二度目の中学校は”暗殺教室”   作:暁英琉

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きっと少しずつ変わることができるから

「君たちは彼が退院するまでの二週間、経営されている保育施設をクラス全員で完璧に手伝いなさい」

 

 国家機密である自身の姿を見せてまで園長――松方さんと言うらしい――と交渉を行った殺せんせーが提示してきた過失責任がそれだった。園長が退院してわかばパークに戻ってきた時点で損害に見合うだけの働きをしたと判断すれば、今回のことを公表はしないということらしい。

 入院費は仕方ないとして、それ以外の支払うことのできる責任は自分たちで支払うべき。プロの殺し屋である以上、俺たちは責任を持つ一人前の人間だから。

 その場にいた全員がその条件に同意し、フリーランニング下校に参加しなかった生徒も連帯責任で手伝いに参加することが決まって皆が病院を後にした後、俺は……。

 

「病室に花撒き散らすとか、衛生面考えてくださいよ……」

 

「にゅぅ、申し訳ない。先生なりに精いっぱいの誠意を見せたかったのです……」

 

 殺せんせーと園川さんと一緒に病室の掃除をしていた。謝罪の時に触手生物が大量に用意したようで、花の匂いが結構キツい。怪我人がいるということで、殺せんせーもマッハ二十での回収は控えてもらった。

 

「それにしても、お前さんもこんな怪物の生徒だったとはな」

 

「まあ、いろいろあって成り行きで」

 

 さすがに国家機密がミスって一般人に見つかった結果とか本当のことを言えるはずもなく……いや殺せんせー、言わないからそんな汗だらだら流さんでもいいっすよ。

 散乱した花を拾い集めて立ち上がると、ちょうど窓から帰宅していくクラスメイト達の影が見えた。やはり引きずっているのか、その肩は総じて落とされていて、足取りもどこか重い。

 

「…………」

 

 俺がやろうとしたことが間違っていたという自覚はもちろんある。頭では分かっている。けれど、やっぱりあの後姿を見てしまうと、俺が何とかするべきだったんじゃないかという考えを拭い去ることはできなかった。

 

「……なるほどな。『生徒を健全に育てるため』か」

 

「え?」

 

 ぼそりと呟かれた声に振り返ると、ベッドにボフッと身体を預けた園長が深く息をついているのがいるのが目に入った。視線でなんのことかと訴えかけてみるが、なんでもないと言うように首を横に振るだけだ。殺せんせーを見てもいつものようにヌルフフフと笑っているだけで……どうやら自分で考えろということらしい。

 むぅ、担任がそういう方針なら、俺はひたすら考えるしかないではないか。

 

「しかし、ワシのところは大変だぞ。保育所から学童保育まで手広くやっとる。お前さんたちにつとまればいいがな」

 

「それは……」

 

 ここで安請け合いの言葉なんて出すべきではない。安易な「できる」は誰のためにもならない。

 だから――

 

「つとまるかどうかはともかく、やるからには全力でやらせてもらいますよ」

 

 元は勉強に全力を注ぐつもりだった時間だ。なら、それを返上して行うこれに全力を注ぐのは、至極当然と言えるだろう。

 

「……フン、期待せずに待っといてやるわ」

 

 俺の言葉にわずかに口角を引き上げた園長は、鼻を鳴らして瞼を下した。

 

 

     ***

 

 

 そんなわけで二週間のお手伝いを言い渡されたわけだが……。

 

「「「「…………」」」」

 

 なぜ俺は皆から蔑むような視線を向けられているのでせうか。まだ来たばかりで特に何もしていないんだけど。

 とりあえずあれだ。先に何か言うのなら……。

 

「前原と岡島からそんな目で見られるのは非常に不愉快だからやめろ」

 

「「何で俺たちだけ!?」」

 

 なんでだろうね。強いて言えば日ごろの行いかな。

 

「はちまん、あのおにいちゃんたち、どうしたの?」

 

「さあな。俺にもさっぱりわからん」

 

 俺の脚元にじゃれついてきているナナの頭を撫でながら答えると、なぜか蔑みの視線のレベルが上がった。視線ってレベル制だったんだな。

 

「はっちゃんって、年下にやけに甘いけどさ……」

 

「ん?」

 

 ようやく口を開いた倉橋は俺が視線を向けるとにっこりとほほ笑んできた。なにその薄っぺらい笑顔。普段のもっとかわいい笑顔に戻って!

