魔法少女リリカルなのは DOUBLE STANDARD   作:トータス

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事の顛末から全てを知り、更なる余罪を追及すべく?
あるいは弱みを握るつもりで?
証人喚問へ・・・

こうなったのではないか、こうなるのではないかと、邪推して見ました。


冤罪《!?》で、行こう!

「で、全てが終わったわけだけど、2人には聞きたい事が有るんだけど。

聞いても良いよね?

ハヤテは病み《闇》上がりだから、良いとして・・・」

 

 そう、アリサお嬢様は言っている。

顔はにこやか、声は裏腹・・・煮え滾っているご様子?

 

 なのはとフェイトはその前で正座させられている。

 

「う、うん、その、なの・・・」

「あ、あのね、その事は・・・」

「なはは。や、まぁ、そうなんやけど・・・」

「まぁまぁ、アリサちゃん、その位で・・・」

「駄目よ、すずか。

この位で追求を弱めたら、また同じ事が有った時、絶対にはぐらかすに決まってるんだから!」

「それも・・・そうだね。

でも、そのままだとデュオ君は?」

「まぁ、私達には念話? 通じなかったんだから、まぁ良いでしょう。それに魔法の事も内緒にしないといけなかっただろうし・・・

でも、私達がそこまで信用できなかったらしい2人には、色々喋って貰うわね!」

 

 そう言って貰えるのは良いのだが、コアイノ!

すずかの後ろに隠れるように、その様子を伺うデュオ。

 

「だって、だからそんなに怖がらなくても・・・」

 

 そう、すずか姉様は言ってくれた。

だから、見せた。

 

【アノ剣幕ガコアイ!】

 

「え? でも、怖いの?」

 

 コクコク!

 

「アリサちゃん、そこまで怒らないでも、デュオ君怖がっちゃってるよ?」

「え!? そんなに、怖い?」

 

 そう言って、一転してニコヤカにこちらを見るが、その下でどの様な感情が渦巻いているかを考えると・・・

出てはいけない!

更に見えない様にと、その背中に隠れようとする!

 

「ふ、ふふふ! コレもそれも、二人のおかげよね?」

「にゃ!? そ、それは、言い掛かりの様な・・・」

「そ、そうだよね。それに、自業自・・・」

 

 あとに続く言葉は、睨み消された!

 

 

 その後、実に様々な事柄を聞き出したアリサ。

 

 次のターゲットが決まった!

 

 

第一被害者

 

「ふ、ふふ! アルフ。

貴女、前に家に来てた、あの時《大型犬モード》の子だったんだよね?」

「あ・・・う、うん。あの時はありがとう!

お陰で命拾いしたし。ホント、ありがとう!」

 

 ブンブンと、握手した手を上下に上げ下げされた。

感謝された事で、籠っていた怒気が幾分下がった。

 

「あ、う、うん。

まぁ、元気になったんだから、良いわ。

今度、また来てね。

アリスが気にしてるみたいだから」

「うん! 一寸、お母さんに似てたな・・・

是非寄らせてね!」

 

 

第二被害者? 被疑者?

 

 フェレット・モードなユーノ。

 

「えー。では、ユーノ。貴方が人型に成れるって事は、もう判明しているの。

今ならまだ、許して上げられるけど、釈明は?」

 

 ブンブン! 上下に振られる頭!

ケージに閉じ込められ、出られそうもない!

言葉にならない不安もありそうだ・・・

更にミカン箱の上に置かれ、問い詰められる。

 

「そのままじゃ、応えられないのかな?」

 

 被害者として、すずか姉様も同席。

 

「まぁ、仕方が無い。通訳をココへ!」

 

【ハァイ!】

そう書かれたタブレットを持つデュオ登場。

 

「デュオ、ここに誓って。嘘偽りなく、正直に教えて良い?」

 

 コクコク! その剣幕には逆らえない!

