デート・ア・ライブ パラレルIF   作:猫犬

137 / 144
二ヶ月ぶりデースね。
偶数月の最終日になっていたのでとりま投稿!
偶数話なので今回の話のセリフから抜粋。何が起きたのか?


6話 「あっ!だまされたぁぁぁ」

「<封解主(ミカエル)>――【(ラータイブ)

「あっ!だまされたぁぁぁ」

 

千花の足元に開かれた孔。

重力に従って落下していく千花をしり目に孔は閉じられる。

 

「むん。邪魔者は消えたのじゃ」

「ええ。いなくなったわね……」

「七罪よ。それでどうするのじゃ?」

「ん……とりあえず、住む場所変えた方がいいんじゃないの?ばれた以上また来るわよ」

「それもそうじゃな」

 

六喰はベッドに腰かけると、そばにいる七罪に声をかけた。

流れるような作業で千花を排除したことで、一切の加減をしない六喰に呆れながら、とりあえず六喰の問いに答える。

<フラクシナス>で得た少しの情報でここにたどり着いたことから、ここに居続ければすぐに千花が戻ってくるのは必然。なので、そう提案すると六喰は再び<封解主>で孔を開けて部屋にある物を突っ込んでいく。

 

さて、何故千花が六喰に飛ばされたのか、何故七罪がここにいるのかに関しては少し前にさかのぼる。

 

 

 

~☆~

 

 

 

「えーっとぉ。霊力のポイントの重なるのはこの辺りなんだけどなぁ」

 

<フラクシナス>に不法侵入した千花は艦内を走り回った後転送室を勝手に使って地上に戻ってきて、<フラクシナス>で得た情報を頼りに六喰を探していた。

最初の方は小型カメラが追いかけていたが、霊力遮断機を使って霊力を隠蔽し、小型カメラを掴んでは解体したので追跡の手はやんでいる。なので今は千花への監視はない。

千花がのんびり歩いていると、少女が一人大きな袋を持って歩いているのが目に入る。

 

地面につきそうなほど伸びた綺麗な金の髪の少女。

 

「六喰ちゃん、やっほー」

「むん?」

 

探し人の六喰が見つかったのでさっそく声をかける。

それで六喰は反応して立ち止まるが、千花と面識が無い為、六喰は首を傾げた。

 

「お主誰じゃ?」

「私は六喰ちゃんと同じ精霊の木野千花だよぉ」

「精霊?お主がか?」

「うん」

「むん。確かに霊力を感じるな。それで、何ようじゃ?それと、なぜむくの名前を知っているのだ?」

「会いたいから会いに来てぇ、なんで知ってるかは私だからだよぉ」

「よくわからん。「<封解主(ミカエル)>」

 

警戒している六喰に千花は普段の調子で伝えるが、結局六喰の欲しい答えではないため警戒を解くには至らなかった。なので、六喰は天使である<封解主(ミカエル)>を顕現させ、虚空に向ける。

 

「関わると面倒そうじゃな。【(ラータイブ)】」

 

空間に孔をあけると手に持っていた荷物を放り込み、そのまま六喰は孔に入って行って、直後に孔を閉じられてしまった。

瞬く間の出来事だったので、千花はただ見ていることしかできなかった。

 

「あららぁ」

 

しかし、最初からどうせこうなるという事はわかっていたので、さほど驚きはなかった。そもそも、もともといた世界だって六喰とはいろいろあったわけだから。だから、こっちでも警戒される気はしていた。

 

「大慌てで<封解主>使うのはいいけどぉ、行先を拠点にしちゃダメだと思うなぁ」

 

そして、六喰の心を聴いていたので孔の行き先を知ってしまったわけで……

 

ピンポーン

 

少し経って、歩いて六喰の住んでいるアパートの一室の前にたどり着いた千花はインターホンを鳴らしたのだった。

 

『はい。誰じゃ?……むん?』

「六喰ちゃんに会いに来た、千花だよぉ」

『な!何でさっきのが。確かに撒いたはずじゃ?』

「それは私だからだよぉ」

『意味が分からん』

「それよりも、立ち話もなんだから開けてよぉ」

『断るのじゃ!』

「むぅ。ピッキングして開けてやるぅ」

 

中に入れてくれなかったことで、千花はバックに入れていた工具セットから針金二本を取り出すと、鍵穴に入れてカチャカチャ弄る。

結果、瞬く間に鍵が開く。

 

「おじゃましまーす」

「なっ!」

 

まさか本当にピッキングして侵入してくるとは思ってなかったので驚きの声を上げる。

 

「ふむふむ」

「人の部屋をまじまじと見てなんなのじゃ」

「いやぁ。普通に生活してるなぁってねぇ」

「そんなのむくの勝手じゃろ」

「だよねぇ。で、そこに隠れてる七罪ちゃんはいつになったら出てくるのぉ?」

 

