大和型戦艦 一番艦 大和 推して参るっ!   作:しゅーがく

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第59話  低身長欧米金髪碧眼童顔ロリっ子ビッグ7(笑) その5

 階段を降るとそこは牢屋だった。降りきってすぐのところにある分厚く重い鉄の扉を開いた先には、向こう側が見えない程真っ直ぐに伸びた廊下に、両壁には数え切れない数の鋼鉄製の独房が並んでいた。

一つひとつ手前から確認していくが、どれも中には誰もいない。綺麗に清掃がされており衛生的だった。時々、入れられている者はいたが、当たり前だが全員見慣れない顔ばかり。こちらから覗き込んだことは、中に入れられている者には見えないようになっているようだ。ボーッと壁を見つめていたり、床に座って瞑想をしている。

独房を確認し始めて数十分が経った頃。階段から呉が憲兵を連れて降りてきたので適当なことを言って追い返そうとしたが、上手く行くはずもなかった。

 

『特異種の戦艦 大和もだが、貴様らは全員軍籍を持つ軍人だ。アタシが見逃したとしても、他の憲兵が黙ってなどいない!!』

 

と口煩かった。なので『男性保護法』とだけ口ずさむと、強がる姿勢を見せてきたので、少し強引な手段を取った。磐戸らを捉えようと包囲をし始めていた包囲網の中に、俺も含まれていた。それを利用することで回避した。

 

『け、憲兵さん……俺、何か悪いことしました??』

 

『あ、いや、その……わ、悪いことはしたぞ。うん。呉憲兵本部への襲撃、主犯格だろう??』

 

『ただ俺は……濡れ衣を着せられた友人を助けに来ただけです。本当なんです!! なんで何もしていない善良な艦娘を、拉致同然な方法で拘束・後送したんですか!!』

 

『そ、それは……アタシには……』

 

『ま、まさか……俺のことも同じように冤罪吹っ掛けて、あることないこと罪を着せた上に、拘束してどこへ連れて行くつもりなんですか?!?!』

 

『ち……違っ、アタシはただ……』

 

『ち、近寄るなッ!! 憲兵の皮を被って、権力を振りかざしてどうするつもりなんですか?!?! く、屈しないっ!! 俺は、そんな卑劣な手に屈しない!! お前らなんかに穢されずに、俺は、仲間たちのところ(呉第二一号鎮守府)に友人と帰るんだっ!!』

 

という具合に、勘違いをした上で状況的にもあり得ることを怯えながら叫んだら撤退した。そして今に至る。

 呉憲を追い払ってからも、ずっとコロラド捜索を続けた。地下にある独房のどこかに収容されていると思ったんだが、全くと言っていい程見つからない。既に手分けして探しているような状況ではあるのだが、そもそも収容されている人物も少ない上に艦娘なんて居やしないのだ。

全ての独房を確認するのに一時間を使い、手分けしていた憲兵を集めて報告を聞いてみると、やはりコロラドの姿はなかったという。しかし、一人だけ別の報告をした者がいた。

 

「そういえば、廊下の突き当り、扉になってたっすよ」

 

「ただの壁じゃなかったのか??」

 

「はいっす。自分も最初は壁かと思ったんっすけど、試しに叩いてみたら奥が空洞になっているようだったっす」

 

 地下は全てコンクリートで出来ているのは見て分かるのだが、突き当りがそのような構造になっているなんて思いもしなかった。もしかしたら、呉憲兵本部の武器庫である可能性も十二分に考えられるのだが、独房フロアに隣接させる理由が分からない。となると、高級士官の執務室である可能性も捨てきれない。しかしながら、それは地上階の捜索の時点で明らかになっている。地上階の全ては呉憲兵本部運営に関わらず全ての部門が収められている。それは高級士官の執務室から宿直室までだ。

廊下の奥を目指して歩き始め、突き当りに直面する。確かに確認した憲兵の言う通り、普通の壁のようにも見える。だが、彼女が試したように壁をノックしてみると、軽い音と共に反響音も聞こえてきた。確かにこの壁の向こう側は空洞だ。

 

「確かに空洞のようだな」

 

「どうするの、大和くん」

 

「んなもん、ここまで来たんだ。やることはただ一つ!!」

 

 艤装を装着している状態ならば、身体能力は非装着時よりも飛躍的に向上する。それこそ主機出力に比例して。

力を溜めずに奮った拳は、壁に触れてめり込み、壁だと思われたコンクリート製の扉は粉々に砕け散った。そしてその奥はまだまだ続いていたのだ。

 

「わぁお……。ちょっとお姉さんびっくりしたなぁ」

 

「わざわざ殴って穴あけなくても、隠し扉だったみたいだけどな」

 

