GIRLS und PANZER〜少年は戦車道になにを望むか〜   作:紅葉久

35 / 48
7.珈琲と紅茶、どっちが良い?

 

 スポーツとして行われる戦車道の試合は、とても礼儀正しく行われる。

 それは誰もが思う常識とも言えることだった。

 礼節のある、淑やかで慎ましく、凛々しい婦女子を育成することを目指した武芸ということから、非常に礼儀に厳しい。

 

 挨拶、これがとても大事なものとして戦車道は扱っている。

 

 ます試合を始める前、必ず主審の元に車長が集められ、そして車長の後方に出場戦車を配置し、各戦車の前に搭乗者を整列させる。

 これは試合後も同じである。ただ違うのは試合前にいた戦車がないことだが、それは撃破なり破損をした戦車を整備する為のやむ得ないことと認識してほしい。

 

 ともかく、試合前には挨拶をしなければならない。

 

 大洗と聖グロリアーナ、この二校の試合が始まろうとしていた。

 

 審判の待つ集合地点に先に集まった大洗チームから車長達が先に並ぶ。

 そしてすぐに聖グロリアーナの戦車達が到着した。

 大洗の保有戦車はIV号戦車D型、38t戦車B/C型、八九式中戦車甲型、Ⅲ号突撃砲F型、M3中戦車リーの五両編成。

 対して、大洗の向かいに並ぶ聖グロリアーナの戦車を見た車長達は、その車両達に目を大きくした。

 

 聖グロリアーナが保有する戦車はチャーチル歩兵戦車Mk.Ⅶ、マチルダ歩兵戦車Mk.Ⅲ及びMk.Ⅳ、そしてクルセイダー巡航戦車Mk.Ⅲである。

 聖グロリアーナ女学院では、主にチャーチルとマチルダを使用した強襲浸透戦術を使われる。クルセイダーはそれに加えた陽動や奇襲などで使われる。

 今回の五両編成での試合。間違いなくチャーチル一両とマチルダ四両で編成されていると大洗チームは予想していた。

 

 しかし現時点で、目の前に立ち並んだ戦車達を見た大洗チームは僅かに動揺していた。

 

 

「……流石に、これはマズイんじゃないか」

 

 

 みほの右隣にいたエルヴィンが小さく呟いた。

 

 

「百式先輩の言う通りなら……かなりマズイですよね?」

 

 

 そしてエルヴィンの更に右隣にいた梓も、同じように呟いていた。

 

 

「相手、やる気満々だねぇ〜」

 

 

 杏の話に全員が頷きたくなる表情だった。

 みほも、聖グロリアーナ側で並ぶ戦車を見て僅かに目を伏せる。

 真ん中にチャーチル歩兵戦車、そして両隣にマチルダが並び更に右端にもう一両のマチルダが並ぶ。

 

 しかし左端にはマチルダではなく――銀色の装甲が煌めいていた。

 

 クルセイダー巡航戦車Mk.Ⅲ。まさか本当に導入してくるとは、大洗は思いもしなかった。

 

 先日の作戦会議で、和麻の話していたことが本当になるとは思いたくなかった。

 

 

「あと五分で八時になります。両校、整列してください」

 

 

 そうして審判の声に、両校の車長が向き合って整列した。

 赤いタンクジャケットを着た聖グロリアーナの車長が五人並び、そして向かい合うように白と緑の制服に身を包んだ大洗の車両が並ぶ。

 八時になると同時に、審判からの合図と共に各校が挨拶をする。

 そして各校が指定された試合開始地点に移動し、試合が始まる。

 

 審判からの指示を待つ間、聖グロリアーナの一人の少女が口を開いた。

 

 

 

「貴女達が、大洗女子学園でお間違いないかしら?」

 

 

 

 凛とした、澄んだ声が響いた。落ち着きのある、綺麗な声色だった。

 その声を聞いて、その少女を見たみほは素直に思った。

 

 非常に綺麗な人だと。

 後ろで編んで纏めた綺麗な金色の髪に、蒼い瞳が印象的な人だった。

 外国人のような整った顔立ちがそれを更に引き立て、可憐と評するに値する容姿だった。

 とても日本人とは思えない。これで日本国籍で日本人なのだから不思議である。

 クォーターかハーフと思える美少女と言える容姿に、みほは素直に見惚れていた。

 

 

「初めまして。私は聖グロリアーナ女学院の戦車道隊長のダージリンと申しますわ」

 

 

 そしてその少女が“ダージリン”と名乗った瞬間――みほを含む車長全員が僅かに目を大きくした。

 

 この少女が“あの”ダージリンなのかと。

 

 和麻が聖グロリアーナで共に戦った仲間であり、そして中学からの友人である人間。

 最も聖グロリアーナで和麻との関わりが強い人間。つまりは、最も和麻に強い信頼を向けていた仲間。

 

