ハイスクールD・D・D(更新停止中)   作:ラグナクス

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すみません。前話を少しカットしました。

今回、主人公がオカ研と戦います。うまく書けたでしょうか?


修行 開始編

【蒼枒side】

 

俺は今葉月達に連れられてとある山の麓にいる。どうやらここが葉月たちの先輩が所有する山らしい。一応土地の所有権を調べたがある日を境にグレモリーに所有権が移っている。大方契約の対価として手に入れたのだろう。税金も払っているみたいだから文句は言えない。

 

葉「お兄様。先輩たちはどうやら山にある屋敷に向かっているみたいです」

 

蒼「わかっている。俺も感知しているからな」

 

仙術を使い山にいる生物の気配を感知する。山の中に悪魔なんていないからすぐにわかる。数は5、他に人間が1人が登っている

 

蒼「俺は山を見て回りながら登るが葉月たちはどうする」

 

葉「私たちはお兄様が到着してから転移しますよ」

 

蒼「そうか、じゃあ後でな」

 

そう言って俺は山の中に入っていく。たかが山一つ5分あれば十分だ。

 

 

蒼「特に異常はない・・・か」

 

もしこの山に冥界のものが植えられ、さらに危険なものだったのなら、それを理由にこの山を奪い取れたんだが、そううまくはいかないか。一通り見まわったので山頂に向かうとしよう。山頂までは道があるため屋敷まで10秒あれば行けるだろう

 

?「なに!?この音!」

 

?「わかりません。だんだん近づいてきます!」

 

何やら声が聞こえたが誰かわからないので無視して登り切る

 

蒼「ここだな」

 

屋敷の前に着くとずつジャージ姿の男女がいた。

 

リ「あなた!一体何者!?」

 

赤い髪の女が叫んできた。こいつがグレモリーとかいう純血悪魔だな。

 

蒼「叫ぶな。俺は「相変わらず、速いですね」」

 

葉月たちが転移陣から現れた。ほんとに下で待ってたのか

 

リ「葉月に白音!この人は誰?」

 

葉「今回部長たちを指導を引き受けてくれました蒼枒お兄様です」

 

 

 

【ゼットside】

 

蒼「紹介にあずかった東雲蒼枒だ。今回お前たちの指導に当たる」

 

リ「私がオカルト研究部部長のリアス・グレモリーよ。 今回はわざわざありがとう。さっき登ってくるのを見たけどかなり速かったわね」

 

蒼「あの程度で速いとはな」

 

嘘だろ!ここまで来るのに結構な距離があったんだぞ。あの口ぶりからからするにあれは遅いって言ってるようなものだぞ。部長も軽くショックを受けたみたいだがすぐにみんなの紹介に移っていた。俺はその間に蒼枒さんをよく見てみよう。青い銀色の長い髪は後ろで1本にまとめられている。緑の和服に1本下駄で下駄は金属っぽいな。・・・ん?1本下駄の鉄下駄!?それで山登ってくるとかふざけてるのか!?

 

イ「あーーーっ!思い出した。巨乳の和服美女と一緒にいた人だ!」

 

俺が驚愕しているとイッセーが何かを思い出したらしい。

 

リ「イッセー。彼を知っているの」

 

イ「去年元浜達と街で遊んでいるときに見かけたんです。2人とも和服で目立ってました」

 

ほう、あの変態3人組で街にね。盗撮とかしてなかっただろうな

 

リ「そうだったの。普段から和服を来てるの?」

 

蒼「そうだな。家にあるのはほとんど和服だ」

 

リ「今時珍しいわね。じゃあ次で最後よ。彼は朧月絶斗。悪魔じゃないけれど今回の合宿に参加するわ」

 

ゼ「初めまして朧月絶斗です」

 

蒼「剣が使えないんだったな。今回で使えるようになればいいな」

 

他の人同様、あらかじめ葉月ちゃんたちから聞いてたみたいだ。言われた通り今回の合宿で何とかあの剣を振えるようになりたい

 

葉「自己紹介も終わったみたいなので私たちはもう行きますね」

 

