ですが・・・またも終わり切りませんでした。ゼファードル達全員を書いていたらだんだんと長くなってしまい、後編と言っておきながら間に合いませんでした。申し訳ないです
【3人称side】
オ「ホッホッホ。やりおるのぉ」
豪華な部屋に設置されたソファに座りながらオーディンはレーティングゲームを観戦していた
ロ「そうですね。ユーガと戦った時よりも強くなっていると思います」
オーディンの後ろに控えながら同じモニターで観戦していたロセはグレイオスとキルイースのそれぞれの
ロ「ですが私もゼファードルの仲間全員と会ったことがないありません。あのロボットには流石に驚かされましたが」
オ「確かにのうぉ。どこかで見たことがあると思えばあれは
ロ「そうなのですか?」
ロセは頭を傾げた。自身は現白龍皇と会ったこともなくまた
オ「まあ機会があれば会うこともあろうて。それよりも今はゲームじゃ。どうやらバアル家の坊主も正面から迎え撃つ考えらしい。できればこのまま大将同士でぶつかてほしいものじゃ。・・・ユーガに出会い得たその力、一体どれ程のものかこれで知ることができればいいのう」
オーディンは自身の長いひげをすきながらモニターを見つめていた
ゼ「ほう。サイラオーグめ、臆せず向かてくるか」
シ「こちらとしては嬉しいことですね!」
グレイオスによって開かれた道を突き進むゼファードル達。途中サイラオーグの眷属が道を塞ぐも仲間が抑えてくれているおかげでゼファードルたちは止まることなく進んでいく。その先にはキルイースを含めた重なる爆発の影響で更地と化した場所から向かってくるのサイラオーグ達だった
ガラ「まずは俺たちから行くぞぉ!ガルナ!奴らに度肝を抜かせてやれぃ!!!」
ガル「うん・・・いっくぞー!」
ガラムの声に気弱そうに返事をするガルナヴァート。だがすぐに気合を入れなおすと縮めていた身体を10mぐらいまでの大きさへと戻した
サ「巨大化!?」
レ「いけませんサイラオーグ様!大きくなったせいで他の者たちよりも速く到達します。何よりあの質量で蹴られでもしたら危険です!」
レグルスの言う通り巨大化したことにより歩幅が大きくなり他の物よりも先に到達したガルナヴァート。彼はサイラオーグへと攻撃の目標を定め、走りながらサッカーボールを蹴るがごとく脚を振り抜いた
サ「!?ガンドマ!!?」
避けずに受け止めようとするサイラオーグをガンドマが背後にいた突き飛ばす。突き飛ばされたサイラオーグの代わりに強烈な蹴りを受けたガンドマはサイラオーグの声を聴くことなく遠くへと飛ばされてしまった
ガラ「ここは任せたぞ。俺たちは飛ばされたあいつをやる」
地面がひび割れるほど強く地を蹴ったガラムはサイラオーグとレグルスを通り過ぎ、ガルナのところまで跳んだ
ガラ「ガルナ!俺を奴のところまで飛ばせぇい!!その後貴様もついてこい!」
ガル「うん!せーの!」
ガラムはガルナの手に乗り自身をガンドマのところまで投げ飛ばすように指示。それに頷いたガルナは長い腕を大きく振りかぶり、投げた
ガラ「待っていろ。今俺が殺しに行ってやる。ハーハッハッハッハ!」
ガル「・・・よし、行こう」
何やら笑いながら飛んでいくガラムを見なかったことにしたガルナは後ろ戦っているセファードル達を一目見るとガラムを追いかけた。飛ばされるガンドマとそれを追いかける2人のゼファードルの眷属たち。サイラオーグの眷属は次々に彼の周りから引き離されていった
サ「またしても・・・」
ゼ「随分と数が減ったようだな、サイラオーグ」
