この世界で生き残る   作:鴉星

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 大変遅れて申し訳ありません。

 活動報告にてお知らせがあります。


第31話 第二次忍界大戦 雨隠れ襲撃戦~交戦~

 雨隠れの里は現在厳しい状況に置かれていた。

 

 木ノ葉の忍たちによる雨の里近隣襲撃による被害が原因である。幸い、住民には危害を加えることはしていないようだが、住まいを奪われ、里の中心である町に人々が押しやられている。

 

 半蔵がこれをただ見ているわけもなく。精鋭を派遣して対処させるが、すべて返り討ちにされ、生還してくるのは1人か2人程度で残りは犠牲になったとのことである。

 

 襲撃してきた京之介たちは矢鶴の同風色などの術を利用し、雨隠れの精鋭を迎撃するとその際に部下として選ばれたヒアシたちを雨忍たちに変装させる。その際に挙動や言葉使いで正体がバレることを考え、京之介が考えた新術・穢土転生纏いにより生きた人間に穢土転生させた対象を纏わせることで、人間1人を運ぶ方法をとった。なお、穢土転生されているとバレないように、目や肌の崩れなどの部分は生前の姿の状態にしっかりと整えられ、纏った対象がしっかりと生きているかのように見せた。こうして内部の情報を得ることに成功した。

 

 なお、無などの穢土転生部隊は他の里からの侵入を防ぐために国境周辺に巡らせている。

 

 他にも、里へと押し寄せる村人たちにも紛れて潜入しており、これには半蔵も警戒していたが、外の処理に被害が大きく出てしまい、しっかりと調べることも難しい状況にあった。

 

 それらを数日間行ったのち、京之介ら本隊は堂々と雨の国内の移動を開始した。

 

 半蔵とて馬鹿ではない。堂々と進軍してくる敵を見て、罠があることくらいすぐに理解していたが、木ノ葉でも実力のある三忍を下したことと、自身の口寄せイブセに備わっている毒に自信があることが、半蔵に僅かながらではあるが油断を作らせた。

 

「お……のれ……」

 

「ま、悪く思わないでくださいよ。こっちも仲間を簡単に死なせたくないもんで」

 

「部下は……とっくに……」

 

「ええ、あなたの周りにいた連中は基本的に始末して仲間を潜ませていました。後はこうしてあなたが出てきてくれるのを待つだけでよかったですし」

 

「まんまと乗せられたわけだ……」

 

「正直、毒の対処が可能な状況を作っても、貴方と正面から戦うのは危険だと判断しました。なのでこのような手段をとることにしたんです」

 

「…………殺すがいい……」

 

「ええ、貴方にはそのあとに仕事があるので」

 

 自身の刀で半蔵の首を切断。その後捕まえていた忍を使い穢土転生を実行。すぐさま交渉を開始。他国にも伝わるように敗北を宣言。実質的に木ノ葉が雨の里を支配したことはすぐさま知れ渡った。近隣の岩の国はすぐさま部隊を派遣したが、無を中心に結成された穢土転生部隊に防がれて近づくことができなかった。

 

 部隊派遣から僅か一月も経たない日数で、雨を降した木ノ葉の(ひとや)の存在はすぐさま他国に広まった。

 

 その中でも雲隠れの里で獄の長が誰であるかを知った雷影は嬉しそうに笑っていた。

 

「待って居れよ、貴様を倒すのはワシだ!!」

 

 体中から雷を迸らせる雷影は来るべき日のために己を磨きかける。

 

 

 

 

 報告は岩隠れの里にも届いている。

 

 三代目土影オオノキは怒りのあまりに体からチャクラがあふれ出る。

 

「忌々しいぃ……木ノ葉めぇ!」

 

 近くにあった書類を投げ捨てたり、破ったりと大いに怒っていた。

 

「このようなことが許せるかぁ!! なにがなんでも木ノ葉を攻め落としてくれる!」

 

「土影様、落ち着いてください!」

 

「落ち着けるかああああああ!」

 

 しかし、土影の思いも現状の財政の資源では厳しいこともあり、断念せざるをえないものだった。

 

 砂と霧に関しては木ノ葉に強く出られないこともあり、小国は戦争の途中から資源との戦いになっており、そもそも口をだせる状況ではない。

 

 一方で木ノ葉は京之介からの提案で食料などの問題にも気をつけており、資源の面や人員の面でもいまだ余裕があるため、戦闘を続けることができる。

 

 

 

 

 

 

 こうして、雨隠れの一件から戦いはどんどん収束していき、木ノ葉が優位を保ったまま五大大国を巻き込んだ第二次忍界大戦は終わりを告げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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