もしも貴方が二人のVOICEROIDを同時に購入したらどうなるか?
その答えがここにあります!!(偏見)

1 / 1
初めましてこのたびVOICEROIDを題材に小説を書かせていただきました
GRENADE(グレネード)と申します、
記念すべき初投稿のジャンルはなんちゃって恋愛ホラーとなっています
最後になりましたがこの作品はグロ注意、キャラ崩壊注意となっております
なにとぞよろしくお願いします


第1章「機械的な体の行く先」

 

 

夏の憂鬱な気分とジメジメとした湿気が体にまとわりつく、まるで鉛でも担いでいるような体の重さだった、

 

「どうしたの?顔色がわるいよ?」

 

眼前に映るのは金髪の少女、そうだ私は彼女と共にある場所に向かっているのだ、

人々が忘れ去った場所、あるいは都合が悪くなったから捨てられた場所だろうか?

眼前の少女を目の前にして思いをふける

 

「別に大したことじゃないですよ」

 

顔では笑っているのだ、精一杯の笑顔を振りまく、まるで赤子が母体に対して笑みを浮かべるように、だが自分は分かっているんだ、こんな笑には何の意味もないことに、自分嘘を塗り固めているだけど、気付いている。

 

「ゆかりん、着いたよ」

 

ふとした声が頭に通りぬける、私達は目的地についた、もしくは導かれたのかも知れない、だがそう思ったところで私たちを止めるものや人は既にもういなかった。

 

「以外と遠いんだね、私はダムなんて初めてくるよ」

 

新鮮な空気が鼻から肺に入り込み全身に酸素を送り込む、行き詰まるような空間から抜け出し全身に溜まった疲労を飛ばすかのように伸びをする、体が軋む音がする、何処がおかしい、体が軋むのだ、単にずっと座っていたからとかでは無い。

 

「知ってますか?マキさん、このダムの底には昔村があったそう...で‥‥すよ」

 

まだ軋む、ギリギリ……と音をたてている、焦る、汗が止まらない、気持ちが落ち着かない、呂律が回らない、私は焦りながら持ってきた鞄の中からゼンマイの着いた機械的の様な者を取り出す、ゼンマイを回す、一回、二回、三回、自分の体が軋んだ回数だけ回す、すると機械から可愛らしい歌声が流れ始めた、すると体の軋みはスッと消えた、

 

「ゆかりんそれ大切に使ってくれてるんだね、嬉しいよ」

 

この機械は彼女から譲り受けたものだ、彼女はこの機械を自分のように思ってくれて良い、と言っていた、正直この機械が無いと私はもうダメかもしれない、謎の軋みはこの機械から流れる旋律、歌声、それらが無いと直らないのだ、

 

「えぇ、だって貴方から譲り受けた大切な者ですから」

 

彼女から目を離し眼前に広がる後継を目にする、広い広い貯水庫がただただ続いているだけの光景、だが私はこれを望んでいた気がする、そもそもここに行く事を提唱したのは誰だったか?私か?それとも彼女?

 

 

「ようこそ、〇〇ダムへ」

 

 

突如声を掛けられた、声の主は私達のすぐ後ろにいた、まるでそこで待っていたかのように、愚かにも罠に掛かった動物を見るかのような目で。

彼女の容姿は、髪は緑、目は黄色、背格好は私達と大差ないようだった。

 

「こんな所までよく来てくれたね、歓迎するよ、特に紫髪の方の人は」

 

手招きをしつつ私達を導く、それは何処かおかしく感じるところがあった、だがその正体は何だか蜃気楼の様にぼやけてはっきりとは捉えられない、

 

「ねぇ、紫髪のおねえさん知ってる?ある花があるの、クワの花なんだけど、今なのあなた達何だかそんなかんじがするの…ケラケラ」

 

 

少女はケラケラと薄気味悪く不気味に笑いながら唐突に語り始める、

 

「まぁ、いずれ分かるでしょう、その時には…もう…遅いでしょうけど」

 

少女はケラケラとまた笑う、気味が悪くて仕方が無い、ふと急に頭が割るように痛む、何かを打ち付けるような痛み、

 

「あぁ…やっぱり、自分勝手だね貴方は…まあいいや、ゆっくりおもいだそうね…」

 

ふと言われたその台詞を最後に、私の頭痛は限界を迎え、私は地面に倒れていく

 

「思い出したらどうなるのかなぁ?まぁ、ゆっくりでいいよ、貴方の時間はまだあるからね」

 

「さぁ…思い出しない''弦巻ゆかり''今の貴方は……○○なのだから…」

 

すっと、視界が落ちた


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
点
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。