青と赤の神造世界   作:綾宮琴葉

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 超鈴音バトルの前後編です。こちらは前編になります。


第76話 学園祭(3日目) 世界樹防衛戦(3)

「くそ! きりがねーな、まったく!」

 

 ロボット兵や龍宮の狙撃を避け続けながら、屋根から屋根、空から空へと何度も移動を続ける。時間にしたらそんなに経ってない筈なのに、凄く長い時間を戦い続けてる気がする。

 て言うか感覚が麻痺して、もうどれだけの数を倒したかも覚えてねーな。移動する度に近くのロボット達が駆けつけて、雪だるま式に数が増えてやがる! まぁ、囮冥利に尽きるってか? あっちは撃ち放題だから良いが、こっちは冗談じゃねぇって!

 

「いい加減にしろっ! ――魔法の射手! 連弾・雷の101矢!」

 

 群がって来るロボット余りの多さに半ばキレながら、即座に発動出来る分量の魔法の矢を、空を移動中に詠唱を破棄しつつ発動する。きちんとした詠唱じゃねぇから威力は下がるが、こいつら相手には十分な威力のはずだ。

 雷の魔法を波状攻撃で次々と打ち出しながら、地上を走行するロボット達を打ち抜いて爆発させた。これで学園都市内の道にはガラクタの山が出来上がったわけだが……。

 

「良いのかこれ? 後片付け誰がやるんだよ? まさか、私じゃねーよな!?」

 

 一瞬頭を過ぎった予想に、超の計画と別の意味で寒気を覚えた。……が、まぁそんな事は今さら気にしてる場合じゃねぇか。数も大分減って来たって言っても、まだまだコイツ等は居やがるからな。

 あれ? そう言えばいつの間にか龍宮の銃撃の音が消えてるな? 誰かが倒したか交戦中か? まぁそれはそれでありがたいか。それにしてもネギ先生達はもう上空なのか? そろそろ連絡があっても良いと思うんだが……。

 しっかしこいつ等ホント容赦ねーな。超のヤツもどんだけ私の事警戒してんだよ! ネギ先生達を未来に送ったつもりだったのと、シルヴィア達に何かの制限かけてる分、こっちを抑えちまえば後は安心って事か?

 

(千雨ちゃん? 聞こえてるかな?)

「――んっ?」

 

 なんて事を考えながらロボット達との戦闘を続けていると、ちょうどシルヴィアからの念話が届いた。

 

(――大丈夫だ。まだ、戦闘中だけどな)

 

 とは言っても戦闘をしながら会話は面倒だな。適当に避けたりガードしてりゃ良い相手と違って、当たったら即お陀仏の相手だからな。って、お陀仏って言葉使って良いのか? 一応私って形だけは十字教の一員なんだよな? ……ま、いっか。シルヴィア自身そういうの気にしてねぇみたいだし。

 とりあえず、水球の防御を広げておくか。テティスの腕輪に魔力を集中。大気中と今までに攻撃や防御で散りばめていた水を回収しつつ、私自身から二~三メートル離れた位置に、中型の水球を大量に生成して防御だ!

 

(こっちは超ちゃんの上空だね。フロウくんと学園長がお酒飲んでるけど、召喚して大丈夫かな?)

「……はぁ!? あ、いや……」

 

 なんだそりゃ! 思わず叫んじまったじゃねぇか。あいつら何やってんだ! 人が必死に強制時間跳躍弾とか避けて囮になってんのにそれはねーだろ! 後で一発づつぶん殴る!

 つっても学園長ならまだしも、フロウのヤツには避けられた上に屁理屈こねて言い負かされそうだな。くっそ、いつか言い負かしてやるからな! って、いけねっ。シルヴィアとの念話中だった!

 

(大丈夫だけどよ。て言うかちょっと待ってくれ、今直ぐまとめて片付ける)

 

 今すぐ召喚されても良いが、残ったロボットを片付けておいた方が良いからな。さてと、残ってる数はざっと数えて……。いや、数えるの馬鹿らしいな。何だこれ、また増えてるじゃねぇか!

