空白始点   作:サングレ

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三回目 さがしもの、よまいごと。

 

 

 

 

 

 

「貴方は、何が好きなの?カミサマ」

 

社に上る階段に座る壮年の和装の男。鬼の面をずり上げ泥の様に笑ったが、彼女には何も答えなかった。しかし彼女はそれで充分だとばかりにその端正な顔で幼く笑うのであった。

 

 

 

***

 

 

 

 

 

 

この車を購入した時、これほど混沌とした人員を乗せるなど予想も予定もしてなかった。

後部座席に災害指定猛獣であった中島敦、数ヶ月前まで名のある暗殺者であった泉鏡花。助手席には殺人探偵と忌み嫌われる綾辻行人。このフォルクスワーゲンの所有者であり運転手は破落戸の神、吸血獣の名を持つ坂口英介。

そして横浜を出発してより不気味に落ちる沈黙。耐えきれなくなったのか敦が遠慮がちに口を開いた。

 

「えーと、あの……僕らを選んだ概要は少し聞いてるんですが、詳細をお願いできますか?」

「あー……そういや急に引っ張り出してきたな、すまん。説明する」

 

国道の渋滞情報を見ながら切り出す英介。

 

「ウチの班長の一人がとんでもねぇ奴に誘惑されちまってな、取り返しに行く」

「すみません、何て?」

 

説明する気の一切ない説明に間も置かず切り返す敦。

 

「それは兎も角よ、虎の。180センチ近い溺死体を運ぶとしたら、お前はどうする?」

 

いきなりの、しかもかなり強烈な質問。それが突然の応援願いに繋がると感づいた敦は身構えたが、比較的冷静に考え始めた。

 

「うーん……バレないように、なら。袋に入れて……車?」

「最悪、運び屋という手もある」

 

探偵社を出てより一言も発さなかった鏡花が呟いた。食いついたのは綾辻だった。

 

「続けてくれ」

「"裏"の常套手段。金を積めばそれに見合った仕事をするプロの集団、死体の強奪、修繕、処分……何でもやる」

「"回収業者"とは違うのか。確か解析班班長の副業だったな」

「違う」

 

綾辻の問いに、鏡花は言い切った。

 

「回収業者は修繕も処分もやる。けど荒事はしない。そもそも、色んな場所から黙認されてる」

 

その言葉に英介は、ああ成る程、と声に出さず口だけ動かした。

特務課も死体回収業者を使っている。以前、安吾のいる現場に情報を持って行った際に作業中の結風に出くわした。

そうこうしている間にもう鎌倉、延いては由比ヶ浜地区に着く。

四人を乗せた車は静かに公道へ入って行った。

 

 

 

✳︎✳︎✳︎

 

 

 

 

 

耳鳴りがする。頭痛もする。ここ最近ずっとそうだ。キャビネットの中から頭痛薬を引き出し、水で流しこんだ。

結風はスキールニルが所有するウィークリーマンションを京極の奇妙な依頼を引き受けてからの住まいにしていた。

 

「……これ、霊障とかじゃないんですよね」

 

そう言って部屋の隅を睨みつける。

 

「まさか。儂は心の虚に住む幻影、何もしなければ生きる者に影響はせぬよ」

「何もしなければ、ですか」

 

薄暗い部屋に異質な影。京極夏彦……否、それの遺産「憑き物」。今は結風に取り憑き"遺品整理"の指示を出す。

 

結風が京極に従う理由。それは彼の死体だ。先日、京極の屋敷で行った逃走劇、あの時の京極は確かに実体があった。どういうカラクリかは分からぬが依頼達成の暁には死体をくれるのだという。 その為にも、結風は従順でなくてはならない。

 

「相手は何なんですか」

 

ローテーブルの下から取り出したシグ・サワーを解体掃除しながら問う。

 

「少なくともこの世に存在出来るモノじや」

 

油を差し、破損箇所の有無を確認しながらもう一度。

 

