東方無集録   作:生きる死神

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はーいどーもこんばんわー、生きる死神です

真也「今回はフランがいっぱいー」

こいし「なんか最近出番少ないような……」

そ、そんなことないはず!てか、原作キャラをある程度出さないと話が進まないの!

真也「んーこいしの話あったからいいんじゃないー?」

こいし「あれは……」

(あれというのは一話前のこと)

まあ、そろそろ始めましょうか

では

「「「スタート」」」

(今回はシリアスばかりな上会話文が長いです)


紅魔館にもいろんな人が!?後編

 

 

真也とこいしは地下への入り口を開いた

 

そこはかなり暗く奥の方が見えなかった

 

真也「なんでこんなところにフランはいるんだろー?」

 

真也は当たり前の疑問を言った

 

こいしも共感し

 

こいし「そうだねーみんなと同じように住んでると思ってたのに」

 

そう言って2人は奥に進んでいった

 

 

 

奥につくと扉がありそこには何ともいえない字でフランの部屋と書いてあった

 

真也「ここだねー」

 

真也が言い

 

こいし「フランいるかな?」

 

こいしはそう言い扉をたたくと……

 

フラン「だぁれ?」

 

フランの声が返ってきた

 

いることがわかったので2人は

 

真也「僕だよー真也だよー」

 

こいし「私もいるよー会いに来たよー」

 

そう言って扉が開くのを待った

 

ちょっとして、扉が開き

 

フラン「わー!ほんとに来てくれたんだ!入って入って!」

 

フランが出てきて2人を中に招き入れた

 

 

 

フラン「来てくれてありがとね!ちょうどやることなくてひまだったんだ!」

 

そう言ってニコニコと笑顔を見せながら2人を見る

 

真也はいつも通りの感情のわかりにくい笑顔で

 

真也「どこに行こうかって時にこいしがフランって言ったから来たー」

 

そう言った

 

こいしは楽しそうな顔で

 

こいし「お外の初めての友達だからねーいろいろ話そうよ!」

 

そう言って3人でいろんなことを話した

 

楽しいことや

 

怒りを感じたこと

 

嬉しいと思ったこと

 

そして、悲しくなるようなことを話すときに

 

真也「ちょっと待ってねー」

 

真也がそう言って手を開き

 

 

 

それを閉めた

 

 

 

真也「はい、もういいよー」

 

そう言う真也だがこいしとフランは疑問があるようで

 

こいし「今なにやったの?」

 

フラン「能力でなにかやったの?」

 

そう聞くが真也いつもの笑顔で黙ったままだった

 

こいしはこうなったら教えてくれないと思い

 

こいし「ま、いっか、あ、でさーなんでフランはこんなところにいるの?」

 

フランになぜこかにいるのか聞いた

 

すると、フランは先ほどまでニコニコとしていた笑顔を無くして悲しそうな顔をしながら

 

フラン「それは……私の能力と狂気のせいかな……」

 

そう言ってぽつぽつと語り始めた

 

フラン「2人は私の能力を知ってるよね?私は生まれた頃から狂気が抑えられなくて時々暴れてたの。その時に能力を使って暴れるから、危ないからってここに閉じこめられてたの。

そして、この幻想郷にきてお姉様が異変を起こしてそれを解決しに来た2人の人間が私を外に出してくれたの。その時初めて外の世界の楽しさやおもしろさを知ったの。その異変が終わってちょっとずつ私も外に出してもらえるようになったんだけど、まだ狂気は残っててたまに暴れちゃうからまだここにいるの。どうやっても抑えられなくて悲しいんだ、ほんとはもっとお姉様やみんなといたいのに。」

 

言い終わったフランはポロポロと涙をこぼしていた

 

黙ってそれを聞き終えた真也とこいしは難しい顔をしていた

 

そして、先にこいしが口を開いた

 

こいし「……私もね、自分の元の能力のせいでみんなから嫌われてたんだ。私はさとり妖怪、この第3の目で相手の心を読む妖怪」

 

そう言ったこいしは自分の胸元にある第3の目を触った

 

こいし「私はいろんな人と仲良くなりたかった。

でも、この目のせいでそれは叶わなかった。みんな心を読まれるのを嫌がって私やお姉ちゃんを差別して虐めた。

そして、それに耐えられなくなった私はこの目を閉じた。そしたら心を読めなくなってね、嬉しくてお姉ちゃんに話しかけようとしたんだ。

そしたらね?お姉ちゃん私に気付かなくてさ、あのときはほんとに驚いたよ。そして悲しくなったよ、私を唯一愛してくれたお姉ちゃんが私に気付いてくれないってことがわかってね。

それからふらふらと地底のいろんなところに行ってね、時々私に気付く人もいたの。でも、私の目を見るとすぐに嫌そうな目でどっかに行けって追い払われるの。

だから、気付いてくれなくてもいいから地霊殿でお姉ちゃんに気付いてもらえる日を待っていたの。しばらくしたら、お姉ちゃんが私に気付くようになってね、その時はほんとに嬉しかった。誰にも気付かれず気付いてもらえても虐められる、そんな日々が終わったの。

