はい、今回遅れてしまい、申し訳ありませんでした。
お酒と二日酔いと法事の三連コンボでした。
これに関しては完全に私のスケジュールミスなんで弁護のしようがないですねぇ。
とりあえずできたんで投稿します
「屋敷しもべ妖精…ですか」
「あぁ、まったく怪しいぜ」
ロンさんの家に帰る途中、ハリーさんから何があったのかを話してもらったらドビーと言う屋敷しもべ妖精が邪魔をしていたということだった。
なんでもその妖精はハリーさんがホグワーツに行くのを止めたがっていたみたいで、なんでも誰かがホグワーツに罠を仕掛けているとか。
「それにしたって妖精かぁ…どんな見た目なんですか?」
「えーっと、こうもりみたいな耳で目は緑だった。鼻は細長くて何かに怯えるような…そんな感じだった。…あと、なんというか枕カバーみたいなのを体に巻いてたかな」
えっ思ってたのと全然違う…というか幻想郷の妖精とは根本的に違うのかな。
私が知ってる妖精ってみんな可愛くて能天気で、そんなにオドオドしてないもんね。なぜかみんな自信に満ち溢れてるし。
「なんというか…私が思っていた妖精とは結構違いますね」
「まぁ
ふーん。
…でも興味はあるかな、一度会って話がしてみたいかも。
「とにかく迎えに来てよかったよ。手紙の返事が無くて心配したんだぜ」
そこからロンさんたちは他愛もない雑談を始めた。私は…ちょっと眠いかな。
言ってももう深夜はとうに超えてるし、いつもなら夢の中だもんね。
「すみません…ちょっとお休みします。着いたら起こしてくれますか?」
「分かった。家に近づいたら起こしてあげるよ」
そういうわけでおやすみなさーい。
…
……
「おーい、ヨーセイ起きろー」
…
「もうすぐ着くぞーおーい」
「………うーんん…もう…ついたんですかぁ?」
「あぁ、ついでにお天道様も顔をのぞかせ始めてる」
……ふぁあぁ…むむう、結構ぐっすり寝ちゃったね。
寝ぼけた眼で良く前を見渡せば、確かに見覚えがあるロンさんのお家がある。
良かった、何事もなく無事にたどり着けたみたいだ。
そう考えてる間にも着実に地面が近づいてきて…
「着地成功!」
そんな声と共に車は地面に舞い戻った。
いやー中々面白かったなぁ、後半寝てたけど。
「さあ、みんなこのまま静かに二階に行くんだ。お袋が朝食を呼ぶまで待って、サプライズでハリーが来たことを伝えればみんな大喜びで誰も車を飛ばしたことを知らなくて済む」
「分かりました。ハリーさんはとりあえずロンさんの寝室に………あらら」
「ん?どうしたんだヨーセイ。なにかあったのか……………」
はい、そこにはすごい剣幕でこちらに向かってくるロンさんのお母さんがいましたとさ。
あー……うん。こりゃヤバいね。
「こりゃ、ダメだ」
ジョージさんも諦めぎみのご様子。
向かってくる勢いで鶏とか蹴散らしてる…むしろすごいね……
それから私たち一行はこってり絞られたのちに解放されましたとさ。
ハリーさんは歓迎されてたけど、まさか私までちょっと怒られるとは…
曰く
「なぜあなたみたいなちゃんとした子がついていたにもかかわらず、こんな事を見逃したのですか!」
だって。ハリーさんが心配だったからってだけだったんだけどなぁ…
まぁ、兎も角これでハリーさんも無事ロンさんの家に来ることが出来たわけだ。
ジニーさんがやたら緊張してたけど…憧れの人ってだけであんなになるかなぁ?
最初にあったときだってちらっと顔見せてすぐ引っ込んじゃったし…謎ですわ。
その後は特に何事もない日常を普通に楽しく過ごしてたね。
ハリーさんとロンさんの三人で遊ぶのは楽しかったし、魔法界の話とかをロンさんの家族と話すだけでも私にとっては知らないことが多くて面白かった。ハーマイオニーさんが来れていないのはちょっと残念だけどロンさんのお父さんは逆にマグルの世界の話に興味津々だったみたいだけど、まあ空飛ぶ車を作っちゃうくらいだし好きなんだろうね。
だけど、フレッドさんとジョージさんから鍵開けの技術を学んだのがもしかしたら一番楽しかったかもしれない。
二人に言わせると私は
「前から思ってたけど中々見た目に反してクレイジーだな」
とのこと。……いやぁ流石に二人には負けると思うけど、どうなんだろう…?
