それではどうぞ。
シロナは苦戦していた。マグマ団のニューリーダー、ホカゲといったか。前髪で片目を隠し、調子に乗った若者のような言葉遣いの男だ。彼が繰り出したマグマッグとマグカルゴは多少傷ついている様子はあれど、長時間の戦いの中、戦闘不能まで疲弊することは無かった。
なにより戦っているシロナ、サターンは共に違和感を感じていた。まずは手数を減らすのが先決。そうして優先的にマグマッグの方を狙っている事が多いのだが、その鈍重な速さと進化前の耐久度にしても、妙におかしい。
確実に技が直撃したと思えば、まるで技が効いていないかのようにマグマッグが爆炎の中から姿を現す。かといってマグカルゴ共々狙った技では、たしかに多少のダメージは入っているのだが、ミロカロスの「なみのり」で生じた津波の全てを受けているとは言い難い。
「おいおいどーした? 俺様はさっさと部下共の粛清にいかなきゃならないんだけどな。てかこんなに時間かけてても良いのか? アッハハー! 俺やっぱ最強じゃね?」
どこまでも軽い口調で挑発してくるホカゲを無視し、シロナはガブリアスに迫る溶岩の飛沫をミロカロスによって払いのけさせる。次いで、すぐさまトゲキッスの「めざめるパワー」が跳ね飛ばされた溶岩諸共巻き込みマグマッグへ飛来。しかし、やはり着弾した爆風の中から現れたマグマッグは傷一つ負っていなかった。
「フーディン、サイコキネシス! 辺りの瓦礫を存分に使え!」
サターンの整った声が炎の街に響き、目をつむっていたフーディンが開眼する。
スプーンを持つ両腕が掲げられ、フーディンの見つめる視界の中で瓦礫がひとりでに中を舞う。そして狙いを付けられたのはマグマッグ、マグカルゴ―――そしてトレーナーのホカゲ。元々ギンガ団の幹部として名を馳せていた経験故、人間を諸共巻き込むことに躊躇はない。
そもそも、この程度でくたばるような輩ではない、と感じているのもあるが。
「マグカルゴォ!」
大小様々な瓦礫が高速で回転をしながら飛んでいくさまは、受ける側にしては堪ったものではない。一声を掛けられたマグカルゴは仲間を守るため、その殻の隙間から火柱を放ちながら自分の体――マグマの温度に達するソレを地面に広げ、一気に立たせることでマグマの壁を作り出す。
所詮は粘性がある薄い膜だ、などという常識は通用しない。彼はポケモンだ。故にこのあと繰り出されるのは、常識を疑うような光景であることが確約されている。
「オーバーヒートォォォッ!」
口や火種から放たれることの多い決死の熱線。しかしそれは、マグカルゴの広げた体―――つまりはマグマの壁から一斉に放たれた。こんな一介のポケモンが出せるような出力ではないのだが、それを成し遂げるのがポケモンと人間がもたらす強さ。
3メートル大の直径を持つ膨大な熱量の熱線は瓦礫の全てを蒸発させ、辺り一面を肌を灼き尽くすような熱気に包み込んだ。もはや伝説や幻と言われるポケモンと謙遜のない災害規模の攻撃である。
だが、一介のポケモンがそのような攻撃をして耐えきれるのだろうか。いや、耐えられるはずもない。ぐらりとその体を大きく崩したマグカルゴは、広げた自分の体をもとの大きさに縮小しながら、糸が切れたかのようにベチャリと倒れ込んだ。
瞬間、
「しま――待ちなさい!」
「バルジーナ! つばめがえしで撃ち落とせ!」
サターンの手元から繰り出されたバルジーナ。豪速球の勢いで一つの弾丸としての役目を果たそうとするが、バルジーナの攻撃はいとも容易く避けられてしまった。……いや、避けられたという表現は少しばかり語弊がある。
正しくはすり抜けた、だ。ホカゲの体を貫通して、バルジーナはつばめがえしの一撃を外してしまった。直後、長いムチのようなもので打ち据えられてバルジーナは撃墜される。完全に混乱していた不意をついた一撃だ。相性や耐久力に関わらず、頭を打ち据えた一撃はバルジーナの意識を奪い、墜落仕掛けたところをサターンが咄嗟の判断でボールに戻した。