それからしばらくして真也が来た。あの時のことは今でもはっきりと覚えてる。私に気付いてくれてしかも差別も虐めもしない人がいるってことにほんとに泣きそうになったよ。

まあ、さすがに会ったばかりだから泣かなかったけどね。それから真也のことを知って私のことも話してお互いを理解して気持ちも繋がった。

そして今こうして私たちはいられる。だからね?私は少しだけこの目を閉じたことに感謝できたの。真也に見つけてもらえたから。」

 

こいしは長く悲しい過去と少しの嬉しい今を話した

 

それを聞いたフランは

 

フラン「こいしも辛い過去を送ってきたんだね……」

 

悲しそうに言った

 

ここまで真也は一言も話していない

 

フランは不思議に思い真也を見た

 

そして真也の顔を見て驚愕した

 

 

 

その時真也は

 

 

 

光の無い目でどこかを見ていたからだ

 

フランは正直怖かった

 

なぜなら、フランが見る限りいたも笑顔を浮かべている真也がこんな表情をしているのを始めてみたからだ

 

フラン「し、真也……?」

 

フランが真也に声をかけたことでこいしは真也の様子に気づき

 

こいし「あぁ、私たちの過去を聞いて悲しくなったのかな?真也の方がもっと悲しい、いや、そんな言葉じゃ言い表せないようなものを過ごしてきたのに」

 

そう言ったこいしの表情はとても悲しそうで辛そうなものだった

 

フラン「赤の他人の私やこいしの過去に?それに私たちの過去よりもって…?」

 

フランがそう言うとさっきまでなにも言わなかった真也が口を開いた

 

真也「僕が『無』な理由が過去にあるんだ。」

 

真也はそう言うとこいしにしか細かいことを話していなかった真也自身の壮絶な過去をフランに教えた

 

その話を聞いたフランはあまりに壮絶な過去に声は出せず、表情も唖然としたものになった

 

こいしは真也が話している最中は終始悲しそうにそれでいてそれを受け入れるように決意のこもった目で真也を見ていた

 

真也が話し終えるとフランは

 

フラン「そんな……真也にそんな酷い過去があったなんて……」

 

未だに驚き冷めやらぬ表情で言った

 

真也は少し悲しそうに

 

真也「もう過去を話すのには慣れたんだけどね、他の人の、それも僕を受け入れてくれた人の過去を聞くのは慣れないものでね、どうしてもあんな感じになっちゃうんだ」

 

そう言うとフランにある提案をした

 

真也「フラン、僕は能力で君の狂気を消すことができると思う」

 

それを聞いたフランはまた驚いた

 

フラン「そんなことできるの!?」

 

それを聞いた真也は

 

真也「多分出来るよ、いや、絶対……かな?」

 

そう言うとフランの頭に手を置き

 

 

 

そっと離した

 

フラン「ほんとに無くなったの?」

 

フランは半信半疑で聞くと真也は

 

真也「ほんとだよ、証明は出来ないけどもうでてくることはないよ」

 

そう言うと少し疲れたようで

 

真也「こいし、今日はそろそろ帰ろうか、ちょっと僕疲れちゃった」

 

そう言ってフランの部屋から出ていった

 

こいしはフランの方を向いて

 

こいし「このことは秘密だよ?狂気、完全に消えてると思うからまた今度遊ぼうね」

 

そう言って真也を追って出ていった

 

1人残されたフランは

 

フラン「誰にも言わないし誰にも言えないよ、ほんとにありがとね、真也」

 

そう言った彼女の顔はまるで長年縛られていた呪縛から解き放たれたようで清々しかった

 

 

 

 

真也「はぁ、疲れたー」

 

真也は大図書館を通りロビーに来た

 

後ろからこいしも来た

 

こいし「もーちょっとは待ってくれてもいいじゃーん」

 

そう言うこいしの顔は少し悲しそうだった

 

こいし「……まだ気にしてる?」

 

こいしはそう聞いた

 

真也はなんのことを言ってるかすぐに見当がついた

 

真也「まあね、気にしない方が無理な話かな。でも心配しないで、僕は大丈夫だから」

 

そう言うとこいしの頭をなでた

 

こいしは少し心配そうにしたがすぐにそれを振り払い

 

こいし「真也がそう言うなら私は気にしない!さっ!帰ろっか!」

 

そう言って真也の前に立ち扉を開けて手招きした

 

こいし「さ、早くいこ?」

 

そう言ったこいしの表情を真也はまるで女神みたいだな、なんて思いながら手招きされる方に寄っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人が帰った後

 

レミリア「なんで私達が見てるのがバレたのか……」

 

パチュリー「あの子、なかなか危なそうね」

 

レミリアの部屋で一つの水晶玉を見ていた2人はそう言って難しい顔をしていて

 




はい、とんでもないシリアスでしたね

真也「はぁー、また知らない方がいいものを知った人が増えちゃった」

こいし「真也……」

まあフランは今後重要なキャラですから

真也「ふーん」

こいし「なにに重要なのかなー」

では、次回まで

「「「ばいばーい」」」

追記

誤字報告がありました!

真也のセリフに離すのには慣れたが話すのに離れたになってました

パルミアさん、tikyu-giさんもかな?報告ありがとうございました!
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