 そんな驚く大洗の車長達を知る由もないダージリンが視線で大洗の車長五人を見渡す。

 そしてダージリンの前に立つみほを見つめて、彼女は微笑んで告げた。

 

 

「ところで……ひとつ良いかしら? 私達聖グロリアーナは、あなた達に訊かなければことがあるわ。是非、答えて頂けるかしら?」

 

 

 ダージリンが目を閉じる。

 そして目をそっと開けて、大洗に問うた。

 

 

「――百式和麻さんは、そちらに本当にいるのかしら?」

「ッ――⁉︎」

 

 

 その瞬間――みほの背筋が凍った。

 文字通り、戦慄した。その目から感じる迫力が段違いで違った。その目を見た途端、みほはその凄味に圧倒されていた。

 

 自身の姉のモノと同等の圧力。先程までの穏やかな表情を崩さず、僅かに細めたその視線に、みほは鳥肌が立つような気さえした。

 

 

「私達はその言葉を聞かされて、ここまで来たの。だから私達は問わなければならないわ」

 

 

 ダージリンがみほ達から視線を外し、彼女達の後方に並ぶ戦車等を見遣る。

 そしてまた、ダージリンがみほ達車長五人を見ると静かに告げた。

 

 

「貴女達が私達に向けて、あのお方の名前を出した意味……分かっていて?」

 

 

 強く灯る瞳に、みほはしっかりと理解していた。

 聖グロリアーナに対して、百式和麻の名を出した意味。

 まさしく宣戦布告である。一番出してはならない人間の名前を、大洗は出している。

 自分が同じ立場なら、きっと会いたいと思うだろう。

 色々なことを一人で背負い、そして勝手に消えてしまった大事な仲間に、会いたいと思うだろう。

 だからこそその名を出した意味を、みほは十分に理解していた。

 

 

「それが本当だというのなら、私達は貴女達に心の底から感謝を送ります。だけど、それが仮にも“嘘”だと言うのなら……私達は貴女達に果てのない怒りを向けることになりますわ」

 

 

 感謝する旨を伝え優しい笑みを見せた後、後半を告げるダージリンの顔が正反対に歪んだ。

 憎悪と嫌悪に歪んだ怒りの表情だった。しかし表情はお淑やかなはずなのに、目だけが告げていた。

 

 嘘なら――絶対に許さない。

 

 目が語っていた。

 思わず後ろに下がってしまいたくなる。それほどにダージリンという人間が発する威圧に、慄いていた。

 

 

「さぁ、答えてくださる?」

「さぁ? どうだろね〜?」

 

 

 しかしダージリンに、杏が恐れることなく流暢に答えていた。

 ダージリンが杏を見て、僅かに眉を寄せる。

 だが杏はそんなダージリンにいつも通りに、そして茶化すように笑っていた。

 

 

「百式和麻がいるかどうか、教える理由はこっちにはないんだよねぇ」

「……私を本気で怒らせたいのかしら?」

 

 

 はっきりとダージリンが嫌悪の声を発した。

 この時、杏を含む車長全員が同じ思いだった。

 

 こんな時でも、この人は揺るがないのかと。

 

 呆れを通り越して、感心さえしてしまう。

 

 杏の相手を煽る行為は全員の共通認識だが、まさか相手にまで同じことをするのかと。

 しかしそんな四人の心中を無視して、杏は続けた。

 

 

「別にぃ〜私達に答える理由がないってだけだよ〜」

「減らず口を……!」

 

 

 目を吊り上げたダージリンが僅かに声を大きくした。

 今にも大声をあげそうなのを我慢しているのが見て取れた。

 しかしその点は聖グロリアーナ女学院であるが為か、そこだけは押し留めたらしい。

 

 

「両校、静かに」

 

 

 審判が、静かに窘めた。

 ダージリンがハッとした顔で、目を伏せた。

 自身の行動を顧みて、ダージリンが自身を咎めた。

 そんなダージリンに、杏が小さく笑った。

 その顔を見た和麻が言うならば、その顔は間違いなく悪巧みを考える憎たらしい顔だと。

 

 

「ならこうしよう。私達に勝ったら、教えても良いよ」

 

 

 杏の言葉を聞いて、今度は聖グロリアーナの車長達が唖然としていた。

 ダージリンもその一人、そしてその車長達を代表して彼女が少し間を置いて訊いていた。

 

 

「……私達が負けると思っているの?」

 

 

 それは紛れもない自信だった。

 黒森峰ならばともかく、戦車道を始めて間もない学校のチームが自分達聖グロリアーナに勝てると思っていることに唖然としていた。

 

 

「さぁ? 勝負の世界は何が起こるか分からない。勝ちを確信してる人ほど、足元を掬われる。常識じゃん?」

 

 

