ハイスクールD・D・D(更新停止中)   作:ラグナクス

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下種神父 再び

【ゼットside】

 

イ「なぁ、こんなので本当に大丈夫なのか?」

 

ゼツ「他に方法もないだろ」

 

イ「だからってこれはなぁ」

 

俺たちは神父の恰好をしている。神父を殺したという情報からフリードをおびき寄せるためだ。流石に6人が固まっていては襲ってこない可能性が高いため、3人ずつに分かれた。できれば2人ずつにしたかったんだが

 

ゼツ「互い連絡できるようにアドレスは知っているな?」

 

祐「僕もイッセー君もゼット君のアドレスは知っているけど、そこの2人のは知らないよ」

 

そう言う祐斗の視線はゼノヴィアとイリナに向けられた

 

ゼツ「あー、まぁそこはしょうがないんじゃないか?一時結託しているが本来敵なんだし互いの連絡先知ってたらまずいだろ」

 

祐「・・・言われてみればそうだね」

 

一応納得してもらったところで、互いに分かれて行動を始めた。

 

 

 

 

 

町中を歩き回ってそろそろ2時間が経つ。日も落ち、空が夜に染まっていくなかそいつは突然上から降ってきた

 

フ「神父の皆さま!ご加護ですよっと!」

 

ゼツ「ちっ!」

 

イリ「下がって!」

 

俺がバックステップで奇襲を避けると、イリナが俺と入れ違うように擬態の聖剣(エクスカリバー・ミミック)で斬りかかる。服の下に隠していたゼノヴィアが剣を抜くよりも擬態を解いたほうが当たり前のようだがはやい。ギンッと音とともにエクスカリバー同士がぶつかり合うと互いに身を引いた

 

ゼノ「フリード!」

 

フ「おんやぁ?神父かと思ったらエクスカリバー持ちの教会の犬にあの時の槍投げ野郎じゃないですかぁ。なに?この前は悪魔とつるんでいたくせに今度は教会の奴といっしょにいるんですかぁ?」

 

ゼツ「・・・・・・(電話中)」

 

フ「って無視してんじゃねえよ!」

 

神父服を脱いでイッセーたちに電話をかけるが、いつでも動けるようにフリードからは目をはなさい。だが、あのうるさい言葉だけはスルーだ。あれにかまっていたらきりがない。

 

ゼノ「お前の相手は私たちだ」

 

イリ「エクスカリバーは返してもらうよ」

 

フ「うっっっぜぇ!邪魔すんじゃねえよ糞女ぁ!」

 

無視したことに怒ったフリードは俺に向かって突進してきたが、ゼノヴィアとイリナに阻まれる。邪魔されたフリードは怒り狂ってエクスカリバーを振り回すが、そのスピードがだんだん速くなっていた

 

ゼノ「くっ、やはり速い」

 

イリ「押さえ、きれない」

 

フ「ほらほらどうしたんですか?この天閃の聖剣(エクスカリバー・ラピッドリィ)には追いつけないですかか?」

 

2人は剣の速さに追いつけず防戦一方だ。くそっ。イッセーは何故でない

 

フ「おんじゃ先にあいつから片づけますか。前の借りもあることですし」

 

ゼノ「っ!絶斗!」

 

フリードのやつ無理矢理突破してきやがった。片手だけで防ぎきれるか?

 

祐「悪いけど君の相手は僕だよ」

 

フリードが迫りくる中、俺の前に祐斗が上から落ちてきて手に持った剣でフリードを受け止めていた。

 

ゼツ「祐斗!」

 

イ「ゼット!待たせたな」

 

匙「伸びろライン!」

 

祐斗に続いてイッセーと匙も上から現れた。匙の手の甲にはデフォルト化されたトカゲの顔らしきものが現れ、そいつの口からベロが伸びフリード目掛けて飛んでいく

 

フ「うぜぇっス!」

 

エクスカリバーで薙ぎ払おうとするがトカゲのベロは実体がないかのようにすり抜け、。フリードの腕に巻きついた。

 

