でもVRAINSも観たいしなー
という訳で40話です。
あれはドラゴン族ですか?いいえ、あれは雷族です。
あのハゲ校長、結局三幻魔くれなかったな。
いい機会だからついでに【おジャマグリーン】を押し付けようとしたのに。
【おジャマグリーン】をあのまま、三幻魔と共に封印すればよかったか。
だけど、どうせすぐにデッキに帰って来てるんだろうしなー
【おジャマグリーン】が3積みじゃないだけましか。
これからも【おジャマグリーン】の呪いからは解かれられないのだろう。
まあそんな話は置いといて・・・帰って来たぞ我が家に!
「私は帰って来た!」
「うるせえぞ!新堂のガキ!・・・・・・・・お帰り!」
大声で叫んだから隣の家のおっちゃんに怒られた。
俺が大声出すたびに怒られるんだよな~
言葉使いは悪いけどなんだかんだ優しいツンデレおっちゃんなんだけどね・・・・たまに饅頭くれる。
そんなおっちゃんに饅頭を貰った俺はそれを食べながら近所のカードショップに来ていた。
俺がデュエルで勝って【ワイバーンの戦士】をゲットしたカードショップだ。
「さあ、参加した、参加した!俺様に勝ったら好きなカードをやるぞー!」
・・・・・あれっ?既視感かな?なんか、前にもこんなことあったような。
というかちょっと待て、俺が店内に入った瞬間声出し始めたぞ、あのオッサン。
俺を見ながらずっと言ってくるんだけど・・ちょっ!顔近い
参加したがっている人達を全部無視してんだけど
オッサンの後ろに何人かいるぞ~だから俺が何も言ってないのに「そうか、参加するか、じゃあ始めようか」とか言わないで!
「さあ始まりましたショップデュエル!司会、解説は天才デュエリスト根尾 滝典が行います」
自分で天才とか言ってたら世話ないよね!?。それに、司会と解説を1人で行うのかよ!
彼、根尾滝典君が俺が負けまくっている小学生デュエリストだ。もうホントめちゃくちゃ強い。全然子供っぽくないし。
急な展開についていけていない俺とは別に何故か観客たちは俺とオッサンを囲み始めた。
「デュエルディスクを奪われ、カードも奪われ、一時期ショップを閉鎖しこの日の為に修行してきた雷デッキを操るデュエリストォー・・・店長ー!」
なんだ、そのかけ声、前、戦った時そんなのなかったじゃん。みんな盛り上がってるし。
「対するは悪逆非道、店長に黒星をつけた唯一の1人
口癖は俺の【ビック・シールド・ガードナー】が火を吹くぜー、それにお前よくそんなデッキで回るな~新堂ゥー英知ィー」
ちょっと待て俺、そんな口癖知らない。大きな盾で守っている戦士なのにどこから火を吹くの!?
確かに【ビッグ・シールド・ガードナー】を俺は持っているけど火を吹いたことなんてないぞ!
後、悪逆非道ってなんだ【ワイバーンの戦士】は正当な対価だぞ!
観客もブーイングやめろ!お前ら息合いすぎだろ!練習したのか?
「さあ、それでは両者の準備が出来たようなので始めたいと思います」
「「デュエル!」エル」
「先行は貰ったぞ、小僧!俺様のターンドロー」
「俺様は、【封印の黄金櫃】を発動!」
【封印の黄金櫃】
(1):デッキからカード1枚を選んで除外する。
このカードの発動後2回目の自分スタンバイフェイズに、この効果で除外したカードを手札に加える。
「一体何を?」
「ふっふっふ、直ぐにわかる」
「俺様は【封印の黄金櫃】によって除外された【雷電龍-サンダー・ドラゴン】の効果発動!」
【雷電龍-サンダー・ドラゴン】
闇属性 ☆5 雷族
攻撃力1600
守備力1500
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」1体を手札に加える。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「雷電龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」カード1枚を手札に加える。
「俺様が加えるのは【雷鳥龍-サンダー・ドラゴン】」
「【雷鳥龍-サンダー・ドラゴン】の効果発動!」
【雷鳥龍-サンダー・ドラゴン】
光属性 ☆6 雷族
攻撃力1800
守備力2200
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
自分の墓地のモンスター及び除外されている自分のモンスターの中から、「雷鳥龍-サンダー・ドラゴン」以外の「サンダー・ドラゴン」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
(2):このカードが除外された場合またはフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の手札を任意の数だけデッキに戻してシャッフルする。
その後、自分はデッキに戻した数だけデッキからドローする。
「俺様は除外された【雷電龍-サンダー・ドラゴン】を特殊召喚する。」
雷を帯びた龍がショップ内に召喚された。しかし、その龍は雄叫びを上げたかと思うと黒い雲を残して消えてしまう。
「俺様は【雷電龍-サンダー・ドラゴン】をリリースして融合召喚!!」
「雷から出でたる龍よ悪しき者に怒りの雷撃を!融合召喚【超雷龍-サンダー・ドラゴン】」
【超雷龍-サンダー・ドラゴン】
闇属性 ☆8 雷族 融合
攻撃力2600
守備力2400
「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。
黒い雲から現れたのは体に雷のマークが入った黒いドラゴンだった。雷を纏いながらこちらを憎悪の眼差しで睨んでくる。
俺、悪しき者じゃないよー
井戸に隠れているスライムもこんな気持ちだったのだろう。
ソリッドビィジョンって分かっていても怖いんだもの。
「これでターンエンドだ」
とりあえず最強カード
【超雷龍-サンダー・ドラゴン】
闇属性 ☆8 雷族 融合
攻撃力2600
守備力2400
「サンダー・ドラゴン」+雷族モンスター
このカードは融合召喚及び以下の方法でのみ特殊召喚できる。
●雷族モンスターの効果が手札で発動したターン、融合モンスター以外の自分フィールドの雷族の効果モンスター1体をリリースした場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手はドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事ができない。
(2):このカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の雷族モンスター1体を除外できる。
【封印の黄金櫃】1枚で召喚出来ちゃうから強い。
融合ってなんなんだよ・・・・
一体で融合って・・・
ドラゴンなのに鳥獣族っぽいのもいるし
ドラゴン族ではなく全員雷族だし、サンダー・ドラゴンって不思議な生態だよね。