・・・先週はやっぱり感想なかったか。予想してたけど心に響くな
【絶斗side】
俺達は学園のプールにいる。生徒会から掃除を任されたわけだが、普通は水泳部とかがする事じゃないのか?と思ったが、掃除をし終わったら貸し切ってもいいという話なのでリアス部長は快諾したみたいだ
リ「さて、後は水を溜めれば終わりね」
葉「そうですか。では」
掃除を手早く終わらせ、後は水を入れるだけになった時だった。葉月ちゃんが呼び出したであろう水がプールへと放たれ、あっという間に水を溜めてしまった
葉「これで掃除は終わりですね。私たちは帰りますので、お疲れ様でした」
リ「ちょっと!?帰っちゃうの?」
葉「元々この後の予定は入ってましたし、後はみなさんでお楽しみください」
そう言って宙に魔方陣を展開した
白「貴方達は修行しようと少しも思わないんですか?まあ、どうでもいいですけど」
白音ちゃんが魔方陣の中に入り
葉「白音の言うことももっともですが・・・ああそうだ、グレイフィア伯母様にお伝えください。母が授業参観に来る、と」
それだけを言い残し、葉月ちゃんも入ると魔方陣が閉じた
リ「ま、まぁ2人が帰ってしまったのは残念だけど私たちでプールを楽しみましょう」
部長の言葉に皆従い水着に着替えるために更衣室へ移動した
イ「いやぁ部長達の水着姿早く見たいぜ!葉月ちゃんたちが帰っちゃったのは残念だけどな」
祐「しょうがないよ。予定があるって言ってたんだから」
イ「それはそうなんだけどよ~」
俺とイッセー、祐斗はすでに着替え終わり部長たちを待っていた
イ「あーやっぱり見たかったな。葉月ちゃんと白音ちゃんのおっぱい」
絶「・・・2人と、ついでに蒼枒さんに伝えていいか?」
イ「やめてください!
「「「「お待たせ~」」」」
土下座しながらいう姿に、なら言うなよと思っていると女性陣の準備もできたようだ
リ「どう?イッセー。私の水着は」
イ「ブッ!」
部長は一番にイッセーに自分の水着姿を見せに行った。するとイッセーの鼻から勢いよく鼻血が飛び出た。普段からおっぱいおっぱい言ってるくせにこういうのはダメなのか
ゼ「赤龍帝は何故体まで赤くしてるんだ?」
絶「気にするな。気にするだけ無駄だ」
アーシアに治癒されて、朱乃さんを見て再び鼻血出して・・・なんだかな~
ゼ「そうか・・・絶斗、私の水着はどうだ?」
そう言って感想を求めてきたゼノヴィアの水着は黒と白の生地に髪のメッシュと同じ緑のラインが入った、体のラインがハッキリわかるスポーツタイプの水着だった
ゼ「顔が赤いぞ、大丈夫か?」
絶「だ、大丈夫だ。似合ってるぞ(肌の面積は部長とかの方が多いのになんでだ、直視できない)」
ゼ「そうか!私はこういうのは初めてだったからな。黒歌さんに手伝ってもらってよかった」
やべぇ。黒歌さんって言葉に反応して部長たちがこちらを見ている
リ「ちょっと!?黒歌に手伝ってもらったってどういうこと!?詳しく聞かせてもらえないかしら?」
この後、俺とゼノヴィアはプールサイドで正座させられ、部長から説教を受けた
リ「いい!相手は主を殺した凶悪犯。危険だから近づいたらだめよ!」
そう絞めに言われようやく説教は終わった。正座に慣れていないゼノヴィアにはきついだろうと思い目を向けると、部長に疑いの目を向けている姿があった
【葉月side】
神宮内に転移した私たちは予定通り、習練場に向かうことにしました。しかし、途中でヴァーリさんに声をかけられてしまいました
ヴ「すまない。蒼枒は今いるか?」
また戦いに来たんですね。ただ残念ながら
葉「いるとは思いますが下りてはこないかと思います。朝方までお兄様はとお義姉様は本気で戦っていたようですし、寝たのが私たちが出かける前なので起きないと思います」
ヴ「そうか・・・それは残念だ」
