やはり俺のコネクトは間違っている   作:M.K

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初投稿です。
今回はプロローグみたいな感じ。
ココロコのキャラはそのうち出していきます。
それでは、よろしくお願いします


気づいた時には始まっていたという話①

ホームルームが終わり、放課後を示すチャイムが鳴る。

ざわめきだす教室をよそに、俺はそそくさと教室を抜け出した。

ピンク頭のアホの子が非難の目で俺を見ていた気がするが、気のせいだろう。

少し歩き、立ち止まる。

すぐに後ろからアホの子…もとい、由比ヶ浜結衣が駆け寄ってくる。

 

「ヒッキーなんで先に行っちゃうの!?後で一緒に部室行こうって言ってたじゃん!マジありえない!」

 

「行ってねぇだろ。こうして待ってる。」

 

「そういう問題じゃな…あれ?いいのか」

 

納得した。

相変わらずのアホの子だ。

つーかこのやりとり前もやったぞ…

 

俺はため息をつきつつ、歩き出す。

 

「ちょ、待ってよヒッキー!」

 

由比ヶ浜が早足で追ってくる。

そのまま特別棟に向かって並んで歩きはじめる。

 

「「…………………………………………………………」」

 

無言。

何故か由比ヶ浜は話しかけてこない。

これは俺から話かけろってことなのん?

ぼっちにはハードル高すぎるぞ…

 

そうこうしてる内に部室の前だ。

鍵は開いている。

部長様はもう来ているらしい。

 

扉を開けると、そこには雪ノ下雪乃…そして、一色いろはが居た。

 

クリスマスイベント以来、依頼が無くても居座る事が多くなっている一色だが、俺や由比ヶ浜よりも早く部室に来たことはないはずだ。

既に一色がいる事に少し驚いて、俺が口を開く。

 

「なんだ、一色も来てたのか。随分早いな、生徒会の仕事は大丈夫なのか?」

 

一色は何故か返答を躊躇って、深呼吸をしてから口を開いた。

 

「その…ですね、依頼って訳ではないんですが、ちょっと由比ヶ浜先輩に確認したいことが…」

 

「?そうか」

 

よくわからないが、依頼ではないらしい。

いつもの席に座り、カバンから読みかけの文庫本を取り出して、開く。

 

視界の端で由比ヶ浜と一色がごにょごにょと話している。

二人の顔がだんだん青ざめてきて、

 

「やっぱり…」

 

と、一色が呟いたのが聞こえた。

大丈夫なのかあれ。

いや、雪ノ下が話を聞いているようだし、多分大丈夫だろう。

勝手にそう結論付けて本に目を落とした瞬間、

 

「比企谷君、ちょっといいかしら」

 

部長様に呼び出された。

 

「どうした、依頼じゃないって言ってなかったか?」

 

そう言いながら本を閉じて、雪ノ下が座っている所まで歩く。

 

「それが…「雪ノ下先輩、私が説明します!」

 

雪ノ下の言葉を遮って、一色が叫ぶ。

 

一色が大きな声を上げるのを初めて見たな…

一体どうしたんだ。

 

一色は再び深呼吸をはじめ、由比ヶ浜もそれにならって深呼吸をしはじめた。

なに、深呼吸流行ってるの?健康によさそうだな、おい。

しかし、由比ヶ浜が深呼吸すると標準装備のメロンが…あ、雪ノ下に殺意の籠った目で睨みつけられた。

あの視線だけで人が殺せそうだな…つーか俺が死ぬ。

 

「で、どうしたんだ?」

 

その視線から目をそらすようにしつつ、俺から問いかける。

ほっといたら永遠に深呼吸してそうだしな…

 

「うん…お、落ち着いて聞いてね!?」

 

「お前は落ち着いて話せ」

 

なんの為に深呼吸してたんだこいつは。

もう一度だけ深呼吸してから、一色は口を開いた。

 

「わ、私と由比ヶ浜先輩の体が、入れ替わっちゃったんです!」

 

「…………………………………………………………………………………………………………………………………………はい?」

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