「ここで待つのはよほどのバカだね。ま、実力はわかった。それじゃバイチャー!」
手にしていた4つ目のモンスターボール。それは戦闘用ではなく逃走用だったのだろう。闇に紛れて現れたポケモンの全容は、残念ながら
「戦う前に死ねつったけどよー! マジで戦うわけねえじゃんバーカっ!」
姿は見えないが、街に響く大声で罵倒を残していくホカゲ。
サターンはバルジーナのボールをベルトに掛け、クッと毒づいた。
「逃げられた……ダークさん!」
「フーディン、探れないか?」
どこに控えていたのだろうか。だが、確信を持って叫んだシロナに反応し、一瞬彼女の前に現れたダークトリニティの一人は頷いてから夜の帳の向こう側へと消えていった。
対してポケモンに語りかけたサターンは、フーディンが元々持つサイコパワーに期待して遠見を頼む。だが、フーディンとてあれほどの実力を持つものの隠形を見破るにはいささか力不足だったらしい。しばらくしてサターンたちに返ってきたのは、残念そうに額を寄せたフーディンの首が横に振られた、というものだった。
「とんでもないことをしてくれたわ、マグマ団。絶対に許せない…!」
あの首領はともかく、部下ですら取り逃がした自分が情けなくて仕方がない。いついかなるときも対応できるよう、分かっていたはずの襲撃に対して今回は被害が広まるばかりだった。最初のポケモン協会支部が襲撃されたこともそう。チャンピオンの名前が泣くような失態ばかりで、シロナは拳を血が滲むまで握り込むことしかできなかった。
だからこそ誓う。これまで通り追うばかりではダメだ。現状の実力に満足せず、高みを目指し続けながらマグマ団を捕まえる。忙しいから、と鍛錬を怠っていた自分に喝を入れると誓って、彼女はサターンの方に振り向いた。
サターンは、分かっていたかのように笑みを浮かべてシロナに顔を向ける。
「トバリも、酷い有様になったものだな……だが我々の手で必ず復興させる。元通りどころか、発展させてみせよう。だからチャンピオン、案ずるな。どうせ新エネルギーも見つかっていないんだ、我がギンガコーポレーションの暇な社員を総動員させよう。なに、こっちのことは任せておけ」
暇な、というのは嘘だろう。かつてのギンガ団がもたらした惨状は社会的に最も必要な「信用」を著しく欠いていた。そのために社長自ら地方をも越えて四方八方へと奔走し、社員たちは新しいエネルギーを見つける傍らで信用のための活動と、本業以外の資金繰りのための活動に忙しいはず。
だが街が破壊されてしまった以上、結果論だが需要が生まれた。ひとつの企業として、全面的にその需要に乗っかるしかない。たとえ―――この破壊活動にギンガコーポレーションが一枚噛んでいた、などという根も葉もない噂を建てられたとしても、だ。
全ての気苦労がどれほど心にのしかかるか分からない。カビゴンのそれよりも重いのは確実だろう。だが笑って言ってみせた彼に、シロナは任せるしか無かった。首領を取り逃してしまい、ポケモンの一匹もダウンさせられなかった不甲斐ない自分には、この汚名を返上するためマグマ団の問題に当たるしか無い。
「ありがとう、サターンさん。あなたが味方になってくれて心強いわ」
「チャンピオンにそう言われるとは光栄だな。さあ、まずは事の全てを説明せねばなるまい。私も会談先のキッサキに戻るなりと仕事がある。ある程度落ち着いた時、また会うことにしよう」
ギンガコーポレーションの社員(団員)や、ポケモン協会のエージェントが集まってくる中、サターンとシロナは連絡先を交換してそれぞれの部下の元に戻っていく。街一つがまるごと壊滅するような一大事件は、こうして巨悪が野放しにされたまま終わりを迎える。