リ「ちょっと!本当に学校に行くの!?」

 

白「もちろんです。何のために制服着てると思ってるんですか」

 

確かに制服姿で修行なんて普通しないよな。

 

葉「行くまえに一つ忠告しておきます。この後お兄様と戦うことになるでしょう。そのとき上段から剣が振り下ろされた場合は必ず避けてください。さもないと」

 

死にますよ。そういって魔方陣に入っていった

 

蒼「葉月の言った通りこれからお前たちの実力を見せてもらうため俺と戦ってもらう。全員まとめてかかって来い。本気でな」

 

リ「ち、ちょっと待って。本当に私達全員の相手を一度にするっていうの?」

 

蒼「もちろんだ。お前たちでは手も足も出ないと思うがな」

 

蒼枒さんがあからさまに挑発してくる。その言葉に部長はイラついたようだ

 

リ「日本の青龍だから何だってのよ。私たちを甘く見ないで!行くわよ皆」

 

「「「「はい!」」」」

 

部長の一声で俺とイッセーと祐斗は神器(セイクリッド・ギア)を出し、部長と朱乃先輩は腕を向ける。祐斗とイッセーが一歩踏み出した瞬間

 

蒼「・・・遅い」

?「キャア」

 

腕を組んでいたはずの蒼枒さんが長い竹を手に腕を振り下ろしていた。そして後ろから倒れる音とアーシアの声が聞こえた。

 

イ「アーシア!」

 

リ「嘘・・・全く見えなかったわ」

 

誰も反応するどころか振り下ろす腕も見ることができなかった。純血悪魔の部長や騎士(ナイト)である祐斗さえも・・・。アーシアは上から竹をたたきつけられ地面に押さえつけられている

 

イ「アーシアは戦えないんだぞ!なんでアーシアを狙った!」

 

蒼「何を言ってる?俺は全員でかかってこいと言ったはずだ。ならば俺の標的もおまえら全員となる。それに回復役から狙うのは当たり前だろう?本人が戦えないのならばなおさらだ。誰も守ろうとしなかったお前らが悪い」

 

確かにそうだ。回復役から攻めるのは戦いの基本。なのに蒼枒さんの挑発に乗せられ俺たちは攻めることばかり考えてた。

 

蒼「所詮は竹だ。切れたりしないから安心しろ」

 

イ「よくもアーシアを!」

 

《Boost》

 

イッセーが倍加を使って殴りかかる。蒼枒さんは竹を捨て、角材を作り出す

 

蒼「動きが直線過ぎる。大振りすぎる。カウンターしてくださいって言っているのか?」

 

イ「がはっ」

 

イッセーは角材で腹を突かれそのまま木まで吹き飛ばされた

 

蒼「これで早くも2人脱落か」

 

リ「よくもイッセーとアーシアを・・・行くわよ朱乃」

 

朱「うふふ。これはどうですか」

 

部長が滅びの魔力を、朱乃さんが雷を放つ。が俺の予想ではその程度の攻撃

 

蒼「その程度か」

 

蒼枒さんは角材で地面を軽く突くと地面から人も飲み込めそうな大きな植物を出現させた。2枚の葉の縁に牙のようなトゲがあり、2枚貝のように重なるように生えている。その植物は向かってくる魔力と雷をかみ砕き部長に向かって突進する

 

リ「うそ・・・」

 

蒼「防がれたくらいで一々ショックを受けるな」

 

植物の突進を正面から受けた部長はそのままふき飛ばされた

 

イ「部長!」

 

手加減されていたのだろうか地面に倒れていたアーシアはいつの間にか起き上がりイッセーを回復していた。回復したイッセーは先ほどと同じく蒼枒さんに殴りかかるが

 

蒼「さっきと何ひとつ変わっていない。それに脱落したんだから大人しくしていろ」

 

まるでリプレイを見ているかのようにイッセーが突かれ木に飛ばされた。

 

蒼「さて残ったのは速さが自慢の騎士(ナイト)と朱璃さんとバラキエルさんの娘とまだ動きを見せず俺を観察していた人間か」

 