せっかく来ていただいたのにこのまま返すのもなんだか悪い気がします
葉「そうだ!これから修行をするのですがご一緒にどうですか?」
ヴ「そうだな。せっかくだし手合わせ願おうか」
ということでヴァーリさんを連れて修練上に向かいます。道中・・・
葉「そういえば今日はお兄様と戦うために来たのですか?」
ヴ「いや、アザゼルの付き添いだな。何でも天照に呼ばれたらしい」
葉「ああ、なるほど」
先日のコカビエルの件ですね。まあ被害はそれほどありませんでしたし、深刻なことにはならないでしょう
【3人称side】
修練場というには似つかわしくない、ただの広場に、白に身を染めた一人の少女が眼を閉じながら腕を組んでいた
白「・・・ヴァーリさんも一緒ですか」
葉「折角なので誘いました」
白「そうですか。よろしくお願いします」
ヴ「こちらこそよろしくたのむ。だがこれは・・・」
ヴァーリの目の先には地面が抉られた跡、倒木そして薄く紫に変色した地面や木だった
ヴ「これは・・・蒼枒がやったのか?」
葉「正確にはお兄様とお義姉さま様、ですが。現状を見るに本気でやり合ったみたいですね。帰って来たお義姉様は目・鼻・口から血を流してましたし」
分かっていたことだが少なからずショックを受けたヴァーリは落ち込んだ。自分では本気の蒼枒と戦うことすらできないことを分かっているから
白「それじゃあ始めますね!」
ヴ「ぐっ!!」
ヴァーリが気落ちしている所を狙って正拳を放つ。それよりも速く葉月がヴァーリを蹴り仰け反らせると、ヴァーリの目の前を拳が通り過ぎるのを認知すると体勢の立て直した
葉「いきなり無拍子とは、やりますね」
白「この場に来た時から修行は始まっています。油断している方が悪いです」
葉「ふふ、そうですね」
そう言いながら目に映らない速さで拳が、薙刀が振るわれる。葉月が距離を空けようと後退、時に薙ぎ払うが白音も回避、弾きながら突進する
ヴ「先ほどは油断したが次はそうはいかないぞ!」
ヴァーリは手に刀身の赤い2本の剣を出し、2人に突撃した。白音が剣を防ぎその隙に葉月は距離をとった
白「次があるほど戦いは甘くないです。先ほどの拳に反応できなかった時点でまだ私たちの強さには届いてない証拠です」
ヴ「なら、その強さを手に入れるためにお前たちには糧になってもらう!」
剣を振おうとするヴァーリだったが、白音は振るわれる前に腕を押さえ、そのままを彼を葉月の方へと投げ飛ばした
ヴ「うおっ!くっ」
葉月とぶつかる前に体勢を整えたヴァーリだったが
葉「水に押しつぶされてください」
笑顔で言う葉月を含めた3人の頭上から大量の水が落とされ、押しつぶそうとしていた
ヴ「!?ならば」
ヴァーリは水に対し突撃し、空へと突き抜けようとし
白「邪魔はなくなりましたね」
白音は炎を身に纏い、水を蒸発させながら葉月へと掌底を放った
ヴ「くそっ。やはり厳しいか」
修行が始まって1時間。結界が敷かれていたために結界内に水が溜めり、中では葉月と白音が水の跡を残しながら戦っていた。時折白音が呼吸するために上がってきたり、斬撃が飛んで来る空にいたヴァーリだったが、周りを数多の龍が包囲しており、その中の向かってくる1匹の水竜をすれ違いざまに
ア「ヴァーリ!何故半減も
アルビオンの言う
ヴ「確かにアルビオンの言う通り水を半減させることができれば周りの竜も貯まっている水も無くすことができるだろう。だがそれではダメだ。お前に頼ってしまっていてはいつまでたっても俺自身が成長しない!」
実際ヴァーリが貯まった水に触れた時、アルビオンが半減させた時があった。結果は成功し、貯まっていた水は半分になったがすぐに水が補充され、水面に近いせいもあり、生まれたばかりの水竜の突撃を受けるという手痛い仕返しを受けていた
ヴ「俺は強くなる。だが俺自身が強くならければならない!お前に頼るのは俺自身が強くなった後だ!」
