魔法少女みそぎ☆マギカ   作:零崎妖識

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シャルロッテ大分強化しちゃった感。


第十二敗『君がそれを言う?』

ズドドドドッ!

 

「何時もより硬いわね」

 

『いや、アサルトライフル全弾命中させてアレに大分ダメージを入れた君がそれを言う?』

 

「何時もなら手作り爆弾が二十個も有れば倒せるのよ」

 

「十分硬いじゃない」

 

アサルトライフル(しかも大きい)を連射し、ダメージを与えたのを確認しながら話す。多分、ゲームで言うHPの内、五割は削れてるはず。

 

『“却本作り”!』

 

更に螺子を螺子込む。さて、少しは防御力下がったかな?

 

「下がって!」

 

暁美ちゃんの声に従い、魔女から離れる。と、

 

ズドドンッ!

 

二、三回爆発。手榴弾を使ったらしい。

 

「耐久力が他のループより上がってるわね。幾ら何でも硬すぎる」

 

「如何すれば……」

 

『……あ!』

 

「「如何したの(かしら)?」」

 

『今此処に佐倉ちゃん居ないじゃん』

 

「!なるほどね。彼女なら使えるわね」

 

『僕は使え無いって言いたいの?』

 

「それはともかく、鹿目さん、美樹さん!佐倉さんを呼んで来て!」

 

「何処に杏子ちゃんが居るか分かりません!」

 

『風見野だけど、どのくらいで往復出来る?』

 

「大分時間がかかるよ!杏子の電話番号は?」

 

「彼女、携帯持ってないのよ」

 

誰か、佐倉ちゃんに携帯を。

 

「そうだ!キュゥべえ!」

 

「何かな?まどか。もしかして契約を「此処から杏子ちゃんに通信出来る?」……それを聞いて何をするつもりかな?」

 

「良いから、質問に答えて」

 

「怖いよ、まd「いいから」出来ます」

 

鹿目ちゃんは怒らせないほうが良い。魔女でさえ少しビビってるもの。鹿目ちゃんの声を聞いて、後退りしてる。

 

「通信を繋げて!」

 

「はいはい……、よし、繋がったよ」

 

「杏子ちゃん、聞こえてる?」

 

〈聞こえてるぞ。如何した?〉

 

「すぐに見滝原病院に来れる!?」

 

〈ッ!何かあったのか?〉

 

「魔女が居るの。マミさん、ほむらちゃん、禊ちゃんが闘ってるけど、攻撃力が足りないみたいなの。お願い、力を貸して!」

 

〈……チッ。マミともあろう者が情けねぇな。……今度、何か奢れ。それで手を打ってやる。そうだな、二、三十分有れば着く〉

 

「ありがとう!」

 

『後、二、三十分、ね』

 

「なんとしてでも、持ち堪えなきゃ」

 

「此処からが正念場、ね」

 

当面の作戦は、恵方巻きを引きずり出して、口の中に手榴弾を投げ込む。つまり、ある程度パターン化された作戦だ。さぁ、頑張ろう!

 

 

 

 

〜三十分後〜

 

「来たぞ。アレが魔女か?ちっこいなー」

 

「アレでも凄く硬いのよ。けど、貴女なら貫通させられるんじゃない?」

 

『僕達が囮になるから、恵方巻きに隙が出来たら槍の投擲お願い』

 

佐倉ちゃんが頷くのを確認して、マイナス螺子を恵方巻きに螺子込む。いちいち引っ込むから攻撃し辛い。

 

「ねぇ、一つ聞きたいのだけれど」

 

『アレが来ないうちにね』

 

「貴女の“大嘘憑き”で弾薬や爆弾の消費を無かった事に出来ないの?」

 

『出来るけど、彼奴のダメージも回復するよ?弾を撃った、爆発させた結果も無かった事になるから』

 

「なら良いわ。佐倉杏子の正面に、口が来るよう誘導するわよ」

 

そう言って、佐倉ちゃんの前に移動する暁美ちゃん。僕と巴さんは後ろに下がっている。暁美ちゃんの邪魔にならない様に、だ。

 

暁美ちゃんが機関銃を撃つ。少しして、リヴォルバーに持ち替えた。撃つ。撃つ。うん、あの魔女が異常な耐久力を持つって知ってなければ、魔女が可哀想に思えてくる。

 

「今の内に、私と暁美さん、球磨川さん、佐倉さんをリボンで結ぶわ」

 

『お願い』

 

シュルッ

 

「恵方巻きが出てきたら、私と貴女、暁美さんで一斉攻撃するわ」

 

『解った。投擲には自信があってね』

 

何かしらの形で触っちゃうと、魔女も時間停止の対象外になっちゃうもんね。

 

「三人とも、準備!」

 

来た!お菓子の魔女の中の恵方巻き。アレが暁美ちゃんの目の前に来たところで、

 

カシャッ

 

暁美ちゃんの時間停止。今この場で動けるのは、リボンで繋がれてる四人だけ。

 

「今よ!思いっきり攻撃して」

 

「解った!ティロ・フィナーレ!」

 

『“却本作り”!』

 

ズドドドドッ!ズガガガガガッ!

 

みんな(佐倉ちゃん除く)が一斉に攻撃する。が、その全てが魔女に届く直前で止まる。時間停止が解除されたら一気に喰らうのだろう。

 

「佐倉杏子」

 

「なんだい?」

 

「投擲準備。私と手を繋いで」

 

「おう」

 

「巴マミ、リボンを佐倉杏子から外して。……よし。佐倉杏子、私が手を離したら時間停止が解除させるわ。そしたらすぐに投擲して。口の中をねらってね?」

 

「おう!まかせな!」

 

「カウントダウン、三、二、一!」

 

暁美ちゃんが手を離す。その間も僕達は攻撃。……動きが無い……。

 

「十秒で解除するわ」

 

『了解!』

 

「……三、二、一、解除!」

 

そして世界は動き出す。直前で止まっていた攻撃は全て魔女に直撃した。全方位から攻撃した為、魔女が大きく動くことは無い。後は宜しく、佐倉ちゃん。

 

「いっけぇぇぇっ!」

 

ズドンッ!

 

槍は、小さい方も貫いて、魔女を倒した。あと一分もすれば、結界は崩れるだろう。

 

「ふう、みんな、お疲れ様。ソウルジェムを浄化しましょう?」

 

「ええ」

 

「アタシはいいや。あんまり魔力使ってないし」

 

『ちょっと使い過ぎた。グリーフシード足りないかもね』

 

「いざとなったらストックしてあるやつを使うわ」

 

こうして、お菓子の魔女を撃破し、巴さんが死ぬ事も無くなった。……グリーフシード集めなきゃなぁ……。




今日(4/17)の23時59分にアンケートを締め切ります。投票願いします。

次はオリ魔女その二の登場ですね。
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