ちょっと学校が忙しかったためですが、言い訳になってしまうので多くは語りません。
ではどうぞ
12月も半ばに差し掛かったある朝に、目が覚めるとホグワーツは雪で覆われていたよ。
今日は授業が休みの日、課題は出ているけどまだ期限に余裕があるし、スネイプ先生が不審なことをするような気配もないごくごく平和な日だね。
「ということで、雪で遊びましょう!」
「唐突だね…確かに雪は積もっているけど」
もうね、朝起きて外の景色が真っ白に染まっているのを見たときからワクワクが抑えられないよ!
やっぱり雪が積もったら雪合戦かなぁ。
私としては雪だるま作ったりかまくら作ったりでもいいんだけど、せっかく四人でうまく人数が分けられるのだから対戦できるゲームがいいよね!
「朝からずっとこんな調子なのよ。テンションも高いし、何か変な物でも食べたかしら」
「心外ですねぇ。別にいつもと変わりませんよ?ただ雪が降ったことがうれしかっただけです。それより早く朝ごはんを食べて外に行きましょう!さあ!」
「…ヨーセイこそ早く食べなよ。手が止まっているよ」
むむむ、確かにあまり手が進んでいない。
話すことに夢中になりすぎたかぁ…さっさと朝食を平らげるとしよう。
「…すごい勢いで食べてる」
「僕、ヨーセイのことがだんだん分からなくなってきたよ」
「実は女子寮の方ではこうだったりする?」
「別にそんなことはないわよ。相当雪が好きなんじゃないかしら」
雪は好きですよー、というか娯楽があまりない幻想郷じゃあ自然にある物を使って遊ぶことがベターなんだよね。
と心の中で言っておこう。口はトーストで塞がってるもんね。
……ふぅ。今日の朝ごはんも大変おいしゅうございました。
「みなさんも早く食べて外に行きましょうよ。それとも、何か用事などあったりしますか?」
「いや、今日は別にやることはないけどさ…まぁいいけど」
「確かにこれだけ雪が積もってて遊ばないってのもなにか変だしね」
「…私も行かなきゃダメかしら?」
「…ハーマイオニーさんは雪嫌いでしたか?」
「嫌いとかじゃないんだけど…私、そんなに運動とかしたことないから…」
「所詮ただの遊びですし、気楽にやりましょうよ。といっても雪玉作ってぶつけたりだとか、雪だるま作ったりですがね」
「…まあいいわよ。ヨーセイに付き合ってあげる」
「ありがとうございます!…私は先に出ているので、ハリーさんたちはご飯を食べたら外に来てくださいね」
「分かった。じゃあまた後で」
大広間を出て、一人で外に行く。
みんなが来るまでに雪合戦に最適な場所を探しとこうかな。戦いはまずは場所からと聞くし。
外は一面の銀世界!ホグワーツも結構雪降るんだなぁ。
毎年こんな感じなら一年の楽しみが増えるし、テンションも上がっちゃうね!
…っといけないいけない。早く場所を見つけないとハリーさんたちが来ちゃう。場所を決めて、雪玉作って、壁とかも作らないと。私はこういう遊び事は手を抜かない主義。
そもそも弾幕
あそこの少しだけ高くなってる丘の上がいいかな。高いところの方が戦いやすいし守りやすそう。
雪合戦における負けの定義ってなんなのかを考えながら自分のしゃがんだ時の高さほどの壁を作る。負けたと思ったら負けなのか、それとも分かりやすく被弾したら負けなのか…取りあえず相手より強かったら勝ちでいいかな。いっぱい雪玉をぶつけちゃおう。
となると雪玉は多めに作っておかないとね。ふふふ…弾幕はパワーって魔理沙さん言ってましたよね。物量で押し切ります!