そう言ったヴァーリは剣を握りしめ
ヴ「はぁあああああああ!」
自身に襲い掛かるかってくる数多の竜へと向かっていった
日が落ちかけ、西の空が赤く染まるころ。霊峰
黒「く、ぅん~~と。・・・夕方かにゃ」
その豊満な胸を前に出し縮まった身体を伸ばす。周りに人がいれば着崩した着物から覗く胸に目が行ったが、彼女の周りには誰もいない。居るのは自身が寝ていた龍、夫である蒼枒のみ。体を伸ばすとともに上を見ると彼女の目には赤と黒に染まった空が映った
黒「蒼枒、蒼枒。起きてにゃ」
ペシペシと黒歌が蒼枒の頭を叩くと、閉じていた眼が開きその長い身体を持ち上げた
蒼「はぁーーー。夕方か、結構寝てたな。身体はもう大丈夫か?」
黒「ん、大丈夫にゃ。完全じゃないけどほぼ元通りにゃ」
蒼枒は身体を震わせ、ほぐすと空へと続く結界の方へ
黒「まだやってるにゃ。時間にして半日ほどかにゃ?」
蒼「どうだろうか。学校に用事があるとか言ってたがいつ戻って来たかまではな」
蒼枒は顔を庭へと頭を下すと黒歌がぴょんと地面へと降りた
黒「私は夕飯を作るからにゃ。蒼枒は白音たちを迎えに行ってほしいにゃ」
蒼「ん、わかった」
黒歌がキスをすると、蒼枒は飛び上がり修練場へと向かった
蒼枒が葉月たちのもとへ行くと、結界の外にある木にもたれかかっているヴァーリを見つけた。蒼枒は人の姿に戻り、妹達の前にヴァーリへと近づいた
蒼「ヴァーリか。先日はありがとう」
ヴ「蒼枒か。俺の実力じゃあまだまだお前の妹達には及ばないようだ。修行に俺も混ざったがアルビオンの力なしじゃあ本人と戦うことすらできない」
蒼「それはそうだろ。一体誰があの2人の相手をしていると思っている」
ヴ「おまえだろ」
蒼「なんだ。わかってるじゃないか」
そう言って細く笑う蒼枒は妹達を回収すべく結界に近づき
蒼「・・・ハッ!」
腕を木に変え、2人を捕らえると釣竿を引き上げる要領で結界の中から引き出した
白「っ!?あ、お義兄様。起きたのですね」
葉「っと。おはようございます?いいとこでしたのに結構強引に止められましたね」
蒼「今日はそれまでにしておけ。全く、水に毒が染み出していたらどうする」
白「一応隔離はしていたんですけどね」
戦っていた2人はすでにボロボロであり、どれだけ激しい戦いだったかが見て取れた。蒼枒と葉月が結界内の貯まった水を散らしていると、真っ黒に焦げたアザゼルが現れた
ア「やられたやられた。見ろヴァーリ、翼まで真っ黒だ!」
ヴ「翼が黒いのは元からだろう」
ア「何を言う。これでも天使だったころは白だったんだぞ」
ヴ「何当然なこと言っている」
ギャーギャー騒ぎ出すアザゼルとヴァーリに対し、蒼枒は2人の頭上に金ダライを落とした
ア・ヴ「「イタっ!」」
蒼「2人して煩い。それで、天照様は何か言っていたか?」
ア「いや、特には言われなかったな。だが騒ぎを起こした以上、何のお咎めもなしとはいかなかったがな」
葉・白「「当然ですね」」
アザゼルの姿から天照大神に焼かれたというのが誰の目からも見て取れた。本人が元気そうなことから深刻なダメージは追っていないということも
ア「さて、俺たちも帰るぞ」
ヴ「ああ、わかった。・・・蒼枒、次回はお前と戦いたいな」
蒼「時間が空いてればな」
ヴ「ふ、楽しみにしておく」
そう言ってアザゼルとヴァーリは飛び去っていった
蒼「終わった」
葉月と白音は先に帰らせ1人で作業を行っていた。結界内の水と地面や倒木を汚染していた毒をようやく処理し終え、一息ついた蒼枒は家に帰ろうとすると後ろから声をかけられた
碧守「蒼枒!ここにいたのか」
振り返った先には緑の着物に身を包んだ男と
フ「ふふ。ただいま、蒼枒」
桜色の着物の女性が仲良く並んで歩いてきていた
蒼「おかえり、父様、母様」