 

「ロリコンさんだったんだね!」

 

「…………あのなぁ」

 

 学校の近所にある保育施設の園児と面識があっただけで異常性癖扱いされた件について。岡島のエロ談義には比較的普通の対応するのに、どうして今回はそんなドン引きしてるんだ。どう考えても岡島の方が引かれるだろ。

 その後ナナが迷子になっていた話をしたらちゃんと納得してくれた。よかった、さすがにこんなのが原因でクラスから孤立とか理不尽すぎてまた不登校になるレベル。

 

「はちまん! はやくあそぼ!」

 

「わーったから引っ張んなよ」

 

 あ、また蔑みの視線が来ました。なにそれほんと理不尽。

 

 

 

 外観を見たときは少し古めの平屋程度の認識だったが、施設内に入ってみると、認識を改めざるを得なかった。

 一言でいえば、ボロい。

 天井はところどころ板が欠けたり外れたりしているし、壁もヒビが入っている。あ、今何か最年長っぽい子が傷んだ床踏み抜いた。だいぶ老朽化が進んでいるようだ。

 修繕はしないのか、と磯貝が保育士の人に尋ねると。

 

「うちの園長、待機児童や不登校児を見かけたら片っ端から格安で預かっちゃうから。修繕費どころか職員もまともに雇えないのよ」

 

 それを聞いて思い出すのは、自転車から散らばったらしい大量の荷物。誰よりもこの施設のために働いてきた人間を、重大な戦力を潰してしまった。その認識が少しずつ実感に代わっていっているようで、だんだんと目つきが変わっていく。

 

「二十九人で二週間か。……なんか色々できそうじゃね?」

 

 前原の一言から皆のやる気が少しずつ表に出てくる。園長の脚の倍額仕事をするつもりのようだ。

 

「? はちまん、どうしたの?」

 

 首をコテンと寝かせたナナに「なんでもない」と返す。最近のE組は、殺せんせーの言うところの弱者の立場を考えられていなかった。自分たちをどこか特別な存在と思って、E組で得た力は自分たちのために使うものだと考えていた。どうやら今回のこれも、責任を果たす仕事であると同時に立派な教育らしい。

 さて、どうやら作戦会議をするようなので、俺も参加を――

 

「あ、比企谷は子供たちの面倒、よろしくお願いします」

 

「は?」

 

 なぜか貧乏委員によって俺の担当が即決した。いや、別にいいけど、八幡結構力あるよ? 男手として結構活躍できるよ?

 

「はちまーん、はやくあそぼー」

 

「……まあ、いいか」

 

 クイクイと手を引っ張ってくるナナに頭を掻きながら、ついていくことにした。

 

「きょうはなにつくるの?」

 

「作ること前提かよ……」

 

 気に入ったのかこの間作ってやった椿笛を鳴らしながら出窓の方に向かうナナと俺に、他の子供たちが近づいてくる。歳は皆だいたい四、五歳くらいだろうか。

 

「ナナちゃん、そのおにいちゃん誰?」

 

「それ作ってくれた人?」

 

「うん、はちまんだよ!」

 

 特に仲がいいらしい二人ににへーっと笑いながらナナが俺を紹介すると、二人ともぺこりとお辞儀付きで挨拶をしてきた。とりあえずこういうとき俺はどう返せばいいんだろうと考えて、まあ目線を合わせて普通に挨拶すればいいかと思い腰を落とすと、背中に何かがポスッと当たった。

 

「フン、フエなんてめめしいぜ!」

 

「そーだそーだ!」

 

