『まあ、魔法って言うよりもスキルって言った方が良いかな?一様転生特典みたいなモノだし』
「……どう言う事か説明して貰うわよ」
『勿論』『僕のもう一つの能力』『名前を“
「……チートじゃん、それ」
『いや、制限は有るよ?』『一度“無かったこと”にした現在を“無かったこと”には出来ない』『重ね掛けが出来ないんだよ』『魔女やグリーフシードの穢れは“無かったこと”に出来ないし』
「え、ありとあらゆるモノを無かったことに出来るんじゃ無いの?」
『このスキルの根幹に関わる事だけど、みんな、箱庭学園って知ってる?』
「名前を聞いた事だけは」
「マミさんに同じく」
「私も」
「これまでの世界には無かったから知らないわ」
「学校行ってないし」
『簡単に言うと、才能ある者を集めてる学校だよ。人ってのは幾つかの種類に別れててね』『一般的な人間である“
『問題はこの先の二つ』『自身を卑下し』『自分が劣っている事を誇りに持つ“
『最後の一つ』『全てに平等な“
『ま、箱庭学園はこんな奴らを集めてるのさ』
「……この後の説明に箱庭学園とやらは関係あったのか?」
『箱庭学園自体は関わってこない』
「意味ないじゃん……」
『話を戻して、“異常性”が使うスキルはそのまま
「……話を続けて」
『過負荷に過負荷は効かない』『けど』『因果は何にも染まらない』『過負荷ではないだろう?』
「因果に干渉するというの!?」
『そう、“大嘘憑き”を作る時に核としたスキル』『“
「て事は、魔女も人間に戻せるって事か?」
『無理』『魔女は過負荷だからね』『同じ過負荷である“手のひら孵し”とは相性が悪い』『そこに、抜け殻ーー死体となった肉体が在れば別だけど』
「……じゃあ、それは最終手段で良いかしら?」
『そうだね』『あ、“大嘘憑き”なら魔力ほとんど使わないから怪我したら無かった事にしてあげるよ』
「ありがとう。それで、佐倉さんは如何するの?」
「ああ、アタシも乗り掛かった船だ。最後まで付いて行ってやるよ」
『よし、それじゃみんなで服屋行って佐倉ちゃんの着せ替え大会やろうぜ!』
「ちょっと待ってて。カメラ用意するわ」
「マミさんお願いしますね」
「カメラマンはよろしく、巴マミ」
「あら、貴女達もやってね?交代制で」
「勝手に話を進めるなー!何でアタシだけこんな目にあわなきゃいけねーんだ!」
「「「「『可愛いから』」」」」
「うぐっ……///」
「じゃあ行きましょうか」
「はいっ。さやかちゃん、行くよー?」
「うん、わかったー」
(……もしかしたら、恭介の手も治せる……?恭介に喜んで貰えるのかな……?)
次回は番外編かな?