こちらになりまぁす!どうぞ!
「アニマルセラピー?」
いつもの種火周回が終わってカルデアに帰り、メディカルチェックを受けている最中、ロマンがいきなり言い出した。
「そう。だいぶ敵も手強くなってきてるし、君もそろそろ疲労がピークに達するんじゃないかと思ってね。どうだい?」
「どうだいもなにも、カルデアには動物はフォウ君以外はいないじゃないか。わざわざそれだけのためにレイシフトするのは…」
「まあ言われればそうだけど、僕らは君に大役を押し付けてしまってる訳だから。ゆっくり休んでほしいな〜って思ってたんだ。
それにほら、最近はイベント続きでだいぶ疲れたでしょ?」
それを言われると、言葉に詰まってしまう。
確かに復刻イベント、新ハロウィンと続いて疲れがたまっているのは事実。少しゆっくりしたいとは思っていたけど…
「でもそれなら、後ろで指揮をしてるだけの俺よりもサーヴァントのみんなの方が疲れてると思うんだけど」
「ああ、彼らもちゃんと休めるようにしてあるから、大丈夫だよ。というか、君の休みを提案したのは彼らだからね」
「えっ?……なして?」
思わず、素の口調になってしまった。みんなには疲れなんて見せないようにしてた筈なんだけど…
「ほら、最近レベル上げしたアステリオス君やティーチを連れていって高難度クエに挑んでいたでしょ?それも結構な頻度で」
「…あっ」
「今まで高難度の時はいつも高ランクサーヴァントしか使ってなかった君が、いきなり低ランクサーヴァントを使って苦戦しながら頑張ってるんだもの。誰だって気づくよ?」
「そ、それもそうか…」
ドクターに言われて記憶を掘り起こしてみたら、心当たりが多すぎた。
ネロ祭再びの時に超強化されたジークフリートの相手に、レベル上げしたスパさんとその介護パで挑んだり…
バカみたいに火力を上げていくAUOにアステリオスで無限迷宮しながら挑戦したり…
挙げ句の果てには某動画の人の真似をしてスパさんでネロ祭フィナーレを令呪4画使用してクリアしたりして…
うん、気づかない方がおかしいか!
「じゃあ、みんなの気遣いなら受け取らないと失礼になるか。その提案、喜んで受けさせてもらうよ」
「うん、そうしてくれると嬉しい…ってアレ?その言い方だと僕の提案なら断ってたってことに…?」
「それより、レイシフトするならどこに飛ばすの?オケアノスの無人島?それともセプテムの森?」
「いや、レイシフトはなしだよ。えっと、ここの…あった、この部屋に動物が数匹いるから、触れてくるといいよ」
ここの一室に動物が?なんのために…
「一応、動物実験用に用意されたんだけどね。今はそんな実験をやってる最中じゃないから、ほとんど放置状態だったんだよ。で、最近になって思い出したから、有効活用しようとなって、ね」
「地の文まで読まないでよ、ドクター」
けど納得はできた。よっと、と声を出して立ち上がり、ドアの前まで歩く。あ、その前にドクターに言っとかなきゃいけないことがあった。ドアノブに手をかけながら振り向いて
「ありがとね。それとドクター、社会の窓が全開になってるよ」
「ファッ!?」
あたふたしながらチャックを閉めるロマンを尻目に、俺は部屋を出た。
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「ええっと、あっちの方か…」
地図を片手に長い廊下を歩いていく。小学生の町探検を思い出すなぁ、とか考えながら歩いてると、反対側から一人の英霊が歩いてきた
「や、レオニダス。トレーニングの帰りかい?」
「おや、マスターではないですか!ええ、今しがた水泳のトレーニングを終えて戻るところです。マスターもトレーニングに?」
前も紹介したと思うが、彼はレオニダス。
ランサーのサーヴァントで、うちのカルデアではマシュ、ゲオルギウスに並ぶタンカーの一人だ。性格は真面目ないい人なんだが、極度のトレーニングマニアなのだ。
「いや、ドクターにアニマルセラピーを勧められてね。この先の部屋に行く途中なんだ」
「ほう!アニマルセラピーですか。良いですねぇ〜、動物はかわいい…猫の頭を撫でた時に目を細めてゴロゴロ喉を鳴らす時など、思わず顔がへにゃっと崩れるほど愛らしい…あ、私も着いてよろしいですか?」ニヘラ
「あ、その気持ちわかる。うちの婆ちゃん家にも猫いてな?首の後ろを軽く掻いてやると凄く気持ちよさそうにするんだよ〜。
んで止めると『もっと!』って言わんばかりに頭を手に擦り付けてきて、もうニヤニヤしながら相手しちまうんだよ〜。もち。一緒に行こうか」フフフ...
