昨日、キュゥべえに面白そうな魔法少女の話を聞いた。放浪の魔法少女と言う、旅を続け特定の縄張りを持たない奴らしい。其奴が今、見滝原にいると言う話をキュゥべえから入手したあたしは見滝原に行ってみる事にした。唯、放浪の魔法少女とやらを見たいが為に。
風見野と見滝原の市境に魔女の結界を発見した。中に入ってみると、大量の使い魔の残骸があった。幾つかの残骸には螺子が刺さってる。これが、この光景を作り出した魔法少女の武器だろう。見滝原には螺子を使う魔法少女は居なかったはずだし、誰か契約したんかね?ま、この奥に居るだろう。死んでなけりゃな。一体の使い魔も残っていない通路を、あたしは奥へ向けて歩き出した。
見つけた。あれがここの魔女か。外見は薔薇っぽいな。後、なんか人形持ってる。その向かいに居るのが、螺子を武器とする魔法少女だろう。其奴の周りに、螺子の刺さった、使い魔だったであろう大量の青い人形が存在し、魔女にも何本もの螺子が刺さっている。もう魔女の体力は少ないだろう。何故か、自分が止めをさしたくなった。で、なんとなく三節槍を投擲しちまった。魔女の結界が崩壊する。
『あーあ。ほんと、他の魔法少女が居ると止めを持っていかれるんだよなぁ』
「あいつをあそこまで追い詰めたのはアンタだろ。グリーフシードはやるよ」
そう言葉を返すと、彼女はこちらへ振り向く。だからあたしは、彼女を労う為に、持っていたお菓子を差し出し、
「食うかい?」
と、聞いた。
☆★
「あたしは佐倉杏子。あんたの名前は?」
『球磨川禊。よろしくね、佐倉ちゃん』
僕は公園で、佐倉ちゃんとお菓子を食べてる。何か珍しいモノを眺める様な見方をしてくる。
「なあ、ちょっと聞いてもいいか?」
『なんだい?僕が答えられる事なら答えるけど』
「あんたって、最近見滝原に来たのか?」
『そうだけど、それがどうしたの?』
「てことは、だ。放浪の魔法少女ってのはあんたか」
『僕としては、いつその二つ名が付けられたのか気になるけどね。キュゥべえにも言われたし、合ってるよ、多分』
「なんで学ランなんだ?」
『趣味。そうだ、僕も佐倉ちゃんに用事があるんだった』
「ん?なんだ?」
『見滝原に来てくれないかな。やばい魔女が来る可能性が高いんだ』
「やだ。なんであたしが行かなくちゃならないんだよ。本気でやばい奴ならスルーすれば良い話だろ?」
『其奴を倒さないと、世界全てを滅せる力を持つ魔女が産まれてしまうらしいんだよ。だから、協力してくれないかな』
「信憑性に欠けるな。どうしてそんな事がわかる?」
『僕は詳しくは知らないよ。詳しく知ってる人は、時が来たら話すって言ってたんだ。多分、君が合流するのが、その時とやらじゃないかなってね』
「チッ、あたしに関係無い可能性もあるってことじゃねーか。あたしは帰るとするよ」
『逃がさねぇよ』『“却本作り”』『君の身体機能を封印させて貰った』『さ、行こうか』
佐倉ちゃんをお姫様抱っこして歩き出すし、携帯を取り出す。
「ちょっ、まて!抱き上げるな!降ろせ!恥ずかしいだろ!」
『いいじゃん、佐倉ちゃん可愛いんだし』
携帯で巴さんに連絡を取る。
『もしもし、球磨川です。話し合いたい事ががあるので部屋に行っても良いですか?』
[ええ、良いわよ?紅茶を用意して待ってるわね]
電話を切る。
「抱き上げられて運ばれるぐれぇなら自分で歩くって!はーなーせー!こんなとこマミに見られたら恥ずか死ぬ!」
無視して歩き続ける。次に連絡するのは暁美ちゃんだ。
『もしもし、この後巴さんの家に来れるかな?話し合いをしたいんだけど』
[何が目的かしら]
『さてね。君の言ってた時とやらが来たんじゃない?』
[……解ったわ。行かせて貰う]
『じゃ、また後で』
携帯をしまう。案外、お姫様抱っこをしながらでも色々出来るものだ。
「おーろーせーよー!」
『だーめ。どうせなら服屋にでも行ってもっと可愛い服に着替えよう!』
「やめてくれー!」
結論。佐倉ちゃんマジ天使。
次回ぶっちゃけ回。
質問です。美樹さやかは魔法少女化させますか?また、魔女化させますか?生き残ることは確定してますが、どうしたらいいでしょう。上条の左手、球磨川なら治せるんですよね。まだ使って無い方の能力で(ぶっちゃけ、本気出せば魔法少女化、魔女化も逆転させたり、まどかの因果も逆転させれる)。
球磨川に上条の手を治させるか、美樹さやかは魔法少女にするか、魔法少女になった場合、魔女化させるか。活動報告にて答えを募集します。宜しければ回答お願いします。