無彩限のファントム・ワールド 二つの能力を持つ晴彦   作:ザルバ

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少しばかりエロ要素は言ってますのであしからず


その後の話

「ん・・・・・・・・・」

 自宅のベッドで晴彦は目を覚ます。因みに服は着ていません。

 むに・・・・・

 体に二つの柔らかいものが当たる感覚を感じて晴彦はその方を向くとそこには舞と小糸が寝ていた。こちらも服は着ていない。

「そうだった。昨日は・・・・・・・」

 晴彦は昨日のことを思い出しながらも二人を起こさないようにベッドから抜けると着替え、いつものトレーニングを始める。

(しかし・・・・・・・・・あれ以来こんなことになるとはな。)

 晴彦は合宿からのことを顧みた

 合宿でいろんな意味ですごい経験をしたあの日を境に、舞と小糸は晴彦の家に住むことになった。二人とも一人暮らしであるのと晴彦の家が広いので問題はない・・・・・・・・とは言い切れなかった。当然住所を変えるということは学校に伝えるということになる。

 アリス先生は二人からそのことを聞くなり晴彦を呼び出して関係を聞いた。そして三人と付き合うこととなったと聞いたら一周回って冷静になった。

 本人たちも合意の上ということなので特に問題にはならなかったが、「やっぱりあの旅館の依頼は間違いだったのでは・・・・」とブツブツ言っていた。

 女将の策士が招いた結果がこれであるが。

 そして付きあっていることは周りの周知の事実となってしまっていた。

 理由としてはあの日の夜以降、スキンシップがレベルを増し、とても近い距離で食事をしたりしていることがキーとなったのと、舞の様子がおかしいと思った同級生が舞の後を追い、晴彦の家に帰ったのがとどめとなった。

 その理由を知るなり翔介は血涙して晴彦に襲い掛かってきたが噛ませ犬なのでお約束である。

(まぁ・・・・・・・・・時折玲奈ちゃんが親に告白したんは驚いたがな。)

 晴彦はトレーニングとランニングを終え、シャワーを浴びていた。

 玲奈は晴彦と付き合っていることを両親に伝えた。当然晴彦も同席の上でだ。当然ブチ切れられるかと思ったが思いの外受け入れてもらえた。

 そしてなぜか「あの法案に賛成しないと・・・・・」と言った言葉が聞こえた。

(俺もあの法案には・・・・・・・・・賛成だったが、今はもっと賛成だな。)

 晴彦がそう思いながらシャワーを浴びていると後ろから舞と小糸が抱き付いて来た。

「「おはよう、晴彦。」」

「おはようございます、舞先輩、小糸さん。・・・・・・・・・・・で・・・・・そろそろ放してもらいたいのですが/////」

 晴彦は当たっているものの感触で顔を赤くする。

「いいじゃない、アタシたち付き合っているんだし。」

「そうそう。」

 舞の言葉に小糸が相槌を打つ。

「そうじゃなくてですね、その色々と反応が・・・・・・・・」

 晴彦がもごもご言っていると舞が晴彦のある部分に気付いた。

「っ!ふ~ん、昨日あんなにしたのに、まだ元気なんだ。」

「そこも鉄でできているんじゃないの?」

「へ、変なところで引用しないでください////////////」

 晴彦は赤面しながら叫ぶ。

「ま、アタシたちもその・・・・・・・・・・・ねえ。」

「うん・・・・・・・・・そういうわけだから。」

「・・・・・・・・・・・はい。」

 晴彦はあきらめ気味に返事をした。

 

「おはようございます、晴彦君。」

「おはよう、玲奈ちゃん。」

 玲奈は晴彦にあいさつするなり晴彦の腕に抱き着いて来た。

「ん?」

 玲奈は晴彦から匂う匂いに気付いた。

「この匂い・・・・・・・・もしかして晴彦君。」

「さ、さーって学校に行こうか!早く行って損はないから!」

 晴彦は急ぎ足でホセア学院に向かう。

「舞お姉様、小糸さん、ズルいです!」

「しょうが無いじゃない・・・・ねえ?」

「うん・・・・・・・」

 舞と小糸は顔を見合わせながらそう言った。

 

 休憩時間になると晴彦は翔介に話しかけられた。

「なあ晴彦、あの法案についてお前はもちろん賛成だよな?」

「ん?ああ・・・・・」

 翔介が言った法案とは一夫多妻を認める法案である。

 近年の日本の少子化問題が深刻化してきたため、前々から晴彦はこの法案が可決されることは予想していた。だがまだ先だと思っていたが先の阿頼耶識社の問題から今の子供たちだけでは対処できないと政府は判断した。今の子共たちもいずれは大人になる。そして子供の数が減少しファントムによる被害が今まで以上に多くなると予想した。

 加えて生物学的には非合理的であるということから賛成の声が大きい。

 ちなみに名前は各々の名前のままでも大丈夫であるということと、重婚する場合はそれぞれ合意であれば良しとするというのが大雑把な内容だ。

「ところでお前さ、もしこの法案が可決されなかったらどうするつもりだったんだ、このハーレム王。」

「ハーレム王って・・・・・俺は別に好きでああしたわけじゃないからな。それに・・・・・・」

「それに?」

「その・・・・・・・・・ちゃんと責任は取らないといけないと思って・・・・」

 少しはずかしそうな晴彦を見て翔介は羨ましそうに見る。

「なんだよ?」

「チクショ―!お前そんなんだからモテんだよ!てかそんな話聞いたらほかの女子がお前に殺到するわ!」

「安心しろ。俺はそんな軽い男に成り下がるつもりはない!」

「かっこいいこと言ってるけどそのセリフは女子にモテるぞ!」

 翔介のうるさい声が学園中にこだました。

 

 クラブの帰り際、玲奈が晴彦の家に泊まることが急きょ決まった。理由としては玲奈の両親が五日ほど旅行に行くからだ。付き合っているので問題はないが・・・・・・・・晴彦は苦労する。

 そして夜になれば・・・・・・・

「あの~、舞先輩、小糸さん。さすがに朝もしたので今日は・・・・・」

「なに言ってるのよ。初めての夜で弱ってたかと思ったらあんなことしたくせに////////」

「そうよ。壊れるかと思ったんだから/////////」

「私は本当にあの時意識失いましたし//////////」

 三人とも顔を赤くする。元を辿れば貴方たちなんですけどね。

「「「そういうわけで、今日もよろしくお願いします///////////」」」

「・・・・・・・・・・・はい。」

 晴彦は諦め、夜の相手をした。

 

 余談ではあるがこの年に可決された一夫多妻法案から四年後に晴彦は三人と結婚したことは言うまでもない。

 

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