今回は番外編ということでアニメでカットされたジム編です。
って言っても、プールの方で海じゃないよ?
今回は「発情回」と相当悩みました。
これ作ってたとき発情回を見てたんで。
じゃぁ、ご閲覧くださいませぇ
「あ~、少し体重増えちゃってますね~」
曲輪を任されていた看護師がそう言う。
「バストとウエストが増えてますねぇ」
続いてツェンを任されていた看護師が少し憎らしげに言う。
初音家にホームステイしている他種族達は、今日、身体検査を受けに言った。
体重と身長、3サイズを測るだけであるが、それでも体系を気にしている女子たちには少し嫌なのだろう。今日は珍しく誰も乗り気じゃなかった。
「ユキさんは去年とほぼ変わりませんね」
ウエストを測っていたメジャーを巻くと、元気な看護師が言う。
皆が少しずつ幸せ太り(?)というのを自覚し初めている中、イチゴの彩られた下着を付けたラミア族メデューサ種のシアナだけは、皆を嘲笑いながら高々と笑い声をあげていた。
「皆大変ねぇ。ま、私は3サイズ全て維持してたけど」
「本当でありんすか?尻尾(下半身)が太ってるかもしりんせんじゃないでありんすか?」
むすっと顔をしかめる曲輪。確かにその通りだ。
「一番肉食べてんのシアナとちゃうん?」
八本足をくねくねと動かしながら歩み寄るクーラ。彼女もまた、曲輪達側だ。
「い、いやぁ?肉食べてるけど皆とそう変わらないわよ?ま、まぁそれに?ラミア族みたいな大型の他種族の体重を量る体重計なんてあるはずも・・・」
成程、それで自信満々だったという訳か。そう皆が納得する中、一人の看護師が大型動物用の体重計を一回り小さくさせたようなものを持ってきた。そして一言。
「最近ようやく大型他種族用の体重計を特注品として頼んだんです」
悪気のない看護師。
「ぎ、ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
もうそれはホラー映画のヒロインがお化けを見た時みたいな悲鳴を上げるシアナ。もう逃れられない。と、皆がその結果を見やる。
「なんか騒がしいね」
「そうですね。マイマスター」
体の形を変形出来るゴーレム族のエメスが体重だったり3サイズを量れるわけもなく、先程一人で済ませた優紀と一緒に廊下で待っていた二人だけは、和やかムードだった。
「・・・普通に幸せ太りじゃない?優紀クンの料理って美味しいし」
その事を家で墨須に話すと、これ以外何があるの?といった顔をしながらそう言った。
「ダイエットとかしないの?」
「だって、あいつと一緒じゃないと外出れないから運動とかできないじゃない。ラミア族用のランニングマシンでもあるっていうの?」
「まぁ、僕は主くんと時々ランニング言ってるけど・・・その途中で食べちゃうからなぁ」
「ウチは泳いでるけど・・・」
皆が色々と言い訳をする。
「シアナの言うことも一理あるけど、特注品なんて頼んだら金銭がね」
夕食の仕込みを終えた優紀が女子の輪の中に入る。
「もうこうなったら家にジムを増築するしかありんせん!」
「「「おぉ!!」」」
「「おお!じゃない!」」
皆が『名案だな!!』と頷く中、常識人代表優紀&ユキが大声を上げる。
「う~ん、あんまり太って健康を害されるのもコーディネーターとして見過ごせないのよ・・・どうしようかしら」
珍しく本気で悩んでいる墨須。
「あ、そうだ。ここの近くに他種族専用のスポーツジムが出来たの。と、言ってもまだ試験営業中だけど。そこに体験入学してみない?」
「へぇ、面白そう。皆どう?」
皆に聞いてみると、全員が全く同じタイミングでうんうんと二度大きく頷いた。
「あの、私過度な運動が出来ないので家で待ってます・・・」
「私も水分を摂取すると肥大化してしまうので休みます。一定量の水分超えると溶けてしまうので」
「了解。じゃぁ二人とも家の警備をよろしくお願いいたします」
びしっと敬礼すると、二人とも楽しそうに敬礼した。
「ここ・・・か」
辿りついたのは大きなビルであった。5階建ての1階に設備が整えられているそうだが、外から見ると大手企業のビルのように見える。
と、その中から大声と共に一人の元気な他種族がやって来た。
大きな立った耳に犬の尻尾。手足が毛で覆われているコボルト族らしき他種族が現れたた。
「あなた方が体験入会される他種族の方ですね!?墨須様から連絡はいただいております!」
そう言ってぎゅっと握り上下にブンブンと振った腕は、優紀の腕であった。
「・・・あのぉ、僕は人間で他種族じゃないんですが」
「ハッ!申し訳ありません!わ、私はコボルト族のポルトと申します。では!施設をご案内いたします!こちらへ!」
「・・・他種族に間違われるのは初めてだ」
ハハと苦笑しながらそのポルトの後に付いていく他種族達と他種族に間違われた仮面男。
中に入るなり、本格的なジム用品がずらりと並べられていた。ロデオマシンだったり、トレッドミル、クロストレーナーとスピンバイク。少し向こうにはダンベルが並べられ、さらに奥を見ると、バランスボールが置かれているスペースがあった。
「あれ?・・・う~ん・・・」
全体を見渡してポルトが首を傾げる。その理由が納得いき、優紀も首を傾げる。
まず、女郎蜘蛛の曲輪は下半身は人間と変わりないが、その虫の足と腹が邪魔し、ランニングマシンには乗れない。それ以外は支障ないだろう。
ケンタウロス族のツェンはここにある9割が使えないだろう。ランニングマシンは小さいし、ロデオマシンに乗ることなんて出来ない。クロストレーナーとスピンバイクはもっての他だ。
ラミア族の一種であるシアナもツェンと同様だ。ランニングマシンは乗れない。ロデオマシンはアウト。そのほか二つも同じ。
クラーケン族のクーラも。前述の二人と同じだ。
「ポルトさん。どうしましょうかね?」
「こ、困りましたね・・・大型は想定してませんでした・・・」
(おい、ここ他種族〝専用〟だったよな?全部人間サイズな気がするんすが)
そんな事は口に出せないでいると、ポルトがポンと手を叩いた。
「プールがありました!そっち行きましょう!!」
お疲れえい!
なんか最近パソコンが重い・・・
あ、そういえば、そのアニメでカットされた水着回がOVAとして出るみたいですね。
私は買えませんよ。恥ずかしいし。
DVDが出たらこっそり借りるか・・・
おっと、そんな話はどうでもいいか。
あ、そういえば、またルビー50連ガチャひいたんですよ・・・、[月夜]フローズちゃんがでない!!!![休日]レーテーと[水浴び]パピが出たのは幸いだったが。他が全部レアってのは酷いでしょうよ。