ハリーポッターと妖精の翼   作:ファルドゥン

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今回は難産でした…
疲れてるのかなぁ

兎も角、お待たせしました

どうぞ


第十九話 二年目開始

 

「忘れ物はないかしら?またしばらく幻想郷には戻ってこないけれど」

 

「チェックはしっかりしましたし、大丈夫ですよ……多分」

 

今日はホグワーツに戻る日、つまりは入学式であり始業式の日だね。

買い物の後、用意があるからとそのまま幻想郷に帰った私は残り少ない夏休みを幻想郷で満喫した。

長いようであっという間だったなぁ…でもここからは切り替えないとね。

去年みたいに何か起こることは予知でも確定してるし、現にもうハリーさんのところに屋敷しもべ妖精が来ている。それに勉強だって頑張らないとね。

チルノちゃんに弾幕ごっこで勝てるようにどこかで隠れて練習もしなきゃだし、やることは山積みなのです。

 

「毎度のことだけどスキマで近くに送るわ。キングスクロス駅だったかしら」

 

「そうですね。そのあたりに落としてください」

 

「じゃあ、開くわよ。よいスキマ旅行を♪」

 

…あっ地面が開いたって思ったらもう落ちてて、しかもすぐにまた地面がやってくるこの開き方はなんとかならないのかなぁ…

というか普通に横に開いてくれたらいいのに、なんでわざわざ下で開くのかな……多分、趣味なんだろうな、紫さんだし。

兎も角、着いたわけだしキングスクロス駅を探そう。

ここは…まあどっかの路地かな、大通りにさえ出たらなんとなく道が分かるような場所ではあるはず。

 

 

…あっ、駅だ。ホントに近くに落としてくれてたんだね、感謝ですわ。

去年の苦労が嘘みたいけど、楽さしてもらってるわけだし文句は言わないでおこう。

さて…九と四分の三番線に向かうとしますか。

去年より余裕もあるしゆったりと向かう。暇つぶしに周囲を観察していると、よく見れば普通っぽい人の中に一定数魔法使いが混じってることが分かるね。なんというか、隠しきれてないよみんな。分かって見てたらみんなバレバレだ。

あの女の子とか、雑誌を読んでるのは別にいいけど上下逆さまだし…いや、単に変な子ってだけかもしれないけど。

 

九と四分の三番線前まで楽々たどり着いた。

去年はこの壁を超えるのもドキドキだったなぁなんて考えながら、タイミングを見計らって突っ込む。種が分かればそんなに恐ろしい物でもないしね…認識阻害とかそんな類の魔法なんだろうなぁ…多分だけど。

ゆったり歩いて壁を抜ければもうそこはいつもの光景だった。駅のホームにはホグワーツ行きの汽車が既に待っている。

 

時間はまだ余裕があるし、知り合いでも探しながらコンパートメントをゲットするかなぁなんて考えていると、遠くの方に見慣れた人影が。

ハーマイオニーさんだ。お父さんにお母さんも居て、家族で来てるみたい。。

しばらく眺めてるとお見送りも終わったのか、両親が帰っていった。話しかけるなら今だね。

 

「ハーマイオニーさん、久しぶりですね」

 

「ん?…あ、ヨーセイ!久しぶりね!」

 

「ご両親と居たので少し待っていたんですよ…取りあえず座れる場所を探しましょうか」

 

「そうね…すぐにいっぱいになってしまうしね。ハリーとロンは一緒じゃないの?」

 

「あぁ、私は買い物の後荷物をまとめて一度帰ったんですよ。ハリーさんたちは家族で一緒に来てると思うんで…まぁそのうち来るんじゃないですか?」

 

「そう、一度帰ったのね。……ヨーセイが住んでるのってアリスさんの家だっけ?」

 

「はい、そうなりますね」

 

「手紙が一通も届かなかったみたいなんだけどどういうことなの?普通に心配したわよ」

 

「……えーっと、手紙避けのとかなんとか…」

 

「困ったわね…連絡が取れないじゃない」

 

連絡が取れないどころか、住んでる世界が違うとは…まあ言えないね。

 

「また後日相談してみますね。手紙が届くようになるかは…ちょっと私には分からないですが」

 