そう言ってサイラオーグの目の前に現れるゼファードル。その横にはフォルクスに乗り槍を携えるシェリアの姿があった。対するサイラオーグの周りには仮面をかぶったままのレグルス
サ「ゼファードル・・・」
ゼ「残るは貴様とその仮面をつけた2人のみ。数の上ではこちらが有利だぞ?」
サ「何を言っている。数は同じ・・・」
ゼ「本当にそうか?周りを見てみたらどうだ?」
『バアル家『
サ「なっ!?」
見渡すと同時に響き渡るリアイアのアナウンス。そのアナウンスの言う通りサイラオーグは周りにはどこにも『
サ「いつの間にユリアナを・・・」
ゼ「前腕が太い大男がガルナに蹴り飛ばされた時だ。貴様たちの後ろから追てきていたカルティナの存在には気付かなかったようだな。奇襲や闇討ちの連続で悪いがこちらも事情があってな。制限時間いっぱいやるわけにはいかぬのだ」
ゼファードルは己の腕を、脚を変化させる。皮膚が黒く染まり硬なっていく。生えている爪は太く鋭くなり、足の指は3本になるも踵からは新たに爪が生えていた。隣に居るシェリアも軽く槍を回し、フォルクスは片方の前脚を地面に蹴りつけながら鼻を鳴らしていた
レ「サイラーグ様・・・」
サ「隠しておくのは流石に無理があるか。・・・許す」
レ「かしこまりました」
ゼファードルの変貌を受けサイラオーグはレグルスに戦う許可を出した。レグルスは被っていた仮面を静かに取り払った。そこから現れたのは高校生ぐらいであろう少年の顔。だがそれは、瞬く間に変貌を始めた。体中から音を鳴らし、少年の身体が盛り上がっていく。全身に金色の毛が生えて、腕や脚が太く、たくましくなっている。口が裂けて、鋭い牙を覗かせ、尻尾が生えて、首の周りにも金色の毛が揃えていった
レ「ガゴォォォォォン!!」
レグルスは少年の姿から5~6メートルはある巨大なライオンへと変化した!その額に宝玉をはめられている。誰もがその変化に驚くはずだが、ゼファードル達は顔色一つ変えることはなかった
シ「変身能力ですか?ですが予定を変えることはしなくていいですね」
ゼ「だな」
レグルスがそのたくましい脚で地を蹴るとゼファードル目がけて襲い掛かる。だが、フォルクスが横から突進しその巨体同士がぶつかった。フォルクスも速度が出ていなかったためあまり力は伝わらなかったが、シェリアが槍で追撃を追撃を行う。レグルスは素早く体勢を立て直すし、槍を回避すると距離を取った
シ「本来ならば『
フォルクスが威嚇するように前脚を大きく上げシェリアは槍を構えた。その様子にレグルスは警戒するように唸りを上げた
エルファランス、ウラディールvsリーバン・クロセル
ゼファードル達から離れた場所で『
リ「何故だ!?何故
エ「効いてはいるさ。だが《疾風の鎧》とウラディールのかけてくれた魔法のおかげで貴様の神器は相殺しているに過ぎない!」
エルファランスの
エ「(本来ならば《迅雷の鎧》と共に使うものなのだが、魔力が足りない)」
《疾風の鎧》は《迅雷の鎧》と合わせて初めて真価を発揮するもの。《疾風の鎧》でいくら移動速度を上げても剣を振るう腕が追いつかなければ意味はない。それを補うのが《迅雷の鎧》の手足甲なのだが同時に使うには魔力が足りなかった。今はリーバンの
リ「(まずい。例え2人相手でも
ウラディールに対しリーバンが魔力弾を放つもエルファランスと戦いながらでは碌に狙いを定めることもできず簡単に避けられてしまう。接近を試みるもその前にエルファランスが立ちふさがり近づくこともできない
ウ「・・・設置完了。エル!」
エ「ああ!わかった!」
