とりあえずなんとか1話できました
次回も更新できるかなぁ
【3人称side】
オーディンへの襲撃を行ったロキとフェンリルは真っ暗な海の上を飛んでいた
ロ「様子見で十分だった。青龍さえ除けば後は取るに足らん奴らだ」
フェ「ですが油断はなりません。初見と言うこともあり奇襲をかけた私たちが有利なのは当然なのですから」
ロ「分かったいる。だから作ってもらっているのだろう。・・・着いたぞ」
ロキとフェンリルは一度立ち止まると目の前の空間に指を縦に走らせた。すると空間が広がり人が通れるほどの隙間ができた。中は白く外からはないもないように見えるが2人は迷わずその中に入って行った。隙間は2人がいなくなった後、1人でに閉じた
ロ「ユーガ。戻ったぞ」
【ユーガside】
ユ「魔法カード《増殖》を発動。ミドガルズオルムを増殖」
ロキがミドガルズオルムの鱗や爪、牙から作ったミドガルズオルムのクローンが《増殖》によって増えていく。本来であれば《クリボー》のサポートカードだが、初期登場時は攻撃力500以下のモンスターを増やす効果であるため《収縮》で攻撃力を下げれば問題なく使える
ユ「んでもって《亜空間物質転送装置》で転送と」
カード効果で大量に生み出したため処分も簡単だが使うまでスペースを取り邪魔になるだけ。そのため《亜空間物質転送装置》で亜空間に転送しておく
ユ「じゃあ次は《クローン複製》っと」
続いては続いて発動したのは《クローン複製》。こちらは一体しか作れないがロキ作のクローンと同等の物ができる。これだけやればいいと思うが戦いは数がものをいう場合が多い。まあどちらにしろ、ロセに《ブラックホール》とか使われたら全滅してしまうんだけどな
ロ「戻ったぞ」
どうやらロキが戻ってきたようだ
ロ「クローンの数はどうなっている?」
ユ「低レベは千は超えてるな。サポートつければ良い戦力になるだろう。同等のは10ってところか」
ロ「・・・少ないな」
ユ「俺も複製だけをやってたわけではないからな。そんなものだろ」
ロキの頼まれごと以外にもDホイールの作成もしなくてはならない。今回の戦場は空中になるから大型で飛べるとなると数が限られてくる。好き勝手に作ることもできるがせっかくだから5D'sに出てきたものを作りたい。変形機構も取り入れるし核は今のDホイールだからすっぽり入る大きさでなくてはならないとなるとイリアステル組ぐらいしかない
ユ「そちらはどうだった?」
ロ「心配ない。が、やはりロスヴァイセが厄介だ。たったモンスター1体で私の呼び出した《極精霊》が全滅だ」
1体ってことは全体攻撃か除去か。《スターダスト・チャージ・ウォリアー》か《ブラック・ローズ・ドラゴン》ってところだろう
ロ「だがそれはお前が抑えるから問題ない」
ユ「まあな」
大きな椅子にドカッと座るロキ。俺は作り終えたクローンのミドガルズオルムを転送装置で亜空間に送る。ロキと一緒にいたフェンリルは冷蔵庫の中を漁っていた
ユ「さてと」
これから俺は今まで以上に原作に関わることになる。これまでもロセを筆頭に
ユ「なあロキ。宣戦布告か襲撃かどっちをやったかは分からないけど相手はどんな奴がいたんだ?俺はロセとオーディン以外はどんなのがいるかわからねぇからな」
原作知識からオカ研にペンドラゴン兄妹を除いたヴァーリチーム。アザゼルとバラキエル。イリナがいるはずだ
ロ「ああ。堕天使のトップと悪魔どもだな。天使もいたか?まあどれも《極精霊》に手古摺っていた雑魚だ」
フ「後は青龍とその奥方ですね。奥方の方は戦闘には出てきませんでしたが私が走っても壊れない結界を張ってましたし、青龍もなかなかでした」
フェンリルが大きめのカップとソーセージを手に戻ってきた。青龍?何故日本に?
ロ「フェンリルよ。あいつらは敵ではないぞ」
フ「分かってますよ。ですが互いに力をセーブしてましたが久々に楽しめました」
ユ「良かったな。だけどなんで日本に青龍がいるんだ?青龍といえば中国の4神だろう?」
ロ「龍脈の管理だとか言って世界中にいるぞ。知らなかったのか?」
フ「欧州では白虎が情報屋を開いてたりしてますよ。彼女の情報があったから青龍との協力が取り付けれたんです」
どうやら俺の知る原作のままという訳ではないらしい。姫島家等の五大宗家だったか?4神の力を受け継いでるとかっていうの。その本家がいるとはな
ユ「へー」
フ「堕天使は後で詳細な情報を渡しますよ。昔からいますからね。天使は分かりませんが悪魔に関してはユーガのご友人に聞けば詳しいことが分かるかと。何せ話題になってますから」
ロ「所詮は力に振り回される雑魚だ。我らの敵ではない」
うん、まあロキは気に入ったカードを魔法で再現しちまうぐらいだからな。能力は弱体化するとは言え使えるし。
ユ「ゼファードルと話すのは寝てからにする。流石に眠いぜ~」
アースガルズからここまで飛んできてさらにぶっ続けでミドガルズオルムの増殖を行っていたから流石に疲れた。起きたらDホイールの作成とゼファードルから情報を聞かないと。俺の知らないだけで原作からもっと大きくずれてるかもしれないからな