「…このあたりで車内に入りましょう」

 

 

 

少し探せば空いているコンパートメントは見つかった。

ふぅ…これでやっと荷物を置いてやっと落ち着けるね。

座ると同時にカバンの中から本を取り出すハーマイオニーさん。予習するのかなぁって

見ていると…

 

「…あら?その本ってあれですよね?新しい先生の教科書」

 

「ええそうよ!ロックハート先生ってほんとにすごいのね!もう何度も読み返してしまったわ!ヨーセイは読んだ?」

 

「えぇ、まあ読みましたよ」

 

「どうだった!?とっても凄かったでしょ!」

 

「いや、すごいとは思いますけどね。これって自伝でしょ?あの先生が凄いか凄くないかはともかく、前にも言ったように教科書には適していないと思います」

 

「いいえ、きっとこの教科書を使って予想もできないような授業をしてくれるんだわ!あぁもう今から楽しみ!」

 

あぁー…こりゃぁ盲目ってやつだわ。

しばらくそっとしておくのが吉ってね。

 

そんなこんなな話をしていると汽車が走り出した

ハリーさんとロンさんの影は相変わらず見えない。ちゃんと乗れてるんだろうか…

その時響くノックの音、なんとジニーさんだった。

 

「ここに入ってもいいかしら?私の他にもう一人いるんだけど…」

 

「はい、まだ余裕もありますし大丈夫ですよ…ハーマイオニーさんもいいですよね?」

 

「えぇ、大丈夫よ…ハリーとロンを知らない?たしかあなたって…」

 

「はい、ロンの妹でジニーと言います」

 

「別に敬語じゃなくてもいいわ…一緒に来たんじゃないの?」

 

「じゃあいつもどおり話しますね…私は先に柱に入ったから、後ろから来ていると思うけど」

 

「つまりはどこかで座ってるはずって感じですね…まぁとりあえず座りましょう?」

 

その言葉を聞いてジニーさんと…あっ雑誌を上下逆に読んでた子だ。

 

「さっきそこで知り合ったの…ほら挨拶しなきゃ、先輩よ」

 

「…ルーナ・ラブグッドよ」

 

「これからよろしくお願いしますね。私は大妖精といいます。そして、こちらが…」

 

「ハーマイオニー・グレンジャーよ。よろしくね」

 

うーん見れば見るほど変な子だ。

何の変哲もないアクセサリーだと思ってたネックレスがよく見たらコルク栓だったり、ほかにもなんというか独特な見た目をしている。

 

「ねえ」

 

「…」

 

「ねえったら」

 

「…はい?私ですか?」

 

「しわしわ角スノーカックって知ってる?」

 

「…うーん…何かで見たことがあるような無いような…ハーマイオニーさんは知ってますか?」

 

「私は知らないわね…」

 

「うーん……確か…何かの雑誌で読んだんですよね…思い出せないですけど。すみませんね、詳しい返答が出来ずに」

 

「そう…残念ね。私、しわしわ角スノーカックを見つけるのが夢なの」

 

「いい夢だと思いますよ。目標を持つことはいいことです」

 

…あれ、会話が続かない。

なんというか…凄く絡みづらいね…ラブグッドさん。

 

「あっそうだった。フレッドもジョージも組み分けでいったい何をするか教えてくれないの。ねぇ教えてくれない?テストとかだったらと思うと…自信が無くて…」

 

「あー、教えた方がいいですか?中々面白いんで黙ってたんだと思うんですけど」

 

「少なくともテストじゃないから安心していいわよ。まぁ…詳細は言わないでおくわ」

 

「そういうなら…まぁ、楽しみにしておく。あと、授業ではどんなことをするの?」

 

「杖の振り方からでしたよね?」

 

「そうね、今まで魔法に全く触ってなかった子もいるから、まずは基礎中の基礎からよ。そんなに心配しなくてもいいわ」

 

懐かしいなぁ、去年は内心大丈夫か心配してたんだよねぇ。

結果的にはホグワーツの環境もいいし何の心配もいらなかったんだけど、そりゃ入る前は色々考えちゃうよね。

 

…ん?なんかラブグッドさんがこっちを見てくる。

 

