カルデアの1日   作:大学生カッコカリ

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ども、作者です!
身にしみて春が近づいてきたことを感じています。
今年も花粉がたくさん飛ぶんだろうなぁ……マスクと薬が手放せません。(T . T)
さて、今回は清姫の1日です!カルデアの中でも1、2を争うヤンデレ系サーヴァント!男でも女でもマスターならば安珍認定待ったなし、しかし一度嘘をつけば安珍ルート確定の愛らしい(面倒な)サーヴァントです!
では、私の話はここまで。それでは最新話、どうぞ!




きよひーの1日

初めまして。バーサーカーのサーヴァント、清姫と申しますわ。以後よろしくお願いしますね?さて、今回は私の1日をご紹介いたします。まあ、私の1日と仰いましても、することなど一つしか御座いませんが……それでもよろしいので?……そうですか。ではお答えします。それは………………旦那様の観察です♩

 

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私は旦那様を求めて、かるであの廊下を歩いていました。すると、デミ・サーヴァ……おっぱい魔人ことマシュ様と話ししてる旦那様がおりました。マシュ様が振り向いてきたので、咄嗟に柱の陰に隠れました。理由は特にありませんが、隠れたほうが良いと思いました。

 

「……なにか今、不本意な呼ばれ方をしたような気が……?」

 

「?どうかしたのか?」

 

「……いえ、きっと気のせいです。気にしないでください」

 

結構カンがいいみたいですね、これは注意しないといけません。……む、向こうから誰か来ますね。体格からして……また女性ですか(ムー

 

「おや、君か」

 

「荊軻さん、こんにちは。お昼ですか?」

 

荊軻…………ああ、かの大陸の皇帝を暗殺しようとした間者でしたか。あら?しかし、男性だったハズでは……。まあ、それは良いです。

それより旦那様に15センチほど近いですよ、もっと離れてくださいまし。火ィ吹きますよ?

 

「ああ。これからショップで何か軽いものでもと思ってな」

 

「あれ、食堂にはいかないんですか?軽食を食べるならショップのものより食堂の方が安いし、美味しいと思いますが……」

 

「その件なんだがね……今朝からずっと食堂が閉鎖しているんだよ。何でも、ランサーの少女が『これもアイドル修行の一環!』とか言いながら、何かを作っていたらしい」

 

「……なんかもうオチが見えてきたんですが」

 

「そうだねマシュ。あとエリザには説教が必要だね」

 

ハァ……あのドラ娘、私が何度も繰り返し教えたハズなのに、まだ失敗してるんですか……?これには嘆息も隠せません。

 

「ベオウルフも連れて一緒に叱ってもらおう」

 

「あ〜……終始ビクビクしてそうですね」

 

「ベオも怒ると結構恐いしね、逆らっちゃマズイって思ってくれると助かるんだよな〜」

 

ベオウルフ…………ああ、たまに種火狩りに一緒に行くあの方ですか。あの方、強いのはいいのですが何故上半身裸なのでしょうか……。正直な話、あまり直視できませんわ。せめて上着だけでも来ていただきたいです。

 

「まあそれはそうとして。そろそろ俺たちも昼飯にしようか、マシュ?」

 

「そうですね。あまり根を詰めすぎるのも疲れてしまいますし、この辺りで昼食にしましょうか」

 

ハッ!旦那様を食事に誘って一緒に……!あら、その前に身嗜みを……。

髪型よし、枝毛よし、着物のシワよし……問題ありませんね。では、いz…

 

「じゃあ、荊軻。迷惑じゃなければ俺たちも一緒に行って良いかな?」

 

「構わんよ。一人で行くのも些かつまらぬと感じていたところだしな」

 

くっ、タイミングを逃しましたか……しかし、まだ諦めませんよ!それなら【ストーキング B】を使って真後ろに……

 

「じゃあ、いこ『あ、おかあさん!』え……ゔっ!?」ドンッ!

 

「え、ジャックさん?どうしてここに?」

 

「おかあさんの声がきこえたから。あっちからはしってきたよ」

 

「う、うぉぉぉぉ……」

 

今度は……ジャック・ザ・リッパー様。確か、第五の特異点において酸の霧を発生させ、旦那様を苦しめた暗殺者でしたっけ。ふむ……あの小娘、燃やしてしまいましょうか……。もう完全に出損ねましたし、もう暫く観察しましょう……。

 

「先輩、大丈夫ですか?」

 

「なんとかね……。凄い重い一撃だったよ、一瞬だけ河原が見えた」

 

「河原というと……賽の河原か、アケローン、レテ川のどれかでしょうか。何れにしても、まだあちらに行くのは早いので気をつけてくださいね」

 

「なんだか最近マシュが少し冷たい気がする……」

 

「先輩が鼻の下をだらしなく伸ばしたりしなければ良いだけです!」

 

「まあまあ、少し落ち着きたまえ。それとジャック、あまり彼に飛びつかないようにな?

幼子とはいえ、腹に飛び込まれると一瞬とはいえ、息が止まるからな」

 

「はーい。気をつけまーす」

 

「ははは……。みぞおちに入ると痛いからね、気をつけてくれれば、それで良いよ〜」

 

ふむ……みぞおちはアウト、となれば……背中から抱きついて驚かせるのはアリ、でしょうか。

もしくは……ハッ!?旦那様の胸めがけて飛びつくのは、アリではないでしょうか!?

 

「や、ナシナシ。ダメだからね?」

 

「?おかあさん、どうしたの?」

 

「いや、なんか言わなきゃいけない気がして……。なんだろ?」

 

「清姫あたりが噂でもしていたのだろう。あの娘はいつも君のことばかり話していたからな」

 

「ああ……容易に想像できますね……」

 

っくちっ!んむぅ……いきなりくしゃみが出るなんて、誰かが噂でもしているんでしょうか……?おっと、旦那様から目を離してはいけませんね。

 

「さて、そろそろ行こうか。私はだいぶ腹が減ったが、君たちもそうじゃないか?」

 

「そうですね、私もだいぶお腹が空いてきました。ジャックさんは大丈『おかあさん、お腹すいた!』『そっか、じゃあジャックもお店行く?』『うん!おかしある?』『食べ過ぎないようにね?』『はーい!』…………私の台詞に重ねないでくださいよ……」

 

「ごめんごめん。お詫びになにか1つ奢ってあげるから、ね?」

 

「買収ですか……まあ良いです。なら2つ奢ってください。それでチャラにしてあげます」

 

「うん、OK。じゃあ行こうか」

 

そう言いながら旦那様たちは歩き始めました。私はスキル【ストーキング B】を使い、旦那様たちに気付かれないように気をつけて柱から柱へと移り、隠れてながらついていきます。

さて、今は3人ですが、店に行って新たに何人の女を侍らせるのか……、しっかりと、見張らせていただきますね?

え、見張ってどうするのか、ですか?フフフ…………ひ・み・つ。です♩




セリフ考えるのにかなり悩んだ……。口調も整えなきゃいけないし、きよひーの行動がなかなか想像できませんでしたので。狂化EXは伊達ではないですね(~_~;)

ではいつものFGOの話題です!
私は今回のガチャ、諭吉さん1人が去りました。そして結果は当然、爆死しました(白目)
なんとか星5礼装のフォーマルクラフトゲットしましたが、ぶっちゃけ割に合いません……(T . T)
オノレ、5章が追加されたら巻き返す……!

次の話は今回の続きです!作者がかなり忙しくなるので更新が遅くなるかもしれませんが、できる限り早く更新したいと思ってます!
では、また次回!

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