東方無集録   作:生きる死神

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どーも。
次の投稿で会いましょうとか言って、次の日に投稿しました、生きる死神です。

今回も見ていただけると嬉しいです。

それでは、スタートです。


まさかの異世界!?

 

 

 

こいし「えっ? 『無』の集まりってどういうこと? 」

 

意味が分からないように首を傾げるこいし。

 

予想通りの反応だなー。そんなことを考えている真也

 

真也「やっぱり分からないよねー。なんて言うんだろー、もっと分かりやすく言うとー、ありとあらゆる『無』が集まってるって言った方がわかりやすいー? 」

 

少し説明に困る真也は伝わったのか不安げだ。

しかし、それでこいしは理解してくれたようだった。

 

こいし「ありとあらゆる……ってことは、その中に無意識もあるから、普通に気づけたって事? 」

 

真也「そーゆーことー。他にもいろいろあるよー? 例えばー、感情とか心とか反応とかー」

 

以外と早く理解してくれたこいしに、真也は他の例えを出してみた

 

こいし「えっ、ちょっと待って? 感情とか心は分かったよ。でも、反応ってどういうこと? 」

 

だんだん頭が追いつかなくなったこいしはそう言うと、真也がやってしまったと言った顔をした

 

真也「少し難しいかー。簡単に言うとー、最初に『無』がつく言葉は大体僕は分かるのー」

 

先ほどよりかは幾分か簡単な例えを出して説明した。

 

それを聞くと少し驚いたこいし

 

こいし「最初に『無』って……、じゃあ、『無反応』とか『無理』とか『無限』ってこと?』

 

真也「そー! さらに言うとー、それらも操れたりするよー」

 

自分から例を出して聞いてきたこいしに、少し嬉しそうな顔をした真也は、得意気にそう言うと笑みを浮かべた。

 

こいし「うわぁー、なかなかずるい能力だねー」

 

納得したこいしは率直に思ったことを言った。

 

真也「? 能力? なにそれー」

 

こいし「あれ、今の話って能力の事じゃなかったの? 」

 

能力と言われた真也はよく分からないと言った顔で首を傾げる。こいしも首を傾げていて話が噛み合っていないことに気付いた。

 

真也「いやー? 今のは前から出来たことを教えてあげただけだよー? 」

 

こいし「あれ、もしかして、ここがどこだか分からなかったりする?」

 

首を振ってから先ほど説明したことが能力ではないと言う真也。こいしはもしやと思い質問をした。

 

真也「そーなんだよねー。よく分かんないからここら辺ふらついてたらここにたどり着いたんだよー」

 

こいし「そっかー、じゃあ、私が教えてあげる!」

 

返ってきた言葉にこいしは胸を張って得意げな顔をする。

 

真也「ありがとー。よろしくねー、こいしー」

 

 

 

 

少女説明中

 

 

 

 

こいし「ってことー。分かった? 」

 

真也「おっけー、よーくわかったよー。ここが幻想郷っていう不思議な場所でー、ここは地底の地霊殿ってとこなのねー」

 

説明が理解できたか確認するこいしに、真也は説明の内容をざっくりと答えた。

 

こいし「そう! 私も住んでるよ! 」

 

真也「そーなんだー。で、ここの人たちは能力を持ってる人がいっぱいいてー、しかも人の形をしてるけど妖怪なんでしょー」

 

何故か自分も住んでいることを言ったが真也はあまり触れずにスルーして、さらに確認する。

 

こいし「そ! 私も妖怪だよ? 」

 

真也「まー話の流れ的にー、そんな気はしてたよー」

 

思いの外反応の薄い真也にこいしは不思議そうな顔していた。

 

こいし「その割には反応薄いねー」

 

真也「まーそこまで気にする必要ないかなって思ったりー? 」

 

おどけたように言う真也はニコニコと笑みを浮かべる。

 

こいし「ほんと、真也って変わってるよねー」

 

真也「なんか、よく変わってるって言われるなー」

 

こいし「あっ、さっきの真也の出来ることを幻想郷の能力で言うと〈『無』を操る程度の能力〉かな? 」

 

変わってると言われる真也の小言をスルーして、こいしは彼が出来る事を幻想郷の能力に変換した。

 

真也「なんか明らかにチート臭いんだけどー」

 

こいし「チートって、言うのが何かわからないけど、とっても、強い能力なのはわかるねっ!」

 

チートと言う言葉がよく分からないこいしは首を傾げるが真也はそんなこと気にしていなかった。

 

真也「ただの体質かと思ってたらここでは能力なんてねー。不思議なこともあるねー」

 

こいし「そーいえばさ、真也って最近ここに来たんだよね?」

 

何かを思っているわけでもなく声には特に感情もこもっていない真也。こいしは気付かないままだった。

 

真也「最近というかー、ついさっき気付いたらここにいたんだよねー」

 

こいし「外の世界に帰りたい?」

 

訂正を入れて答える真也に、こいしはちょっと残念そうな口調で質問する。

 

真也「んー、あっちは退屈だしー、こっちの方が退屈しなそうだからなー(それに、こいし可愛いしー僕の体質というか能力聞いても何とも思わなかったみたいだしー)」

 

口ではこいしについては何も言っていないが、頭の中では自身のことを聞いてなんとも思っていないこいしに好感を覚えていた。

 

こいし「じゃあさじゃあさ! ここに住もうよ! 」

 

真也「えっ、勝手に決めちゃっていいのー? 」

 

食い気味に言って身体ごと近付いてくるこいしに、真也は少し驚きながらも不安そうな顔をする。

 

こいし「だいじょーぶだよー。お姉ちゃんは優しいから許してくれるよー」

 

大丈夫と言ったこいしになんとなくだが面倒なことが起きるのが目に見えた真也

 

こいし「よし、じゃあお姉ちゃんを探しにいこー!」

 

真也「えっ、なんで、手握ってるの? ちょっと待ってよー、こいしー!?」

 

急に手を握られ驚いている真也だがそんなことをこいしは気付かないのでされるがまま連れて行かれた。

 

こうして、真也はこいしに引っ張られてこいしの姉を探しに地霊殿を連れ回されるのであった。




次の話はさとりと会うことですかね。

では、次の投稿で会いましょう。

ばいばーい。

追記

修正しました
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