 

「まぁ、小さい子だから、間違える事は仕方が無いよね?」

「そうね、あんまり難しい事を言われても、伝わらないかもね」

 

 間違っても構わない、と言う事らしい?

 

【僕は無実だ!】 =【僕ハ無実ダ!】

 

 ユーノには見えない様に提示している。

 

「・・・概ね間違ってはいないみたいね。

続けましょう。

では、言えない事、したりした?」

 

【していない! 断じて!】 =【シテイナイ! ・・・多分!】 =デュオは?

 

「ふぅん、そうなんだ」

「・・・そう。なら、続けるわ。

ユーノが本当は人に成れるのを、なのはが知ったのは何時頃?」

 

【えっと、確か・・・(なのはは)4月の27日!】 =【エット、(デュオは)最初カラ!】

 

「そ、そう、だったんだ・・・」

「・・・じゃあ、続けようかしら。

今日の、なのはの下着の色は?」

 

【そ、そんなの、(本当に)しらない!】 =【エット! 縞々オレンジ!(偶々見えた)】

 

「・・・有罪だね」

「そうね。こういう場合、クロノさんに引き渡せばいいのかな?」

 

【な、何で!?】 =【ナンデヤネン!?】

 

【・・・悪人ダケド?】 =デュオから見たら・・・

「・・・そう、収賄で出て来られても困るし、どうしようか?」

「うーん。リンディさんか、エイミィさんに任せて見ようか」

 

 その様な決定の元、冤罪で収監されるユーノ。

その後、新たな証拠と(クロノ)証人の元、釈放された。

 

 一応、反省している事も窺えたから・・・

 

 ただ、周囲の目には厳しいモノが有ったが・・・

誤変換と、子供には質問が難しかった?

ただ、正直過ぎた結果、誤りが生じた?

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

デュオ・リンガル?

 

 

 爺ちゃんから、荷物が届いた!

 

 念話の事もバレタし、意思の疎通も大事だからって、ソレ用の機械が来た!

一応、日本語変換機能は有るけど、誰かに調整して貰うようにって、設計図付き!

 

 調整して貰うのに、誰が良いのか悩んでいたら、忍お姉ちゃんがしてくれるって!

 

 だから、お願いして見た!

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

月村邸・忍の部屋

 

「じゃあ、あ・い・う・え・お! コレを言って見て!」

【ア・イ・ウ・エ・オ!】

 

 忍はその発音を聞き、そう誤差が無い事を確認した。

 

「うん! 良いね! じゃあ、ノエル!」

【ノエル!】

「ファリン!」

【ファリン!】

「綺麗で素敵な忍お姉さま!」

【綺麗デ素敵ナ「待てぃ! こんな子に何て事言わせてるんだ!」

 

 途中で閉められていた筈のドアから乱入され、途切れた。

 

「あら、恭哉。こんな小さな子に嫉妬してるの?

恭也ったら、嫉妬深いのねぇ」

「あのなぁ。そんな小さな子に、こんなセリフを言わせるお前もどうかと思うが・・・」

「あら、じゃあ、聞いて見ようかな?

デューオくん! 私、綺麗?」

 

 満面の笑みでそう尋ねた忍。

 

【キレーデ、ステキ!】

「はい! 良く出来ました!」

 

 相手(恭哉)の見えない所で、お菓子とカンぺが用意されていた!

 

「ほら見なさい! どう?」

 

 恭也に向かって胸を張る忍だが、恭也の視線は斜め下を向いていた。

 

「・・・それが無ければな」

「え? って! それは駄目ぇ!」

 

 振り返って見ると、お菓子を見せびらかすデュオ、ついでにカンぺも丸見えに・・・

 

「はぁ、ったく!」

 

 一寸だけ、嫉妬してしまったのかな?

