取り敢えず、上条君の手は治さず、さやか魔法少女化&魔女化ルートです。
お菓子の魔女戦の翌日。僕は町を歩いていた。理由は、グリーフシードの数が少なくなってきたから魔女を狩ろう、と言うもの。
「この辺はこれまでの週では探索して無かったわね。私が知らない魔女も居るのかしら?」
そう言ったのは暁美ちゃん。グリーフシード集めに協力すると言って付いて来た。
『居るんじゃない?君はあの三つ編み委員長みたいに何でもは知らないんだからさ』
「それは、彼女が何でも知っている、と言うニュアンスで言ったの?それとも、何でもは知らないと言うニュアンスかしら?」
『何でもは知らないって方だね。んー、やっぱり委員長ちゃんよりもツンデレっ子の方に似てるよね、性格とか容姿とか』
「誰が?」
『君が』
「……似てる?」
『似てる似てる』
「……はぁ、魔女の結界を探しましょう?」
『そうだね』
☆
十数分後、映画館の裏路地で結界は見つかった。
「準備は良い?」
『もちろん』
結界に入る。そこは、何処かがおかしい、でも何処がおかしいのか解らない、ニューヨークに似た街並みだった。
「魔女の結界は何処か不気味なはずなのだけれど、これは、違和感が無さ過ぎて逆に怖いわね」
『……嫌な予感がしたんだけどさ?』
「何かしら」
『前に、僕の転生前の世界に有ったフリーゲームを元にしたような魔女に会ったんだよ』
「……もしかして…?」
『もしかすると。此処の使い魔は多分、アメリカ映画の怪人やら
叫ぶと同時に、僕等の後ろからチェーンソーが振り下ろされる。が、難なく回避。振り向くと其処には……
「予想通り、ね」
ホッケーマスクの怪人、ジェイソンが立っていた。
☆
ギュィィィイイイイインッ!
『危なっ!』
「気をつけなさい!」
僕達は今、結界内を走り回っている。ジェイソンに暁美ちゃんがヘッドショットを喰らわせた後、僕達が入ったのとは反対の端っこに行ってみたのだ。しかし、そこに魔女は居なかった。で、結界内の何処かを彷徨いてるのか?と考え、捜し回ってたら、二体目のジェイソンとエンカウントして今に至る。
『ジェイソン復活するなよ!』
「くっ、硬くなってる……!」
「■■■■■■!」
ギュウンッ!
『うわっ!』
さっきよりも強化されたジェイソン。もう、
「余計な事考えない!後ろにも別の使い魔!」
『えっ?って、今度はフランケンシュタインの怪物かよ!』
因みに言っておく、男の怪物だ。
『そうだ!暁美ちゃん!』
「手短かに!」
『ジェイソンとフランケンシュタインをぶつける!誘導するよ!』
「ええ!」
ジェイソンに背を向け、フランケンシュタイン(もうフランで良いや)の方に向かう。って、ジェイソンさらっとスピード上げて追いかけて来た!?恐い!
「ていっ!」
ボンッ!
暁美ちゃんはお手製爆弾を使った。しかし、効果は今一つだ!
『時間停止お願い!』
カシャッ
時間が止まる。
「今の内に、フランケンシュタインの後ろに行くわよ。あいつ、足遅いみたいだし」
『どうやって、フランをジェイソンにぶつける?』
「ジェイソンが攻撃すれば、ターゲットはそっちに向かうでしょ」
言いつつ、フランの後ろに移動完了。
「解除!」
直後、フランにジェイソンがぶつかった(文字通りの意味で)。あ、フランがジェイソンをホールドした。てっ、身体を押し潰そうとしてる!?ジェイソンはジェイソンでフランを斬ろうとしてるし……。
「作戦成功、ね」
『だね。一難去ってまた一難だけど』
「えっ?って、うわぁ……」
ジェイソンとフランケンシュタインを躱した僕等の前には、大量のゾンビが湧いていた。
魔女の解説は次回。しかし、やっぱり戦闘描写下手だな……。
そして毎回投稿した後に発覚して直しにくる誤字脱字。