六喰の言っていることは確かで、仮に六喰が隣界に行かない意思を固めていれば隣界に跳ばないことも、割と普通に過ごせていることも千花がとやかくいう事ではない。だから、それに関しては追求せず、部屋の奥の観葉植物に変身して観察している、なぜかそこにいた七罪に声をかけた。変身して隠れていた七罪(観葉植物)は最初白を切ろうと一切動かなかったが、千花がじーっと見ていると、どうやら確信があるのだと理解して変身を解く。

なんとなく千花からは美九と同じ波長を感じたから、このまま白を切れば危険と七罪の勘が言っていたのもあるが。

 

「よくわかったわね」

「まぁねぇ。霊力使ってればなんとなくわかるしぃ。六喰ちゃんの存在で霊力が六喰ちゃんの物とも考えられたけど、途中から七罪ちゃんが戻ってこなかったことも考えればねぇ。それに、六喰ちゃんに色々知識を与えたのも七罪ちゃんでしょぉ?あんなにいろんな場所に孔を繋げてここがわからないようにとかぁ」

「そうね。六喰は私と違って素直だから、こういう搦め手は苦手だし」

 

どうやら、この世界の六喰は千花が知っている六喰と性格はさほど変わらないようなのでそれに関しては一安心。七罪と関わりを持っているという事は何らかの変化があってもおかしくはないから。

 

「今失礼なこと考えなかった?」

「考えてないよぉ。で、なんで七罪ちゃんが六喰ちゃんといるのかは気になるけど、それは置いといてぇ」

「置いとくのか?」

「うん。私が来た目的を話さないとでしょ?六喰ちゃんにお願いがあるわけだからぁ」

「お願い?」

「うん。カクカクシカジカ、ウマウママルマルというわけなんだよぉ」

 

DEM二亜を探すために片っ端からDEMの施設を回り、そのために六喰の<封解主>の力を借りたい事を伝えた。

さすがに元の世界の話を入れるとややこしくなるのと時間がかかりすぎるのでそれは言わなかったが。

 

「ふむ。お願いというのはわかったのじゃ」

「じゃぁ」

「しかし、それを手伝ったらそのDEMにむくも狙われるのではないか?精霊を狙っておるのじゃろ?」

「たしかに狙ってるねぇ」

「なら」

「そのあたりはちゃんと私が護るよぉ。というか、七罪ちゃんも手伝ってくれると助かるよねぇ」

「私も?」

「うんうん。<贋造魔女>の力で変身すれば身バレも防げるし、私のこれと併用すれば観測機にも引っかからないしぃ」

 

六喰の懸念ももっともで、今は霊力の使用を移動の一瞬のみにしているからカメラ等に捕捉されておらず、姿を知られていないから魔術師に狙われずに済んでいる。しかし、千花のやろうとしていることを手伝うと監視カメラ等に姿が知られるリスクもある。姿がばれれば普通に過ごしている時にも危険が迫りかねない。

なので、千花は七罪の力と霊力遮断機があればそのリスクも抑えられることを提案する。

 

「ふむ。これでか?」

 

千花が持っている霊力遮断機を見て本当にそんなことができるのかと思いながらペタペタと触る。

 

「それはほんとみたいよ。この前それ使って霊力を隠蔽して見せたから」

「ならそうなのじゃな。むん」

 

六喰はどうしようかと考える。七罪は六喰がしたいようにしてくれればそれでいいので何か言ったりはせず、千花もまた無理強いはせず、断られたら断られたらで他の方法を考えようくらいの考えだった。

 

「だいたいはわかったのじゃ」

 

そう言って、六喰は遮断機をいったんそばの机に置くと千花に向かって手を差し出す。

千花は「OKってこと」と判断して、握手しようと手を握ろうとし、

 

「<封解主(ミカエル)>――【(ラータイブ)

 

直後、六喰の左手に顕現した<封解主>によって千花の足元に開かれた孔。

 

「あっ!だまされたぁぁぁ」

 

心聞きをしないでいたがために六喰の考えを知らず、故に重力に従って落下していく千花。そんな千花をしり目に孔は閉じられる。

 

「むん。邪魔者は消えたのじゃ」

「ええ。いなくなったわね……」

「七罪よ。それでどうするのじゃ?」

「ん……とりあえず、住む場所変えた方がいいんじゃないの?ばれた以上また来るわよ」

「それもそうじゃな」

 

六喰はベッドに腰かけると、そばにいる七罪に声をかけた。

流れるような作業で千花を排除したことで、一切の加減をしない六喰に呆れながら、とりあえず六喰の問いに答える。

 

