ハイスクールD・D・D(更新停止中)   作:ラグナクス

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まずい、あらすじの内容が思いつかん。どうしよう・・・



侵した悪魔への制裁

【3人称side】

 

霊峰青山(せいざん)の修行場の傍に作られた小屋の縁側。そこには蒼枒が自身の膝に黒歌を乗せ、後ろから抱きしめていた。抱きしめられている黒歌も身体を預け、二股に分かれている尻尾を蒼枒の身体を挟むように背中で結んでいた

 

黒「あ、失敗したにゃ」

 

蒼「ダメじゃないか。ちゃんと集中しなきゃ」

 

黒「それは、蒼枒が耳を摘まんだりするから・・・」

 

2人は修行(死合)の後始末をしていた。修行場は大部分が毒々しい色で汚染されており、染められていないところも不自然に溶けて穴が空いていた。それを処理しているのは2人が呼び出し、作り出した分身や式達。それらは自ら動いているわけではなく、すべて2人が操作していた

 

黒「蒼枒、苦しいにゃ」

 

蒼「離してほしい?」

 

黒「それは・・・いやにゃ」

 

ギューーと黒歌を抱きしめる蒼枒。抱きしめられている黒歌は苦しいと言うも嫌がったりはせず、少し腕が緩まると身体を回し、蒼枒に正面から抱き着いた

 

黒「ずーとずーと、こうしていたいにゃん」

 

蒼「俺もだよ、黒歌」

 

ア「2人とも!イチャイチャしてないでヴァーリを助けてくれ!」

 

頰ずりして甘える黒歌の背中をポンポンと叩き甘やかす蒼枒。2人っきりの甘い空間が広がるが、それを邪魔するかのように1つの声が響いた。それは2人の傍で倒れ伏すヴァーリの神器である白龍皇の光翼(ディバイン・ディバイディング)に宿るアルビオンからだった

 

蒼「知らん。勝手に突っ込んできたヴァーリが悪い」

 

黒「そもそも、なんで無茶なことをしたの?いつもなら聞き分けが良いのに」

 

蒼枒と黒歌が戦っている最中、ヴァーリが結界を突っ切り戦いに交じった。だが碌に毒への対策をしていなかったヴァーリは蒼枒の放つ毒を受け、倒れてしまっていた

 

ア「しかたがないんだ。ここ最近神の子を見張る者(グリゴリ)も忙しくなり、今までは少しだが相手する者がいたんだが、それも遂にいなくなってしまってな。美猴もたまにしか来れず、だからと言ってここに入り浸るのもヴァーリは何か思うものがあるみたいでな」

 

蒼「そうか。だからと言って勝手に死にかけるのはなんだかと思うがな。回復させるのは俺たちなんだからな」

 

ア「申し訳ない」

 

既に解毒を済まされ後は目覚めるのを待つだけ。いつもは小屋の中に寝かされるヴァーリだったが今回は自業自得だと言わんばかりに地面にうつ伏せのままころがされていた

 

ア「(蒼枒の毒は余裕で魂まで侵していた。本来ならば持ち得ていない力なのにだ。・・・俺さえ受け入れればヴァーリも同じことができるようになるか?)」

 

かつては神すら怖れる猛毒をその身に宿し、『毒龍皇』として『アルビオン・グウィバー』として呼ばれていたが、その力を忌み嫌い、アルビオンは2000年以上も自身で封じてきた。だがその自身の毒とも勝るとも劣らない毒を使う蒼枒にアルビオンはヴァーリのためらならばと、封じた力を解くことも考え始めていた。そんな中、蒼枒は日本に悪魔が現れたのを察知していた

 

蒼「・・・また来たのか」

 

黒「蒼枒、どうしたのにゃ?」

 

蒼「駒王学園に集中してみな」

 

黒「学園に・・・あ」

 

急に機嫌が悪くなる蒼枒に黒歌が訪ねる。そして言われるがまま学園に気配を探索すると滞在を許可した以外の悪魔の気配があった

 

黒「馬鹿なやつらにゃ」

 

蒼「まったくだ。帰ってきたばかりで悪いが白音たちに行ってもらおうか」

 

黒「人に見られたら大変だもんね」

 

蒼「部外者は学園に入るのに許可が必要だからな。規則を守らなければ後処理が面倒だ」

 

蒼枒自身が直接行く場合、悪魔がいるのは学園内なので入るのに学園側の許可がいる。無許可で入ってもいいが人に見られた場合後処理が面倒になるため結果的に葉月たちが行く方が速いと判断した

 

黒「2人にはもう伝えたのかにゃ?」

 

蒼「ああ。すぐに来るよ」

 

そういうと蒼枒は転移陣を出現させた。その直後白い何かが転移陣の中へと入って行った

 

 

 

 

 

【絶斗side】

 

部室に突如現れた悪魔、ディオドラ・アスタロトは部長のところへ行くとある要求をしてきた

 

デ「このような形で申し訳ありません。何分時間がないものでして・・・今日はあるお願いをしに来ました」

 

リ「何かしら?」

 

デ「リアスさんの眷属であるアーシア・アルジェントをトレードしていただきたい」

 

ディオドラさんがお願いしてきたのはアーシアとのトレード。・・・眷属って交換できるものなのか?

