・・・・・・欲を言えば評価は上がってほしいけど無理かなぁ(´・ω・`)
【ゼットside】
俺たちは学園全体張られている結界を通り校庭に足を踏み入れた。そこでは校庭全体に魔方陣が描かれその中心に四本のエクスカリバーとバルパーとフリードがいた
コ「バルパー、後どれくらいかかる?」
声をしたほうに視線を向けると、空中に浮かんでいる堕天使がいた
バ「5分も掛からんよ」
コ「そうか・・・さて、よく来たな。サーゼクスは来るのか?それともセラフォルーか?」
リ」「お兄様の変わりに私たちが相手よ!」
ドォォォオオオオオオオオンッ!
部長が問いに対して返した瞬間爆音が辺り一帯に爆風とともに広がった。爆風の先には体育館があったはずだがなくなっていた。
コ「つまらん。がまあいい。貴様らを殺せば奴らもやってくるだろう」
そう言ってコカビエルが指を鳴らすと闇夜の奥から三つ首の犬が現れた。
ゼツ「ケルベロス!?」
イ「ゼット!知っているのか!?」
ゼ「いろんな作品に出てきてるし、地獄の番犬として有名だろ!」
イ「そう言われればそうだな」
疑問に思うほどのことじゃないだろイッセー・・・お前の持ってるゲームにも登場しているはずだし
リ「ケルベロスは地獄の番犬の異名を持つ生物なの本来なら地獄・・・冥界へ続く門の周辺に住んでいるんだけどまさか人間界に連れてくるなんて・・・」
イ「ヤバいんですか?」
リ「やるしかないわ。イッセーはサポートよ。私たちが相手するから」
イ「了解です!!」
イッセーはブーステッド・ギアを出し倍加を始めた。・・・先にやっておけよ。気付かなかった俺が言うのもなんだけどさ
ケ「そんな余裕があるのかねぇ。コカビエル・・・この程度の相手をするのに私に依頼したのかい?」
コ「いいや本命は別だ。ウォーミングアップとでも思ってもらえばいい」
しゃべった!?ケルベロスって話せるのか!?
ケ「まあいいさ。金は払われてるんだ。その分の仕事はするさ」
コ「こいつはマザーケルベロス。全てのケルベロスの母だ。貴様らごときが勝てる相手ではないぞ」
そういってコカビエルは二本の剣を手に持った。光剣ではないのか?
コ「貴様らの首は見せしめに必要だ。光剣が使えないのは面倒だが貴様らごときはこれでも十分だ」
こちらに突撃してくるコカビエルだが視界の端に地面に踏ん張っているケルベロスが映った。3つの口からはチラチラと炎が漏れていた
ゼツ「避けろぁ!!!」
叫んだ瞬間ケルベロスから巨大な炎が放たれた。俺たちはそれぞれ左右に避けたが吐き出された炎は学園を覆っている結界をゆがませた
リ「なんて威力なの」
コ「余所見とは余裕だな。グレモリー」
ゼツ「それはお前だ!コカビエル」
コ「チッ!」
コカビエルの狙いは予想通り部長か。俺は部長の前を遮るように斬撃を放った。狙いがわかっているならまだ対処はできる
リ「ゼット!」
ゼツ「部長たちはケルベロスの方を頼みます!」
朱「無謀です!私たち全員でも相手になるか「だからと言ってケルベロスも放置もできないだろ!悪魔は光の攻撃で掠っただけでも動けなくなる!俺ならば光の攻撃で当たり所が悪くなければ死にはしない!ゼノヴィア!手伝ってくれ!」
ゼノ「待ってくれ!エクスカリバーは「祐斗が行った!聖剣も悪魔にとって致命的だが流石に堕天使幹部を一人で相手できるなんて甘い考えは持ってない!!」
斬撃を防いだコカビエルに対して上段から斬りかかる。当然のごとく防がれ残ったもう片方の剣が迫るがゼノヴィアの