「というか、ちゃっかり霊力遮断機はもらっていくのね」

「不法侵入をしたんじゃ、お互い様じゃろ?」

「まっ、私たち精霊を護る精霊って言ってたわけだし、これで私たちが護られるわけだからいいのかもね」

 

<フラクシナス>で得た少しの情報とよくわからないが一度街中で六喰に会っただけで追跡できていたことから、ここに居続ければすぐに千花が戻ってくるのは必然。なので、そう提案すると六喰は再び<封解主>で孔を開けて部屋にある物を突っ込んでいく。その中には先ほど千花から受け取って返していなかった霊力遮断機も含まれていて、ちゃっかり着服していることに呆れる。しかし、六喰の言い分と千花が言っていた「精霊を護る」の部分も一応果たせるという事でまぁいいかと思う事にした。

六喰は元からこういう時のためにいくつか隠れ家を確保していたので、慌てた様子はない。残念ながら他の場所はここほど快適とはいかないが。

 

「六喰は先行ってて。ここの片づけをしてから、いったん家戻るわ」

「わかったのじゃ。しかし、平気なのか?むくとの関係を知られた以上、七罪も危ないのでは?」

「大丈夫よ。あいつにばれただけなら。士道たちにばれると面倒だろうけど」

「むん。まぁ、七罪が平気なら平気なのじゃろう。さて、あらかた詰めたし、むくは行くのじゃ」

「うん。近々会いに行くから」

「うむ」

 

六喰はあらかた荷物を移動先に突っ込んだことで孔に入って拠点を後にした。孔がふさがるのを見届けると、七罪はこの後の予定を考えながら残った荷物を<贋造魔女>で小さくしてカバンに突っ込む。そうして、本当に空き家にすると家を出た。

 

「さてと、とりあえずあいつを問い詰めるか。なんでこんなことになってるのか」

 

 

~☆~

 

 

六喰と別れた真那は、再び街を歩いていた。情報があまりないから情報収集をしているわけだが、やはり六喰の容姿は聞いておくべきだったと後悔していた。そもそも、そうそう精霊が街をぶらついているわけもない。

狂三はどこかしらにいるし、美九や琴里のような例があるからもしかしたらという可能性があるにはあるのだが。

そして、二亜とそもそもの探している精霊の情報もあるかもしれない可能性にかけて。

 

「……っ!」

 

真那は先ほどからずっと視線を感じているような感覚があり、故に突然走り出した。視線の何かも真那の行動に対応しているのか追跡してくる気配はあるのでどうやら真那の勘違いではなかったらしく、仮に真那を狙う敵ならば周囲への被害もあり得る。

なので、周囲への被害を最低限にできるように高台公園まで行く。真那の予想通り人はおらず、とりあえず戦闘になっても巻き込む心配は無くなった。

 

「で、なんのようですか?」

 

立ち止まって、真那を観察する誰かに声をかける。

しかし、特にこれといった反応はない。わかってはいたが、反応が無いと出方に悩む。狂三ならば問答無用で攻撃できるのだが。

 

「そこっ!」

 

周囲を警戒していると、周囲に薄く張っておいた随意領域に引っかかる気配があり、そこを見ても何もいないがとりあえずそこに向かってポケットからゴムボールを出して投げつける。なんでゴムボールがあるのかに関しては、先ほどのようなひったくりがいた時に投げつけてひるませるため。あの時は向こうから近づいてきたから使う必要はなかったが。

ゴムボールは何かにぶつかることはなく地面にぶつかってバウンドする。しかし、やはり透明な何かはいるのか随意領域の捕捉は未だに残っていた。

 

「いきなり攻撃かい?」

「え?」

 

真那に攻撃されたことで、透明な何かは姿を現す。

そこにいたのは千花だった。といっても、髪の色が黒く、真那の知る千花ののんびりした雰囲気はない。しかし、どこからどう見ても千花だった。

 

「嵩宮真那」

「ん?というか、千花さん?」

「五河士道の妹にして、元DEMの魔術師」

「へ?確かに兄様の妹ですが。というか、なぜ今更?」

 

会話がかみ合っていないような変な感覚。

 

「そして、私の標的!」

「……っ!」

 

突然千花?の周囲に現れた黒い羽根のようなものから放たれた光線を回避したが、立て続けに光線が放たれる。<ヴァナルガンド>を纏い、随意領域で光線の軌道を捻じ曲げる。

 

「なんで真那を襲うんですか!」

「私の邪魔をするものはすべて倒す。復讐のために」

「復讐?真那が何したって言うんですか?」

「理由なんて知る必要はない。ここで死ぬのだから」

 

真那を襲う理由もわからぬまま、黒い羽根の光線を放ちながらその手に黒い棍棒のようなものが握られる。

 

