放課後、僕たちは街を歩いてた。メンバーは、僕と巴さん、美樹ちゃんに鹿目ちゃん、以外な事に暁美ちゃんも付いてきた。鹿目ちゃんが説得したらホイホイ付いてきたよ。美樹ちゃんはあしらってたのに。
で、そうこうしてるうちに魔力発見。昨日の魔女だね。反応した方に行くと、廃ビルがあった。屋上に人影も。飛び降りたから、巴さんが変身してキャッチ、そのまま屋上に置いておいた。そんなこんなで、結界の中へ。
魔法少女三人は鹿目ちゃんと美樹ちゃんを守るような布陣で結界の中を進んでる。僕は螺子で使い魔を地面に縫い付け、暁美ちゃんは拳銃で相手の頭を撃ち抜き、巴さんはマスケット銃でぶん殴ってた。なんでさ。使用方法は守ろうぜ。
魔女は巴さんが相手することになった。僕と暁美ちゃんは一般人二人の護衛。最奥に居た魔女の姿はSAN値をゴリゴリ削っていく。……クトゥルフ系の魔女居ないよね?(気が向いたら出します by作者)
「ティロ・フィナーレ!」
マスケット乱射、からの大砲レベルの砲撃で魔女は消え去った。結界は崩壊し、元の世界へと戻っていく。後には、棘が上下に付いている黒い球体が残るばかり。
「これがグリーフシード。魔女の卵よ」
「魔女の卵って……危険じゃないんですか?」
『この状態なら平気だよ。むしろ役に立つしね』
「二人とも、これをみて?」
巴さんが二人に卵型の宝石ーーソウルジェムを見せる。綺麗な黄色だが、少し濁っていた。
「ソウルジェムは魔法を使ったりすると濁るの。私たち魔法少女は、この濁りを穢れと呼んでいるわ。普段の生活や、感情の変化でも濁るけれど、濁りを晴らす方法は少ないの」
「ソウルジェムが濁りきるとどうなるんですか?」
「わからない。ソウルジェムは魔法の源だから、魔法が使えなくなると言われてるわ(実際には、それ以上なのだけれど)」
「どうしたのさ、転校生。恐い顔になってるけど」
「何でもないわ、美樹さやか。と言うか、球磨川禊も転校生でしょう?混乱するからやめなさい」
「わかったよ、ほむら。で、結局グリーフシードは何に使えるんですか?マミさん」
「百聞は一見にしかず。見せてあげるわ」
ソウルジェムにグリーフシードを近づける巴さん。すると、ソウルジェムの濁りがグリーフシードに移った。
「これが、唯一わかっている穢れを浄化する方法。もちろん、グリーフシードが溜め込める穢れの量にも限度があるけれどね」
「穢れを溜め切ったグリーフシードは魔女として孵化するわ。できる限りそれを防ぐ為に、使用済みグリーフシードはキュゥべえが回収してるの」
「二人も使ったら?まだ余裕はあるしね」
「ええ、使わさせてもらうわ」
『じゃ、遠慮なく』
僕と暁美ちゃんも浄化を済ませると、グリーフシードの穢れはほぼ一杯になった。今回の容量は少なかったみたいだね。
「じゃあ、回収させて貰うよ」
『いつのまに』
どこからともなくキュゥべえが現れる。ほんと、神出鬼没だね。暁美ちゃんはキュゥべえを睨んでる。巴さんは穏やかな顔でキュゥべえを見てる。
キュゥべえにグリーフシードを投げ渡す。耳毛でキャッチしたけど、結局あれってどうなってるんだろうね?グリーフシードはそのまま、キュゥべえの背中にある赤い円……キュゥべえの本当の口の中へ消え去った。
「きゅっぷい」
いや、それも何だよ。
☆★
「やぁ、久しぶりだね」
「ん、キュゥべえか。何しに来たんだ?」
「いや、ちょっと伝えたい事があってね。放浪の魔法少女って知ってるかい?」
「出回ってる噂だけな。能力も姿もわからねーよ」
「その魔法少女が今、見滝原にいてね。会いに行ってみたくないかい?」
「へぇ、面白そうだな。行ってみてぇ」
「ただし、マミと行動を共にしているんだ。さらに、僕たちでさえ正体がわからないイレギュラーもいる」
「まあ、どうとでもなるだろうよ。じゃあ、明日あたりにでも行って、ちょっかい出してくるか」
「行ってらっしゃい。ーーー佐倉杏子」
次回不確定
そろそろオリジナル要素入れようかな