【ユーガside】
ユ「止めをさせ《ディノインフィニティ》!インフィニティ・ファング!!」
角の生えた巨大な恐竜が巨大な牛型の魔獣の首元にかぶりつき、引きちぎった。魔獣は力なく倒れるとピクリとも動かなくなった
ユ「はぁ。クリスマスだってのに依頼が来るなんてな」
今日はクリスマス当日。午後からロセとデートの約束だったのに俺に指名の依頼が入った。個人を指名するなんてのは珍しいことだし、報酬もよかったから断りずらかったんだよなぁ。思いのほか時間かかったけど
ユ「時間はギリギリだな。飛ばせば間に合うか?」
召喚していた《ディノインフィニティ》をディスクから外し、デッキをしまう。破壊効果が使えないため純粋な攻撃力重視のデッキで討伐するんだが・・・クリスマスってことでどのモンスターも召喚できなかった・・・。天使とかは分かるぞ。だけどドラゴンとか機械、果ては悪魔族までクリスマス休暇ってどういうことだ!?ようやく召喚で来たのが恐竜族だったし・・・みんなパーティとかしてるんだろうか?
ロ「ユーガ!遅刻です!」
ユ「悪い悪い。急遽依頼が入ってさ、俺に指名されてたし断れなかったんだ」
待ち合わせ場所には怒っているロセがいた。Dホイールをとばし、諸々の手続きをしてから向かったが、待ち合わせの時間には間に合わなかったようだ
ロ「せっかくのクリスマスですのに・・・」
?「メリィィィィィクリスマァァァァァァァス!!!!!!!!」
その叫び声とともに大小の赤と緑の羽を持ち、白い袋を背負った赤い悪魔が俺たちの前に現れた。
ロ「悪魔!?」
ユ「いや違う!悪魔は悪魔だけどお前はサタンクロース!」
サタクロ「
サタンクロースは背負っていた袋を漁るり、中から小さな箱を渡してきた
ロ「これを私たちにですか?」
サタクロ「そうだ!開けて見な」
ロセが箱を開けると中には二つのネックレスが入っていた。ってこれって!?
ユ「《賢者の宝石》じゃねぇか!?」
サタクロ「Oh!Yes!その通りだ」
ロ「えっ!?これって賢者の石何ですか!?」
ロセはネックレスを手に取り、宝石を眺めていたが、賢者の石と聞き、箱に戻していた
サタクロ「違う違う。賢者の石とは別物だ」
ユ「なぜこれを俺たちに?安いものでもないだろ」
サタクロ「いや、結構ありふれたもんだぜ。何たってブラックマジシャンガールしか使えないからな。他の者にとっては無用の長物だ」
ユ「あー。納得」
《賢者の宝石》
通常魔法
(1):自分フィールドに「ブラック・マジシャン・ガール」が存在する場合に発動できる。手札・デッキから「ブラック・マジシャン」1体を特殊召喚する。
・・・うん。他のモンスターは使えないな
サタクロ「さて、渡すものは私たし、俺は帰るぜ!まだ配り終えてないからな」
ユ「配るってどこに?」
サタクロ「それはいろんなところだ。なんたって1年で唯一仕事をする日だからな」
2人で楽しめよー。そう言ってサタンクロースは消えていった
ユ「ろせ。本当に悪かった。許してくれ」
ロ「・・・もう、仕方ないですね」
ロセは仕方ない、って顔をしながらも許してくれた。俺は冷たくなったロセの手握ると、コートのポケットに一緒に入れた
ロ「ユーガ・・・」
ユ「このほうが温かいだろ」
そう言うと、ロセは赤くなりながらも俺に寄りかかってくる。俺たちはそのまま夜の街の中に入っていった。
【三人称side】
一方。日本では
ユ「お待たせしました。こちらクリスマスコースのメインになります」
叔父の営むレストランでバイトをする絶斗
碧「悪い。俺はもう無理だ・・・」
フ「碧守!」
蒼「倒れるのはやすぎるぞ父さん!」
葉「情けないです」
白「すみません。私ももう限界です・・・」
黒「白音ぇ!!」
元旦に向けてお守りの核を作る東雲家だった。彼らの前にはオーラが発する木の札と朱色の透明な石が山積みにされている