ウラディールがエルファランスの名を呼ぶ。たったそれだけで2人の意思が通じ合っていた。エルファランスが斬り結んでいたリーバンを弾き飛ばすと飛ばされた先で爆発が起こった
リ「がぁ!!?」
リーバンの身体が爆発によって飛ばされその先で再び爆発が起きる。またその爆発により吹き飛ばされその先で爆発が起こる。計算されたそれはリーバンを逃すことなく爆発の連鎖が続いていく・・・
ウ「ラストだエル!」
エ「任せろ!」
最後の爆発によりリーバンの身体が飛んでいく。その先には剣を構えたエルファランスがいた。リーバンはかすかに意識の中で剣を盾にするも、エルファランスの振るった剣によりリーバンの剣は折れ、リーバン自身にも大きな傷を負った。そして強制的に転移が行われるとアナウンスが響き渡った
『バアル家『
ウ「ふう。成功してよかった。これで僕たちの役目は終わりかな」
エ「いや、援護に行くぞ」
その場に座り込むウラディールに鎧を解きながら近づくエルファランス。だが彼女も援護に行くと言いながらウラディールの隣に座る
エ「だが、少しだけ休んでからな」
ウ「ああ。そうだな」
レーティングゲーム中の僅かな時間。2人は寄り添い合いながら体を休めた
ガラム、ガルナヴァートvsガンドマ
ガラ「やるではないかぁ!」
ガラムとガンドマは互いに翼を出しながら空中で衝突していた。ガラムの振るう斧とガンドマの拳が激しくぶつかり合う
ガン「うぉぉぉおおお!」
パワーはガンドマが勝っているが、ガラムはそれをいなし、時にはそのパワーを利用して振るわれるガラムの斧。ガンドマは防ぐも少しづつダメージを受けていた。それに対しガラムは一撃たりとも受けてはいなかった
ガラ「喰らえぃ」
ガンドマの拳を躱し後ろに飛び退いたガラムは大降りで斧を振るうとそこから巨大な衝撃派が放たれる。それは進む先にいるガンドマを引き裂こうと迫るが、ガンドマはそれを回避。だがその先にはガラムが片手に持つ斧から放たれた数多の炎の弾丸が待っていたかのようにガンドマに突き刺さる
ガン「ぬぅぅぅぅ」
段々と不利になるが耐えきれないほどではない。そう考えていたガンドマに影が差した
ガル「ラ○ダーーーーキッッック!!」
右足を突き出し、左足を折り曲げた状態で叫びながら巨大隕石の如く降下するガルナヴァート。それはガンドマ目がけて墜ちていった。ガルナヴァートはガラム達を追いかける途中で雲の上まで飛び上がった。そして上がりきったところでバク転を決めると、そこからラ○ダーキックの体勢に入り魔法を使い自身の背後で爆発を起こした。爆発の勢いに加え重力によりさらに加速するラ○ダーキック。流石に受けてはまずいとガンドマも感じたが
ガラ「逃しはしねぇ!」
目の前でガラムの斧が振り上げられた。柄と刃を握り何とか受け止めたガンドマだったが既に背後には足先を炎に包んだガルナヴァートがすぐそこまで迫っていた。その場から逃れようとするガンドマをガルナは先ほどの炎の弾丸を至近距離で放った。ガンドマをその場に止めるとともに斧を掴む手を反すことに成功したガルナはその場を離れた直後、ガルナヴァートの蹴りがガンドマを捕えた
ガン「ぐぉぉおおおおおおお!」
蹴りを受けたガンドマは炎に包まれながらガルナヴァートと共に落ちていく。そして
ガル「うぉぉぉおおおりやああああ!」
地面へと激突。ガルナヴァートの巨体からなる質量と爆発と重力に引かれた勢いによってその場所は巨大なクレーターができた。それ程の威力を受けたガンドマはいかに防御に自信があるとはいえ無事で済むわけもなく
『バアル家『
ガル「やったー!」
リタイアとなった。アナウンスを聞いたガルナヴァートはガッツポーズをしていた