 

「ちっ、めんどくせぇ!」

 

 下手に大技を撃てば学園都市の建物が壊れるし、そうかと言って小技ばかりじゃまた集まってくるじゃねぇか。無視して召喚して貰うか? あ、待てよ。

 

「エゴ・ルク プルウィア ファートゥム 雷の精霊351柱! 縛鎖となり 敵を捕まえろ 拡散・魔法の射手・戒めの雷矢!」

 

 とっさに考え直して呪文を詠唱する。すると、帯電する雷の矢がロボット達に巻きついて、過電流を流された装甲表面からショートして爆発していく。

 どうやら上手く行ったみたいだな。本来は風の束縛魔法のところを、きちんと呪文詠唱する事で制御術式を書き換えてみたんだが。それで風の縄で縛るんじゃなくて、雷で拘束して縛るって結果を作った。そもそもこの魔法は対個人なわけだが、相手が馬鹿みたいに居るんで拡散もさせてみた。それにこの魔法の本来の効果は誘導と捕縛だから、ある意味賭けだったんだが上手く行ってくれたみたいだな。

 

(良し、こっちは大丈夫だ! シルヴィア頼む!)

 

 まだ全部破壊したと言うわけじゃないが、その辺は地上で頑張るヤツ等に任せて、肝心の超の所に向かうとするか。

 

(分かった! 召喚(エウォコー・ウォース)! シルヴィアの従者(ミニストラシルヴィア)”長谷川千雨”!)

 

 シルヴィアの返事の後に、仮契約の従者の召喚魔法の詠唱が聞こえた。するとふわりと体が軽くなって、次の瞬間にはシルヴィアに抱き留められていた。

 

「って、何で抱きしめられてんだ!?」

「え?」

 

 いや、そんな可愛い顔して不思議そうにするなよ! て言うかどっちかっつーと、安心した顔か? そんなに心配掛けてたのか? 何か、それはそれで悪かったな。

 

「ここ、上空五千メートルだよ? 召喚したまま放っておいたら、千雨ちゃんが落ちちゃうじゃない」

「あぁそう言えばそうか。ありがとな、心配してくれて」

「うむ、美しい師弟愛というやつじゃの」

「まったくだな。ククッ……」

「お前ら……」

 

 あ~……何だ。何つーか、緊張感無さ過ぎだろ!? 何だよこの余裕! 酔っ払いどもめ!

むしろ私は突っ込み役かよ! つーかそんな事してる場合じゃねぇな。現状の確認だ。

 

「おい、フロウ」

「何だ?」

「もうやる事やったんだよな? 私は超のところに突っ込むけどよ、先生の時計とかもう大丈夫そうなのか?」

「さぁな? 近くで確認して、様子見て不意打ちでもしちまえ」

「おいコラ!」

 

 あんまりにもな発言に、ジト目でフロウを睨みつける。つってもコイツには何の効果も無いだろうがな。ほら、シルヴィアだって困った顔してるじゃねぇか!

 それにいくら何でもそりゃねぇだろ。未来のレポートやら何やら色々と確認した感じじゃ、あいつも相当この作戦に人生賭けてるんだろ? あっちも大概卑怯な手を使ってるのは分かっちゃ居るんだが、最後の戦いくらい信念を貫かせてやろうぜ?

 

「とりあえず、ネギ先生だけじゃ無理だって判断したらにする」

「うん。超ちゃんの時計は、今のところネギくんにしか攻略出来ないからねぇ。まかせっきりでずるいとは思っちゃうけどさ」

「そうだな。けどよ、あの反則はどうにもなんねぇし」

「だから言ってんだろ。反則に反則で返しても、あっちは文句言えねぇんだよ」

「「はぁ……」」

 

 思わず出た溜息がシルヴィアと重なって、お互いに苦笑いで応えた。て言うかフロウの言ってる事も、間違ってないから困るんだよな。

 

