とある世界で【陰】が倒された。
倒された【陰】の名前は白面の者。
一人の少年と一匹の獣が陰陽問わず数多の存在と手を取り合って陰の化身…いや陰そのものである白面の者を倒した。
白面の者とは一匹にして一匹に有らず。
天地想像の際に遥か底に濁りたまった幾重の陰の気が成った怪物。
その力と姿を成す陰の気は強大過ぎた。
力を負かされ、姿を砕かれた白面の者。
彼を象る【陰】は彼等の世界の枠組み超えて数多の世界に散った。
陰陽は全ての事象物事の根源。
ただ散るだけならばいずれその世に馴染み、浸透し、世を創る新たな陰陽の礎となり事はそれで済んだ。
しかし白面が散るその瞬間に一瞬一秒、寸分の狂いなく数多ある世界各々で一人の少年もしくは少女が生まれ出でてしまった。
人や化物、時間や空間問わずこの世の縁は全てが『袖振り合うも多生の縁』で結ばれている。
存在するだけで数多に影響してしまうまでに膨大に膨らんだ【陰】の散り際寸分違わず生まれた少年少女はこの時縁を結んでしまったのだ。
飛び散る【陰】の全てが無限の可能性を秘める【陽】の存在に憧れていた。
既に意識無き数多の【陰】は縁結ばれた【陽】の少年少女を求めて飛び散り、そして見つけるや否やその身に飛び込んだ。
その光景は形を持とうとシャガクシャの身に飛び込んだ白面の者と瓜二つだった。
こうして数多の世界に白面の者の欠片を宿した子供達が生まれた。
本来なら少年少女達は各々の世界で名を馳せ、正史では海賊王を目指したり、科学と魔術が入り乱れる都市で雷操ったり、父親を探してハンターとなったり、死神の力を手に入れたり、鎌を振り回して狂気と戦ったりと様々な活躍をしたであろう。
しかしそれはもう叶わない……何故ならこれから紡がれていく物語は正史ではあり得なかったイレギュラー、それもとんでもなく強大なイレギュラーを内包した【彼等】の話だから。
~白面クロスシリーズ~
大空と朝陽を望む永劫の夜
不穏を好み喰らう偏食の火竜
変な糸、口煩い制服、陰険な狐
料理人が受け入れ満たすは陰の獣
とある大妖の欠片宿したビリビリ娘
海賊王?それより俺は負情が食べたい
俺が死神?マジで?後で後悔すんなよ?
狂気と戦う勇気!ってか私が狂気じゃね?
学園と英雄の卵とヴィラン顔負けの尻尾と僕
少し分かる気がする ~零の少女出会った陰~
九尾抜かれ死んだ俺ともっと危険な九尾の出逢い
上から順にクロス作品
リボーン
フェアリーテイル
キルラキル
トリコ
とある科学
ワンピース
ブリーチ
ソウルイーター
ヒーローアカデミア
ゼロの使い魔
ナルト
となってます。
どうやら作者ことナコは最低最悪の浮気野郎でした……
1つの作品に集中するとネタが纏まらないのに他の作品はどんどん浮かぶ……逆にそちらを書いていると他の作品が纏まるようです。
てな訳で始まったのがこの白面の者シリーズ!
他の作品を読んでくださってる皆さんには『はぁーまたか』『さっさと投稿しろ愚図め』など思ってる方もいると思いますがどうかお付き合い頂けたら幸いです!