蒼枒さんはもう一度地面をつくと植物が枯れるように消えた。祐斗は剣を構え、朱乃さんは手に魔力を溜める。俺も羽を槍に変えると力を溜める

 

ゼ「朱乃さん、祐斗、時間を稼いでください。残った中で一番強い威力が出せるのはおそらく俺です」

 

祐「わかった。任せてよ」

 

朱「一矢報いて見せますわ」

 

祐斗が高速で移動する。俺にはかすかに祐斗が見える程度だ。縦横無尽に駆け回り正面・横・後から斬りかかる。だが・・・

 

イ「いいぞ祐斗」

 

リ「そのまま押し切っちゃいなさい」

 

ゼ「まずいな」

 

リ「え?なんで」

 

イ「祐斗に防戦一方だろ」

 

ゼ「蒼枒さんの足元よく見てください」

 

安全な場所から応援していた部長たちの視線を蒼枒さんの足元に向けさせる

 

イ「嘘だろ!」

 

リ「一本下駄なんて」

 

ゼ「そうじゃないでしょう!」

 

リ「わかってるわよ!彼は今まで一歩も動いてないんでしょう?」

 

ゼ「はい。その通りです」

 

部長を吹き飛ばした植物を召喚するときはともかく、イッセーを突き飛ばした時も、高速で動いている祐斗の攻撃さえも一歩も動かずに右手に持った角材で防いでいる

 

朱乃「祐斗君。避けてください」

 

朱乃さんの手から雷が放たれる。溜めていた分その威力は先ほどの比じゃないだろう

 

蒼「待ってやったのにその程度か。朱璃さんのほうがまだ上だぞ」

 

蒼枒さんの左手から雷が放たれると向かってきた雷を飲み込みそのまま朱乃さんを襲った

 

朱「きゃあああ」

 

朱乃さんは黒い煙を出しながら膝をつく

 

祐「今なら」

 

祐斗が蒼枒さんの背後に回り剣を振り下ろすが

 

祐「なっ!?」

 

蒼「速いと言われてもこの程度か。速さを誇るなら音速くらい速くなってから言え!」

 

蒼枒さんは背後からの剣を掴み、そのまま前に投げ飛ばす。驚いたのはその剣の止め方だ。振り下ろされる剣を下から掴んで止めるのではなく、上から掴んで止めたのだ。投げ飛ばされた祐斗の前に折れた剣と角材が突き刺さった。

 

蒼「残ったのはお前ひとりだ。その大きな風を纏った槍をどうする?」

 

ゼ「どうするもこうするも、俺は投げるだけだ!」

 

俺が持てる最大まで風を纏わせた槍を蒼枒さんに向かって投げる。これが今俺の出せる最大だ。その威力はフリードに向けて放った時よりも何倍も大きいだろう。周りの木々が引っ張られ葉っぱと砂が巻き込まれる。これならば

 

蒼「なかなかの威力だ。だが」

 

腰から刀を抜き、上段に構えた。巨大な竜巻を纏った槍に対し蒼枒さんは一歩踏み込んだ状態で刀を振り下ろしていた。その斬撃は槍と竜巻を切り裂いた

 

イ「はあ!?」

 

リ「嘘でしょ・・・」

 

朱「あらあら・・・」

 

祐「ははは・・・」

 

ア「すごいです・・・」

 

ゼ「もう無理だ。降参です」

 

斬られ飛ばされた槍は傷ひとつなく地面に突き刺さっている。が、それを回収する暇は与えてくれないだろう。山を登ってくるのもあれだけ速いのだ。この程度の距離などあってないようなものだろう。

 

蒼「さて、おまえらの実力はだいたいわかった。これから指導することになるが・・・俺が指導できるのは基本的に近距離戦闘だ。術は参考程度しかならないだろう」

 

リ「待って。あなたも朱乃と同じく雷を使っていたじゃない」

 

蒼「あれは妖術だ。まあ同じ雷だから朱璃さんの娘さんは参考にはなるんじゃないか?」

 

蒼枒さんは刀を鞘に収めながら言った。

 

蒼「すぐにでも始めるぞ。時間がないからな」

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