ゼノ「全く。堕天使相手に1人で向かうなんて。もしかしなくても今ので死んでいたかもしれないぞ」
ゼツ「信頼していたからな。そもそもが無謀な戦いだろ?」
ゼノ「違いない」
俺とゼノヴィアが剣を構える中、コカビエルは折れた剣を見ていた
コ「グレモリーでなければこんなものを使う必要はないな」
と無事な剣を投げ捨て、光剣を出した
コ「あまり時間はかけてはいられないからな。手加減はしないぞ」
そう言ってコカビエルは俺たちに向かって突撃してきた。さて、どれほど粘れるか
【三人称視点】
ゼットとゼノヴィアがコカビエルの相手をしている間、イッセー、リアス、朱乃、アーシアはマザーケルベロスと戦っていた
リ「くっ。なんて力なの」
朱「流石はすべてのケルベロスの母なだけありますわ」
リアスは消滅の魔力、朱乃は雷を放つもすべて避けられ、接近される。ケルベロスはその爪を振りかぶりリアスを引き裂こうとするが
イ「させるか!」
イッセーは迫る爪を
イ「ぐっ、この」
ア「イッセーさん!」
籠手で防ぎきれなかったのであろうイッセーの身体からは爪が刺さったような跡がありそこから血が流れ出ていた。アーシアはすぐさま駆け寄り
朱「きゃぁああああ」
リ・イ・ア「朱乃(先輩)!」
ケ「よそ見してる暇はないよ!」
ケルベロスは蛇となっている尻尾で辺りを薙ぎ払った。それはリアスのみならず回復していたイッセーとアーシアをも巻き込んだ
リ・ア「きゃああああああ」
イ「うぉあああああああああ」
ケ「情けない。この程度ウォーミングアップにもなりゃしない」
そう言ってケルベロスは首を上げた。狙うは倒れている悪魔たち。3方向にバラバラ分かれているが3つ首を持つケルベロスからしたら何の問題もない。首を下げると口からそれぞれ別のものを吐き出した。左の頭は雷を朱乃に向かって、真ん中は炎をイッセーとアーシアに、右は雪や氷が混じる冷気をリアスに向かって吐き出した
リ「まずいわ!」
先ほどと違い広く放たれた攻撃は横に避けるだけでは回避できない
朱「まだ完全ではないですがこれしかありません」
イ「くそっ。まだ倍加が終わってないのに」
体勢を立て直したそれぞれは向かってくるものに対し全力をぶつけた。朱乃は堕天使としての力を開放。雷に光力を上乗せして放ち、イッセーは今ある倍加をすべて使いドラゴンショットを放った。リアスも巨大な消滅の魔力を放ったが
リ「そんな・・・」
イ「嘘・・・だろ・・・」
相殺するだけで精いっぱいだった。技を放った3人の消耗は大きく、すぐにうごけるものはいない。この中で一番ダメージの軽いのはアーシアだが、アーシアではケルベロスを倒すすべを持っておらず、
バ「完成だ!4本のエクスカリバーが一本になる」
4人がそう感じたときバルパーの声が響いた。バルパーのほうを向くと4本のエクスカリバーがあり得ないほどに光を発していた。その光にコカビエルは下がり、ケルベロスも命じられ下がった。4本のエクスカリバーが重なり光が収まると、青白いオーラを放つ一本の聖剣になっていた。
バ「エクスカリバーが1本になった光で、下の術式も完成した。あと20分もしないうちにこの町が崩壊するだろう。解除するにはコカビエルを倒すしかない」
コ「(何余計なことをしてくれている!あいつ俺の話を聞いていなかったのか!?俺は日本神話に喧嘩を売ろうなんて考えてないぞ!)」
バ「フリード!」
