お面主人と他種族のいる日常   作:事の葉

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ヤッハロー、どこでこの挨拶知ったか知らんけど気に入ったんで使ってるよん。

今回は読者様のリクエスト(名前出す許可もらうの怖くて出来ません)によってとあるケンタウロスの子が出ます。ま、まぁ、今モン娘オンラインのオリキャラケンタウロスは二人しかいないんだけどね。

それと、今回今までよりも1000文字程多いです。留め金が効かなかったZE☆

それと、新しいキーボードに変えました。まだ慣れてないから誤字脱字あるかも


ケンタウロス・競走馬種のいる日常

あれから大体一ヶ月、暑さはより一層強さを増し、ユキが溶けないように日々色々と苦労している訳ではあるが、彼女が近くに居ると、涼しくもあるため、それほど苦ではない。まぁ、そんなユキも夜、時々優紀の部屋に入り話をして寂しさを紛らわしている訳だ。

ユキと曲輪も仲が良く、時々大がかりな悪戯を仕掛けてくる、毎日が新しいことの連続であった。

まぁ、そんな日常を繰り返していると、一ヶ月なんて早く過ぎる訳で、半月しか経ってないという感覚になっている中、一通の電話が優紀の携帯にかかった。

『あ、優紀クン?』

向こうから聞こえてきたのは、いつも何かと理由付けて食事を取ったり、お茶を貰いに来ている墨須だ。

「どうしたんですか?」

どうせまた「遊びに来る」という返事しかないだろうと思い、呆れた声色に変える。

『熱出ちゃって・・・昨日会議あったから知恵熱かしら』

「あぁ、お疲れ様です」

流石に会議となると、優紀も知恵熱を出してしまうだろう。

電話越しに軽くお辞儀をした。

『それでね、ちょっと私は行けないんだけど、そこにホームステイしたいっていう子が出て・・・』

そこで何かを悩んでいるのか、考えているのか、う~ん、と間を置く。どうしました?そう聞いてみると、少しためらいながらもちょっとね、と言葉を続ける。

『運動がてらってことで走って行っちゃったの』

「・・・分かるんですか?」

『曲がり角滅多にないから大丈夫じゃない?多分もうそろそろ着く――』

まるでタイミングを揃えたように家のインターホンが鳴る。

「あなた、誰か来たみたいですよ」

ふと、玄関の方を見た時、向こうで料理を作っていた筈のユキが声をかける。

『来たみたいね』

「みたいですね」

軽く苦笑しながら電話を切る。

 

 

玄関へ向かい、引き戸を開ける。ちなみに、ユキは居間で待っているとの事、曲輪は昼食の準備だそうだ。

「はいはい、今開けますよ~」

言って優紀が扉を開ける。

そこには、星の髪飾りの付けられたボブの綺麗なピンク色の髪をした少女がコバルトグリーンの瞳を優紀に向けていた。ピンクと薄いピンクで彩られた上着を着ている元気そうな少女である。しかし、その下半身は、人間とはかけ離れていた。例えるのであれば、否、これしか例えることが出来ない。

馬だ。四本の脚を持った馬の下半身、というよりかは首より下。その馬の下半身にピタリとくっついたスポーツパンツ、蹄があるから靴はいらないのだろう。ついでに言えば、耳も馬のようである。

「キミが世帯主なんだね!」

元気な、しかし少し息の上がった声を上げる。

「ボクはケンタウロス族競走馬種のツェンって言うんだ!騎士としてはまだまだ未熟だけど、主くんに忠誠を誓うよ!」

なんともまぁ、騎士が言いそうな台詞を言い、最後にニコッと笑う。

「でも、面白いお面だね。もっと白いお面かと思ったけど」

ツェンが怪訝な目を向ける。

今、優紀が付けている仮面は、狐の面だ。しかし、能面のような少し不気味な感じではなく、アニメの謎キャラクターが付けるような、少しかっこよく装飾の施された狐の面だ。

「あぁ、特殊メイクやってる友人が昨日出来たとかで送って来たんですよ。ま、色々と気になるとは思いますが、とりあえず上がって」

「う、うん。失礼するよ」

色々と疑問が解決していないのだろう、未だもやもやするといった顔をしながら家へと上がって行く。

幸いにもここは玄関と階段にそこまでの段差がなく、彼女もすんなり上がることが出来た。

「結構古風でいい家だね」

「まぁ、祖父母の代からありますからね~、ホームステイ以外で手を付けたところはないよ」

とは言うが、改装をしていないという意味であり、所々に二人の私物であるぬいぐるみや人形といった可愛らしい置き物が置かれてはいる。

「曲輪さん、手伝いましょうか?」

キッチンに向かった時、そこでいつも優紀が使用しているエプロンを身に付けた少し妖艶な雰囲気を持った女郎蜘蛛族の曲輪だ。

レシピ本を見ながら色々とわたわたしている曲輪に声をかける。

「だ、大丈夫でありんす。いつもぬし様に任せているだけではいけんせん、これくらい一人で出来んす」

とは口では言うが、少し不安だ。いつも優紀の料理を隣で見てはいるが、本格的なものを作るのは始めな筈だ。

「それよりも、家を案内してはどうでありんしょう?」

「おぉ、ナイスアイデアですね。ツェンさん、案内しますよ」

「本当かい?よろしく頼むよ」

言って、また屈託のない笑みを浮かべる。

 