 振り向くとナナと同じくらいの男子が数名。ああ、あの目はよく知っている。相手を警戒して威嚇する時の奴だ。俺がよくやるような奴。まあ、いきなり自分のテリトリーに知らない奴が来たらそうなるよな。

 

「アキラくんたち、ご挨拶しなさいって園長せんせいから言われてるでしょ!」

 

「知らない奴には関わるなって、かーちゃんが言ってたからやだね!」

 

 やばい、なんかどことなく発言が俺に近い。仲間とつるんでる時点で前までの俺と違ったわ。泣きそう。

 しかしはてさて、どうしたものかと考えながら、ポケットに手を突っ込んだ。カチャカチャと固めのものがぶつかる音が聞こえてきて、子供たちの視線が集中する。

 

「どんぐり?」

 

 ポケットから取り出したのは校舎の裏山とかから集めてきたドングリ。細長いものやずんぐり丸いものなど種類もいくつか用意した。

 

「今日はこれで……コマを作ろう」

 

 ナナに言われるまでもなく、今日も作るつもり満々で来ていたわけだ。

 

 

 

「はちまん、これうまく回んねえ」

 

 ドングリの尻部分を削ってつまようじを刺すだけのシンプルなコマは、なかなか好評のようだ。特に男子が一気にのめりこんでくれた。せっせと目の粗いコンクリでドングリを削っている姿は、ちょっと微笑ましい。

 

「これちょっとようじが長いな」

 

 差し出されたコマに刺さった持ち手部分のつまようじをもう少し奥まで刺して、はさみで適度に切って渡す。早速回してみると、なかなかきれいに回りだした。

 

「すげー! 回った!」

 

「俺のとどっちが回るか勝負しようぜ!」

 

 男子同士で勝負まで始まったらしい。ほんと男子って勝負事好きよね。俺があれくらいの頃はずっと一人だったから勝負とか全然しなかったけど。……なんでさっきから黒歴史掘り返してるのん?

 

「はちまんさん……ドングリの中身出ちゃった……」

 

「削りすぎだ。ほれ、まだあるからもう一回作ってみな」

 

 大きめのものを放ってよこすと、胸の前で軽くお手玉をしながらまたコンクリのところに駆けていく。ただ、女子はどちらかというとドングリに色を塗ったりして遊んでいるようで、人形とかを作り始めている。その丸いドングリと葉っぱで作っているのは隣の……ジブうんちゃらはまずいですよ!

 

「はっちゃーん、これ削るの疲れるー」

 

「ならお前は別の遊びしてなさい」

 

「えーやだー!」

 

 なぜか子供たちに交じってコマを作っていた倉橋が手首をプラプラ揺らしながら近寄ってきたので。シッシッと追い払っておいた。しかし、効果はいま一つのようで、疲れたーと隣に座ったゆるふわ少女は削り途中のドングリを手のひらの上でコロコロ転がす。

 

「……ていうか、なんでお前のドングリそんな歪なの?」

 

 覗き込んだ先のドングリはいろんなところが削られていて、もうなんかドングリの見た目をしていなかった。あえて名称を付けるなら……いやマジでなんだこれ。

 

「芸術点の高いものを目指したんだよ!」

 

 ドングリゴマは競技だった可能性が……?

 

「というか、それってちゃんと回るのか?」

 

「回るもん! ちゃんと回るとこ見せたげるんだから!」

 

 倉橋はドングリ――いやマジでもうドングリには見えないんだが――につまようじをブスッと刺すと、持ち手の部分を親指と中指で摘まんで、クイッと捻った。回転の力を与えられたコマは、予想に反してしっかりと回ったコマに子供たちからも歓声が上がる。回ったこともさることながら、複数個所を削ったことによってできたコントラストで止まっている時とは全く違う見た目になるのが子供心を鷲掴みにしたようだ。

 

「あたしもコマつくるー!」

 

「コマに色塗ってみようよー」

 

「でかした、いきものはかせ!」

 

 バタバタと数人が引き出しからマジックと取ってきて、色塗り大会が始まる。ドングリコマを教えただけなのに、いろいろ発展するもんだな。というか、“いきものはかせ”ってなに? あだ名? あだ名なの?