 磐戸が笑いながら壊れた扉を潜り、それに続くかのように残りの憲兵たちも入ってくる。一個分隊を独房フロアの廊下に残し、俺たちは手前の独房よりも重厚に作られた牢を眼下に捉える。

人を収容するにしては頑丈過ぎる造り、コンクリート製ではなく完全に鋼鉄製へと変化した独房。小さい覗き窓から中を覗いてみると、そこには艦種多様な艦娘が収容されていた。

 

「どうやらここみたいだね」

 

 磐戸は人用の独房よりも数の少ない、艦娘用独房を覗き見ながら呟く。そして、幸いなことに、ここの独房には扉に所属鎮守府が書かれていたのだ。これならば、中を見ずともコロラドを見つけることが出来る。

手前から順に名札を見ながら進んでいくと、五つ目の独房に『呉第二一号鎮守府 コロラド』と書かれた札を見つける。小窓から覗き込んでみると、六畳ほどの部屋の隅に布団が寄せられており、廊下の反対側には小さく仕切られた水場が設けられていた。彼女は中におり、布団の隣で体操座りをしていた。

 

「いた?」

 

「いたけど」

 

 戦艦でも小さい体躯であり、下手すれば軽巡洋艦の艦娘と同じくらいの背しかない彼女は、器用に抱えた膝の間に頭を入れんばかりに首を下に下げていた。俺たちが廊下に来ていることには勿論気付かないが、あのような姿でいるとなると少し変な感じになる。俺は小窓から視線を外すと、次に磐戸や他の憲兵たちが中を確認していく。

そして全員が確認し終わると、磐戸が俺に提案してきた。

 

「なんだか様子が面白いから、少し観察してみない??」

 

「外道め!!」

 

※※※

 

 長い時間体操座りをしていたコロラドは、ふと顔を上げたかと思うと今度はキョロキョロし始めた。ここに収容されてから然程時間は経っていないだろうが、落ち着きがまるでない。

 

「題して、コロラド観察日記ぃ~!!」

 

「かわいそうだから解放しようぜ。というか俺たちの目的って、コロラドを救出することじゃなかったか?? ねぇ聞いてる?? ねぇ??」

 

 俺の意見は無視され、磐戸と悪ノリした憲兵たちがナレーションをしながらコロラドを観察する。

 少しウェーブのかかった髪をくるくる指で弄りながら、相変わらずコロラドは体操座りをしたままだった。くるくる、くるくる、くるくる。左をくるくるしたら、次は右をくるくる。くるくる、くるくる、くるくる。ヒョイっといじっていた髪をつまみ、毛先を目を凝らしてみる。枝毛でも探しているのだろうか。髪の手入れには抜かりがないようで、結局枝毛は見つからなかったようだ。

 

「コロラドってさ、私と引けを取らない程に髪綺麗だよねぇ」

 

「自分で言うな。いやまぁ、磐戸中尉も綺麗な金髪だけど」

 

「えっ……?」

 

「俺、変なこと言ったか??」

 

 次は着ている服をさわさわと触り始める。拘束されてから着替えているのかは定かではないが、自分の着ている衣服を気にしていることには変わりない。上から下まで確認し、ついでに着崩れた箇所も直していく。タイツの状態も確認。破けや伝線がないことを確認すると、ずれ落ちていたのか、足首やふくらはぎの辺りから上へと引き上げて整えていく。しかし体操座りのままのため、スカートだけは気にすることが出来なかったみたいだ。

 

「身嗜みを気にしているようだね。彼女たちは特徴的な服を着ていることもあれば、セーラー服を着ていることも多いね。男装はないの??」

 

「中尉の横にいるの、一応艦娘で男装に当てはまるんだが??」

 

「艦"娘"なのに男で、男性用の衣服を纏ってるというのもなんか変な感じだね」

 

「正規の大和のような服装は俺には無理だ」

 

「あれを着てくれだなんて、誰もそんなこと言ってないよ??」

 

 スッと立ち上がったコロラドは、お尻をパンパンと払う。ツカツカと独房内を歩き、一通り代わり映えのない鋼鉄の壁を観察する。指でつんつん触ってみる。さわさわと手のひらで撫でてみる。コンコンとノックしてみる。壁に耳を当ててみる。一通り試した後、少し溜息を吐く。

壁から離れると天井を見上げてみる。壁と同じ素材で出来ているが、煌々と室内を照らす蛍光灯と換気口しかない。その換気口も穴は小さいようだ。蛍光灯に触れようと手を伸ばしてみるものの、天井まで手が届くことはない。精一杯伸ばしたところで、まだ指先から50cm以上は高い。ピョンと跳ねてみるものの、手も届かない。何度も試す。

ぴょん、ぷるん、ぴょん、ぽよん。ぴょん、ぷるん、ぴょん、ぽよん。飛び跳ねる度に胸部装甲が激しく揺れている。両脇が大きく開いたブラウスから、その豊かに実った果実がポロンと何度も零れそうになる。