「それは死者ですか、生者ですか」

「生者にして死者に最も近いもの。また、君が長と仰ぐ者にも近い」

 

つまり久遠寺と同類。その答えは結風の胸中に影を落とした。

この遺品整理において、避けて通れぬ敵がある、らしい。京極も確信に触れる返答をせずじまいで結風の焦りは募っていた。

 

「……そんなモノが、本当にいるのですか」

 

影はニヤリと笑った。

 

「いる」

 

呼び鈴が鳴って静寂が破られた。とっさに拳銃を隠そうとして……やめた。両手でしっかり握り、出入り口から目を離さずガラス戸を開けた。

意識して小さく呼吸し、なるべく惚けた声を出した。

 

「どーぞー」

 

同時に床に倒れふせる。開けられた窓より飛来した弾丸が、出入り口を貫いた。

倒れる音と男のうめき声が出入り口の方角から。身を低くしながらカーテンを閉める。何回か狙撃されてカーテンに穴が開き、はためいた。数分、伏せたままで待って。完全な静寂を確認して光の少ない部屋の中、立ち上がった。

安全装置を外し、出入り口に近づき、思い切り開けた。

目の前の血だらけでナイフを振り上げていた男の額を見向きもせず撃ち抜いた。

口から血を吐きながら仰向けに倒れる男。最期の表情は、困惑の表情だった。

 

「ライフル弾一発じゃ死にませんか。丈夫ですね」

 

男の死体を蹴飛ばして辺りに視線を巡らせてから再び死体を見た。

 

「そういえば昔、太宰さんが言ってましたね。機関銃で掃射されながらも立ち上がってきた敗残兵がいたって。死んでもお目にかかりたくありませんでした」

 

誰と話す訳でも無く言った言葉に返す妖術師の影。

 

「冷静とは良いことじゃ。感心感心」

「死ぬほどビビってますよ……初発の攻撃が一番怖かった」

 

ため息をつきながら背中のホルスターに拳銃を収め、死体を跨いで階段の方向へ歩き始めた。

 

「もう良いのかの?」

「元々、ここに保管してた武器の調達と周辺地理の再確認が目的です。目的なら果たしました」

 

影の中の影を振り返り、不敵に笑って見せた。

 

「それに、スキールニル所有の建物に、真面な人間が住んでるとお思いで?」

 

見れば隣室から薬品と袋を抱え、帽子で顔を隠した男とも女とも知らぬ人が出てきて、結風が去るのを静かに待っていた。

「清掃係」に微笑んで、階段の方へ歩き始めた。階段を下りながらさっきの襲撃を考える。一連の動作を振り返って、不可解な点に気付いた。

 

「明らかに私を狙ってましたが……妙な既視感が……」

 

___何でそう思ったんだっけ。

首を傾げて思い出そうとする。誰かの名前で思い出した気がする。確か、ほんのさっき呟いた言葉だ。米粒ほどのひっかかりが邪魔をしたが、階段を下りきった時に綺麗に思い出した。

 

「ああ、あれか」

 

そう、太宰だ。狙撃手による襲撃と立ち上がってきた兵士。確か太宰の友人の……誰だったか。まぁ良い。ところであの話の続きがあったはずだ。

狭い通路。淀んだ空気。

後ろに気配。

 

「!!」

 

ホルスターから拳銃を抜き放ち振り向きざまに発砲した。

黒フードの襲撃者、左頬に傷跡、狙撃手か。弾丸は肩を撃ち抜いただけで致命には至らない。動きが素人じゃない。

もう一つの気配に振り返れば拳銃を構えるもう一人の黒フード。咄嗟に飛んで足下に飛来した弾丸を避けた。

___やれるか、否、やる!

最初の襲撃者の喉を撃ち抜き、二人目の喉にナイフを投擲。

一瞬の早業。途中の動作など無いに等しかった。一拍置いて二人の襲撃者は花が開くように仰向けに倒れた。

 