 

「…………」

 

 そうして皆が思い思いに遊んでいる中、一人木にもたれかかってつまんなそうにしている男子。確かリーダー格らしいそいつはアキラって呼ばれていたか。

 

「遊ばねえのか?」

 

 前の俺なら絶対放っておいた自信があるが、どうも気になって声をかけた。アキラはフンと鼻を鳴らしてそっぽを向く。

 

「あんなのより、売ってるコマの方がよく回らあ!」

 

「ま、そうだな」

 

 そりゃあ、売ってるコマの方がよく回るし、俺だってガキの頃にゲームを買い与えられていたら、こんな遊びしなかった自信がある。

 ただ、時折遊んでいる子供たちを見るアキラの目の奥に、俺に、昔の俺に似た何かを感じて、しかし、それが何か言葉にできないでいた。

 考え込む中、ピーっとナナの椿笛から聞こえる音が響いてくる。

 

 

 

 次の日からE組園長代行は本格的に動き出した。まず男子は千葉が烏間さんの部下である鵜飼さん――建築士の資格を持っているらしい――と律の指導の元、設計図を作成し、男子の大半は裏山から間伐した木材を運び込んでいる。女子と渚のような力に自信がない組は子供たちの相手をしたり、小学生組の勉強を見たりすることになった。茅野が作った即興劇も子供たちへのウケがよく、ナナなんかは歓声の代わりと言わんばかりに椿笛を楽しそうに吹いていた。

 ただそんな中、どうしてもアキラが孤立する場面が多くなった。単純に俺たちが気に入らないのなら、少し距離をとって自然と他のグループに交じるのを待つという手もあるが、どうもそういうわけではなさそうだった。

 そして、保育施設の補強工事も始まって数日が経った頃、わかばパークに着くと、あの時のようなかすかな泣き声が耳に入ってきた。

 

「ひぐっ、…………ぅぇっ……」

 

 慌てて屋内に入ると子供たちが集まっていて、その中心にはうずくまって嗚咽を漏らしているナナとそれを茫然と見下ろしているアキラがいた。ナナの足元には砕けた木の実の殻が散らばっている。

 

「……なにがあった?」

 

「その……ナナちゃんがフエをならしてたら、アキラくんが『うるさい』ってこわしちゃって……」

 

 取り巻きの子から大まかな事情を聞いて渦中の二人に視線を向ける。俺と目があったアキラの表情には、怯えの色が濃く乗っている。俺はアキラの方に近寄ろうとして……。

 

「ナナが、悪い……の……」

 

 嗚咽に交じってとぎれとぎれに聞こえてくるナナの声に、足を止めた。ナナは迷子になっていたあの時のように顔中を涙で濡らして、フルフルと首を横に振る。

 

「アキラくん、悪くないょ……、ナナ、が……うるさくしちゃったのが、悪い……から……」

 

 そうしてナナに庇われたアキラの顔には徐々に安堵の表情が現われて、しかし同時に何かを耐えるような色を見せる。

 それを見て俺は……口の中でため息にも似た声を漏らしてしまった。

 

「アキラ、それで合ってるか?」

 

「……ああ」

 

 視線を逸らせるアキラの目には、ここにきてからずっと見え隠れしていたものがのぞいている。俺はそれを知っていた。それは俺も抱いたことのある色だから。憧れという色だから。

 アキラの頭にポフッと手を乗せる。最初は身体全体を固くした言いたいことの言えないどこか俺に似ている少年は、ゆっくりと逸らしていた目を俺に合わせてきた。

 

「ずっと言いたいことあっただろ? 遠慮せずに言ってみな。たぶん、気付けなかった俺のせいだから」

 

 やわらかいと固いの中間くらいの髪を撫でてやると、アキラはゆっくりと視線を泳がせて、もごもごと口を震わせた。

 