匙「そいつはちょっとやそっとじゃ斬れないぜ!これでおまえは逃げらねぇ!木場!やっちまえ!」

 

祐「ありがたい!」

 

祐斗はさらに魔剣を作りだし、二本の剣でフリードを攻める

 

ゼツ「なぁイッセー。なんで電話に出なかった?」

 

イ「いや、俺たちもゼット達の近くにいたみたいで何かがぶつかる金属音が聞こえたんだ。家の向こう側だったから飛んでいこうとしたんだが」

 

匙「イッセーが飛ぶの下手過ぎて時間がかかった。全く、飛ぶ練習をしておけよ」

 

なるほど。だいたいイッセーのせいと。まあどうでもいいが今は祐斗の方だ。フリードはエクスカリバーを振い、祐斗の攻撃を防いでいるが、さっき程の速さが出ていなかった

 

フ「ああもう。うざってぇなこのベロ!さっきからなんか吸われてる感じがするし気持ち悪いし最悪なんですけどぉ!!」

 

匙「どうだ!これが俺の神器!黒い龍脈(アブソーブション・ライン)だ!こいつに繋がれた以上、おまえの力は俺の神器に吸収され続ける!だが吸い取るだけじゃないぜ!おら!」

 

フ「クッソ!そっちだけ実態があるとかずるいっしょ」

 

匙が引っ張ることによってフリードの体制が崩れた。こえで決まりだな

 

祐「まずは1本目・・・」

 

?「ほう魔剣創造(ソード・バース)か。使い手の技量しだいで無類の力を発揮する神器を持っているのか」

 

祐斗の振り下ろす剣が止まった。声をしたほうに視線を向けると神父の格好をした初老の男が立っていた

 

ゼノ・イリ・祐「「バルパー・ガリレイ!!」」

 

バ「いかにも」

 

ゼノヴィアとイリナは驚き、木場は視線だけで殺せそうなほどバルパーを睨んでいる。

 

フ「じいさん・・・」

 

バ「フリード。なにをしている」

 

フ「このわけのわからねぇ黒いベロが邪魔で逃げられねぇんだよ!」

 

バ「おまえに渡した因子を使え。体に流れる聖なる因子をできるだけ聖剣の刀身に込めれば切れ味が増すはずだ」

 

フ「なるほど!ほいーっと!」

 

先ほどは触れもしなかった匙の神器のラインが何の障害もなくスパッと切られた。

 

匙「何だと!!?」

 

フ「邪魔もなくなったことだし、ここは逃げさせてもらいますぜ!!」

 

バ「そうだな」

 

フリードは閃光弾を投げてきた。咄嗟に目をふさいだが閃光がおさまった頃にはフリード達はいなかった。

 

祐「逃げられたか」

 

ゼノ「追うぞイリナ!!」

 

イリ「うん!!」

 

2人は逃げていったフリード達を追いかけようとする

 

ゼツ「ちょっと待て!居場所はわかっているのか?」

 

ゼノ「気配はある。まだそう遠くに行ってないはずだ」

 

イリ「協力ありがとう。感謝するわ」

 

そう言ってフリード達を追いかけて行った。いつの間にか祐斗もいなくなっていた

 

ゼツ「・・・どうやらここまでの様だな。俺は帰るがイッセーと匙はどうする?」

 

イ「決まっている!祐斗を追いかける」

 

匙「俺もだ!放っておけないからな」

 

ゼツ「そうか。じゃあ頑張れよ」

 

俺は家に向かって歩き出そうとしたところイッセーに呼び止められた

 

イ「ゼットは協力しないのかよ!」

 

ゼツ「俺はそこまで人間辞めてないんだが!?確かにアミル・ガウルを使えば速く走ったりはできるがこんな街中で剣を振り回すなんてできないだろ?」

 

匙「言われてみれば確かにそうだな」

 

ゼツ「わかってくれたか。それじゃあな」

 

今度こそ家に向かう。途中でなんか叫び声が聞こえたが何だったのだろうか?




次回、コカビエル戦開幕!(`・ω・´)
・・・無理ゲー枠だけどどうするべきか(´・ω・`)
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