「……ふーーー」

 

破落戸ではない。明らかに訓練された兵士だ。久々に命の危険を感じた。油断ならない。

 

「ここまで危険な遺品整理はした事ありませんよ」

 

忌々しそうに言って見せれば影が笑うように揺れた。全く持って忌々しい存在だ。

 

「人選、間違えてません?」

「間違えてなどおらぬよ。何より、きみに頼みたかったのでの」

 

影の視線は、結風の向こう側を見ていて、結風など見ていなかった。

その表情はうかがえなかったが、仮に肉体があるとすれば冷酷な目をしていただろう。

 

 

 

 

 

 

✳︎✳︎✳︎

 

 

 

 

 

 

「はぁぁあああ!!」

 

敦の獣化した拳が体の中心に入り、吹き飛ぶ。

 

「切って、夜叉白雪!」

 

構えられたナイフを夜叉白雪が破壊し、鏡花が隙をついて胸を蹴り飛ばす。

 

「うおぉぉおらぁああ!!」

 

助走をつけた英介の跳び蹴りで三人が纏めて吹き飛んだ。

 

「…………」

 

安全地帯で紫煙を燻らせる殺人探偵。

 

「テメーはいいよな! 非戦闘員だから!!」

 

英介の痛切な恨み節。件の猟奇事件の死体発見現場での一つある人工林のに辿り着けばいつの間にか謎の一団による襲撃にあっていた。

素性も理由も何もかも不明だが、探偵社から根っからの戦闘員を連れてきてよかったと英介は数時間前の己の判断に礼を言った。

素性も理由も何もかも不明だからこそ、おいそれと殺す事は出来ず、片端から意識を刈り取って拘束するしか穏便な方法が無かった。

灰色の襤褸のフードを纏った一団。基本装備はナイフ、若しくはそれより小型の刃物。

英介の脳裏に、四年前の横浜での闘争が浮かぶ。

____真逆な。

似ているだけだ、それだけだ。

敦が一人の首筋に手刀を入れるのと鏡花が一人の鳩尾に蹴りを入れるのと英介が二人を纏めて蹴り飛ばして唐突な静寂が訪れた。

鬱蒼とした、居るだけで陰鬱な気分になる雰囲気の林だった。

 

「歯に毒は……無し。目立つような武器も……無し。隠し武器は……あり」

 

襲撃者の口を覗き込み、身体検査をしながら武器を回収して回る鏡花。拘束が緩んでないか確認して回る敦。その作業を見ていた綾辻は飲料水を飲んでいた英介に声をかけた。

 

「似てないか」

「俺も思った。……これを」

 

見せた端末の画面はメール欄で、弟の安吾からの着信のものだった。

 

『四年前に壊滅した異能犯罪組織ミミックの名を語る集団あり。新たな首領、ロビンの可能性あり。十分に注意』

 

綾辻は眉をひそめた。

 

「"ロビン"か」

「お前も知ってるよな」

「まあな。同族かもしれんからな」

「どうだかな」

 

過去に"ロビン"が行ってきたであろう事件を思い浮かべているのか、恍惚の表情で空を仰ぐ綾辻を苦々しげに見る英介。綾辻が知れば嫌がるだろうが、根底的な部分で久遠寺と似ていると思った。異能者同士に仲間意識など無いが、自分と同立場な者に興味を抱かざるおえない異能者の業。

根深いものだと心の中で吐き捨てた。

風が吹いて木の葉の擦れる音がなる。随分、夏に近い風になってきた。

 

「……何だかな」

 

一人愚痴って思慮に耽る。

根深いと言えば、今回の事件もそうだ。ただの猟奇事件の洗い出しをしていただけなのに、殺人探偵が関わってきて、更には安吾からの警告とも取れる連絡に謎の一団による襲撃。

四年前の、模倣のような。

そう、四年前だ。久遠寺のかつてのビジネスパートナーだった織田作之助とやらが関わった、海外組織ミミックとの小競り合い。それなりの数の死者を出して、最後はミミックの司令官と織田の死によって幕を閉じた。