「ラブグッドさん、どうかしましたか?」

 

「ルーナでいいよ」

 

「ではルーナさんと呼びますね。…えっと何か用事ですか?それとも顔に何かついてますか?」

 

「ヨーセイってなんかフワフワしてるよね」

 

えっちょっとこれはどう返せば正解なの。

 

「フワフワしてるかは…ちょっと私には判断着かないですが…」

 

「あ~、なんとなくわかるわ。フラーっとどこかに行ってしまうこともあるし」

 

「それは大体図書室に行ってるだけですよ」

 

「いつものメンバーで喋ってると思ったらほかのグループのところに行ったりね」

 

「それは…まぁそういう考えをすればそうなるかもですが…」

 

私そんな風に見られていたの…?

ちょっぴりショックなんだけど…

 

「ルーナさんはなんでそう思ったんですか?」

 

「なんとなくよ」

 

「えっそんな感じで私フワフワって…」

 

「なにか周りに漂ってるような感じ。本当に人かしら?」

 

「…人ですよ。ちゃんと」

 

「何言ってるのよ、普通に人よ?一年一緒にいた私が言うんだから間違いないわ」

 

えー…

この子なんとなくで人の正体を見破ってくるのか…

勘が鋭いのか…それとも本当に何かが見えてるのかな…

バレることはないと思うけど…一応注意はしとこう。

でもまあ

 

「そんなことより、とりあえずお昼にしましょうか。そろそろ移動販売が来る頃ですし」

 

「あらほんと、確かにもういい時間ね。お話は食べながらでも出来るわ」

 

 

 

そのあとは飲んだり食べたりしながらお話に花を咲かせていた。

特にジニーさんとルーナさんはクィディッチの話で盛り上がっていたね。お互いに友達が出来たようで何よりですわ。

ルーナさんはちょっぴり不思議なところがあるけど、基本的にはいい子っぽくてそこは一安心。まぁ永琳さんの薬だしバレることはなさそうだけど、やっぱりもしバレてしまったらってのはちょっとだけ考えるわけで。

あの分なら話せばわかってくれそうだ。まあバレる気はさらさらないけど。

 

話が一周してハーマイオニーさんがまたロックハート先生の話を始めようとしたあたりで汽車がホグワーツに着いた。

一年生と上級生はルートが違うのでジニーさんとルーナさんとは一度別行動ということに。

誰が動かしてるともわからない馬車のようなものに乗って上級生はホグワーツに行くようだ。

……うーん…

 

「どうしたのヨーセイ。周りを見渡して…ハリー達かしら?」

 

「いえ、どこかに乗ってるんだと思っていたものですから、見渡してみてるんですが…いない…?」

 

「えっ、見つからないの?」

 

「少なくとも今見える範囲には…はい、いませんね。この辺りは二年生が固まっているはずですし、ここにいないとなると…」

 

「まさか、ホグワーツ特急に乗り遅れたってこと!?」

 

「そうじゃないと良いんですけど…ここまでいないと、ねぇ」

 

流石に乗り遅れたってのは笑い話にもならないんだけど…

今は二人の友人がどこかでこのひとりでに動く馬車に乗れていることを祈るのみだね。

 




はい、十九話でした。

あーもう今回ホントに時間かかった…いかんいかん、調子が出ないです。

暑いし湿度高くて服が張り付くし雨だしでもう、なんというか沈んでます。

しかも来週からの課題がかなりの畜生だという噂がありまして…次の投稿が不定期になるまであります。

私としてはそんなことしたくないのですが、どうしてもなってしまうかもしれません。

そこで、というか前から悩んでいたんですが、小説用のツイッターアカウントを作るか迷っています。
はっきり言ってたいしたことをつぶやく気がしませんが、多少は皆さんに現状何処まで進んでるのかが分かりやすくなる……かも、しれません。
そこで、読者の方々に思い切ってアンケートなるものをやってみようと思います。

一週間後の来週の土曜日まで、私の活動報告欄で受け付けます。投票が無ければ作りません。


毎度毎度ですが、感想、ご意見、誤字報告、評価、その他もろもろ待っています!


ではこの辺で
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