相手の謎は謎のまま。攻撃がすり抜けたのはなぜか、倒しきれなかった理由は何か。とにかくマグマ団対策を本格的に練り始めようとするシロナは、赤い鎖の輪が収められていたというビルの地下を思って視線を移す。すると、なにやら蠢くものが。
「……あれは、ダークさん!?」
急ぎ近寄ってみれば、連絡がつかなくなっていたダークトリニティの一人が全身にひどい火傷を負いつつも、近づくシロナを見て気が抜けたのか一気に倒れ込むところだった。その前にトゲキッスが近づいて、その柔らかな体で彼の体を受け止める。細くも強靭に引き締まったその体を横たえる彼は、隣に駆けつけ救護班を呼ぶシロナへ何かを伝えようとしていた。
「ダークさん、とにかく今は」
「……3時間だ」
喉まで焼けたような掠れた声。炎とともに閉じ込められ、一時的に酸素を失い全身を焼かれた彼がまだ意識を保って……いや、生きているのは奇跡に近い。だが、責務を果たすことこそがダークトリニティの本懐。それが忠義を捧げた真の主でなくとも、役割は変わらない。
「ヤツのカラクリを、話す」
「……わかったわ。担架を急いで! 誰か“タマゴうみ”のできるポケモンを!」
赤いランプの光がくるくると回って、別の騒がしさがトバリシティを包み込む。轟々と燃え盛る炎には、水ポケモンのみずでっぽうやハイドロポンプが発射される。人間の消防隊もゴーリキーたちを始めとする格闘ポケモンと瓦礫の撤去や傷つけられたポケモン協会のエージェントを救出していった。
傷つくものがばかりが生み出されたマグマ団のトバリ襲撃事件。幹部の男は捕えることが出来たが、その翌日、隔離していた部屋で死亡されているのが確認された。内臓が高熱の何かで焼き尽くされ、溶かされていたらしい。間違いなく、あの男が繰り出したマグマッグの仕業であろう。
こうしてまた、夜は更けていく。
傷に呻くものを生み出したままに。
ところかわってカンナギタウン。少しばかりは時間も巻き戻ったころ。
我らが青の不良医師、ハマゴは食い入るように目の前に現れた存在を観察していた。時折目を細めたときは、防御が最下段まで下がりそうな睨みをきかせているようにしか見えなかったが。
ともかくジロジロとみられる側―――それはミミロル。そう、ハクタイの森から仲間に後押しされたはいいが、その後のタイミングを逃し続けてずっとストーカーを張っていたミミロルである。
彼女のハマゴを追う冒険は中々に苦しいものだった。
ハマゴ一行の足取りと言えば、珍しい植物やマーズの興味を示した場所への寄り道が多い。地図にしてみれば真っ直ぐな一本道であれど、ハクタイの森しか知らなかったミミロルにとって険しく環境の違う場所、その奥深くを遠慮なく突っ込んでいくハマゴたちを追うのは簡単なことではない。
時には谷底で冷たい空気に晒されながら眠り、時には洞窟でゴルバットに攫われて食われそうになる、と。ともかく戦闘能力に秀でているわけでもなく、単に仲間内で少しだけ器用なのが取り柄な彼女にとっては試練のようなものであった。
だが、それらを試練というのなら、今は、
「ほぉーう? おまえ、あん時の立ちふさがったミミロルか」
普通なら野生のポケモンの見分けなど無いが、ハマゴは違う。このミミロル、ピンと伸ばした右耳の真ん中あたりが少しばかり凹んでいるのだ。だがそれも近くで見なければ判別がつかないほど些細なもの。気に留めるようなことでもなければ、覚えていられるほどの違いでもない。カビゴンの重量が500グラム違うだけで別のカビゴンだ! と主張するようなものだ。
まるで問い詰められて尋問に掛けられているような思いだった。乱獲する悪意のある人間や、カワイイから箔がつくという浅ましい理由で嫌がる仲間を連れていく人間に出会ったときのように。いや、このミミロルもストーキングしてきた以上、ハマゴがそんな人間ではないことは分かっているのだが。
「しっかしまあ、随分と遠くまで来たもんだ。なんだ、そういうことだと受け取ってもいいのか? ありがてぇがな」
