モン○ンとかモン○トとかも落ち着いたので完全見切り発車で思いついたのを書きたいと思います。
前作、前々作同様国語力の低い分になりますので誤字脱字の指摘、日本語の訂正などお願いいたします。
感想は見ます。全て見ます。返せるとは言ってません(¬_¬)
『(______くん、好き)』
『(チッ…あいつ死なねーかな)』
ああ、今日もか。
毎日周りから聞こえてくる人の声。正確には人の”心の”声だ。
物心ついた時にはすでに聞こえていた”それ”は子どもながらに人に話してはいけないモノだと理解できた。
自惚れではないつもりだけど、こんな”
人の喜怒哀楽といった全ての感情が触れていなくても聞こえてしまい、直接触れれば否応なしに深層意識にある本人も思い出しにくい記憶まで聞こえてしまうこの能力はオンオフ出来ないという欠陥付きでもあった。
「(ホントに、困った能力だよ)」
今は昼食の時間。全寮制のこの学校は昼食を除いた朝夕は食堂で食べるが、昼食は各自好きなものを好きな人と食べるといったスタイルだ。
進学した当初こそ何人かの女子のクラスメイトが誘ってくれたが能力で否応なしに誘われる本当の目的が聞こえてしまうので嫌になり全て断っているうちに1人、また1人と誘わなくなっていった。
寂しくないと言えば嘘になるが、打算含めての付き合いは出来る気がしない。
あゝ、そういえば自己紹介を忘れていたな。
私は佐熊詩姫(サクマ・シキ)、しがない15のこの春中3を迎えるうら若き女子だ。
メタいとか言わないでほしい。
_________________そして時は巡り季節は夏
「……………この結果は良かったと言うべきだな」
私の前には四角形の紙。大きくAと書かれたその紙はインフィニット・ストラトス、通称”IS”と呼ばれる世界最強の”兵器”の適性値を示すものだ。
約10年前に起きた全世界の軍事ミサイルが一斉に日本に向けて発射されたところを颯爽と登場した人型のロボのようなモノが剣で斬り、ビームでなぎ払い一発も日本へ落とさないという奇跡を成し遂げ、その後奇跡を成し遂げた正体不明のISを捕まえようと領海領空を無視してやって来た世界各国の軍隊を
不殺で鎮圧したその時から今に至るまで対抗馬が全く出てこないほどの完全無欠最強無敵なものであった。
まあ、生物学上の女(性転換手術は×)しか乗れなかったりISをISたらしめるISコアの製作者の気まぐれなのか総数が467しかなかったりと欠陥だるけではあるがそれからたった10年で世界は女尊男卑に息つく間もなく移り変わった。この時ほど自分の性別が女で良かったと思ったことはなかった。
ガラガラガラ、と進路指導室のドアが開く。
「佐熊さん、進路は決まったかしら?」
「ええ先生。私は______________IS学園に行きます」
この決断が間違いだったと後悔するのはIS学園に入学して割とすぐのことなのだが……それはまだもう少し先の話。
この時の私はまた3年家に帰らなくても済むという悲しみの混ざった安堵感に浸っていた。