「うむ、本当にお主等は師弟そろってそっくりじゃな」

「ああまったくだ。にやにや」

「口でニヤニヤ言うな! てかそれ前にどっかで聞いたぞ! つーか、ホントにこんな事してる場合じゃねぇから行くからな!」

「私達は見ている事しか出来ないから、気を付けて行って来てね?」

「あぁ分かってる」

 

 それでもやっぱり心配なのか、一度ぎゅっと強くシルヴィアに抱きつかれてから体を離された。そのまま浮遊術を発動して、その場に滞空する。もう殆ど超のヤツは詰みだって分かってんだが、追い詰められたアイツが、世界樹の魔力を別の事に使うとかもありえるだろうからな。

 

「……す~。……は~」

 

 一度深呼吸をして、余裕に浸った気持ちと場の空気を吹き飛ばす。シリアスな今の現状を再確認してもう一度呼吸をして整え直す。上空五千メートルって場所は、思いの他寒かったり空気が薄かったりして何かあるのかと思ってたんだが、咸卦法の影響なのか特に何も感じなかったな。

 

「よっしゃ。そんじゃ行ってくる!」

「うん、またね!」

「おう!」

 

 浮遊術の状態から足の裏に魔力を込め、空を虚空瞬動で駆けて行く。ぐんぐん落下していく中で風を受けながら、“またね”って言ったシルヴィアの複雑な表情が妙に引っかかった。

 もし、この作戦を失敗したら、魔法が世界中にばれるんだよな。私らは一般人に紛れて隠れるとか、本当に最悪な時は魔法世界(ムンドゥス・マギクス)に行くって方法も有るかもしんねぇけど、麻衣のヤツは本体がアレだからな。そん時はどうするんだか……。いや、今考える事じゃねぇか。

 

「――っ! 見つけた!」

 

 超とネギ先生の姿を確認しながら、テティスの腕輪で再び防御用の水球を周囲に浮かべる。とりあえず小型のものを全方位に出して、いつでも対応出来るようにしておくか。それに、ラスボスバトルの中継をするヘリも飛んでやがるから、それ対策にもなるからな。

 

「あれ? 千雨ちゃんどこから来たの?」

「神楽坂っ!? って、春日に小太郎も居るじゃねぇか」

 

 超達が居る飛行船の直ぐ傍まで降りていくと、箒に乗って飛行をする春日と、その柄に立つ神楽坂。足元に浮遊術を発生させた小太郎が居た……が、何か違和感が。って、そうか、桜咲と近衛達が居ないのか。て事はあいつらは地上か? まぁ今のこの騒動で桜咲が近衛から離れる方がおかしいか。

 

「おう! 千雨姉ちゃんも来たんか!」

「い、いや。私は通りすがりの謎のシスター! 春日なんて人は知らない!」

「……え、美空ちゃん?」

 

 慌ててシスター服で顔を隠して、うろたえた表情で春日が否定した。その横で神楽坂が「こいつ何言ってんだ?」みたいな顔をしてるんだが、何か前にもこいつこんな事言ってたな。よっぽど目立ちたくねぇんだな。て言うか、何でそれで魔法シスターやってんだ? シスターシャークティに無理やりやらされてる感じはするけどよ。

 いや、それよりも今はネギ先生達だ。あっちの様子は……。って何だありゃ!? 超のヤツとネギ先生が同時に何十人も居る? けど一瞬だけ出現して消えてまた出現して……。幻術ってわけじゃねぇよな? 分身だとしても、精霊囮の魔法って訳でもなさそうだ。つーことは、アレがあの時計を使った効果って事か。

 

「なぁ小太郎。確認だけどよ、あれって分身じゃねぇよな?」

「ああ、分身やないで。俺かて分身は使うんやし、それ位は分かる。せやけどあれはちゃうな」

「なるほど……」

 

 て事は考え通りって事か。このままじゃ手が出せねぇな。つっても、声は届くか? それなら……。

 

「あっ! 見て、ネギが!」

「よっしゃ!」

 