ハリーさんが来てから一週間とちょっと経ってそろそろ一度幻想郷に戻らなきゃなぁって思っていた頃、ハーマイオニーさんと、なんとホグワーツから手紙が届いた。
ロンさんに手紙を出せばいいからハーマイオニーさんは分かるけど、まさかホグワーツの手紙がちゃんと私にまで届くとは思わなかったなぁ…私の居場所を知ってるなんて、ダンブルドア先生が凄いんだろうか。
手紙の内容はそれぞれ、ハーマイオニーさんは一緒に教科書を買いに行きませんかということで、学校のは去年貰ったような教科書リストだった。確かにそろそろ教科書を用意しとく時期だと思うしちょうどいいんじゃないかなってなって、現在ダイアゴン横丁側の暖炉に飛んできているわけなんですが…
「ハリーさんは何処に行ってしまったんでしょうか?私より先に来たはずなんですが」
「おいおい、煙突飛行に失敗したのか?ここにはまだ来てないぞ」
とフレッドさん。
続々とやってくるロンさんの家族と毎回ハリーが来ていないって問答をしてから、まずはハリーさんを探すことになった。
ダイアゴン横丁とは唱えたわけだから、ちょっと違うところに飛んだって遠くない場所にはいるはずだってロンさんのお父さんが言ってるので取りあえずは周囲を調べてみることになった。
「ハリーさんどこに行っちゃったんでしょうねぇ」
「本当に心配だわ…無事に飛べていたらいいけど」
「まぁハリーさんですし、大丈夫でしょう。ジニーさんも安心したらいいですよ」
「………うん」
捜索は取りあえず二手に分かれることになった。
ロンさんのお母さんとジニーさんの二人チームとそれ以外のチーム、まぁロンさんのお母さんが勝手にジニーさんを連れて探しに行っちゃったからなんだけどね。
めちゃくちゃ心配してたしなぁ。ハリーさんのことだしまぁ大丈夫だとは思うんだけどね
…あら?あの見覚えのあるやたらデカいシルエットはもしかしなくてもハグリッドさんじゃないですか。
「ハグリッドさーん」
「?…おお!ヨーセイか!ハリー、ヨーセイがいたぞ!」
うん?もしかしてそこにハリーさんいるの?
ハグリッドさんの方に行くと傍にハリーさんと何故かハーマイオニーさんも居るじゃありませんか。上手く合流できたのか何なのかは分からないけど、とにかくハリーさんが無事でよかったよ。
「ハリーさん、元気そうで何よりです…少し煤っぽいですが」
「まぁ色々とね…ハーマイオニーとはついさっき偶然会えたんだ。ここ、グリンゴッツだしね」
「ヨーセイ!また会えてうれしいわ!」
「ロンさんのお母さんがとっても心配してましたよ…っと、来ましたね向こうから」
傍らにジニーさんとハンドバックを携えてロンさんのお母さんが走りこんできた。
「あぁ、ハリー………とんでもないところに行ったんじゃないかと思うと……」
息を切らしながらもハリーさんの煤を落としていく様はある種のプロに見えなくもないね。
ロンさんのお父さんもハリーさんのメガネの傷を魔法で直し、ハリーさんはいつもの状態に戻った。
「さぁ、もう行かにゃならん。ハリーもあんな場所にはもう行くんじゃないぞ」
「どこに行ってたんですか?」
「
「すっげぇ!」
同時に叫ぶ双子さんたち。
「
そう言ってハグリッドさんの手を強く握るお母さん。まぁ名前からして危険そうではあるね。
「さあ、もう行かにゃならん。みんな、ホグワーツで、またな!」
そう言ってハグリッドさんは大股歩きで去っていった。……まぁ、大きいから遠くからでも割とわかるけどね。
その後、グリンゴッツでお金を引き出すのを待ってから一時間後にフローリッシュ・アンド・ブロッツ書店で落ち合う約束をして別行動を取ることになった。
私、ハリーさん、ハーマイオニーさん、ロンさんの四人はアイスを食べたりしながらいろいろな店を見て回った。悪戯道具専門店の中で双子さんと…リー・ジョーダンさんかな、が悪戯花火を買いだめしているのを見つけたので、後で一つだけもらおうかな。特に使う予定はないけど単純に面白そう。
必要品なんかも買ったりしながら一時間後、約束の書店に向かった。
なぜか今日は人が多いなぁなんて思ってると…どうやら誰かのサイン会があるみたいだね。
「ギルデロイ・ロックハート……あぁ、なんか読んだことあるかもですね」
「ロックハート!彼に会えるなんて!」
「ハーマイオニーさん好きなんですか?」
「だって、彼ってリストにある教科書をほとんど書いてるのよ!」
いやまぁ確かにそうだけど…あの教科書リストの中の本、一つだけ読んだことがあるけど自伝だったんだよねぇ。あれ教科書になるかなぁ?