 しかし一切の揺らぎも見せない杏に、ダージリンが真顔で彼女を見つめる。

 そこまでの自信がどこから湧いているのかとダージリンには純粋に疑問だった。

 本来なら問い詰めてでも聞き出したいところ、そして大洗中を隅々まで探して百式和麻を見つけ出したい。

 だがここで強行作に出たとしても、おそらくは百式和麻は出てこない。不思議とそんな気がダージリンにはした。

 

 ダージリンが目を閉じて、静かに黙する。

 

 

「……良いでしょう。その言葉、忘れることないように」

 

 

 その後、ダージリンが目を開くと、杏にハッキリと頷いた。

 杏が楽しそうな笑みを浮かべる。みほ達が肝を冷やしていることなど我関せずと言いたげに。

 ダージリンはそんな杏を真剣な表情で見つめていた。

 

 

「八時になりました。両校、これより現時点でいる選手の増員は認められません。よろしいですか?」

 

 

 審判の声に、両校の車長が頷いた。

 それを確認して、主審が頷くと――大きく宣言した。

 

 

「それではこれより、聖グロリアーナ女学院対大洗女子学園の試合を始める。一同……礼ッ!」

『よろしくお願いします!』

「それでは両校、試合開始地点まで移動してください」

 

 

 そして礼を見届けた主審が両校へ告げる。

 両校の車長が戦車に戻ろうとしたところで、ダージリンが最後に言い残した。

 

 

「私達はどんな相手にも全力を尽くしますわ。サンダースやプラウダみたいに下品な戦い方は致しませんわ。騎士道精神でお互い……頑張りましょう?」

 

 

 そう言い残して、ダージリンは立ち去っていった。それに続いて、残りの車長達が去って行く。

 それを見届けて、みほ達も揃って自陣の戦車へと向かった。

 

 

「百式の言う通りになったな……こうなると話が変わってくる」

「あれ良いんですか? 先輩の頼まれた話と全然違うんですけど……」

「流石に私もあの空気じゃ言えなかった……」

「西住さんは悪くない。あれは私も無理だ」

「百式先輩と同じくらいあの隊長さん、すごく怖かったです」

「かずくん、本気で怒るともっと怖いよ」

 

 

 戦車に戻る最中、エルヴィンがボヤいた。

 エルヴィンの呟きに、みほが頷く。

 同じように梓も、不安そうに頷いていた。

 

 

「こう来なくっちゃ、面白くないじゃん?」

 

 

 たが杏の呑気な発言に、三人が頭を抱えたくなった。

 間違いなく、聖グロリアーナは潰しに来る。

 そのことを分かっていてそう話す杏は、どうしようもなく一線を超えている。

 もし和麻なら杏の頭に拳骨のひとつでも落としただろう。

 

 作戦会議の時にした和麻との約束を、こうも極端に守る杏に全員が呆れて溜息を吐いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 戦車の上で各校の戦車が試合開始地点に向かうのを眺めていた。

 待ちに待った試合、それも弟分が育てたチームが戦うというのだから楽しみで仕方ない。

 蝶野亜美は朗らかな笑みで、丘の上から見える設置モニターと会場を見渡した。

 

 

「……蝶野さん」

 

 

 ふと、声を掛けられた。

 その声に亜美が振り返ると、そこにいた顔に嬉しそうに微笑んだ。

 

 

「和麻くん、こっちに来たの?」

 

 

 和麻がこの場にいることに、亜美は少しだけ驚いた顔を見せた。

 

 

「えぇ、大洗の方にいると聖グロのメンバーが来そうですから」

「……まだ会ってなかったの?」

 

 

 亜美の怪訝な表情に、和麻が困った表情を作る。

 亜美に隣を指差された和麻が、彼女の隣に座る。

 そして亜美から向けられた言葉に、和麻は言いづらそうに答えた。

 

 

「えぇ、まだ会ってません。色々と理由はありますが」

「そうなの? 訊いても良いかしら?」

 

 

 和麻の返事に疑問を抱いた亜美が素直に訊く。

 和麻はそれに頷いて、恥ずかしそうに答えた。

 

 

「ようやく俺もあの人達に会う決心がついて大丈夫と思ってるんですが。それでも少し緊張しまして……少しだけ待ってもらってるんです」

「それ、聖グロの人達知ってるの?」

「えぇ、あらかじめ伝えるように頼んでいます。試合が終わったら、俺は貴女達に会いますって」

 

 

 亜美がその話に嬉しそうに表情を緩めた。

 隣に座る和麻の肩を叩くように掴むと、そのまま頭を雑に撫でた。

 

 

「そう! なら聖グロの子達も試合が早く終わるように頑張って戦うでしょうね! 貴方に会いたがってるわ!」

「なら良いんですけど……本当に会って良いのか不安になるんです」

「そんなこと言うんじゃないの。胸を張って会いに行きなさい」

 