 そう思っていた時に、神楽坂たちの歓喜の声が聞こえた。それに釣られて超達の方見ると、ネギ先生の雷を纏ったパンチの一撃で、超の背中に付いていたタイムマシンの時計が破壊されたのが見えた。

 どうにか上手くやってくれたみたいだな。超のヤツも相当だが、先生の方がどうにか一枚上手だったって事か。て事は、まさかこれで終わりか? けど超のヤツは飛行船の上でうつぶせに倒れても、四肢で踏ん張ってまだやれる顔をしてるな……。

 て事は、やっぱりまだ大技を使う可能性が有るって事か。あの分身みたいな状態なら、CG合成とかスクリーンで投影しましたとかいくらでも誤魔化せる。だが、これ以上とんでもない隠し玉の鬼神兵とか、未来兵器とか使われたら誤魔化せなくなる。それなら……。くっ。あんまりやりたくねぇけど、仕方がねぇな。

 

「アベアット!」

 

 一度召喚したアーティファクトを送還する。そうするとテティスの腕輪は仮契約カードに戻って右手の中に納まる。それからもう一度――。

 

「アデアット!」

 

 召喚の呪文詠唱をする。仮契約カードの衣装登録機能で、まほら武道会で使っていたゴスロリ服――つまり認識阻害のブローチを付けた擬装用――ごと、アーティファクトを身に付けて”ちう”の顔を作る。

 

「な、何やってるの千雨ちゃん?」

 

 今話しかけんな神楽坂。いくら何でも知り合いの目の前で、アニメ声で話せるか! フロウみたいに即行で別人に切り替えたり出来ねーんだよ。とりあえずこいつらの反応は無視して、ネギ先生達を撮影しているヘリ――多分、学内のどこかの部活動――のカメラの前まで虚空瞬動で移動する。

 良し、やりたくねぇ! やりたくねぇけど、やらないと、超が派手な事した時に困るからやらねぇと……。くっ、平常心だ。私は”ちう”。長谷川千雨じゃない。大丈夫、これは演技。これは演技だからな。

 

「みんなー、お疲れ様だねっ! 火星ロボ軍団のラスボスは子供先生が倒したよっ☆ やったね!」

 

 ぐぁぁぁ! 恥ずかしい! くぅっ、これって学園中に流されてるんだよな!? くそ、永久保存とかされそうだが、やらせ武器の配布の時に私の姿は見られてるんだししょうがねぇ! ここは腹を括るしか……。

 あっ、ヤバイ。実際は聞こえねぇけど、学園の放送画面の向こうで嫌な歓声が上がってそうなのが聞こえて来た! ほら、ヘリのカメ小(カメラ小僧の意味)とマイク持ちも唖然としてるじゃねぇか!

 

「え~っとぉ。ここからは、エキシビジョンマッチなんだって! 以上! 現場の”ちう”でした!」

 

 緊張で早口にならない様に、でもって羞恥心を顔に出さない様に、必死で堪えながらカメラの前でウィンクもおまけに付けて言い切ってやったぞ、ちくしょうっ! それからテティスの腕輪で僅かな霧を作ってカメラのレンズを曇らせる。更にとばかりに無詠唱の風の魔法で、ほんの少~し、ヘリの向きを変えてやる。気持ちちょっとだけ、こんな事をする羽目になった憂さ晴らしも入ってるんだが、まぁ大丈夫だろう。万が一が有っても周りは魔法使いだらけだし。

 そうすると、カメラの向きが明後日の方向に向いて、ヘリは若干ふら付きながらも姿勢を保った。まぁ、カメラ達は私とネギ先生の姿を探しているみたいだったが……。そんな事してる間に逃げるんだがな。

 

「はぁはぁはぁ……」

 

 虚空瞬動でもう一度神楽坂達の居る辺りに移動して、浮遊術でその場に安定して立つ。そうしてから緊張していた息を吐いて整える。ってか、別にこっちに戻らなくても良かったんじゃねぇか? まぁ今気付いても遅いし、しょうがねぇな。

 

「ち、千雨ちゃん? 何よ今の?」

「べ、別人や。誰やあんた!」

「言うな! 今のは忘れろ! て言うか、これ以上魔法ばらしされてたまるか!」

「「「あっ!」」」

 

 こ、こいつら。完全に忘れてやがったな!? やっぱやって正解だったじゃねぇか。く……。またこんなところで黒歴史が増えるなんて。と、とりあえず今は超だ。こうなったら説得出来ねぇか?