 

あの時初めて、久遠寺の寂しそうな顔を見た。

純粋な「人」では無いから、偽物の体温だから、虚しいと言っていた。

いつ終わるかわからない「人間ごっこ」が辛くて仕方がないのだと言っていた。

あの時はまだ理解し切れていなかったし、今もまだ理解出来ているとも言えない。

昔から、頭が悪いのだ。賢さは全て弟に行ってしまったから。

___何で今、思い出したんだろう。

そうか、火薬の匂いだ。あの時は拳銃がかなり使われていたから、硝煙と火薬の匂いがしばらく路地から消えなかった。

火薬の匂い? 襲撃者は全員、刃物で……

 

「綾辻!!」

 

真横に立っていた綾辻に体当たりを食らわして地面に倒れる。頭部のすぐ上を音速の弾丸が通り抜け衝撃波が頭を叩いた。

 

「鏡花ちゃん、援護を!」

「わかった!」

 

手足を獣化させ凄まじい跳躍力で藪に飛び入る敦に続く鏡花。綾辻にそのまま倒れているよう指示して英介は二人を追った。

敦の猛攻を黒フードの男は難なく全て避ける。まるで骨など存在しないかの如く滑るように避けた。

 

「虎の! 気ぃつけろ、そいつ他にも拳銃持ってやがる!」

 

濃厚な火薬の匂いを感じ取り叫ぶ。

黒フードの男は英介を一瞬見て気味悪く笑うと空いている手にも拳銃を持ち、二丁拳銃の体制で反撃に乗り出した。

一発、避けた隙を突かれて敦は足を撃ち抜かれた。

 

「ぐっ!」

 

次の瞬間、夜叉白雪の一閃。黒フードの男の腕が一文字に切り裂かれた。

バク転で距離をとる黒フードの男。

 

「やっと尻尾つかんだぞ、風来坊」

 

英介の威嚇に男は笑った。思ったより若い声だった。

 

「ロビン・グットフェロー、名は持たぬつもりでしたが、何とも素晴らしい頂き物をされてしまいました。

ええ、ええ、私こそが貴方達の求める風来坊、ロビン・グットフェローでごさいます」

 

大仰な仕草で一礼してみせる"ロビン"

を睨みつけながらごきり、と英介は指の関節を鳴らす。

 

「おう、テメーの墓石に刻んでやんよ!」

 

一瞬にして距離を詰め、その腹に掌底を打ち込んだ。木の葉の様に軽い体はいとも簡単に吹き飛んだが、これ言った苦もなく着地に成功していた。

 

「英介さん!」

 

敦の叫びに全てを理解して体に力を入れるのと、肩を踏み台に敦が飛び上がるのが同時だった。落下を利用して蹴りを食らわせ、相手にまともな姿勢は取らせない、つもりだった。

 

「新たな双黒と言えど……君じゃ、無いんですよ」

 

お互い不安定な姿勢の中、ロビンは両手の銃を敦に向けた。

 

「またお会いしましょう」

 

発砲音が幾つも重なる。足を、手を、腹を撃ち抜かれた敦は白目をむいて倒れた。

 

「きっと______は、_______なら、必ず……」

 

聞き取れもしない独り言を呟いて、ロビンは身を翻して藪に消えた。

 

「虎の!」

「いっててて……」

 

駆け寄り傷を見たが綺麗に撃ち抜かれており、【月下獣】特有の治癒力で傷が塞がりかけていた。

 

「なんで……急所を狙わなかったんでしょう? それに、また会おうって」

 

意味がわからないというように首を振る敦。

不可解さに唸る英介の服の裾を鏡花が引っ張った。

 

「ん? どうした」

「さっきのあの男。こう言っていた」

 

それは誰よりもロビンの近くにいた鏡花だから聞き取れた事。

 

「"きっと彼は、芥川君なら、必ず"」

 