「私は列に並んでくるわ!ヨーセイは?」
「私は別にいいです。先に教科書を買って出ておきますね、ごゆっくり」
そう言って私は一人でさっさと教科書をそろえ始めた。全く興味がないわけでもないけど、別に並んでまで見たいかっていうと…って感じなのです。
一式をそろえて混雑の中から退却、外で待っていると向こうからマルフォイさんがやってきた。お父さんらしき人も隣にいるし、買い出しなんだろうね。
「こんにちは、マルフォイさん。お久しぶりですね」
「ん?あぁ、君か。久しぶりだな」
「お隣の方はお父さんですか?」
「ルシウス・マルフォイだ。どうやら、息子と仲良くしてくれているらしいな。とても礼儀正しいと聞いている」
「んー、そうなんですかね?私は別にいつもこの調子なので変わらずそのままってだけなのですが」
「グリフィンドールとは思えないよ。ホントになんでスリザリンじゃないのか僕には分からないね」
「私個人の意見としては、特に寮は関係ないと思いますよ。みな若い学生というのは一緒ですからね」
「それは、スリザリンもその他も本質は何も変わらないと言っているのか?」
うわ、マルフォイさんのお父さん、目が鋭くて結構威圧感あるなぁ。スリザリンの事誇りに思ってるんだね。
「いえ、そうじゃなくて、魔法とは真理の探究だと聞いたことがあるのです。世界の真の理を探す過程を考えたら、寮の壁なんて薄っぺらい紙みたいなものですよ。私ならそんなものに縛られずに、いろんな人と話をしてみたいしするでしょうね。そういう考え方ですから、あまり寮とか考えたことがないです。客観的に見てもスリザリンは単純にすごいと思いますよ。優秀な魔法使いの数で言ったら間違いなくトップですしね」
「……そういう考え方もあるのか」
「私は魔法を学びに来ているわけで、それならどんな人とだって会話していった方がヒントも得られやすいと思うんです。…まぁスリザリンの生徒で会話するのはマルフォイさんだけですが」
「確かに…僕以外とは、ほとんど話さないね」
「向こうが会話に乗ってこないんですよねぇ。マルフォイさんも私以外にはかなり当たりが強いですが、やっぱりグリフィンドールとスリザリンの仲の悪さを感じますねぇ」
話をふっても無視するか、必要最低限の会話しかしてくれないことが多いんだよねぇ。
もうちょっと実のある話をしたいのにそこまでたどり着けないことの方が多いってどうなのかな…
あれ?
「そういえば、マルフォイさんはなんで私とは普通に話すんですか?」
「え!?いや、それは…うん、君がとても、礼儀正しいからな。他のグリフィンドール生とは出来が違うよ」
?…まぁ、そうか…いや、これどっちにも責任あるね。
そもそもどっちかが噛みついていってそれに反抗すると喧嘩が大きくなるってのがいつものパターンだから終わりようがないわけだ。
「にしたって私だけにその感じは変ですよ。……なにか隠してますか?」
「いやぁ別に!おっとぉ、そろそろ本を買わなきゃだ。これで!」
そういって逃げるように書店の中に入っていくマルフォイさん。
お父さんも追いかけるように入っていった。……なんだったんだろうか。
…何やら中が騒がしいけど、まぁ私は外でゆったり待っていようかな。
その後マルフォイさんらに遅れてウィーズリーさんらが本屋から出てきたのはロックハートさんが書いた教科書指定書『バンパイアとバッチリ船旅』の冒頭部分を読み終えた後だった。
はい、十八話でした。
コメント欄で定期更新タグを追加するか迷ってると書きましたが、この分だとしばらく延期ですねぇ。
まあ仕方ないんでこれから程よく頑張ります。
今回もしかしたら見逃してる誤字脱字があるかもです。
見つけた方は何かしらで連絡どうぞお願いします。
感想とか色々、いつものように待っています!
ではこの辺で…眠いです、お休みなさい