最初は作中のトレビィアを入れます。
この世界の武器は剣、弓、魔法、槍である。剣あらゆる物を切り裂き、弓は全てを射抜き、魔法は本や杖で放ち、槍は全を貫く。しかし、勇者達は見た事もない武器を持っていた。細く長い剣。岩をも砕く筒。先端が剣になっている槍。全治の種族と知れ渡るエルフさえ調べたが、その武器の作り方、武器の性質すら分からなかった。だがたった一つ解ったのが、武器の総称である。
ここは城の一室。ディノはここで装備を着けていた。城の兵士と同じなのが嫌なのか兵士の格好ではなく、あくまで旅人の服装である。
「用意は出来ておるようじゃな」
「あ?国王か。何の用だ?」
「ディノよ、この旅を終えたら我が国の兵士にならぬか?」
「嫌だね。俺はあんたの頼みを聞くだけだ」
ディノは呆れながら言い、国王が持つ箱にに気づく。
「おい、そいつは何だ?」
「こいつはお前に託す武器だ。お前の父、アランの形見と言っても良い」
「親父の?」
箱を開けると鞘に収められている剣があった。しかし、その剣は普通の剣とは違った。剣幅が小さく、刃が片方しか無い。そして、持ち手も布のような物で包まれていた。
「こいつは剣なのか?」
「刀と言う剣の様だ。代々アルスター家はその剣を受け継いで来た。もしお前が旅に出る時に渡そうと思ってな。こいつは食事量とかだ。持って行け」
国王は皮袋をディノに手渡した。
「それともう一つ、お前は勇者の武器については知ってるな?」
「あ?餓鬼の頃に聞いたよ」
「その武器は勇者の武器と同じ種類なのだ。この世界には勇者の武器を受け継ぐ者がいる居場所は解っておる。この地図にはそれ月書かれておる。旅の役に立ててくれ」
ディノは地図を受け取り、城を出た。
「国王様、よろしいのでしょうか?あんな悪人に任せて」
「良いのだ」
王室の窓から国王と大臣がディノを見ていた。
(アラン、ダイよ、お前達の言う通りだった)
『父上、私とアランは革命の祠に行きます』
『!?ならん!あの危険な革命の祠に行ってどうするのだ!?』
『今の世界は腐りきってる。だから俺たちが行かなきゃならねぇ』
『ダイよ、国はどうする!?アラン、貴様の子、ディノはどうする!?』
『私達が駄目でもあの子なら私達の意志を受け継ぐさ』
『しかし、待たぬか!おい!このバカ息子共がぁ!!』
(あやつはお前達の意志を受け継いたぞ)
国王、デュマは空を遠い目で見ていた。
すると身なりの良い小太りの男が入って来た。
「義父上!マヤ王妃の救出はこのアルドニア王国王子、ジェンマにお任せ下さい!あの
「あ、おい!ま、速いな」
ジェンマは国王の返事を聞かず、そのまま部屋から出て行った。この時国王は頭に手を触れこう思った。
城を出て城下街に着いた。街は活気に溢れていた。しかし、それは表の顔。城から離れるにつれ、活気が薄れて行った。スリが横行し、周りを見れば、やせ細った老人、ゴミ漁り食料を探す子供、酒を巡って争う男達、金を求め金持ちに近寄る女、この世界の愚かさを改めて身に染みた瞬間であった。
そして、門に着いた。そこには赤髪の門番が居た。
「お、ディノ!!出所したのか?」
「いや、国王の任務だよ。面倒くせぇ」
この門番はディノの幼馴染のニカ・ブロッサー。国では一番の剣士だが、ディノとはライバル関係なのだ。
「次の目的地は決めたのか?」
「いんや、まだ決めてねぇ」
「じゃあ、ここから南に進むとアトラがあるからそこで情報収集したらどうだ?」
「アトラか、あそこは旅商人がよく居るからな、そこ行くか」
ディノは門をくぐり、国の外に踏み入れた。そして、地下牢獄の事を思い出した。
『何故俺にそれを頼む?』
『お前はこの世界の穢れをよく知っておる。お前ならこの任を受けるだろうと思ってな』
『ハ、理由になってねぇぞ。まあ、それならやってやるよ。ついでにこの世界も変えてやるさ』
『フォフォフォ、流石だな。御守りだ。持って行け』
父から託された武器、国王から貰った羽。二つの思いを背負い彼の旅が今、始まったのだった。
我が!作者の文才力の無さは世界一ぃぃぃ!!!
はい、前回でUAが27まで行くとは思わなかったですw
まあ、良くても15くらいかな?と思ってました。
では、次回予告!ディノ君よろしく!
ディ「面倒だな、商人が行き交う街、アトラに着いた俺、ディノはある者を見る。そして何を思うのか?次回第3話 妖精は生きている。前編
おい、これほぼ」
お楽しみに!!
ディ「あ、逃げやがった。まあ良いか?お楽しみにな(多分誰も待ってねぇが)」
更新:行きている×→生きている〇