 

「おい! 聞こえてるか超! もう諦めろ!」

「ちょっ姉ちゃん! ネギのタイマン邪魔せんといてくれや!」

「分からなくもねぇけど、タイミング考えろバカ!」

 

 思い切って声を張り上げてみると、どうやらこちらの声が聞こえたのか、立ち上がった超がネギ先生の顔を見てからこっちに視線を送ってきた。超の様子を見ると……既に満身創痍にしかみえねぇな。着ていたコンバットスーツも何だかぼろぼろだし、背中の時計と機械からは火花が上がってる。てかそれ大丈夫なのか?

 

「やあ千雨さん、やってくれたネ……。それに、皆さんお揃いのようだネ」

「超、もう大魔法は使えないぞ! それに先生が未来から帰ってきた時にフロウからレポートを預かってる。その未来じゃ魔法使いが一般人相手に戦争起こした上に、学園関係者は魔法世界(ムンドゥス・マギクス)で強制収監。でもってお前はタイムパラドックスで消滅するんだとよ。良いのかよそれで!」

「ほう……。それを信じろと? 証明できる事じゃないヨ」

 

 ちっ、やっぱりか。簡単に説得できたら苦労しねぇよな。けどそれでも、超のヤツはまだまだやる気らしいな。それに何か、顔付きに余裕がある。て事は、まだ奥の手を隠し持ってるって事か。

 

「超さん! 貴女のやっている事は、僕は間違っているとは言えません! ですが、駄目なんです。この方法では未来は救われません! だから僕達と別の道を模索してください!」

「私がそれで止まると思うカ? それにここまで来たら、もう話す事はないヨ!」

「超さん、お願いします! 僕の話を聞いてください! 今超さんがやる方法じゃ、皆が不幸になるだけの結果なんです!」

 

 必死にネギ先生が説得しようとしてるが、あれはダメだな。超のヤツも意固地になってやがるし、どうにか今の信念を折るしかないか? それだとネギ先生にしろ私にしろ、誰かがガチ勝負で負かすしかなさそうなんだよなぁ。

 超に勝とうと思えばもう時計もないし、私が手を出さなくてもこのままネギ先生が勝ちそうだとな。けど、何かイヤな予感がするんだが……。きっとアイツは、まだ何か隠してる感じがするんだよな。さっきの余裕の表情とかも気になるしな。

 

「聞き入れられないネ!」

「無駄です! 魔法が使えない貴女では、もう勝ち目は有りません!」

 

 まだ覇気の有る声を上げた超は強制時間跳躍弾を大量にばら撒いて、コンバットスーツの仕込みなのか知らねぇけど、どうやってか火を付けて撃ち出した。それをネギ先生は、杖に乗って飛行魔法であっさり回避。避けそこなった弾丸は、無詠唱の魔法の射手で届く前に爆発。これはもう完全に先生が優勢だな。

 てかアイツ、まだそんなに持ってたのか。でもなぁ、確かにネギ先生の言う通りでもあるんだよな。超はこの状態でどうするつもりなんだ?




 中途半端なところで切れてますが、この話は前後編です。当初は7000~8000文字で、世界樹防衛戦(3)を終わらせるつもりだったのが、予定していなかった発想が途中から浮かんで来て9000文字くらいになってしまいました。
 もうそのままで良いや、書けるところまで書いてから見直そう。と判断したところ、何故か16,000字弱まで膨れ上がったので、じゃぁもうそれで良いや!(笑) という事で、2話分を割採用しました。

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