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

翠屋・店内

 

「あらあら、これでデュオ君とお話が出来るのね」

「へぇー、これで・・・」

「ほぅ、そうなのか」

 

 興味深々な三人。

 

「じゃあ、私はだーれだ!」

【ミウキ姉様!】

「んー、一寸まだ調整できてないみたいだね。

私は、美由紀(ミ・ユ・キ)お姉ちゃんって呼んでね!」

「では、私は誰だ?」

【シローオジチャン!】

「おお、良く出来ました!」

 

 ガシガシと撫でられる!

 

「じゃあ、私は?」

【モモモ・・・ママ?】 =嘗ての記憶がちょこっと混在?

「んー! 可愛い! やっぱ家の子にしようかしら!」

「おいおい、それで良いのかい?」

「もう、デュオ君の現地(?)ママね!」

 

 そのまま抱き締められて振り回された!

そのままで、と言うより、ママと呼ばれた事の方が嬉しいらしい・・・

 

【キャー!】

 

 悲鳴を聞き付け、警察は来たが、仲睦まじく見えたのか、デマだと思われた?

 

「あ、そうだ。なのはの事は、何て呼んでるの?」

 

 ふとした疑問から、美由紀は尋ねてみる事にした。

 

【エ? ナノハ姉様? ナノハ姉様ハ、マオーナノ!】

「へ?」

「え?」

「んん?」

【マオーナノ! オッカナイノ!】

「な、なのは・・・」

 

 美由紀姉様の視線は、自分の背後? ・・・ハッ!

 

「・・・デュオ。それは、どうしてなのかな?」

 

 背後には、鬼の形相とまでは行かないが、今にも角が生えるだろう雰囲気を纏っていた!

 

「なのは、何をしたんだ?」

「あらあら、そんな顔してると本当にそうなのかしら?」

【キャー!】

 

 そのまま走って逃げ出した!

 

「あ! 待って! レイジング・ハート!」

【Set Up】

 

 展開と同時に、結界を張り巡らせるレイジング・ハート。

 

「バインド!」

 

 掴まった!?

 

「ディバィーン・バスター!」【魔王滅殺破壊光線!!】

「ただい・・・何!?」

 

 異なる言葉が被さったまま、辺りを白く染め上げた!

 

「・・・成る程、確かに」

「へ、へぇ・・・」

「あら、デュオ君。大丈夫だったの?」

 

 ちゃっかり桃子さんの後ろに隠れている。

瞬時にバインドを緩め、入れ替わりを果たしていた。

 

「え!? アレ? ・・・お兄ちゃん!?」

「なのは、お前は俺をどうする気だったんだ?」

 

 怪我は無いが、獰猛な光に包まれた恭哉。

デュオ用に威力を最小に抑えてのものだった為、髪の毛が逆立っている位で、何とか立っていた。

 

「にゃー!?」

 

 ゴッツイお叱りを受けた模様・・・

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

バニングス邸・書斎

 

「ほう、これが・・・」

 

 バニングス家当主も興味が有るのか、しげしげと見ている。

 

「では、私は誰だ?」

【バニングス家当主、デビット・バニングス様】

「・・・そうだが、もっと親しみを込めた呼び方で、呼んでくれはしないのか・・・」

 

 一寸期待していたらしい。パパとか、お父さんとか・・・そう呼んで欲しかったらしい。

 

【??? ・・・放蕩息子? ドラ息子?】

「ぶっ! ゲホゲホッ! ど、何処でそんな呼び方を!?」

【・・・ン?】

 

 ジッと、背後の辺りを見ている。

恐る恐るその辺りを見ると、両親の写真。

 

 ・・・何も言えない。

 

 

   ・・・   ・・・

 

 

思い浮かぶがままに、思い描けるがままに・・・




とまぁ、こんな風に出来ました。
ここからは、BlankSide《空白期》として幾つか挙げさせて頂きます。

さほど面白いモノは作れません。

一寸した違いをお見せ出来る位かと・・・


さて、次回は《あの方》にご登場願います!
まぁ、チラッとご登場願う位ですが・・・
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