平凡魔導士の下剋上   作:東雲 颯

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冬真は勘違いをきていた。まーそれは仕方のないことだろう。下駄箱に手紙が入っていて、中には、私のパートナーになってください。できれば今日中にお聞きしたいので屋上で待ってます。と書かれているのだから大体の人は勘違いしてしまう

「まさか、水城が俺のことを…やばい…なんかすごく照れる。恥ずかしい…」

冬真は恥ずかしいのをこらえて屋上に向かう
扉を開けると、そこには水城がいた。冬真は水城に向かい

「手紙を読んだよ。俺まさか水城がそう思っていたなんて知らなかった…すごい嬉しかった。お、俺なんかでよければ…よろしく」

そう言うと水城は手を合わせ笑顔で返す

「本当に?ありがとう!やっぱり話せる相手じゃないとバトルパートナーには選べないよね〜」
「そうだよね!話せないとね!パートナーなんて…ん?バトルパートナー?」

冬真は意味がわからず首を横にかしげると、水城はあれ?って顔で説明をしてくれた

「え?聞いてなかったの?1学期が終わるまえにバトルパートナーを決めないといけないんだよ?紙にもパートナーになって欲しいって書いたよね?」

少し考えた後に、冬真は自分の勘違いだったということを気付いたのだ


新たなる友と問題

冬真は夢を見ていた。思い出したくない過去の夢

初めて好きになった女の子に告白をして振られた夢を

 

「ごめん!別に嫌いじゃないけど…なんか普通すぎてなんかね…」

 

「なら僕は君の好きになるような人になるから!だから…」

 

「君じゃ無理だよ。だって…平凡人間なんだから」

 

「そんな…僕は…僕は…!」

 

夢の途中で目が覚めた

冬真は周りを見渡した

 

「ここは?俺は確か…」

 

そう、冬真は魔物との戦いに勝った後に気を失いその後のことをなにも覚えていないのだ

 

「目さめた?良かったー。」

 

横を見てみると、そこには水城が椅子に座ってこっちを見ていた

 

「あの後ずっと寝てたんだよ?入学式も終わっちゃったし…心配になったから見に来ちゃったよ」

 

「え!入学式終わっちゃったの!?まじか…」

 

冬真はもう一つ気になることがあった。

 

「もしかして、クラスの担任の話とか、自己紹介とかもすべて終わっちゃった…?」

 

水城は苦笑いしながらうなずく。それを見て冬真は絶望的な気分になった

その理由は、もうすでにグループに分かれている可能性が高いからである、そーなると友達を作るのもかなり難しいのである

 

「てか、水城さんはここにいて大丈夫なの?授業中じゃ…」

 

そう言うと水城は微笑みながら自分は先生から頼まれたと話してくれた

そのまま少し話しているうちに、冬真の体調もかなり良くなった。すると水城が急に質問をしてきた

 

「桐生くんはさ、魔術も使えなければ剣も習ってなかったのよね?」

 

冬真はうんと顔を縦にふる。それを見て水城はうーんと考えていた。そして口を開く

 

「桐生くんは<エクストラ魔法>ってしってる?」

 

「エクストラ魔法?んー…わからないわ」

 

「だよね…ごめん忘れて」

 

冬馬は不思議に感じたがそれよりも今は

 

「てか俺これからやってけるかなー?友達0とか無理だぞ絶対!」

 

そう、今は友達ができるかが1番の不安である

すると水城は大丈夫と笑いこちらを見て

 

「その時はわたしがいるから!頼ってくれてもいいからね」

 

「水城さんはなんていい人なんだ!僕今感動してます」

 

「そんな大げさな…」

 

と水城はある提案をした

 

「私の事は水城ってタメ口で言ってくれない?なんか水城さんだとなんか遠い気がして」

 

「あーわかった!じゃあ改めてよろしくね水城!」

 

そう言うと水城は嬉しそうに微笑む。それを見て冬真は顔を赤くする

 

「じゃあそろそろクラスに行こうか。あんまり遅いと怒られちゃうし」

 

冬真はうん!っと返事をするとベットから降りると、水城の後について教室まで向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「うぅ…すごい緊張する…」

 

「まーすぐに慣れるから、肩の力抜いてリラックスしていこうよ!」

 