自分の身長が小さいことを恨めしく思いながら、今度は床へと視線を落としてみた。

膝を抱えるような体勢でお尻を付けずに床を眺める。つつつっ、と床を撫でてみる。素材は壁や天井と同じ鋼鉄製。つんつん触ってみても、コンコン叩いてみても同じだ。次に床へ耳を当てようとしたその時……。

ズテッ。

バランスを崩し、派手に転んでしまった。前のめりに倒れたため、顔面を強打し鼻の頭が赤くなっている。鼻血が出ていないのを確認しながら立ち上がったコロラドは、丁度目の前にある扉が目に入る。

入れられた時には確認したのか、もう一度開けられるかの確認をしてみる。ドアノブなんてものはないので、扉の出っ張りを取っ掛かりにして横に引くが開かない

。今度は押してみるも開かない。どうしたものかと考え、ふと扉のあるところに気付いた。小さいながらも窓がある。天井ほど高さもなければ、コロラド自身の身長でも十分に届きそうな高さである。頑張ってつま先立ちをしながら、その窓に手を掛けて覗き込んでみると……。

 

「『あ、』」

 

 目があった。先程まで確認していた磐戸が、俺に覗き込むように言ったのだ。部屋の中を観察しているのだとばかり思っていたが、俺が覗き込んだ瞬間、にゅっと窓の下からコロラドが現れた。ドアップで目の間に、大きな青色の瞳が見える。透き通るように白く、きめ細やかな肌。パチパチと数度まばたきをしたコロラドは、ズテンと後ろに転んだ。

 いい加減観察も諦めろ、と俺は磐戸たちに言って扉を開く。地下に入る直前、牢の鍵の束は入手していたのだ。地下に着いてから、コロラド観察日記が憲兵たちによって行われている間に、該当する部屋の鍵を束の中から探していた。時々、俺もコロラドの様子を見ていたが、つい先程鍵を見つけたのだ。

鍵穴に鍵を差し込んで、左向きに回すと解錠される音が聞こえた。そのまま重い扉を押し開けると、中にはコロラドが尻もちをついて呆然と俺のことを見上げていた。

 

「よう、コロラド」

 

「や、ヤマト……」

 

「助けにきたぞ」

 

「なんで……?」

 

 表情は見えないが、言いたいことは分かる。コロラドがどう思っていようが、俺はコロラドと仲良くなりたいと思っている。最初に取った策は下策中の下策だった。だから、今回は間違えない。

いや、こうやって助けに来る作戦自体が間違いか間違いじゃないかと聞かれたら、どう答えていいか分からないんだけどな。

ひとまず、微動だにしないコロラドを連れて脱出することが先決だ。右手首を掴み、強引に牢から引き摺り出した。

 

※※※

 

 牢からコロラドを出してきたはいいが、ずっと下を向いたままだったので、とりあえず俺たちは脱出することにした。憲兵一個分隊を先行させ、残りはぞろぞろと地下フロアから出てくる。悠々と呉憲兵本部から出てくると、外には応援を読んでいたのか憲兵やその他大勢の部隊が集結していたようだ。土嚢を積み上げ、こちらに機関銃や小銃の銃口が向いている。俺が出てきたのが見えたのか、咄嗟に銃口を上に逸したが、武器から手を離すことはない。艦娘も混じっているようで、艤装を纏った駆逐艦や軽巡洋艦の艦娘の集団がいくつかいる。

そんな彼女たちの指揮官はというと……。

 

「おや、呉第二一号鎮守府の大和じゃないですか」

 

「都築少将……」

 

 都築少将、呉第○二号鎮守府の提督をしている人だ。ということは、周辺に集まっているのは都築提督のところの憲兵か?

 

「なるほど。貴方が呉憲兵本部を襲撃した犯人でしたか」

 

「ここからの救援要請には、襲撃犯が誰である等の情報はなかったのですか??」

 

「ありませんでしたね。呉第二一号鎮守府の憲兵が襲撃してきた、というものでしたので。して、貴方が手を引いているのは……コロラド、でしたか??」

 

「そうです。山吹 ゆき少将からの作戦命令、当鎮守府所属 戦艦 コロラドの奪還作戦。呉第二一号鎮守府に侵入した呉憲兵本部の者と思われる武装した憲兵によって、コロラドは拘束・拉致されました。鎮守府内で発生したある問題を早とちりしたものかと思われますが、こちらの要請に全く応じなかったために強硬策を採らせてもらいました」

 

「……」

 

 都築提督の鋭い視線が俺に突き刺さる。しかし数秒もしない内に、フッと笑った彼女は号令を出す。

 

「呉第○二号鎮守府派遣された憲兵および艦娘は撤退を開始する!! 全部隊即時反転、鎮守府に帰還するッ!!」

 

