でも、内容が いきなりアレです(笑)。
もしかしてR15ぶっ飛ばしてR18?
「フィーグ、もう朝だよ?
早く用意しないと、またミネアが煩いから、早く起きよ?」
「う…もう少し、休まして…」
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スタンシアラで天空の兜を入手した翌日。
前日、芸の披露の際、すっかりとスタンシアラ公に気に入られた俺達は その夜、宴に招かれただけでなく、王の計らいで、場内にて宛てがわれた部屋で、各々が一夜を過ごした。
因みに俺とマーニャさん以外は個室、俺達は…まぁ、そういう訳だ。
王が頼んでもないのに、勝手に気を利かせてくれたのだ。
心の底から ありがとう。
…となると、折角の御好意に甘えるのは当然な訳で、必然的に吸った揉んだな事もあり、後から この、かーなーり大変な事になっているベッドシートの後片付けをするであろう、顔も名前も知らないメイドさんに、心の中でゴメンナサイと思いながら、冒頭の会話に繋がる。
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「姉さん達、遅いわよ!」
「ゴメンゴメン、コイツが起きなくてさ!
全部、コイツが悪い!」
謁見の間の手前の控え室、既に皆が集まっている中、限界まで絞り穫られ、恐らくは窶れ果てた顔をしてるであろう俺を差し出し、『私は悪くない』と言い張る、凄く艶っぽい顔のお姉さん。
ぶっちゃけ、マーニャさんが もう少しだけ、スタミナを残していてくれたら、幾分は早く起きる事が出来たと思う。
旦那が憐れみと、微笑ましさを合わせた様な目で俺を見る。
自分と重ね、察してくれた様だ。
そして、姫さんとクリフト以外は、ジト目で俺達を見る。
姫さんは何があったか解らないと、きょとんとした顔で周囲に『?(クエスチョンマーク)』を撒き散らし、クリフトは何を妄想したか、鼻を押さえて身を屈めている。
皆が揃った時点で、城を発つ前に国王に挨拶し、港へ。
モブ船員達が「自分達も宴に参加したかったっす!」とか言ってるがスルーして、出航の準備。
次に目指すはスタンシアラから見て西側に位置する国、メダリア。
原作(ゲーム)で言えば、メダル王の城がある地域だ。
メインの目的は当然、恐らくは国内の何処に隠されているだろう、天空の鎧の入手だが、順調に船旅を進めた場合、到着予定の少し後に、この国の王都で大きな大衆イベントが3つほど立て続けにあり、これを見たい、または参加したいと、マーニャさん、姫さん、そして旦那がノリノリなのだ。
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海の上、デッキで時事通信を読んでみると、ミントスの武器屋がリニューアルしたという記事が。
この記事に、ライアンが喰い付く。
結局、メダリアに着いたら、皆でキメラの翼を使って行ってみようという事になった。
航海は特に大きなトラブルも無く、予定通りにメダリア港に到着。
王都の宿屋に皆がチェックインして、その日は皆がそれぞれ、街をぶらぶらと店の品揃えのチェックをしながら歩き回った。
「ねー、変と思わない?
こ~んな大きな街に、カジノが1軒も無いなんてさー!?」
「はいはい、酒場は沢山あるから、それで我慢しよーねー?」
「う~!」
…で、俺は今、まだ日が高いにも拘わらず、街の酒場で大きな子供の酔っ払いな お姉さんの御機嫌を取っている。
「姉さ~ん、フィーグさ~ん!」
そこにミネアさんとソロがやってきた。
その時、
ガタッ!!
「小僧、その鎧、何処で手に入れた!?」
「ええっ!?」
カウンターで酒を飲んでいた、ガタイの良い、見た目30代半ばから40代前半な戦士風の男がソロに詰め寄った。
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「成る程…俄には信じられんが…嘘としては事情を知り過ぎている…」
このブランクと名乗る強面男の893の如くな迫力ある問い詰めに、あわわ状態で何も言えないソロの代わりに、俺が割って入り、アネイルでの戦士リバストとの やりとりを話すと、最初は疑うも、当事者でしか知らない筈の話も知っていた為、此方の主張を信じて貰った。
戦士ブランク…嘗てアネイルの魔物襲撃事件にて、魔物を撃退した戦士リバストの仲間の1人。
そして、力尽きたリバストを看取り、彼の最後の言葉に従い、リバストの着ていた天空の鎧を何処かに封印した者の1人である。
「いや、すまなかったな、てっきりアンタ等が、あの教会から鎧を盗んだと思ってな…
よく考えてみたら、そんなだったら直ぐ、時事通の記事になるわな。」
謝りながら、酒を飲むブランク。
「う~、ごめんですんだら、けーびへーはいらねーんらずぉ?
わるいとおもうなら、ここのだいきん、ぜんぶはらえ~!
…って、なんら、みねあ、どこにつれてゆくきらぁ?」
酔っ払いな お姉さんが絡んで収集が付かなくなってきたので、妹さんの手によって、強制退場して貰いました。
「ブランク、天空の鎧のある場所を教えて貰えないか?」
最初はソロの鎧に目を付けられての言い掛かり…しかし結果、この街の目的の1つである、探していたリバストの仲間に すんなりと会う事が出来た。
本当は、酒場等で情報を集めるつもりだったが、正直、手間が省けた。
この縁を逃す心算は無い俺は、この時とばかりに、ストレートに聞いてみた。
「ふむ…教えてやっても良いが、実は その場所はな、俺達も実際に その場に足を運んで知ったのだが、超強力な魔物が潜んでいる、危険な所だ。
嘗てはリバストと同行し、それなりに腕に覚えのある、俺達が全然、歯が立たないくらいのな。
そんな危険な場所を無責任に教える訳にはいかん。
そうだな…今度、開催される格闘トーナメントに出場してみろ。
優勝しろ…とは言わんが、其処で実力を示し、俺を納得させてみろ。
そうすれば、天空の鎧が封印されている場所を教えてやる。」
「よし、分かった。
ソロ…お前も出ろな。」
「…はい。
いきなりアリーナさんと当たって、瞬殺されない様に祈りますよ…。」
実は姫さんにとって、メダリアでの最大の関心事は其れで、今頃は爺さんの制止を無視して、運営サイドに選手登録を済ませている頃だろう。
彼女が ああいったイベントに出場する…イコール、サントハイムの生き残りの存在が いよいよ世界レベルで公になると云う事だが、決して悪い事ではないだろう。
魔族に対しては、既に勇者ソロが生きているのがバレてる筈、今更、姫さんも生きてましたでも、大して変わらない。
その夜、宿屋の食事処で、昼間の酒場での出来事を話すと
「え?ソロとも闘えるかも知れないのね!
凄く楽しみになってきたわ!
ねぇ、ついでだから、フィーグやライアンも出ましょうよ!」
「いや~、俺は ちょっと…」
「ふむ、儂は遠慮しとくよ。」
…と、目を輝かせ、更には勝手に俺等を巻き込もうとした お嬢さんが居ましたとさ。
次回はミントスの買い物回の予定。
感想よろしくです。