 

デ「急に言われて今すぐ答えを頂こうとは思っていません。詳しい話は冥界に来た時にお話しします」

 

ディオドラさんはアーシアに微笑みながらも何やら焦っている様子だ。みんなもディオドラさんの様子に気になっているみたいだ

 

リ「どうしたの?何をそんなに焦っているの?」

 

デ「大丈夫ですよ。気にしなくていい」

 

どこか無理矢理笑顔を作っているディオドラさん。一体何があったんだ?

 

 

 

 

 

~~~~~~回想~~~~~~

 

【3人称side】

 

とる駅の地下にある冥界と日本を繋ぐの列車のホーム。そこには10名ほどの悪魔が冥界から日本に来る汽車を今か今かと待っていた

 

デ「アーシア。もうすぐ会えるよ」

 

悪魔の集団の先頭に立つのは深い緑の髪を持つ悪魔、ディオドラ・アスタロト。そのすぐ後ろにはアスタロト家に仕える騎士たちが並んでいた。その中の騎士長がディオドラに声をかけていた

 

「ディオドラ様、やはりここは危険と思われます。日本に行った悪魔が帰ってこないのはご存知でしょう」

 

デ「わかっているよ。だがここは冥界とも繋がっている。きっと大丈夫さ」

 

先ほどから聞くアーシアという者にしか頭にないディオドラにはどんなに説得しようとも今は効果がないと判断した騎士長はいざというとき守れるべく部下たちに気を抜くなと指示を出した。だがそんなものは無意味というように一番背後にいた悪魔が1人消えた。それと同時にホームを照らしていた明かりが不気味に点滅しだしそして、消えた

 

「!?ディオドラ様を守れ!」

 

騎士長の言葉に騎士たちはディオドラを囲うように剣と盾を構えた。悪魔である彼らは暗闇でもはっきりと視ることができる。だがそれは襲う相手も同じこと。気配を殺し、1人。また1人と悪魔たちの命を奪っていく

 

「ぐもぅんおうぅぅん」

 

「ギャ」グシャ

 

デ「何が・・・何が起きている!!?」

 

「助けて(くれー!!!)

 

「ディオドラ様!はやく転移用魔法陣へ」

 

くぐもった声にグシャリと潰される音。そして引きずられる音と共に「助けてくれ」と言う声がどんどん遠ざかりやがて聞こえなくなる。隣にいた悪魔がまた1人また1人と消えていき、死んでいく。騎士たちが恐怖におびえる中、騎士長はいち早く魔法陣を展開しディオドラを強制的に転移させた

 

デ「何をや・・・」

 

「よし後は・・・」

 

ディオドラを送りほんの一瞬の安心も束の間。自分たちを守っていた騎士達はほとんどおらず、その最後に騎士も目の前で首がはねられていた

 

「くそっ」

 

悪態つく騎士長だったがこれ以上ここにいては自分も死ぬであろうことは分かっていた。故に自身が展開した魔法陣に入ろうとするも、何かに縛られたように身体が動かなかった

 

「・・・はっ」

 

騎士長は乾いた声しかでなかった。体を粘着性の糸で捕えられ、目の前には白い大きな怪物がその巨大な拳を自身に向けて振り下ろしていた。こうして日本に侵入した悪魔は僅かな間で逃がされた1名を除きすべて殺された。そして虐殺があったにも拘らずリアスたちが日本へと帰ってくる時には地の染みやひび割れ一つなく、綺麗なホームが広がっていた

 

 

 

~~~~~~回想終了~~~~~~

 

 

【絶斗side】

 

デ「こちらが用意するのはこちらになります。ご覧になってください」

 

そういってディオドラさんはカタログのようなものを部長に手渡す。部長は受け取ろうとしなかったが部室に魔法陣が浮かび上がるとディオドラさんは無理矢理部長に押し付け自身が出てきた転移魔法陣へと入っていた

 

デ「それでは皆様、後日お会いしま」

 

しょうと言おうとしたのだろう。宙に浮かぶ魔法陣から白い閃光が一直線にディオドラさんに迫り、腕を掴むとそのまま握りつぶした

 

デ「ぎゃああああぁああ!!」

 

「「「白音さん(ちゃん)!!?」」」

 

突然現れた白音さんに驚く俺達。しかし白音さんは気にもせず掴んだ腕の肩口を蹴り上げた。するとまるで刃物で斬られたように腕が切り離され、ディオドラさんは叫びながら転移していった

 

白「逃げられましたか。まあ転移途中でしたし仕方ないでしょう」

 

そうつぶやくと白音さんは手に持っていた腕を燃やした。あまりの高温に灰も残らず、肉が焼ける匂もなかった

 

白「葉月。いいところに」

 

葉「ああ、分かりました」

 

熱と光から顔を守っていると魔法陣から葉月さんが上半身だけ出してきた。そして一言で把握するとディオドラさんの腕からしたたり落ちていた血をすべて消し去った

 

白「さよならです」

 

葉「お騒がせしました」

 

10秒にも満たない僅かな時間で2人は帰っていった。その余りのはやさにポカーンとしているしかなかった。部長がなぜディオドラを襲ったかを問いただすとか言っていたがアザゼル先生から論され渋々ながらも頷いていた

その後準備を終え、生徒会の仕事を終えた生徒会達も加わり、イリナの歓迎会が行われたが、部長達は心から楽しんでいる様ではなかった

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