 この場に残ったのは、俺たちが建物から出てきた時に見たおよそ七割といった時の規模。これでも多いというべきか。戦力は艦娘は三個艦隊、憲兵や歩兵合わせて二個大隊といったところだろうか。都築提督は一個艦隊と二個中隊を連れてきていたのだろう。

 目前の部隊から、指揮官と思わえる人物が歩いて出てくる。

その姿に見覚えはなく、しかし、どこか威圧的な態度を出しているようにも見えた。

 

(わたしく)は海軍呉派遣憲兵師団 第二大隊長、蜂ヶ崎ですわ。暑苦しく勢いだけが取り柄の第一大隊は撤退したようですが、我々第二・第三大隊は海軍が誇る憲兵ですわ」

 

 つかつかと隊列から出てきた蜂ヶ崎と名乗る憲兵士官は、長い黒髪を揺らしながらこちらに歩み出てくる。俺たちから数十歩離れたところで立ち止まり、長い髪を掻き上げて靡かせ、両手を腰にあてながら言うのだ。

 

「この度の襲撃、呉第二一号鎮守府に於いて発生した艦娘特異種に対する作為的な砲撃事件の容疑者の脱走が目的、ということで間違いありませんわね??」

 

 "艦娘特異種に対する作為的な砲撃事件"とはつまり、俺とコロラドが関わる艤装の誤射事故のことだろう。言い方が妙に引っかかるというか、そもそも該当鎮守府で"事故"として処理したものを、何故外部の者が"事件"だとするのか。調査資料と証拠等は纏めて、後に憲兵を通じて大本営に報告が行くということはゆきから聞いている。

 

「それにこの事件の容疑者と被害者、日常的に被害者は容疑者から精神的苦痛を与えるほどの暴言を吐いていた、間違いないわね??」

 

 全て繋がった。鎮守府に派遣されている憲兵というのは、原隊から独立した部隊として作られているという。そんな各鎮守府憲兵隊に、部外者である憲兵を潜り込ませて報収集を行っていたという裏が取れた。この蜂ヶ崎という憲兵、誰かを貶める為に行ったか、もしくはその誰かに操られている。

ならば、俺たちは蜂ヶ崎らに付き合う必要はない。

 

「間違いだらけだ。それに、何故呉第二一号鎮守府の情報をそこまで知っている。部外者の憲兵が」

 

「っ!!」

 

「あと、俺たちは撤退する。さっき都築少将に俺が言った言葉、覚えているよな?? "不当な理由で拘束・連行された友人を助けに来た"だけ。俺たちの鎮守府に侵入した上に、仲間を拉致した。俺たちは正規の手順で訴えた。返事はないし無視される。この行動は当然の結果だ」

 

「しかし、後者の件で彼女は守るべき法律に違反しているのよ……!?」

 

 ずっと俺の後ろに居たコロラドに掴み掛かろうとした憲兵と他の艦娘の間に、俺は割って入る。背中にコロラドを守るようにし、蜂ヶ崎に艤装の砲門を向ける。

 

「俺は言った筈だ。"友人を助けに来た"んだと。コロラドに刑罰を科すよりも、まず先に貴女方に刑罰が下される。軍法違反であり法律違反だ。許可のない所属外の軍事基地への無断侵入、情報盗難、所属する戦闘員の拘束・拉致」

 

 すぐ近くに控えていた磐戸に目配せをし、彼女たちには散ってもらう。事前に決めていたことだ。このまま混乱に乗じて、彼女たちには乗り付けた装甲車を取りに行ってもらい、俺はこの場で時間稼ぎだ。

 

「それと……俺の友人(戦友)に武器を向けたな、アンタらはァ……!!!!」

 

「「「「「「ッ?!?!?」」」」」」

 

 この場に聞こえるように、わざと大きな音を出して艤装の安全装置を解除する。その音が何であるかは、艦娘たちはすぐに分かったようで、距離を置き始める。理由の分からない憲兵たちに向かって、艦娘たちは説明をし始めた。第一線で戦う程のレベルではないにしても、大和の艦娘の中でも強い、と。

真実を言えば、俺が強い訳ではないのだ。俺には砲弾投擲が出来るが、それ以外はレベル通りの強さなのだ。問題はそこではなく、味方を鼓舞すると士気が上がって戦意高揚状態になり、一時的に味方の限界突破を促すのだ。これまで海域出撃した時の経験からして、おそらくそうであろうと思われる。

しかしながら、この場に味方はいるにはいるが非武装のコロラドだけ。こちら側の憲兵たちは装甲車を取りに行っているため、この場にはいない。

俺は艤装の出力を大げさに上げながら、腰を低く落としたのだった。

 




 秋に差し掛かろうという季節に台風発生することはよくありますね。関東在住の方々は大事なかったでしょうか??

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