で団結して、あの異常性愛者をとっちめましょう?」
キャスリリ「あっ、あのっ。喧嘩はダメですよっ」
ブーディ「そうね。あたしがスキルを使って援護するから、その間に……」
キャス子「ええ、宝具を使ってブスリと……ね❤︎」
エミヤ「ハートが黒い!ちいっ、話を聞かない女性は本当に面倒だな!
全く……ならば一口だけ頂こう。それならば文句あるまい」
2人「「ええ〜」」ブーブー
エミヤ「これ以上は譲歩せんぞ。ではメディア(リリィ)、一口もらっても良いかな?」
キャスリリ「はい、大丈夫です。どうぞ!」ニパッ
輝く様な笑顔をしたメディア(リリィ)から、一口分の麺と卵焼き、キュウリをとって食べる。……ふむ、充分うまい。ランサー作の
『ケルト風肉野菜炒め(牡丹肉使用)』よりもはるかに美味い。いや、あれと比べること自体が間違いか。アレは正に《食えればいい》と言うようなものだったからな…。
エミヤ「ふむ、充分美味かった。また教えてもらいたいものがあれば、いつでも聴きに来るといい。時間を見つけて教えよう」
キャスリリ「本当ですか!?ありがとうございます!」
エミヤ「では、私は用事があるのでこれで失礼する。何かあったら私の部屋までくるか、他のサーヴァントに伝言で伝えてもらうといい。では。」ポンポン
キャスリリ「あっ…………はい!ありがとうございました!」
礼を背に受けながら早歩きで立ち去る。リリィと話すのは、やぶさかでは無いが、あの魔女とはできるだけ同じ場にはいたくない。
今まで何度も魔術薬の実験をやらされたからな…。
さて、次は弁慶との約束だな。マスターとドクターに頼んで魔力を多めに回してもらわなければな。
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ブーディ「あっ、コレ本当に美味しいね!暑い日とか運動した後にいいかも!」ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"(๑´ㅂ`๑)ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"ŧ‹"
キャス子「そうね…あら?リリィ、どうかしたの?こっちに来て一緒に食べましょう?」
キャスリリ「(ぽ〜〜〜……)…………ハッ!あ、はい!今行きますね!」
キャス子「……………………まさか」
ブーディ「アッハッハ!多分そうだろうねぇ。いやぁ、でもまさか本当に天然たらしがいるとはねぇ……都市伝説かと思ってたのに」ケラケラ
キャス子「ど、どうしたらいいのかしら…?!
あの子の幸せは願ってるけど、あの男だけは絶対にダメ。だけどあの子に嫌われたくないし……あーもう!今度会ったら滅多刺しにしてやるーっ!」
キャスリリ「ふぇっ!?あのっ、どんな事でも喧嘩はダメですよ〜!」
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エミヤ「へっくし!……風邪でもひいたか?」
オッス、オラ悟空!(挨拶)
エミヤさんは相変わらず主人公属性保有してますからね〜。
リリィが落ちるのも分かります。ちょっとチョロすぎな気もしますが……えっあっちょっ、そのでかい杖でなにするつもり?ヤメテ!ひどいことするつもりでしょう!エrウボァ!?
いやぁ、最近めっきり暑くなりましたね。最近の作者は寝苦しいからとお腹出して寝てたら風邪気味になりました(アホ)
皆さんは夏風邪には注意してくださいね!作者の二の舞にならないように!
FGOは茨城イベが終わり、三蔵イベ始まりましたね!
彼女の宝具は驚きましたぁ〜……御仏の力(物理)には吹きましたw
しかし呂布は馬で、ダビデは猪八戒、沙悟浄が李老師、ぐだ〜ずは悟空。そしてその武器を使うのは三蔵……ちょっと訳分かんないっすね(白目
しかしタゲ集中持ちのキャスターとはまた珍しいですね。宝具もバスターで敵単体とは……孔明やアンデルセン、エレナでサポートするタイプのサーヴァントなんすかねぇ。
おっとここまでにしないと。次でエミヤさんの1日は終了です!
早朝に殴られ、昼前にカリバー、昼に弄られて…ラストはなにが起きるんでしょうね?次回もお楽しみにっ!