初投稿ですがよろしくです。
それでは、スタートです。
なにも無い少年
ここは、忘れ去られたものたちがたどり着く楽園。
『幻想郷』
その中でも嫌われ者の住む地底、そこにその少年はいた。
?「んー? ここはどこだー? 」
少年は頭の上に?マークを浮かべて辺りを見回していた。
?「おかしいなー、昨日寝たときはこんな場所じゃなかったはずなんだけどなー」
少年がこんな場所と言うのも無理はない。
何故なら、少年が起きた場所は、彼の家の布団ではなく…
ゴツゴツとした岩に囲まれた場所だからである。
少年は思った、
?「(これってー、寝てる間にどっか違う場所に吹っ飛んだのかなー? )」と。
普通であればパニックに陥ったりするであろうこの状況で、少年は全く別の行動をし始めた。
?「まー、ここがどこだろーと知らないけどー、元の場所よりは退屈しなそーだなー」
そう言いながら探索し始めたのだ。
そんなこんなで、探索し初めてどれくらいたったのかは分からないが、少年はこの岩だらけの場所に建つ大きな建物を見つけたのだ。
?「おー、大きな建物だなー」
少年はその建物の大きさに驚きつつ近付いていった。
?「ここがどこかも一応知りたいしー、ここの家主にでも聞けるといいなー」
少年はそう思いつつその建物ーー屋敷ーーのドアを叩いた。
?「すいませーん、誰かいませんかー」
ドアを叩いてみたが、しばらく待っても反応は無い。
?「あれー? おかしいなー。こんな大きな建物なのに誰もいないのかなー」
少年はそう言いながらも、違うことを考えていた。
?「(ノックの音が小さくて聞こえなかったのかもしれないなー)」
そして少年は、明らかにドアを叩く音とは思えない強さでドアを叩いた
?「あのー、誰かいませんかー?」
これだけ強く叩けば人がいるなら誰か反応するだろうと少年は思った。
しかし、現実はそう甘くもなかった。
これだけの強さでドアを叩いても誰も出てこなかったのである。
さすがにまいった少年はほんの少し申し訳無さそうに、数秒後にはそれも無くなっていたが、そんな顔をした。
?「しょーがない。ちょっと失礼かもしれないけどー、勝手に入って探すとしよー」
普通の思考ではまずありえない方法を考え出し実行した。
?「おじゃましまーす」
そう言いながらドアを開けて入ったのだ。
何故鍵が開いていたのかは分からないが、誰かが閉め忘れたのだろうと思いスルーした。
中はとても静かで誰かがいるようには思えない。
誰かいないかなー。そんなことを考えながら屋敷の中を歩き回っていた。
?「いやー、それにしてとここは広いなー。これだけ広いと迷っちゃいそうだなー」
こんなこと言っているが、すでに迷っている。
?「こんなに歩き回っているのに誰にも会わないなー。まさかのお留守だったのかなー? 」
そう言う少年は実際にはどれほどかは分からないが体感で数十分位は歩いていた。
しかし、少年は気付いていた。
さっきから自分の後ろを付いて来る人物がいることを。
ただ、すぐに反応するのは面白くないと思い、黙っていたのだ。
タタタッ
そう足跡をたてながら付いてくる後ろの人物にバレないように少年は考えていた。
?「(さっきから付いてくるこの後ろの人は誰だろうなー。この屋敷の人ならいいんだけどー、それ以外だといろいろめんどくさいなー)」
そう思っていた少年はここで取るには普通ではない案を思いつく。
?「(そーだ。誰もいないと思ってると思われてるならー、それを利用して少し驚かせてみよー)」
そして、少年は…
?「あーぁ、誰もいないなー。さっきから足音してるのになー」
そう言うと、後ろの足音の発信源が明らかにビックリしたような気がした。
そして、その人物は口を開く。
?「あなた、私がいることに気付いていたの? 」
そう問いかけてきたのだ。
少年は特に考える様子もなく返答する。
?「わりと最初から気付いていたかなー」
彼はそう言って振り向くとそこには彼より小さい少女がいた。
少女は驚いた顔をして、疑問を投げかける。
?「えっ、ならなんで話しかけなかったの? 」
?「えー? だってそんなことしたらー、面白く無いよー。あははっ」
少年は少女の疑問に笑いながらそう答えた。
少女は不思議そうな顔をしながら少年を見つめている。
?「面白くないから話しかけないって変なやつだね、あなた」
少女は少年を変な奴と言うと彼は少しむくれた顔をして口をとがらせる。
?「変なやつだなんてひどいなー、ちょーっと楽しくしようとしただけなのにー」
?「そこが変なのよ、さっきから妙に間延びした話し方だし、不思議な人ね」
少女は少年を不思議そうに見て言う。
?「あははっ、それよく言われるよー」
少年はそう言って笑った。
少女はほんと変な奴と再度思った。
?「それにしてもよく私に気付けたね。普通の人じゃ私には気付けないはずなのに」
少女はそう言って少年を見ると、少年は不思議そうな顔をしていた。
?「んー、なんでー? 」
?「その前に自己紹介するね。私の名前は古明地こいし、こいしって呼んでねー。で、気付けない理由は私が無意識を操るからだよっ」
少女はこいしと名乗り理由を言った。
少年は理由を聞いて特に興味を持った様子もなく返答する。
?「へー無意識ねぇー。それなら僕は普通にわかるなー。あ、僕の全無 真也(ぜんむ しんや)って言うんだー、真也って呼んでー」
少年も自己紹介をし、また分かる理由を言った。
こいし「えっ? なんで、真也にはわかるの? 」
分かると言われて驚くこいし
真也「それはねー?
僕が『無』の集まりだからだよー」
そう言って、その顔は何も思っていないように笑った。
この2人がここで会った。
そこから物語は始まった……。
いかがだったでしょうか?
これからも頑張っていくので投稿したときには見てもらえるとうれしいです。
それでは、また投稿したときに会いましょう。
追記
修正しました