水城が教室の扉に手をかけ扉を開けると、今まさに授業中であったため、クラスの人や先生が一斉にこちらに注目した。

水城はそのまま自分の席に向かい座った。冬真も自分の席までいき静かに座った

 

「ねえねえ、君が噂の特待生?」

 

突然、後ろから声をかけられたので驚いた。冬真はうんと答えたところ

 

「ほぉ〜君が特待生か…あ、俺の名前は土門亮太<どもんりょうた>だ!亮太でいいよ!よろしくね特待生さん!」

 

「あ、こちらこそ!僕は桐生冬真よろしくね亮太!」

 

冬真は亮太に話しかけられたことが嬉しかったのか顔がニヤニヤしてしまっていた。すると

 

「良かったね話し相手ができて!これなら私は不要かな?」

 

「え!?いやいや水城とも仲良くしたいよ」

 

そう返すと、水城はクスクス笑いながらやっぱり桐生くんは面白いねと言ってきたためすこし照れていた

それを見ていた亮太が突然

 

「なあなあ、桐生って水城さんの知り合いなのか?」

 

この質問に対して

 

「ま〜、朝はいろいろあったし助けてもらったりもしたからね!仲良くなったよ!」

 

「ふふふ。詳しく聞かせてもらおうか」

 

そう言うと亮太は冬真の肩に手をおき、いえいえーと揺らし始めた。

さすがにうるさかったのか先生から注意を受けてしまった

 

休み時間になり、水城はトイレに行くと言って席を外したので亮太に今日の朝の魔物の話や、迷子だったのを案内してもらったことを話したところ、亮太は大爆笑をしそれを見た冬真は少しだけムカっときた

 

「いやーごめんごめん。まさか迷子になるとは…さすがに笑えるわ」

 

「あーもう話さなきゃ良かった!そこまで笑うことないじゃないか…」

 

「ごめんってば!許してくれー」

 

冬真はため息をつき、しゃーないと許すことにした

 

「でも、さすが<剣姫>。あんなことの後なのによく魔物を100体も倒せたな…さすがだわ」

 

「え?剣姫ってなに?てか、あんなことってなにさ?」

 

それを聞き亮太は唖然としていた。少し経って、そゆことかと納得していた

 

「お前が知らないのも無理ないよな、魔導士だけが知るニュースだし、二つ名も魔導士の中でしか呼ばれてないしな」

 

そう言うと、亮太は順々に話してくれた

 

「まず、剣姫ってのは彼女の二つ名さ。もともと魔導士は杖を武器に使っていたのだが、最近は剣を使う魔導士が増えている。その中で、優れた魔力コントロールと華麗な剣さばきで次々と魔物を退けていったのが水城さんってわけ。その戦いを見ていた魔導士機関が彼女に二つ名をつけた、それが剣姫というわけ!二つ名自体、付けられた魔導士はこの日本でも7人しかいないからな。相当すごい称号ってことさ!わかったか?」

 

全部は理解できなかったが、よーするにすごい人ということだけはわかった

 

「じゃあ次はそのニュースについてだが、それは彼女が危険種を相手に1人で倒したってニュースさ!」

 

「それってすごいことなの?」

 

亮太は、は!?と机をどんっとならした

 

「すごいなんてもんじゃねーよ!危険種ってのは、高ランクの魔導士たち100人が相手で倒せるような相手だぞ!?それを1人でって話さ…ハンパないぜ」

 

「そ、それはすごいね…」

 

だが、亮太はその後にまーでも、と話を始めた

 

「だが、その戦いで彼女はあまり魔力を使えなくなってしまう呪いにかかってしまったのさ。だから朝の魔物100体にもかなり苦戦したんだろ〜な」

 

「でもそれでも100体を倒すのはすごいことなんでしょ?」

 

「そりゃ俺らからしたらすげーよ」

 

冬真は水城の話を聞いていて、改めてすごいと実感した

少し話ていると水城がもどってきた。そしてチャイムがなり先生が入ってきた

授業が始まると冬真は朝の疲れなのか睡魔におそわれ、そのまま寝てしまった

 

「おい…起きろー…おーい」

 

冬真はそれに反応して目が覚めた

 