…よし、これくらい作ったら大丈夫かな。雪玉が山みたいになってるけど、あって困ることはないよね。作りすぎた気がしないこともないけど…まあ、使い切ってやる勢いで投げよう。
しゃがんで隠れる。ハリーさんたちが来たら先制攻撃、そのまま物量で押し切る作戦でいこうかな。早くこないかなぁ…ハリーさんはシーカーやってるし避けられそうだけど、ロンさんなら思いっきり当てられそうだ。私のことが分からなくなったならば、雪玉で物理的に教えてあげようじゃないの…
ハーマイオニーさんは女の子だし、優しくしないとね。仲間外れにするのも悪いからかるーく当てる程度かなー。
「…ヨーセイー、どこだーい」
来た来た、この声はロンさんかな。
今こそこの右腕が唸るとき!
「ほんとどこに行ったんだよ。遊ぶったって姿が見えないとってうわぁ!?」
ちっ外したか。
仕方ない、立ち上がって姿を現そう。
「今のを避けるなんて中々やりますね。次は当てますけど」
「そこにいたのか…って、すっごい準備万端だね」
「もちろんです!何事にも手は抜きませんよ。と、いうことで雪合戦しましょう!より当てた方が勝ちです」
「…私はどうしたらいいのかしら」
「あっそうか。なんならこっちに来ますか?」
「そうねぇ…人数もいい感じだし、そっちに行くわ」
「ちょっと待てよ!そっちだけ壁作ってるとかずるいじゃん!」
「そうはいっても私たち女の子ですよロンさん。少しくらいハンデがあってもいいんじゃないですか?」
思いっきり勝つつもりで作ってたっていうことは伏せておこう。
「ヨーセイの言うとおりだよ。これくらいいいじゃないか」
ハリーさんは話が分かるなぁ、遠慮なくぶつけてやろう。ふふふ。
「じゃあハーマイオニーさんはこっちに来て下さいね」
「分かったわ」
「来たわよ。…って、何この雪玉の数」
「弾幕はパワーなんですって」
「いや、意味が分からないから」
「とにかく雪玉が多ければ作らなくてもよくなるでしょう?その分投げる数が多くなるじゃないですか」
「理屈は分かるけどね……ヨーセイは寒くないの?いつもと同じ服装じゃない」
「楽しみだったもので…でも別に寒くはないですよ?これくらいの温度なら慣れっこです」
「……これ、貸してあげるわ。私は着込んでるから大丈夫」
あら、ハーマイオニーさんがマフラーを貸してくれましたわ。
こういうのはありがたいなって、確かに少しだけ寒くなってきた頃だったのよね。
「ありがとうございます!…そろそろはじめてもいいですかぁー?」
「いいよー。こっちも準備は出来たから」
よし
「では。はじめ!」
今度こそ私の右腕が唸るぅ
おりゃ
「痛った!なにこの雪玉固いんだけど!」
「それは私の特別製なんで」
「僕が何をしたっていうんだよ!って話してる時に投げてくるなよ!」
「もう勝負は始まっているのです」
「はははっ!こっちからも行くよ!」
あっちからも雪玉が飛んでくる。
私はそれをしゃがんで避けたり体をひねって避けたりしていく。
弾幕ごっこで鍛えた技術は伊達じゃないのです!いつもは被弾しまくってるけど、これ位なら余裕をもって避けられるよ。
「はい雪玉」
「ありがとうございます。ハーマイオニーさんは投げないんですか?」
「ついさっき投げたけど、全く見当違いの方向に飛んで行ったわ。ってヨーセイ!」
ぶはっ
くっそー当たっちゃった。しかも顔面とかホントについてない。
「あー、よそ見してるとダメですねぇ」
よくもやったなぁハリーさん。
もう手加減は無しだ。雪玉を浮遊呪文でぶつけちゃおう。
懐から杖を取り出しましては~…
「ウィンガーディアム・レヴィオーサ!」
出来る限りの雪玉に魔法をかける。
三つまではなんとか行けた、今日は調子もいいみたいだ。
「それってズルくない!?」
「何事も、勝った人だけが正義なのです!」
「絶対君そんなキャラじゃないだろってうわぁ一気に来た!」
このまま押し切っちゃおう!