 

 

 

✳︎✳︎✳︎

 

 

 

 

 

「本当に、私がやるの?」

「大丈夫、女の人ならすぐベラベラ話すから!」

 

雪島の後押しでモンゴメリは意を決して一つの番号を押した。

数コール後、繋がる。

 

『はい、武装探偵社です』

「スキールニルのモンゴメリと申します。太宰さんはいらっしゃいますか?」

『ん? モンゴメリ……あー! スキールニルの新人君だね、 覚えているよ!異国の麗しい赤毛の子だね! 良ければ今度私と心ちゅ……ぐはっ」

「だ、太宰さん!?」

 

蛙が潰れたような音と受話器を奪う音がして、違う人物が電話口に出た。

 

『すまない、諸事情で太宰が出れなくなった。中継をさせてもらう、国木田だ』

 

諸事情とやらが気になったが、目的は果たせそうなので無視した。

メモを見ながら質問を始める。

 

「あの、太宰さんにお聞きしたい事がありまして。マフィアの夢野久作の異能の効果について……あれは、ある程度抵抗する事はできますか? ……と、お願いします」

 

ゴソゴソと電話の向こうで音がする。

 

『まず抵抗は出来ないそうだ。一定の条件が揃えば何とかはなるらしいが』

「条件とは」

 

電話の向こうでまた話す声。

 

『同系統の異能なら、打ち消せる可能性があるらしい』

「なるほど……ありがとう御座いました。その、太宰さんにお大事にとお伝えください」

 

当たり障りの無い会話をして電話を切る。

 

「今回ばかりはおれが電話すればよかったねゴメン」

「別に平気よ」

 

可愛らしく片目を瞑ってみせた後、太宰から聞き出した情報を伝えた。

 

「やっぱり……抵抗してたなんて、可笑しいんだよな」

 

組合の騒動時の結風。相手の異能にかかったが、恐るべき精神力のみで押さえつけていたという。

それ事に首を傾げた当時の作戦立案者の一人だったポォの提案で、夢野久作をよく知る人物に確認を取ってみる事となり、白羽の矢が立ったのが太宰だ。

 

「センパイの異能は呪い型じゃないし……何だろう、この違和感は」

 

結局その違和感に決着は付かず、二人は結風の捜索に戻って行ったのだった。

 

 

 

✳︎✳︎✳︎

 

 

 

「先輩の妹さんって、どのような方なんですか?」

 

仕事も終わり、後片付けも終わり、共に緑茶を啜っていた芥川への樋口の質問。

 

「組合の騒動の時に会ったか」

「はい、先輩に雰囲気が似てました。とても優しそうな方でしたね」

 

浮かれ気味の樋口を半ば無視して湯呑みを執務机に置いて腕を組み、考えを纏めているようだった。答える気はあるようだ。

 

「どのような、か。まず足が速いな。スキールニルに入った頃はメッセンジャーをしていたと聞く。後は……腐乱死体は平気だが治療痕が苦手という謎もある」

 

目を細めて何かを思い出しているようだった。

 

「多岐に渡る才能があるが、自分の才能に未だ劣等感を抱いているのは周りの超人共のせいか、昔のクセが残っているのか」

「クセ?」

「昔の結風は極度の臆病者だった。ある一時で叩き直されたか。……そういえば丁度、この季節だった」

 

振り向き、ガラスの向こうの夏色の差す街並みを見下ろした。

 

「まだ幼少の頃、この横浜に辿り着く前、こことは違う海の見える土地で数ヶ月間離れ離れになってしまってな」

「数ヶ月も!?」

「いやでも強くなる期間だろう。今思えば……鎌倉あたりだったか」

 

 

 

 

 

 

 




だいぶ間が空いてしまいました。作中と間反対の季節になりました。皆様も風邪などにお気をつけください。
追伸、黒の時代・・・・アニメ化しましたね。安吾さんが・・・・動いてる・・・。
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