「…………た」

 

「ん?」

 

「俺も……フエ、欲しかった……」

 

「……そうか」

 

 きっと俺がナナに椿笛をあげたときからずっと欲しかったのだろう。けれど、「女々しい」と言った手前欲しいと言えなくて、男子特有の自尊心が余計に俺との距離を遠ざけてしまったのだと思う。やっぱこれは、ここ数日一番近くにいて、気付いてやれなかった俺の責任かもな。

 

「けどな。それでも人のものを壊しちゃうのは駄目だ」

 

「うん……」

 

「どうすればいいか、わかるな?」

 

 頭に乗せていた手をどけると、アキラはおずおずとナナと向きあい、小さい声ではあったがちゃんと謝った。ナナもまだ涙に顔を濡らしたままだが、笑って許している。

 

「さて、それじゃあちょっと出掛けてくるか。皆仲良く待っとくんだぞ」

 

「「「「はーい!」」」」

 

 靴を履くのもそこそこに一気に加速して走り出す。目指すのはナナと初めて会った場所。たぶんまだ落ちているだろう。

 

「はっちゃん、やさしー」

 

「……倉橋か」

 

 少し速度を緩めると、倉橋が隣を並走してくる。どうでもいいけど、スカートでそんなに走ると危ないぞ。視覚的な意味で。

 

「別に、優しいとかじゃねえよ」

 

 さっきのナナの“相手を庇う”という行動が、あの時の自分に重なってしまっただけだ。そして、その時のアキラの安堵の表情の中に滲んだ後悔に気付いただけだ。

 

「結局俺は、あの時もあいつらを傷つけそうになっていたんだな」

 

 自分に非があることを過剰に庇われれば、残るのはそうさせてしまった後悔。そんなもの、優しさじゃない。もっと残酷な何かだ。

 

「夏休みから、俺は成長してないんだって思い知らされたよ」

 

 あれだけ皆を悲しませて、悩ませて、それでもやっぱり間違えそうになる。まるで成長していない、何も変わっていない。

 

「そんなことないよ」

 

 しかし、そんな俺に倉橋は優しく微笑みかけてくる。

 

「今はっちゃんはちゃんと考えようとしてる。少しでも変わろうって、成長しようって努力してる」

 

 そもそもそんなすぐに変われたら世の中悩みなんてなくなっちゃうよ。そう続ける倉橋に、俺は短く返すしかなかった。

 人はそうそう変われない。そう言ったのはどこの誰だったか。しかし裏を返せば、少しずつなら人は変われる可能性を持っているということなのかもしれない。

 

「それで、それを言うためについてきたのか?」

 

「私もあの笛欲しい!」

 

 子供かよ……。苦笑しながら追い払うことはせず、倉橋とともに椿の種拾いという、高校生らしからぬことをするために足を動かすのだった。

 




わかばパーク回でした。まあもうちょっとだけ続くんですが、ちょっと渚とは違う切り口で行きたいかなと思って桜ちゃんはあえて出しませんでした。ちゃんと渚に懐柔されてるので安心してください。
そういえば、桜ちゃんってこのとき小5なんですよね。来年は小6、千葉村……ルミルミ……うっ、頭が……。

倉橋のパークでのあだ名は見つからなかったので、適当に考えてみました。わかばパークでは猫しか出てきてないし、ねこはかせとかでもよかったかなと思ったり思わなかったり。
うちは通学路とかにドングリの木が植林されていて、秋になると皆で集めてコマとか作って遊んだなーと思い出しながら書いてました。何度も回しているとつまようじを刺したところからヒビが入っていって、最終的に殻が割れてドングリの中身につまようじが刺さった謎の物体が出来上がった記憶があります。
あと、コンクリとかで削るのが面倒でキリで穴を開けようとして左手に穴が開いたこともありました。痛いよりもびっくりして絆創膏をつけたのですが、出血量に合わなくて血まみれになって親に悲鳴を上げられました。皆も気をつけような!

それでは今日はこの辺で。
ではでは。

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