フ「ハイよ!」
それまで光剣で祐斗の相手をしていたフリードがバルパーの隣まで下がった
バ「エクスカリバーを使って戦ってみろ余興だ」
フ「了解!人使いが荒いな全く」
フリードはエクスカリバーを手にし、それを自分の手になじませるように振るった
フ「フン、フン、フン。いいかんじだねぇ」
祐「・・・バルパー・ガリレイ。僕は聖剣計画の生き残りだ」
バ「ほう、数奇なものだな。お前達のお陰で私の研究は完成したよ」
祐「完成だと?僕達は処分された筈だ!」
バ「聖剣を使うのに因子が必要でな、被験者たちはそれぞれ微量な因子を持っていた。私は因子だけを取り出せないかと思ってね」
祐「ッ!!同志たちを殺して因子を抜いたのか!!」
祐斗が殺気を込めた目でバルパーを睨む、が
バ「そうだ。そしてこれがその時の因子だ。貴様にくれてやろう。こんなものはもはや無用の長物だ」
バルパーは因子を祐斗に投げた
祐「・・・・皆」
祐斗は屈みそれを手に取り哀しそうに、愛しそうに、懐かしそうに、その結晶を撫でていた。
祐斗の目からは涙がこぼれ結晶に落ちると、結晶が淡い光を発し始めた。そしてその光は各所からポツポツと浮いてきて人の形となった。
祐「・・・皆ッ!!僕は!」
少年少女たちは何者か誰でも分かる・・・処分された者達だ。
祐「ずっと思ってたんだ!!僕だけが幸せになっていいか!僕より生きたかった子がいるんじゃなかったか!だから!」
霊魂の少年が祐斗に何かを伝え、祐斗は涙を流した。
ア「聖歌」
アーシアはそうつぶやいた。彼らは歌ってる・・・。木場も涙を流しながら、聖歌を口ずさみだした。本来は悪魔にとって害にしかならないはずの聖歌が今この時だけは祐斗を優しく包み込んでいた。彼らの魂が青白い輝きを放ち、その光が木場を中心に眩しくなっていく。
『僕らは、一人ではダメだった」
『私たちは聖剣を扱える因子が足りなかった。けど』
『皆が集まれば、きっとだいじょうぶ』
『聖剣を受け入れるんだ』
『怖くなんてない』
『たとえ、神がいなくても』
『神が見てなくても』
『僕たちの心はいつだって』
祐「ひとつだ」
彼らの魂は大きな光となってやさしく神々しい光が木場を包み込んだ。
コ「ほう」
ケ「あの坊やは至ったんだねぇ」
祐斗の手元に神々しいオーラと禍々しいオーラの纏った剣が出てきた。
祐「禁手!『
フ「禁手したからってエクスカリバーのほうが上なんだぜぇ!クソ悪魔ァァァ!!」
フリードがエクスカリバーを振るうが、祐斗は受け止めて弾き返した。
フ「ッ!!本家を凌駕するのかよ!その駄剣!!」
祐斗とフリードは互角だった。だがそこにフリード目がけて細身の槍が暴風を纏って迫った
フ「ちぃ。この槍は!」
フリードが向ける視線の先には槍を投げたであろう姿のゼットがいた
フ「邪魔してんじゃねぇぞクソガキャァァアア!!!」
フリードは無防備なゼットに向かおうとするもゼットの表情は変わらなかった。
ゼノ「ペトロ、バシレイオス、ディオニュシオス、そして聖母マリアよ。我が声に耳を傾けてくれ」
かろうじて聞こえた女の声
ゼノ「この刃に宿りしセイントの御名において、我は解放する。デュランダル!」
今度ははっきり聞こえた声にフリードはエクスカリバーを縦に構えた。その瞬間強い衝撃がエクスカリバーを襲い、フリードは体制を保ちながらも数メートル吹き飛んだ
バ「貴様!エクスカリバーの使い手じゃなかったのか!?」