 

「曲輪さーん?だいじょう・・・ぶ、じゃないみたいですね」

ぼうっとテレビを見ていたユキが時折聞こえる料理の音に心配そうに顔をのぞかせると、その時にエプロン姿の曲輪が飛んでくるように走ってきた。そのままユキの胸に顔をうずくめる。

「どうしたんですか?」

「調味料がどれがどれだか分かりんせん」

軽く涙声になっている曲輪が言う。

つい三十分前にキッチンに立った曲輪だが、ここの家の調味料には醤油等を覗いて殆どラベルが貼られていない。貼られているのも、どれも日本語ではない。それに、ここのは無駄に多いのだ。いきなりその場に立って作れる程楽ではないだろう。

「その、一緒に作っては見ませんか?一緒に驚かすんです」

「ほ、本当にいいでありんすか?」

軽く涙目になっていた目を上げる。ユキは、はい、と答えると、曲輪を連れてキッチンへと舞い立った。

 

 

そんな、他種族二人の葛藤なんて知らずに優紀は家を案内していた。

二階は紹介出来ず、一階に引っ越した優紀の自室が最後となった。

「ここが僕の部屋です。家にいなかったら大体ここにいますよ」

他種族が来てから、いつかは二階に上ることが困難な、それこそ、ケンタウロス族のような少女が来ると思っていた優紀は、一階へ自室を移動させていた。

紹介した優紀の自室は、シンプルイズベスト、という言葉がぴったりのシンプルな部屋であった。しかし、グッド、かどうかは人による。押し入れの左に設置させられたベッドに、そこから一歩歩くだけで辿りつける黒いデスクとその上に設置されたパソコン、デスクの下に自作PCらしき本体があった。その隣にはずらりと並んだ同じデザインの本棚には、スケッチブックや、専門用語集のようなものが並んでいた。まぁ、流石に何も無さ過ぎるということで、ユキや曲輪からぬいぐるみやペン立てを貰ってはいるが。

「絵師かなにかかい?」

適当に周りを見たツェンがこちらに目線を向ける。

「イラストレーターですよ。ま、副業ですけど」

成程、と言った顔で再び適当に部屋をふらつく。

本業、と言っていいかは分からないが、本業はホストファミリーだ。政府から貰える資金も、ホームステイしている他種族の人数によって増減があり、生活に不自由無い程は銀行でもらっている。食事も申請すれば経費で落ちる。まぁ、実質無料な訳だ。しかし、私物を買うとなると、色々と足りなくなる訳で、趣味の物を買う、金稼ぎでやっている。

「見てもいいかな?」

「はい、どうぞ」

ツェンが一番最近の日付が振り付けられたスケッチブックを手に取ると、パラパラと適当にめくる事なく、一枚一枚時間を置いて見ていた。

エロ系は描いていないし、基本線画やゲーム背景、エフェクトを担当する為、スケッチブックに美少女キャラこそいるが、エロに走ったことは一度としてない。

「綺麗だね」

「はは、ありがとうございます」

籠った声で言うと、ツェンは一通り見終え、スケッチブックを元あった場所に戻し、再び周りを見渡した。

「小さい頃の写真とかはないのかい?」

フォトブックを探していたのだろう、棚を上から下まで見て、また優紀の方を見た。

「あぁ、両親が全部持ってますよ。この家にはありませんよ~、っと」

ふと、ベッドの上に立てかけられた時計を見る。

時刻は12時半、料理を作り始めたのが大体11時半程、大体の料理はもう出来あがっている筈だ。

「じゃぁ、これからよろしくお願いしますね。ツェンさん」

「うん!これからよろしく!主くん!」

優紀の声に、ツェンは屈託のない笑みを浮かべた。




あざました~。今回はツェンちゃんです。可愛いです。私も主くんって呼ばれたい。

そういや、ピンク色の髪の子で落ちついたキャラいないよね。大体元気ハツラツな子か、腹が真っ黒のギャル女かの二択かと。ツインテールが付属することも多いから、ツェンは珍しい子かな?

あ、そういえば、主人公を「イラストレーター」って仕事にした理由は、私が絵が好きなのと、モン娘達だけで外出する回を作りたいので、部屋に籠るイラストレーターっていう仕事にしましたん。

そういえば、HR以上確定チケットで誰出ました?私はルーイです。「私は可愛い」っていう感じの性格だったら少し苦手だなぁ・・・

それと、マナコのファンになりました。可愛いよぉ。
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