ハイスクールD・D・D(更新停止中)   作:ラグナクス

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今回もいつもの直前の話!そして薄っぺらな内容です!!


前夜のミーティング

【絶斗side】

 

グシャラボラス家とバアル家のレーティングゲームからしばらく経ち夏休みも終わりが見えたころ、アザゼル先生が俺たちのレーティングゲームの日程について教えに来た

 

アザ「久しぶりだなゼット。ソーナ・シトリーとレーティングゲームをすることになったんで伝えに来たんだが・・・そんなボロボロで大丈夫か?」

 

蒼枒さんの分身にボロボロにされているところに来たのが2日前。前日にミーティングをしなければならないとかで夕方には家に迎えが来るらしい。それまでは変わらず修行なのだが・・・

 

絶「蒼枒さんと白音さんの2人がかりなんて無理ですって!!!」

 

蒼「最後の付け焼刃だ。動きを身体に染み込ませろ」

 

白「まだまだ未熟なうえに基礎もできてない貴方に仕上げなんて言えませんからね。持てる力すべて使ってしのぎ切ってください」

 

蒼「当然反撃してもいいぞ。できればの話だがな」

 

そんな余裕あるわけがない!横どころか後ろにも逃げ場がなく、気配の察知も数メートルが限度だし新たに考えた《アミル・ガウル》の運用も全方位から来る攻撃を捌くのが限界だった

 

 

 

 

 

絶「ゼノヴィア・・・無事、か?」

 

ゼ「ああ・・・何とか、な?」

 

黒歌さんと葉月さんに扱かれていたであろうゼノヴィアが合流した。互いの姿を見ると安心したかのように力が抜け2人して木の下に座り込んだ

 

絶「はぁ・・・そちらはどうだった?俺の方は2対1でボコボコにされたが」

 

ゼ「こちらは刃を交えたのは葉月さんだけだったが、後ろから黒歌さんが援護してきてな。今までやってきたことをすべて詰め込まれた」

 

何でもありだ、あの人は。と言ってゼノヴィアが寄りかかってきた。俺もそう思う。やはり神の妻になるぐらいだから才能も能力も他とは比べ物にならないのだろう。その神である蒼枒さんもアーシアの神器(セイクリッド・ギア)以上のこと普通にやってるし。寄りかかるゼノヴィアに俺も支える力を残しておらず互いに寄りかかるように支え合った

 

 

 

 

 

絶「・・・はっ!今何時だ!?」

 

いつの間にか寝てしまっていたらしい。目が覚めると日の光が赤くなり始めていた。

 

絶「ゼノヴィア!起きろ!!」

 

ゼ「んん・・・絶斗?」

 

絶「早く家に帰らなないと迎えが来るぞ」

 

黒「あら?起きてたのにゃ?」

 

寝かされていた俺の布団の隣で寝かされていたゼノヴィアを起こす。その時まるでタイミングを見計らったかのように黒歌さんが現れた

 

黒「夕方に冥界に行くんでしょ?そろそろ起こそうかなと思ってたにゃん」

 

絶「はい。わざわざ布団に寝かせていただいてありがとうございます」

 

黒「気にすることないにゃ。それよりもお昼も食べないで寝てたでしょ。これを持ってくにゃ」

 

そう言って黒歌さんは空間から葉っぱに包まれた何かと竹の筒を取り出し、俺たちに渡した

 

ゼ「これは?」

 

黒「おにぎりとお茶にゃ。行く前に食べるといいにゃ」

 

ゼ「葉っぱに包まれてるこれが!?」

 

黒「それは竹の皮にゃ。今はそれに包んでいるところは滅多にいないからにゃー。私たちは蒼枒が作るからいくらでもあるけど」

 

絶「俺も時代劇とかの中でしか見たことがない」

 

ゼノヴィアは驚くよな。まあ竹の葉に包まれたおにぎりはロマンあるし。・・・いくらでも作れるとかはもう驚かないぞ

 