横でハーマイオニーさんが何とも言えない表情をしてるけどそういうのは無視する方向で。
「あー楽しかった!この勝負私たちの勝ちですね!」
「あーうん。そうね」
「それでいいよ。もう」
結局こっちの方が雪玉をぶつけた回数が多そうなので私の勝ちになりました!
いえい!
「どうします?もう一度やりますか?」
「あーいや!その、雪だるまを作ろうよ!
「僕だってそっちがいいかな!雪玉をくらい過ぎて疲れちゃったよ!」
「そうですか?じゃあ雪だるま作りましょう」
私はもう少しやってもよかったんだけどなぁ…。
まあ別にいいんだけどね、雪だるまも作りたかったし。
せっかくだからでっかいの作りたいなぁ。
雪玉を転がして大きくしていくのって何ともいえない楽しさがあるよねぇ。
何が楽しいんだって言われたら説明しにくいんだけどさ…なんというか、いいよね。
「ヨーセイ、どこまで大きくするつもりなの?もう相当デカいけど」
あっ大きく作りすぎたかもしれない。
ここまで大きくしちゃうと上するにしても土台にするとしても、上がデカくなって大変になっちゃうんだよね。
「大きく作りすぎましたけど、壊すのももったいない気がするんで乗せるときに手伝ってもらえますか?」
「別にいいわよ。…というかハリーとロンにも手伝ってもらったら?」
「それもそうですね。手伝ってもらってもいいですか?」
「ああ、いいよ。こっちも出来そうだし」
二人は一緒に作っていたみたいだけど、もうほとんど出来ているようだ。
ならこっちはもう一つ雪玉を作ることに専念しよう…
黙々と作業。
ん~…これくらいの大きさならバランスもいいかな。
土台の雪玉をハリーさんとロンさんの雪だるまの近くに持っていってっと。
「これを上に乗せたいので手伝ってください」
「かなりデカいなぁ。僕とハリーだけじゃあ落としちゃうかも」
「四人でやればさすがに安定するんじゃないかしら」
「とにかくやりましょう!」
タイミングを合わせてみんなで雪玉を持ち上げる。
よいしょっと…うわぁこりゃ重いわ。
一人じゃ無理だったなぁ感謝感謝です。
出来上がった雪だるまを見る。
ハーマイオニーさんの雪だるまは小さくてかわいいね。ハリーさんとロンさんのはバランスがいい感じ。
私のは……とってもデカい。もうそれそれは安定感がすごい。
…あー、幻想郷でもこうして雪だるま作って並べたんだよねぇ。
「懐かしいですね」
「…ヨーセイは雪遊びに思い入れが強いんだね」
あら、声に出てましたか
「ホグワーツに来るまでよく遊んでいた友達が雪遊びが好きだったもので」
「そういうことだったのか」
「まあ私も雪遊び好きだっていうのもあるんですけどね。よく遊びましたよ」
…少しだけ帰りたくなっちゃったけど、来年の夏にはまた帰れるんだよね。
こっちでの生活も楽しいし、帰ったらみんなにも話してあげよう。
「寒くなってきましたし、寮に帰りませんか?」
「そうだな。帰ってからは何する?」
「チェスなんてどう?僕、とっても強いんだぜ」
横に並んでホグワーツに帰る。
次に何して遊ぶかだけを考えるような、遊び倒す日もたまにはいいなって思うのでした。
そんなわけで十一話でした。
はい、オリジナルエピソードを試しに書いてみましたが、なんか微妙っすねぇ
でも、雪が降ってはしゃぐ大ちゃんは初めから書きたかったことなのでまあ…いいかなって
話的には何一つ進んでないんですがね。許して
投稿スピードですが、今出ている学校の課題が落ち着くまでは、大体週2投稿を目指します。初めと比べて鈍化が著しいですが、重ねてご理解よろしくです。
感想やご意見、評価もじゃんじゃん待ってます
どんな些細なことでも構いません。さりげないことでも初心者の私にはとってもありがたいです!
ではこの辺で