 

 額に皺を寄せる和麻に、亜美が和かに話す。

 和麻もまさか杏が勝手に話をややこしくしているとは、夢にも思っていないだろう。

 和麻は亜美に頷くと、亜美に訊いていた。

 

 

「きっと怒られるんですかね?」

「えぇ、怒るわ」

「殴られるかもしれないですよね?」

「私なら、一発キツイのをお見舞いするわ」

「……そりゃ、こわい」

 

 

 和麻が苦笑いする。

 どこか肩の重荷が落ちたような和麻の表情に、亜美が目尻を下げた。

 前に会った時の重苦しく、そして歪んだ表情ではなく、今は色々なモノが落ちた子供のような表情。

 そんな和麻が、亜美にはようやく自分の記憶に近づいた顔になったと思った。

 まだ肩に力が入っているようだが、きっと聖グロリアーナの子達に会えば変わるのだろう。

 色々なモノを取り戻そうとしている和麻が弟のように愛おしく、亜美は素直に嬉しかった。

 

 

「じゃあ私と一緒に試合見る?」

「えぇ、ご一緒させてください」

「なら飲み物なにかいるかしら? 珈琲と紅茶、どっちが良い?」

 

 

 亜美が茶化すように和麻に訊く。

 和麻は呆気に取られたが、苦笑して答えた。

 

 

「珈琲でお願いします。俺はまだ紅茶を飲めない」

 

 

 首を横に振って、和麻が珈琲を選んだ。

 

――自分が紅茶を飲むなら、あの人達とでなければ

 

 和麻はそう思い、亜美に言った。

 亜美もその意図が分かったのだろう。戦車の中から亜美が缶珈琲を和麻に放った。

 

 

「紅茶、美味しいのが飲めると良いわね」

「えぇ、そうなると良いです」

 

 

 缶珈琲のプルを開けて、和麻はそう呟くように言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 気づけば、試合開始地点に到着した。

 後は試合が始まるのを待つだけだった。

 

 

「アッサム、久々の大仕事。頼んだわよ」

 

 

 試合開始の空砲の合図が鳴るまでの間、ダージリンがアッサムに車内無線でそう語る。

 そうすると無線の向こう側から、アッサムの声が響いた。

 

 

『勿論、一年ばかりのブランクですが、問題ありません。試運転は既に終わらせています』

「そう? 向こうはやる気満々だったわ、貴女も一泡吹かせられるかもしれないわよ?」

 

 

 思いもしてない軽口をダージリンが叩く。

 アッサムのお淑やかな笑い声がダージリンの耳に届いていた。

 

 

『仮に本当に百式様が居て、あちら全員の操縦手が百式流を使えると思って強気になるのは良いですが……』

 

 

 アッサムの声が止まる。

 ダージリンはその時、分かった。

 珍しく、アッサムが怒っている。ローズヒップを嗜めるような怒りではなく、本気で怒っている声だと。

 

 

『百式流の“一端”を使える人間が貴女達だけではないことを、忘れないで頂きますわ』

 

 

 間を置いて、アッサムが告げた。

 そして次に出てきた台詞に、ダージリンは思わず笑みを浮かべた。

 

 

『あの方の言葉を借りるなら――やることをやってテンションを上げてみせますわ』

 

 

 そこまで言われて、ダージリンは我慢出来なかった。

 口に手を添えて、ダージリンがお淑やかにお腹を抑えて笑う。

 そして一通り笑うと、ダージリンは穏やかな声色で言った。

 これから戦う仲間に、そして今から駆ける白銀の馬に乗る乗り手に向けて――一言告げた。

 

 

「アッサム、期待してるわ」

『えぇ、期待してください』

 

 

 それを最後に、アッサムが通信を遮断した。

 ダージリンか無線機を元の位置に戻す。

 準備は全て済ませた。

 勝つための作戦は考えている。

 勝つ以外に、選択肢はない。

 騎士道精神で、優雅に、勝ちを掴み取る。

 それが聖グロリアーナの戦い方なのだと、あの方に見せる為に。

 

 

「和麻さん、隠れていても私達は必ず貴方を引きずり出すわ」

 

 

 ダージリンが呟く言葉、それをオレンジペコはどこか不安そうに見つめていた。




読了、ありがとうございます。
今回も短めです。

ようやく大洗と聖グロが会いました。
この試合、色々と起きるかも?
大洗は、アニメ本編では違う戦力で挑み、
聖グロではあのお方が本気を出します。

和麻の出番は試合が終わるまでお休みです。
これから先しばらくはたまに出てくる程度の扱いになります。

試合の表現は、ガチガチで行くか緩く行くか検討中です。
真剣にガチガチで書いたら話数がかなり多くなる自信がありますので……

感想、批評、評価はお気軽に。
頂ければ、作者は頑張れます。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。