「朽ちろ!」

 

真那に接近すると棍棒を振り下ろされる。ブレイドで受けることも考えたが、それでは危険な気がして回避する。

結果から言えば、真那の判断は正しかった。

地面に叩きつけられたことで周囲が焦げ、灰になっていく。本来灰になるはずのない土すらも灰にしたことからも普通の棍棒ではないことは明らか。もしも仮にブレイドで受けていればブレイドが灰になっていたかもしれない。そもそも、そのままブレイドが朽ちて真那に当たっていた可能性もある。もしも、身体に当たればどうなるかは想像したくない。

 

「接近戦は危険」

 

なので、距離を取ると左手の顎から光弾を放つ。接近戦は明らかに危険だから遠距離攻撃しか選択肢が無い。

放たれた光弾は少女に向かうが、浮遊する黒い羽根は光弾を撃ち落とす。

結果から言えば、どうやら遠距離攻撃も無駄らしい。

 

「なんで、真那を狙いやがんですか!?というか、あなたは千花さんなんですか?」

「千花?誰それ。私は……誰だっけ?」

「なんで、自分の名前もわからないのに真那が狙われんですかー」

 

接近してきてこん棒を振り回すのをどうにか回避しながら対話を試みるが、あまり期待は無かった。多少なりともちゃんと会話が成立すればこの状況をマシにできるかもと思ったが、そうそううまくいかないらしい。

 

「君が五河士道の妹であり、私の邪魔をしたからだよ」

「だから、それが意味わかんねーんですよ!初めて会ったじゃねーですか!」

「それでもね。はっ!」

「なっ!」

 

背後から放たれた羽根の光線を回避しようと上に跳んだ瞬間、それを見越していたのか少女も跳躍して上から真那に棍棒を叩きつける。ブレイドでガードするが真那の予想通り触れたところから焦げて朽ち始める。あと数瞬の間に真那の身体に棍棒が当たっただろう。

真那が魔術師でなければ。

「セーフ……」

 

無理やり自身に随意領域で下方向に引っ張って寸でのところで回避に成功した。しかし、無理やりやったことで勢いよく地面に激突した。しかし、その場にとどまれば黒い羽根の的になるので、もう一度随意領域で引っ張って後方に移動し、直後真那が先ほどまでいた場所に光線が着弾する。

 

「あらら、これも回避できるんだ。なら、これはどう?」

 

いつの間にか真那の真後ろにいた少女はそう言うと、その手には小さな手鏡が一つ。

武器には見えないが、何か危険を感じた。だが、真那の回避よりも先に手鏡から光があふれた。

 

「え?」

 

しかし、真那の身体に何かが起きた様子はなかった。だから、失敗したのかと思った。

 

「ふっ」

 

しかし、真那の想像とは違う事が起きた。

少女が棍棒を振るうと、真那はもう一度随意領域で回避しようとしたが、何故か随意領域を張れずに棍棒が直撃して吹き飛ばされる。幸い、真那の予想していた棍棒の直撃で真那の身体が朽ちるという事態は起こらなかったが、どういうわけか<ヴァナルガンド>が機能しなくなっていて、まともに動けなかった。加えて今の一撃で身体に激痛が走り、仮に<ヴァナルガンド>が機能していても使えたかはわからない。

 

「これで終わりかな?」

 

少女はそう言い、勝利を確信したようにゆったりとした足取りで動けない真那に迫る。

<ヴァナルガンド>が使い物にならず、否。そもそも<ヴァナルガンド>が使えても歯が立たない相手に本格的に死を覚悟した。せっかく会えた士道にも、普通の人間とさして変わらないと知れた精霊とももう会えないのだろう。

 

そして、少女は確実に真那の命を奪うために数重の黒い羽根を展開させてすべての砲門を真那に向け、漆黒の光線が真那に向かって放たれた。

 

ドーンッ!

 

数重の光線は確実に真那のもとに着弾し、真那の周囲を爆風が舞う。<ヴァナルガンド>が使えない、ただの人間と変わらない真那には助かるすべはなかった。

だから、少女は真那の死体を確認するために砂埃が晴れるのを待つ。砂埃の中を行かないのは、一応のもしもに備えてだが、そんなもしもも無いだろう。そもそも、真那の形が残っているかも不明だが。

そして、砂埃が晴れ、

 

「あ~。死ぬかと思ったぁ」

 

そこにはなぜか<死之果樹園>を担いだ千花がいた。後ろには倒れた状態だが無事の真那も。




てことで、ようやく話が動き出した?感じです。
果たして千花にうり二つの少女の正体はいかに?
次回は流れ的に8月の終わりかな?できれば四期の頃には更新頻度を上げていきたいところですが。
では、ノシ

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。