しゃがみ込み、視線を合わせてくるハマゴの凶悪な笑顔だけはどうしても慣れない。悪人面というか、人を殺した家のような愉悦に浸った表情というか、とにかく恐怖に訴えかけてくるような顔面はどうにかならないのだろうか。泣く子も黙る鬼の形相、とはフエンタウンでの彼の異名である。
顔立ちはそれなり、ほどほどであるのだが、笑顔というのが完全な凶器だ。微笑みまではまだ普通なのに、どうしてこうなるのか。とにもかくにも、ガタガタと足が震えて動けなくなるミミロルに、ハマゴは盛大なため息を付いてみせた。いつものことだ、と。
だからこそふざけるのはここまでにしよう、とハマゴはミミロルを抱え上げると、縁側の先に座らせ、自身もその隣りに腰を下ろす。座高だけでもそれなりにつく身長差から、見ろ押すような形。ハマゴはしっかりとミミロルの両目を見つめたままに言った。
「なんだ、俺と一緒に来るか?」
「……!」
ミミロルのそもそもの目的だ。
ハマゴ自身、ミミロルをゲットしようとしていた事もある。しかしハクタイのポケモンを狙う気はなかった。あれほど怯えた暮らしをしているのだ、本質的に優しさを持つハマゴが手を引くことに迷いはない。持っていたメガストーンとキーストーンも、次にナナカマドの元を訪れた時までミミロルが見つからなければ返却しても良いと思っていた所だ。
そんなタイミングで現れたこのミミロル。ハマゴと共に行けば、自分だけが出来ること、特別な自分を持てるのではないかという淡い直感を胸に抱いている。だが、こうして彼の前に出て、なおもあの時に出した勇気は湧いてこない。
本当にこれでいいのか、という逃げ腰じみた考えがあるからだ。一度は決意したが、その決意も続くとは限らない。良く言えば思慮深く、悪く言えば優柔不断。だからこそ、一族の中でもあまり取り柄を発揮することができなかった。
「……」
目線を落とし、どうすればいいかわからない、と言ったように俯くミミロルを見る。ハマゴはこのままモンスターボールに入ってくれるなら、という思いを持っていないわけではない。だが、ここは彼女の判断に全てを委ねようと考えた。
ふと、何かを思いついたような仕草をするハマゴ。
彼は空のハイパーボールを取り出して、手の上で跳ねさせる。
「ッ!?」
「まあ、こういう選択肢もある。だけどな」
ミミロルがボールを見て体をビクリと震わせる。そんな姿を見て、彼は仕方ないように笑ってボールを荷物袋へしまった。
「ボールなんぞに入らない、そう言う選択肢もある」
「…………」
これが思慮のない子供や、そもそも自分のことしか考えない大人なら、ミミロルをすぐさま捕まえてしまっていただろう。ここまで一緒に来たんなら、いいよね、と言った具合にだ。だが彼は、まだミミロルを迷わせることにした。キュウコン―――ロコンを初めて自分のポケモンにしたときも同じ事をするつもりだったのだ。
「っし、そんじゃしばらく付いてきな。俺は、俺のところで何をするのか教えてやる。そしてお前がそれを持ち帰ってあの集落のために使うのか、それとも俺の元に一緒に来るのか。決めるためのトライアルってやつだ」
だがな、と続ける。
「トライアルであろうが、実際にやんのは相手の命がかかってる仕事だぜ。オマエにやらせる事に関しちゃ失敗しようが、成功しようが、そりゃ経験だ。それでいい。だがな、音を上げるだの、諦めるだの、放棄しはじめりゃ俺はテメェをすぐに送り返す。俺が必要なのは、最低限有能なやつだけだ」
事実、彼は医師だ。ドクターだ。
どれだけ普段がふざけていようと、凶悪な犯罪者のようなツラ構えをしていようと、暴力を迷いなく振るう人間であろうと、彼が「仕事」に取り掛かる時は必ず命が掛かる。ただの風邪も悪化すれば人を死に至らしめ、小さな裂傷であろうと傷口から入ったものによっては即、死へ繋がる。故にそれらを万が一にでも起こさせないのが彼の仕事だ。