黒「ほら、送ってあげるから送れないうちに早くいくにゃ」

 

黒歌さんは片手で布団を宙に浮かべ畳みながらもう片方で魔法陣、正しくは転移陣を浮かべていた

 

絶「何から何まで。ありがとうございます」

 

ゼ「私もありがとうございます。大事に食べさせてもらいます」

 

俺とゼノヴィアはお礼を言い転移陣を潜った。・・・おにぎりとお茶は今まで食べた中で一番おいしかった

 

 

 

 

 

 

 

朱「お迎えに参りましたわ」

 

家に帰ってきてから1時間後。リビングに魔法陣が現れ朱乃さんが現れた(ちゃんと靴は履いていなかった)。朱乃さんに連れられ冥界に転移し、明日のレーティングゲームについてミーティングを行うため部屋へと案内された

 

絶「なあゼノヴィア。朱乃さん、なんか変じゃないか?」

ゼ「確かに。悪魔の気配と堕天使の他に、僅かだが何か別なものが入っているような気がするな」

 

朱乃さんに聞こえないように小声で話す。すぐには分らなかったがじっくりみればゼノヴィアの言う通り大きな2つの気の他に異なる気が僅かだが感じられた。あれは一体なんだ?

 

朱「部長。2人を連れてきましたわ」

 

リ「お帰りなさい。早速だけど明日のソーナたちとのゲームに向けてミーティングを始めるわよ!」

 

案内された会議室にはアザゼル先生を含めオカルト研究部の全員がそろっていた。皆何かしら得るものがあったのだろうか?冥界にいなかったしそれぞれの情報が全く入ってこなかったからな

 

アザ「さて、まずはお前らの戦術の特徴に関して改めて整理しておくか。ゼットとゼノヴィアには手紙に入れておいたが、レーティングゲームではプレイヤーに細かなタイプをつけて分けている。自らの身体能力を前面に活かして一撃必殺を狙うパワータイプ。自らのスピードや技量を駆使するテクニックタイプ。魔力全般が秀でたウィザードタイプ。味方の補助を行ったり敵を妨害したりする能力を持つサポートタイプ。以上の4つだ」

 

以前から変わるはずもなく攻撃手(アタッカー)特殊系(トリッカー)しかない。だがしょうがないのかもしれない。回復はフェニックスの涙位しかなさそうだし、アーシアの、聖母の抱擁(トワイライト・ヒーリング)がかなり貴重がられてたからな

 

ゼ「何十年で効かないほどやっているのだろう。防御や回復に気付いてもいいだろうに」

絶「そう言うな。きっと見栄えのためだろう。派手で協力攻撃のほうが観客受けもいいだろうし」

 

隣に座るゼノヴィアと誰にも聞こえないように言葉を交わした

 

アザ「この出場メンバーの中でなら、リアスはウィザードタイプのパワー寄り。いわゆる魔力全般に秀でたタイプで火力が高い。朱乃も同様にウィザードタイプだ」

 

あ、寄りとかって使えるんだ

 

アザ「祐斗は主にスピードや技術で戦う生粋のテクニックタイプ。イッセーはパワータイプだが譲渡の力でサポートも可能な筈だ。アーシアとギャスパーはサポートタイプ。この二人を細かく分けるなら、アーシアはウィザードタイプ寄りで、ギャスパーはテクニックタイプ寄りだ。そして残る2人何だが・・・」

 

なぜそこで俺たちを見て言い淀む?