「んん…今何時?」

 

「もう4時だよ。放課後だよ」

 

冬真はまだボヤけている目を時計にやった

確かに時計の針は4時をさしていた

 

「やば…まさか1日ずっと寝てたなんてやばいな…」

 

「ま、今日はもう帰ろーぜ!」

 

亮太に連れられ席を立つ冬真は下駄箱のところまできてものすごい勘違いをする。

まーそれは仕方のないことであろう、下駄箱に手紙が入っていて、中には、私のパートナーになってください。できれば今日中にお聞きしたいので屋上で待ってます。と書かれているのだから大体の人は勘違いしてしまう

 

「まさか、水城が俺のことを…やばい…なんかすごく照れる。恥ずかしい…」

 

冬真は恥ずかしいのをこらえて屋上に向かう

扉を開けると、そこには水城がいた。冬真は水城に向かい

 

「手紙を読んだよ。俺まさか水城がそう思っていたなんて知らなかった…すごい嬉しかった。お、俺なんかでよければ…よろしく」

 

そう言うと水城は手を合わせ笑顔で返す

 

「本当に?ありがとう!やっぱり話せる相手じゃないとバトルパートナーには選べないよね〜」

 

「そうだよね!話せないとね!パートナーなんて…ん?バトルパートナー?」

 

冬真は意味がわからず首を横にかしげると、水城はあれ?って顔で説明をしてくれた

 

「え?聞いてなかったの?1学期が終わるまえにバトルパートナーを決めないといけないんだよ?紙にもパートナーになって欲しいって書いたよね?」

 

少し考えた後に、冬真は自分の勘違いだったということを気付いたのだ

冬真は勘違いのショックと恥ずかしさで倒れこむ

 

「桐生くん!大丈夫?もしかして私と組むのは嫌だった…かな?」

 

「え?あ、ああ…僕なんかでよければ…」

 

恥ずかしさのあまり水城の顔が見れない冬真は話を少し変えてみた

 

「でもなんで俺?他に魔法強い人や剣術が上手い人とかいるだろーに」

 

そう言うと水城は指を口のところまで持って行き

 

「今はまだ内緒」

 

と答えた。

あぁ…これを見た男子は惚れても仕方ないと思うほど可愛かったと冬真は内心で呟いた

 

「まーでもバトルパートナーって具体的にはなにするパートナーなの?やっぱりバトルとか?」

 

「んーまー大まかにはバトルのパートナーなんだけど、他にもいろいろなところで重要になってくるのがバトルパートナーだよ!」

 

いろいろとは?と聞きたい冬真だが、また先程みたいに内緒と言われたら理性が持ちそうにないので言わなかった

 

「あ、あとね…重要な話なんだけどさ…」

 

水城は変にモジモジしながら話をしてきた

 

「なに?なんか問題でもあった?」

 

「問題というか…その…」

 

冬真も気になるのかはやくはやくとせかす

水城はもう一度深呼吸をして

 

「これからは…一緒に暮らすことになるから…親にちゃんと伝えといてね?」

 

「…ん?聞き間違えかな?今さ一緒に暮らすとか言わなかった?」

 

「…うん…バトルパートナーはいつでもそばにいないといけないのがルールなの…だからこれからは学校が所有するマンションに2人で住むことになる…の」

 

それを聞いた冬真は、頭の中がオーバーヒートしていた

 

「じゃ、じゃーそうゆうことだから…またね?」

 

「え!あ、ちょっとま…って…」

 

冬真はやっと頭の中が働き出した。そして新たなる問題に直面した

 

「てか…女の子と一緒に暮らすなんて…親が絶対に許してくれねー!」

 

冬真は親をどう説得するのかで頭がいっぱいになっていた




どうもみなさん東雲颯です!
3話目は投稿が遅くなり申し訳ありません。
今回、新たなる友達との出会いもあり新たなる問題にも直面してしまいました。
次の話では、問題を解決できるのか?
そして、水城との生活はどうなるのか?
そしてそして、特待生としての運命とは?
次はまたバトルはありませんが、また平凡魔導士の下剋上を読んでいただけると嬉しいです!あと、冬真の一人称が僕だったり、俺だったりするのはあとあとストーリーで説明があるのでお楽しみに!
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