ジラーチの時と同じ、不可能だと分かっていても可能性にすがり、危険度がわからなくとも自分がコレだと思った行為を行わなければならない場面もある。それが医療ミスに繋がった時、彼は初めて己の首を掻きむしろうと凶行に走ったこともある。
だが、しかし、そうなのだ。命に妥協は許されない。
彼が初めて失敗した時、自分の喉を掻き切ろうとしたのも妥協であり、それ以降はある言葉をもらって決して前進を止めないと誓った。彼に付いていくポケモンも、所詮は人間ではないのだから、という言葉で妥協することは許さない。
「元々自然で生きていたテメェが、おそらくぬるま湯で仲間に守られてたテメェが」
ミミロルは、彼の言葉で思い起こす。
そのとおりだと。仲間たちの優しさで、無能の自分は食べ物にありついていた。寝床を提供されていた。子供だったからという理由で、一人前になる前はずっと可愛がられていた。送り出してくれたあの瞬間まで、きっと。
「本当に、ポケモンドクターの道に踏み込む勇気はあるか? あの時みてぇに、命を前にして勇気と一歩を踏み出せるか? オマエの覚悟は、どうなんだ」
「……」
偽りのひとかけらすら許さない。
真摯なまでに命と向き合い、己が助けると誓った患者は全てを賭して治療する。その患者だけは、絶対に裏切らない。齢18の若きドクター、されど若さを盾にしない経験に裏打ちされた気迫。これが更年のドクターであれば、如何程の重圧となるだろうか。
「……ッ!」
ミミロルは立ち上がり、そして一歩も引かなかった。
両目を覗き込んでくるハマゴを見つめ返す。奥底を、心の深淵を覗くハマゴの、瞳の奥の気持ちを見返してやる。
「……よし」
「………」
ゆっくりとした瞬きを返したハマゴ。彼の手はおもむろにミミロルの頭に乗せられ、暖かな体温を体毛越しにミミロルへ伝える。それは心の暖かさすら、伝播しているような。
「助手見習い、ミミロル。今後の仕事がどのくらいあるかはわからねぇ。旅路だからな、そう都合よく怪我人・病人ばかりが居るわけじゃねえ。……だが、俺には何の因果か人が傷ついちまう未来ってもんが待ってやがるのは確かだ」
ゆっくりと語られたのは、彼の身の上だ。過激派ギンガ団…いや、新生マグマ団がこの先どのような動きをしてくるのかは皆目見当もつかないが、ジラーチを狙って騒動が引き起こされるだろう。町中であろうが郊外であろうが、森の中であろうが、可能性として、悪意が引き起こす結果が未来に居座っている。
「その中で、その合間で、俺はオマエに知識を詰め込んでいく。俺が求めるポジションは、俺の相棒キュウコンともまた違った役割だ。先達はねぇ、オマエだけがその役割の第一人者になる。覚悟はいいな?」
「ッ!」
ここまで聞かされて、そして選択肢を与えられたのだ。
ならば掴み取るまで。
ミミロルの中の迷いは消えていた。
代わりにあるのは、彼が如何に命に対して真剣であったか、に対する己の気持ち。またその場の空気に流されただけなのかもしれないだが―――それで己が、自分にしか出来ないことが生まれるというのなら。
月明かりの再会。
輝かしいばかりに金色を放つ月光を半身に、覆い隠す闇を半身に。
小さな手と、大きな手は影をつなげるのであった。
戦闘描写は苦手です。
ホカゲ
・組織の首領にふさわしく無いね
態度・言動、まさにぐちゃぐちゃ
でも強い 圧倒的に強い
シロナ
・自分の握力で拳が砕ける2秒前
いわゆるNDKされた1号
彼女の活躍はもうちょっと先なんじゃ
サターン
・ここまで着たらギンガ団幹部全員じゃ
男性です! 男性です! 社長です!
ギンガ©はこれからブラックブラック企業化
復興・信用再建・エネルギー着手、やることェ
ハマゴ
・久々のクッソ真面目
割と行動に一貫性が無い気がする
切る時は切る、つかむ時はつかむ
でも彼はどこまでもドクターです
ジラーチ
・後ろで爆睡中