 

アザ「はっきり言って青龍がどんなことをしていたかさっぱりわかんねえ。修行前の判断からしたらゼノヴィアはパワータイプだがスピードがある。絶斗も同じだがゼノヴィアよりも少しパワーが落ちてスピードが上がっていると思うんだが」

 

絶「その考えで大丈夫だと思いますよ」

 

大体あっているし間違いではない。蒼枒さんから、自分からは情報を言わないようにと厳命されてるからな

 

アザ「そうか。じゃあ次だ。リアス。ソーナ・シトリーの眷属はどの位把握している?」

 

リ「ソーナの事、副会長である女王(クィーン)の事、後は数人の能力は知っているわ。一部判明していない能力の人もいるけどね。まずは・・・」

 

部長が知っている情報だと、ソーナ会長は氷や水流と言った魔法を用いたテクニックとウィザードの両方の特性を兼ねたタイプ。女王(クィーン)である真羅 椿姫副会長は敵の攻撃を受け止める鏡を生成してそれを破壊した衝撃を跳ね返す神器(セイクリッド・ギア)、『追憶の鏡(ミラー・アリス)』を使うテクニックタイプ。『兵士(ポーン)』の匙 元士郎は『黒い龍脈(アブソーブション・ライン)』という五大龍王の一角「黒邪の龍王」ヴリトラの力を宿した神器(セイクリッド・ギア)を使うテクニックタイプ。会長の眷属って部長と違いテクニックタイプが多いな。この3人が有力らしく他は詳細がわからない。残るは『戦車(ルーク)』1、『騎士(ナイト)』1、『僧侶(ビショップ)』2、『兵士(ポーン)』1。会長らを合わせ計8人か

 

絶「こういったほぼ初見の相手に対し、事前の情報ほど役に立つ物は無いからな。出来れば全員のが欲しかったがレーティングゲームが初となるとしょうがないか」

ゼ「だが(キング)女王(クィーン)の能力が知れたのはありがたい。どちらも経験済みだ」

 

変わらず聞こえないように2人でコソコソと。実際に見たことも経験もしてはないが似たような相手は既に経験済みだ

 

アザ「おまえたちが今回のゲームで勝利する確率は70%以上とも言われている。俺もおまえたちが勝つと思っているが、『絶対』勝てるとは思っていない。俺は長く生きてきた。そのなかで多種多様の、様々な戦闘を見てきた。だからこそ、言えるんだよ。勝てる見込みが1割以下でも勝利してきた連中がいたことを俺は覚えている。1%の可能性を甘くみるなよ。絶対に勝てるとは思うな。だが、絶対に勝ちたいとは思え。これがこの合宿で俺がお前達に伝える最後のアドバイスだ」

 

「「「「「はい!」」」」」

 

 

ミーティングを終え解散となった後、それぞれの客室に案内された。ベットに座りながら持ってきた荷物を漁っているとドアがノックされた

 

ゼ「絶斗。私だ」

 

絶「ゼノヴィアか。開いているぞ」

 

部屋に入って来たのはゼノヴィアだった。彼女は俺の元まで来ると隣に座った

 

絶「どうした?」

 

ゼ「明日のレーティングゲームについてだが・・・勝てると思うか」

 

絶「正直分らん」

 

圧倒的に情報が足りない。相手の不明確な部分が多すぎる

 

絶「この目で見たわけでもないし実際に戦ったわけでもない。だがそれはいつものことだろう?」

 

ゼ「確かにな」

 

蒼枒さんのところで色々な方、主に妖怪と戦ったが、同じ相手でも戦い方がまるで違った。まるで遊んでいるか、試してるかのように得物や動きが変わっていた。そんな状態の相手に勝てるかどうかだったからな。経験は積めたのは確かだったが

 

絶「アザゼル先生の言う通り勝てるとは思うな、勝ちたいとは思え。その気持ちでいくしかない。後はいつものように戦うだけだ」

 

ゼ「そうだな。使える力を出し切って、な」

 

アザゼル先生のいうことも分かるが俺たちの修行相手は勝てる可能性が1%もない相手ばかりだったからな。彼らが本気を出せば俺たちなんて手も足も出ずに瞬殺されるだろう。

 

 

 

その後俺たちはしばらくの間、話をしたり寄りかかりながら互いの体温を感じたりしていた

 

ゼ「そろそろ私も寝るとするよ。お休み、絶斗」

 

絶「ん、お休み」

 

ゼノヴィアは俺にキスをすると自分の部屋に戻っていった

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