ゼノ「残念。私はもともと聖剣デュランダルの使い手だ。エクスカリバーの使い手も兼任していたにすぎない」
エクスカリバーとの二刀流。フリードを襲った衝撃は片方ずつに聖剣を持った状態で横薙ぎに斬ったためだ
バ「バカな!私の研究ではデュランダルを扱える領域まで達していないぞ!?」
ゼノ「それはそうだろう。私は人工聖剣使いと違って数少ない天然ものだ」
フ「そんなのアリですかぁぁぁ!?」
祐「隙だらけだよ」
フリードは
バキィィィン
儚い金属音が鳴り響く。聖剣エクスカリバーが砕け散った。
祐「見ててくれたかい?僕らの力は、エクスカリバーを越えたよ」
祐斗は天を仰いだ。
バ「あ、ありえん。聖魔剣だと?聖と魔が反発し合う力が1つになるなんて。ありえん」
祐「バルパー・ガリレイ覚悟を決めてもらおう!」
祐斗はバルパーに言うが、バルパーはブツブツ独り言を言うだけで祐斗に気づかない。
バ「・・・そうか!分かったぞ!!聖と魔。それらを司るバランスが大きく崩れているなら説明がつく!!つまり魔王だけでもなく神も・・・ゴハッ!?」
「「「「「「え?」」」」」」
ケルベロスを含め何が起きたか分からなかった。唯一理解しているのはバルパーの胸に光の槍が突き刺さしたコカビエルただ一人
コ「バルパーお前は優秀だったよ。そこに思考が至ったのも優れているがゆえだろうな。だが、俺はお前がいなくても別にいいんだ。最初から一人でやれる。」
コカビエルは死んだバルパーの遺体を蹴り飛ばした
バ「全く余計なことをしてくれたな・・・それにしてもお前らもよくやるな?仕えるべき主をなくしてまで」
ゼノ「「何だと!? いったいどういう事だ!」
コ「何・・・先の大戦で神はすでに死んでいるというのに・・・お前はいったい何を信仰しているのだと言っているんだ!」
ゼノ「う、嘘だ・・・」
バ「知らなくても当然だ。神が死んだなどと、誰が言える?この真相を知っているのはトップと一部の者たちだけだ。だが証拠ならあるぞ。そこにいる聖魔剣使いがその証拠だ。本来聖と魔が混じり合う事はあり得ない・・・神がいればそんな事は起きないんだよ。」
ア「そんな・・・なら神の愛はいったいどこに・・・」
ゼノ「私は・・・私は・・いったい何を信じていたんだ・・・」
イ「アーシア!アーシア!」
ゼツ「ゼノヴィア!しっかりしろ!」
コカビエルの言葉にアーシアとゼノヴィアが崩れ落ちた。悪魔になってからも信仰を忘れなかったアーシアと教会出身のゼノヴィア。神の不在は彼女達の心に大きく傷つけた。
コ「もう生きる意味もないだろう。せめてもの情けだ。死んだ神の下に送ってやろう」
コカビエルは2本の槍を作り出し、それぞれをアーシアとゼノヴィアに向かって投げた。心に傷を負った彼女たちは動くことができなかった
イ「させるか!!!」
イッセーは崩れ落ちるアーシアの楯になるように前に出た。もう一度溜めた倍加を使い、迫りくる槍を篭手ではじいた。だが
ゼツ「・・・・ぐふっ」
ゼノ「・・・え?」
膝をついているゼノヴィアに生暖かい何かが降りかかった。彼女は顔を上げると左胸を貫かれているゼットの姿があった
ゼノ「絶斗・・・絶斗ぉぉーーー!!!」
ゼットの手からはアミル・ガウルが零れ落ち、身体はゼノヴィアを巻き込むように倒れた
予定通り主人公が死にました。問題ないですけどね
それとコカビエルは天使・悪魔とは戦争したいと思ていますが日本神話とは戦おうとは思っていません。勝てないことわかってますし