などと話しながら廊下を歩いてると、あっという間に着いてしまった。思ったより動物で話し込んじまったな。えっと、カードキーを扉に差し込んで…おし、空いた。
「(ガチャ)ここであってるよな…って部屋暗っ!?部屋の電気電気…」フラフラ
「マスター、電気のスイッチならこちらにありましたぞ。カチッとな」パチッ
パッ
「あ、サンキュー。さて、動物は一体どこ…に……。…………………………………」
「?マスター、いかがなさ……い……」
思わず言葉を失ってしまった。言葉を失うほどの衝撃だった…。今、俺たちの前にはある生き物が入った水槽が所狭しと並べられている。そして唐突に思い出す。ここに来る前、確かにドクターはこう言った。
【アニマルセラピーなんてどうだい?君に大役を押し付けてしまっているのだから、ゆっくり休んでほしい】と…。
その気持ちそのものに非はない。しかし…
いくら何でも………
『キシキシ...』
『ガキッ!カリカリッ..パキッ!』
『ブブブブ.....ブブブ.....』
『カンッ....ゴソゴソ...コッコッ...』
昆虫で癒されるのは無理があると思うな…。
「ヒェッ………!」
「お、おおぅ…!これは……どの水槽を見ても、昆虫しかおりませんな……一体何を考えて…」
「い、いくら何でも虫をアニマルとは呼べないと思うな、俺は〜…。あと癒し効果も全く期待できなさそう…」ピクピク
「……この部屋は、見なかったことにしましょう。そしてこれを集めた本人以外の立ち入りを…」
「うん、立ち入りを禁止するよ。虫が苦手な人や心臓が弱い人はそれだけでショック死しかねない…」
「あとは…」
「ドクターロマンに制裁、で…いいかい…?」
「それで万事解決です。正直、焼却したいところですが……」
「臭い物に蓋、だけど…まあ…うん、人の喜びを奪うのもアレだしな…」
そんな感じで、二人は部屋を出た。その後はアイコンタクトのみで会話を行い、それぞれの部屋へ戻っていった。
その後、ドクターロマンに1発グーパンを叩き込み話を通したところ、間違ってスタッフの個室に案内してしまったらしい。
ドクターのうっかりは今に始まったことじゃないけど、今回はレオニダスにも迷惑をかけたってことで、ドクターの休日の時間を少しだけ借り、2人で少しだけパシラせる事にした。
あ、ちゃんとアニマルセラピーはレオニダスと行ってきました。
猫と犬だけだったけど、めっちゃモフモフして甘えてきて、幸せだった〜…(^ω^)
あ、ちなみにあの部屋は女性スタッフの部屋だったらしい。昆虫好きなのはいいけど、ちょっと引いた…なまじっか少しかわいい子だったのに、残念…(´・ω・)
改めて…投稿遅れてしまい、ごめんなさい!
なかなかやる気が出なかったのと、イメージがわかなかったこと、リアルでの忙しさなどで遅れました…本当にごめんなさいm(_ _)m
それと、お気に入り登録200件以上、UA43.927ありがとうございます!失踪はしないよう頑張っていくので、これからもよろしくお願いします!
この2ヶ月の間に、いろんなイベントがありましたね…。
ネロ祭再び、イージー版となったハロウィンイベ、そしてニューハロウィンイベ…石が足りませんね(笑顔)
ネロ祭では何とか嫁王を貯めた石で当てましたが、最後のファラオはまだお迎えしてません…玉藻で石を使いすぎました…(´・ω・)
現在は某低コスト鯖で攻略する人の動画を見てから、真似してプレイしてます。いやー、相変わらずゲオル先生は硬い!アンデルセン(スキルレベルマ)はサポートがほんと優秀!牛君はデバフヤバすぎ!
最近は楽しいFGOライフを楽しんでます。では、皆さんも良いFGOライフを!